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社会 2019年02月21日 06時00分
森永卓郎の「経済“千夜一夜"物語」 ★トリコロールのハゲタカ
2月1日に日欧EPA(経済連携協定)が発効した。TPPのときのような国会の混乱もなく、メディアも「輸入ワインやチーズが安くなりました」と、呑気な消費者目線の報道に終始している。確かに、EPAによって日本から欧州に輸出される自動車の関税が、発効前の10%から段階的に0%まで引き下げられる。一方で、日本が輸入する農産物の多くの関税も撤廃される。つまり、自動車を中心とする輸出産業を有利に導くために農業を犠牲にするという構造は、TPPとまったく同じ。現に農水省は日欧EPAによって1100億円もの経済損失が日本の農業に及ぼされるとしている。 損失は、それだけではない。もっと恐ろしい事態が待ち受けている。まだ合意に至っていないが、日欧EPAは投資の自由化も含んでいる。投資の自由化が発効すると、EUのゼネコンに日本の公共事業の参加権を与えなくてはならなくなる。EUのゼネコンがわざわざ日本に来るはずがない、と思われるかもしれない。しかし、すでに来ているのだ。 伊丹空港と関西空港の運営権は売却され、オリックスとヴァンシ・エアポートの共同運営になっているが、このヴァンシ・エアポートという会社は、フランスのゼネコングループの一員だ。彼らの運営の下、伊丹空港は美しく改装された。しかし、庶民的な食堂は姿を消し、手荷物受取所の集約で、乗客は長い距離を歩く羽目になり、空港の客待ちタクシーから1回300円を徴収するようにしたため、タクシーまで集まらなくなった。 考えてみれば、カルロスゴーン容疑者が逮捕された事件も、きっかけはルノーが持ち株会社を設立することで、日産と三菱自動車の経営を強く支配しようとしたことだった。 フランスの国旗・トリコロールは、自由、平等、友愛の象徴で、英米の金融資本主義とは一線を画してきた。しかしそのフランスが、ここにきてハゲタカに変貌しつつある。悪名高い民営水道事業者の中でも、世界最大の規模を誇るのは、フランスのヴェオリア・エンバイロメントだ。日欧EPAが本格運用されるようになると、そうした欧州のハゲタカが日本を一斉に襲ってくるようになるだろう。 不思議なのは、その事態に対する日本政府のスタンスだ。投資の自由化に関するEUとの交渉がこう着状態になっているのは、企業が進出先の政府を訴えることのできるISD条項の導入を主張している日本政府に対して、EU側は進出企業による国家ルールへの干渉を懸念して、政府側が裁判官を選任する常設の「投資裁判所」制度を提案して対立しているからだ。つまり日本政府のほうが、ハゲタカ寄りの制度を提案しているのだ。 さらに最近の安倍政権は、海外からゼネコンがやってきたときに便利なように、入管法改正で外国人単純労働者の利用を可能にしたり、水道法改正で水道事業の民営化を可能にしたり、「ハゲタカさんいらっしゃい」政策を強力に推し進めている。 米国のハゲタカは不良債権処理から生まれた獲物で腹を満たし、帰国した。しかし、今度はトリコロールのハゲタカだ。もしかしてこちらの方が恐ろしいかもしれない。彼らはしっかり食いつき、血を吸い続けるドラキュラタイプだからだ。
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その他 2019年02月20日 23時00分
“午前中決勝”の五輪競泳が視聴率確保のため『池江ドキュメント』制作に全力投球!
病と闘う競泳の池江璃花子。東京五輪に向け、その露出度はむしろ増えるかもしれない。 「桜田五輪相の失言もあり、各メディア、池江に関するニュースの扱いは、より慎重になりました」(スポーツ協会詰め記者) 他の日本競泳陣の奮闘が期待される。残された彼らにもエールを送る方法として急浮上してきたのが、テレビCMやオリンピック報道の見直し案だ。 「オリンピックの代表選手を応援するテレビCMがオンエアされています。池江は代表的な存在でしたから、オリンピックの協賛企業の中には彼女1人を起用したものもありました。現在、池江を起用したテレビCMは続行の方向です。病気と戦う彼女へのエールもありますが、他に目ぼしい人材が見当たらないのでしょう」(スポーツ紙記者) 今後、日本のオリンピック代表選手を起用した協賛企業のテレビCMは、もっと増えていく。その後発のテレビCMにおいても、あえて池江の映像を使いたいとする声もあるという。もちろん、彼女へのエールが含まれるが、彼女の元気な様子を流すことで、日本の競泳陣への応援にもなると見ているようだ。 「競泳はアメリカのテレビのゴールデンタイムに合わせるのと同時に、猛暑対策で午前中の早い時間帯にスタートされます」(同・記者) 朝の情報番組、ワイドショーの時間帯が競泳陣のスタート時間となる。 「時間帯が朝になったため、各メディアとも、日本国内のテレビ視聴率を心配しています。一般のビジネスマンは通勤時間か、勤務が始まるころになります。夏休みの学生以外はテレビにかじりつくということはできません」(同) 競泳をはじめとする五輪競技にもっと感心を持ってもらうため、「池江のこれまでの功績を讃える内容で、ドキュメンタリーを制作したら?」の声も出始めた。もっとも、例の失言大臣の件もあるので、各局とも慎重に検討しているそうだが…。 東京五輪は野球、陸上など人気競技の観戦チケットが高額に設定されている。競泳もその1つだ。エールと回復祈願で、露出度は増えていきそうだ。
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芸能 2019年02月20日 23時00分
荒川良々、16歳年下彼女と破局 実はモテモテ・リア充なプライベート?
個性派俳優で知られる荒川良々が交際中の舞台女優、皆本麻帆と破局したと『週刊女性』(主婦と生活社)が報じている。2人の交際が報じられたのは2015年のこと。皆本が16歳年下の美女ということでも注目を集め、すでに同棲中で結婚も視野に入れているのではないかと囁かれていた。しかし、報道によると、2人は昨年の秋ごろに破局。結婚を視野に入れている皆本と、結婚について煮え切らない荒川の間に溝ができたことが原因だそうだ。 しかし、ひっそりと交際を続けていたせいか、破局報道で2人の交際を知った人も多く、ネット上では「あんなにかわいい年下彼女いたんだ」「既婚者かと思ってた」との声が。あまり私生活が見えない俳優だけに、改めて驚いた人も多かったようだ。 「荒川さんは、ドラマではお人よしでおどおどしたような役柄を演じることが多いですが、実際に会うと背が高くて、おしゃれな人なんですよ。プライベートはハキハキとしているので、そのギャップもいいのかもしれませんね。礼儀正しくスタッフへの気遣いもできるので、現場では『かっこいい』という女性スタッフも少なくはありません。実際、皆本さんとの交際が報道される前にも、恋愛の噂はいくつかありました」(芸能記者) さらに、荒川にはこんな“モテ要素”まで備わっているという。 「役柄からは想像できないかもしれませんが、実はDJとしても活躍をしているんです。若い頃にレゲェにハマり、20歳の頃には海外の音楽に触れたいとNYに単身渡ったこともあるんだとか。現地ではクラブに通って、そこで彼女まで作ったというからさすがですね。ちなみに、DJの腕前も評価されていて、大阪で毎年開催されている『こんがりおんがく祭』への出演歴もあります。実際に参加した人からは、『盛り上がった』などの声があり、荒川さん目当てで訪れた人も少なくはありません」(前出・同) 交際中は2人の目撃情報も多く、その堂々とした態度も女性を惹きつける魅力の一つだったのかもしれない。とはいえ、今回は縁がなかったということだろう。皆本の公式twitterでは、出演中のミュージカル「イヴ・サンローラン」についての投稿が続くものの、報道についての言及はなし。仕事に打ち込む時期ということだろうか。
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芸能 2019年02月20日 22時30分
ZOZO前澤社長に何の恨みが? 坂上忍の異常なバッシングに視聴者から批判殺到
19日に放送された『バイキング』(フジテレビ系)の中で「ZOZO離れ深刻化、前澤社長改革の功罪」という特集が組まれた。 番組では、ファッション通販サイトZOZOTOWNに出店していた有名ブランドが次々と撤退し株価が急落した旨や、ZOZOの新サービスが有名ブランド撤退を加速させる結果になったことを紹介した。 この特集の中で、番組司会の坂上忍は終始前澤社長を批判するようなトーン。コメンテーターも便乗して痛烈な批判を展開した。 中でも「(前澤社長の交際相手とされる)剛力彩芽が株式会社ZOZOの面接に参加した」という内容に入ると、坂上がヒートアップ。同社広報はこの報道を完全否定しており真偽は不明だが、坂上の批判は止まらなかった。「本業よりも違ったところであまりにも影響力を及ぼしすぎて、これハリウッドのセレブとかが私生活も含めてオープンにして成功者!というふうに見せるじゃないですか。そういう思想がおありになったんですか?この人たちは」と煽るような発言を繰り返した。 このコメントを受けてタレントのYOUが「40代の若い方たちがグーンと成長してる最中で、過渡期なんでここで大人が『ピンチ』とか言ってると恥ずかしい結果になる気がする…」と発言。「ZOZOが?」と聞き返す坂上に「うちらが」と、坂上の過激な批判をいさめた。 坂上は「批判してるわけじゃなくって、でも結果として株価が3分の1になるってことは大きなことだから」と自らをフォロー。「それでもYOUさんが言ってるように株価が急上昇する可能性もあるんだから、しばらくは大人しくしてたほうがいいですよね?」とサンドウィッチマン冨澤に振り「そりゃそうですよ」と返答させて笑いを取り、その場を収めた。 この放送内容を受け、ネットでは前澤社長ではなく坂上に対する批判が殺到。「調子乗ってるように見える経営者が下手こいたからみんなで嘲笑している姿はクズだな」「気持ちよくZOZO叩いてたのにYOUが逆説唱えたら露骨に不機嫌になる坂上。そして自分にとって楽しいことを言ってくれそうな冨澤にパス」「自分の意見と違うからってYOUさんにキレ気味につっかかる司会者。ほんと見苦しい」などと批判が集中した。 最近の前澤氏には批判が集まりがちだが、坂上の言動はそれを上回っていたようだ。
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社会 2019年02月20日 22時10分
中国が「北極海」や「マリアナ海溝」でしているトンデモナイこと
ミクロネシアの北西部に広がるマリアナ諸島は、北から南へ800キロの海域に15の島々から成る。グアム、サイパン、テニヤンが含まれ、南西端がヤップ島だ。列島の東には世界一深いとされるマリアナ海溝(1万1902メートル)があるが、中国はここで、深海探査を目的として「探索一号」という深海探査観測船を投入し、ヤップ島に基地を置いている。 米国議会超党派のシンクタンク『戦略国際問題研究所』は、「探索一号」の目的について「海洋探査は名目にすぎず、目的は潜水艦の航路調査、海中発射ミサイルの可能性調査などを行っている可能性が高い」とする警告を出した。 軍事専門家の中には南シナ海に造成した軍事基地との連携で、マリアナ海溝に潜行する潜水艦が台湾攻撃の際に使用されるだろうとも分析している。 一方、北極海では、中国の北極科学調査隊が「長期観測基地」を建設し、着々と地歩を固めている。 「中国国務院新聞弁公室・外交部が昨年1月26日に発表した中国初の『北極政策白書』は、自国の海洋覇権の野望が北極海航路にまで及んでいることを隠すことなくハッキリ述べています。昨年の党大会で党規約に盛り込まれた一帯一路戦略の中には、すでに『北極シルクロード』の創設構想も含まれており、この白書発表によって、具体的なプロジェクトがいよいよ始動すると見られているのです」(中国ウオッチャー) 北極シルクロード構想とは、北極海沿岸国家でもない中国が極地国家を名乗り、北極海における覇権を確立しようとするものだ。その究極の狙いは何なのか。 「臆面もなく科学研究および環境保護への貢献を筆頭に挙げていますが、本当の狙いは軍事と資源であることは明白です。一帯一路戦略自体が、そもそも軍事戦略的な意味合いが強いことを考えれば『北極シルクロード戦略』と名付けた時点で、”頭隠して尻隠さず”ですよ」(同・ウオッチャー) 北極海の資源は、石油埋蔵量は900億ガロン、液体天然ガス埋蔵量は440億ガロン、世界の4分の1の石炭埋蔵量がある。 そして中国は北海道を「32番目の省に」と、北極海航路のハブの一つにしようと企んでいる。北海道の土地が近年、中国人に集中的に買い占められており、それは単に中国人富裕層が自己資産の海外移転のために購入しているだけでなく、中国政府・共産党としての戦略的目的を補佐する動きとみられている。 特に北極海航路の拠点港として釧路に注目しており、影響力を強めるために中国当局、地方政府関係者らが積極的に調査、視察、交流に訪れている。 日本の無防備さが、近い将来に取り返しのつかないものになることは火を見るよりも明らかだろう。
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社会 2019年02月20日 22時00分
ペイペイの“100億円バラまき”で早くも経営圧迫を懸念する声
ソフトバンクとヤフーが折半で出資するスマホのQRコード決済サービス・ペイペイ(PayPay)が、2月12日から「第2弾100億円還元キャンペーン」を開始した。 ペイペイで支払った購入金額から、最大20%をペイペイの残高として還元。その還元総額が100億円に達するか、一定期間が終了するまでキャンペーンが続く。 「前回は、家電量販店のビックカメラに4Kテレビや冷蔵庫、パソコンなど高額家電を買い求める人が押し寄せました。メディアで多く取り上げられ、ビックカメラの株価が急騰するなど、社会現象になったのです」(経済部記者) 第1弾は、昨年12月4日から今年の3月31日まで予定していたが、わずか10日間で総額100億円の原資を使い果たして終了。 「間に合わなかった!」という人も多く、第2弾に期待を寄せる向きも多いが、今回は還元額の上限が大きく異なるので要注意だ。 「前回は1回あたり最大10万円分の還元のチャンスがありましたが、今回は最大でも1000円なんです。前回、高額な商品を買うユーザーが殺到したため、今回はスーパーやコンビニなど日常的な利用を促進するという建前です」(同) 実際には、「利用金額を引き下げて、キャンペーン期間を長くして広告宣伝効果を期待している」(大手広告代理店関係者)という。 このため、ユーザーからは「期待外れ」の声も。しかも、2回の100億円還元や大量のテレビCMの投下という“バラまき作戦”で知名度を上げたはいいが、経営圧迫も懸念されている。 「QRコードのスマホ決済は、楽天やLINEが先行していますが、LINEの昨年12月期連結決算は、最終利益が37億円の赤字でした。『LINE Pay』への先行投資が膨らんで大幅赤字に転落、広告やゲームの主力事業でもカバーできないほど苦戦している」(前出・経済部記者) それでもLINEは、ペイペイの第1弾キャンペーンが終了した直後に、同様の還元イベントで対抗した。 覇権争いの末に、両者共倒れにならねばいいが…。
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芸能 2019年02月20日 22時00分
ワースト視聴率更新中の大河、人気キャラ・チコちゃんを使った仰天計画?
17日の放送で関東地区の平均視聴率が9・5%(ビデオリサーチ調べ、以下同)を記録したNHK大河ドラマ「いだてん〜東京オリムピック噺〜」だが、視聴率回復の切り札として、人気キャラ・チコちゃんに白羽の矢を立てていたこととを、発売中の「女性自身」(光文社)が報じている。 同ドラマは、1月6日放送の初回は15・5%を記録し、昨年放送の前作「西郷どん」の初回15・4%を0・1ポイント上回るスタート。 しかし、第2話が12・0%、第3話が13・2%、第4話が11・6%、第5話が10・2%と推移し、10日放送の第6話で9・9%を記録。今回も前回から0・4ポイントダウンし、2週連続の1ケタ台となった。 「ドラマは中村勘九郎と阿部サダヲのW主演。1964年の東京五輪招致に奮闘した人物たちの姿を描いているが、これまでまったく知られていなかった登場人物たちが多く、話の展開が地味過ぎて視聴者を引きつける要素がない。おまけに、強力な裏番組もあるなど、視聴率が伸びない要素だらけ」(テレビ局関係者) とはいえ、さすがにNHKもこのまま視聴率が低迷するのを見過ごせるはずがない。 同誌によると、局側は番宣活動に最注力することに決め、そこで“起爆剤”として白羽の矢が立ったのがチコちゃん。 人気番組「チコちゃんに叱られる!」の正月放送の特番には、大河から阿部や綾瀬はるからが出演し、勘九郎はVTR出演のみ。そこで、今度は勘九郎本人を出演させてチコちゃんに存分に叱ってもらおうと、スケジュールを調整している最中だという さらに、「いだてん」本編にもお笑いコンビ・ナインティナインの岡村隆史、チコちゃんの声を務める木村祐一らが、役者としてサプライズ出演する案も浮上しているという。 結局、本筋での視聴率回復のために打つ手はもはやないようだ。
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アイドル 2019年02月20日 21時40分
ジャニーズが手がけるバーチャルアイドルに不安の声 それでも挑戦しなければならない事情
ジャニーズ事務所が、ライブ配信サービス「SHOWROOM」とタッグを組み、オリジナルのバーチャルキャラクターによる動画生配信に進出することになり、19日に都内で発表会見が行われたことを、各スポーツ紙が報じた。 各紙によると、ジャニーズ初のバーチャルアイドルとしてデビューするのは、海堂飛鳥と苺谷星空。2人はイケメン高校生で、ともに「夢はアイドルになること!」。動画配信を通じてアイドルスキルを学び、知名度を上げていくそうで、19日午後9時30分から「SHOWROOM」で動画生配信を開始し、活動をスタートさせるという。 それぞれのキャラクターボイスを務めるのは、関西ジャニーズJr.内のユニット「なにわ男子」の藤原丈一郎が海堂、大橋和也が苺谷。いずれは楽曲展開やライブ、世界配信と領域を広げていくというのだ。 「今年からタッキーこと滝沢秀明が社長を務める、ジャニーズJr.のマネジメントを手がける会社が始動。その事業計画の中で、“二次元ビジネス”進出を打ち出し、あっさり認められたようだ。とはいえ、人気グループのメンバーから、果てはまだ売れていないジャニーズJr.1人1人のあくまでも“生身”のタレントについているファンたちが、バーチャルアイドルに乗り換えるかといえばかなり微妙な気がする」(芸能記者) それでも、ネットビジネスの解禁など、これまで未開の領域を開拓するのには深刻なお家事情があるというのだ。「16年末にはSMAPが解散。来年末で嵐が無期限活動休止に入ることもあり、どんどん営業利益が減ってしまう。それを埋め合わせるためには、未開の領域をどんどん開拓するしかないが、勝算については深く考えていない気がする」(芸能プロ関係者) 果たして、ジャニーズ史上初のバーチャルアイドルはどこまで稼げるのだろうか。
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スポーツ 2019年02月20日 21時30分
ブッチャー引退に昭和のレジェンドが集結!ラストメッセージは「親を大事にしろ!」
『ジャイアント馬場没20年追善興行〜王者の魂〜』▽19日 東京・両国国技館 観衆8,800人(超満員札止め) 昭和の日本マット界を恐怖に陥れていた悪役レスラー“黒い呪術師”アブドーラ・ザ・ブッチャーの引退セレモニーが19日、東京・両国国技館で開催された。 第3試合終了後に組み込まれたセレモニーだが、第3試合に出場した大仁田厚と、出番待ちをしていたブッチャーが再会。両者は大仁田が全日本時代にブッチャーが全日本の外国人エースで、2001年に東京ドームで行われたジャイアント馬場さんの3回忌興行ではタッグで対戦もしている。 入場テーマ曲『吹けよ風、呼べよ嵐』が流れる中、ブッチャーは車椅子に乗り、ジョー・ディートンが押す形でリング上へ。花束贈呈では、『マシンガン』のテーマが流れる中、懐かしの元日本テレビアナウンサーで『全日本プロレス中継』のメインアナウンサーだった倉持隆夫さん(松永二三男さんも来場)、日本プロレス時代から実況をしていた徳光和夫アナウンサーら関係者が先に贈呈。続いて、『スカイハイ』が流れると、ミル・マスカラス&ドス・カラスのマスカラス兄弟が、古舘伊知郎アナウンサーが歌う『燃えろ!吠えろ!タイガーマスク」とともに初代タイガーマスク&新間寿氏、秋山準、武藤敬司、坂口征二氏、スタン・ハンセン氏、ドリー・ファンク・Jr.が登場。武藤がファイティングポーズを取ると、ブッチャーが立ち上がる場面も。また、ドリーはブッチャーの凶器攻撃に散々悩まされてきただけに、一瞬睨み合ったが和解の握手。このセレモニーはオールドファンを大いに喜ばせた。 さらに、かつての宿敵、ザ・デストロイヤー氏、世界最強タッグリーグ戦でタッグを結成した鈴木みのるからのビデオメッセージが寄せられ、ブッチャーとの思い出を話し、ブッチャーも笑顔でこれを見ていた。 ブッチャーは「ファンの皆さん、東京に帰ってきました。ひとつだけ足りないことがあります。ジャイアント馬場がここにいてくれれば完璧だった。若い人たちに言いたい。自分の親が歳を取っても決して老人ホームにぶち込んで忘れるようなことはするな。いずれは歳を取ってとってそういう事になるんだから親を大事にしろ。それだけは言いたい。忘れるんじゃないぞ。みなさん本当にありがとうございました」 ブッチャーはこのように挨拶をすると、引退の10カウントゴングが叩かれ、58年に渡るプロレス人生の幕を閉じた。フォークを中心とした凶器攻撃と流血のイメージが強いブッチャーだが、実はかなりの実力者。全盛期のダイビングエルボー(毒針エルボー)は今見ても迫力満点の威力を誇っている。 バックステージに引き上げると、キム・ドクがブッチャーを迎え入れ談笑。インタビューブースに現れると、「最高でした。残念ながら昔のレジェンドたちでもうこの世にいなくて、天国に旅立った人がいっぱいいる。でも、みんないつしかあの世に行くわけですから、僕もいつかは行きます。でも、近い将来というのは嫌ですね。もうちょっとここにいたいです。長年のマネージャーと長年の友人であったジョンが他界しました。僕の一番の親友でした。彼の告別式が明日で、彼の奥さんが教会の牧師さんなんですね。みなさん彼のために祈ってあげてください。お願いします。みなさん今日はありがとうございました。リング上でも言いましたが、自分の親を大事にしてください。決して施設にブチ込んだりすることはしないでください。以上です」ブッチャーのラストメッセージは、本来持ち合わせていた優しさだった。 フォークを持ってブッチャーの横でコメントを聞いていた大日本プロレスのアブドーラ小林は、付き人時代のことを振り返り、「言われたことで印象に残っているのは、日本人は目が細いから目を見開けと。じゃないと優しく見えると言ってて、そういうプロレスの所作を教えてくれましたね。酒を飲むと駐車場代を払ってくれなくて、20万ぐらい立て替えて返ってきてないんですけど(笑)。きょうで全部チャラですね。区切りをつけることが出来て良かったです」と数多く存在すると言われているブッチャーとのエピソードを小林は嬉しそうに話してくれた。大会終了後、22時半になってもブッチャーの現役ラストサインを求める列は途切れず。昭和の外国人スター選手はやはり偉大なのだ。取材・文 / どら増田写真 / 舩橋諄
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芸能 2019年02月20日 21時20分
『再婚? いたしません!』と周囲に断言し続ける米倉涼子
女優の米倉涼子(43)が、アサヒビールの「2019年アサヒワインアンバサダー」に選ばれ19日、都内で行われた就任式に登場した。 各スポーツ紙によると、ワインが大好きだという米倉は、「25歳くらいの時ですけど、生カキと白ワインがおいしくて、バケツ1杯分くらいのカキを食べたりしたこともあります」とエピソードを披露。 昨年は、海外に行った時にワインを購入するため、運搬専用のスーツケースも購入したことを明かしたという。「若いころからその酒豪ぶりが知られている。25歳のころなんかはかなりブイブイ言わせていたので、カキを食いまくってで精力をつけて、そのまま男を“お持ち帰り”していたようだ」(週刊誌記者) 男勝りな性格で知られる米倉だが、2014年12月に2歳年下の一般人男性と結婚。しかし、そのうち別居状態となり、度重なる夫の浮気が報じられるなどしたため、わずか2年後の16年12月に協議離婚が成立。その後、仕事が多忙なこともあってか、まったく浮いた話がない。「今は仕事仲間とワイワイ飲んでいるのが楽しいようです。関係者との飲み会では再婚のことについて聞かれたりするそうですが、『再婚? いたしません!』が今や米倉の定番の返しとなっているようです」(テレビ局関係者) 仕事は順調過ぎるほどの米倉だが、プライベートは男なしでも充実しているようだ。
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週刊裏読み芸能ニュース 8月25日から8月31日
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