フジテレビの新人女子アナウンサーが、メイン司会を務める深夜のショート番組。2000年に『チノパン』(千野志麻)でスタートして以降、『アヤパン』(高島彩)、『ショーパン』(生野陽子)、『カトパン』(加藤綾子)などが、“パン”シリーズを人気コンテンツにしてきた。そして、10月期クールは8代目となる、24歳の三上真奈に決定。記念すべき初回は、レギュラー16本の超多忙タレント・有吉をゲストに招いた。少し図々しく、言葉づかいに難があるミカパンは、好きな男性のタイプを問われると、「優しくて、カッコよくて、明るくて、素敵な人」とお手本通りの答え。同じ質問をされた有吉は、「ただただ、エロい女がいいですね」と即答して、フレッシュ女子アナを困らせた。しかし、ミカパンの表情をしっかりとらえる時間がないまま、CMに突入。有吉の尺の使い方は、抜群だった
●第2位「俺、『Friday』に隔週で載ったことある」(次長課長・河本準一/日本テレビ系列『笑神様は真夜中に…』10月16日)
いつもはゴールデンタイムにオンエア中の同番組が、初の深夜版。千鳥の大悟が現在、単身赴任で住んでいる東京都葛飾区から引っ越すため、相方のノブ、宮川大輔と新住居を観にいったり、西川史子率いる西川会のBBQの模様に潜入したりと、芸能人の素顔がてんこ盛り。そんななか、次課長の河本は、“日焼けBIG4”と名づけられた日焼けが印象的な芸能人を引率。カフェに行ったり、日焼けサロンに行ったり、散歩したりという男子会の模様を、みずから手にしたハンディカメラに収めた。白いガウンに身を包んだメンバーに、「歯の白さが目立つ」と話をふると、彼女が12人いるマイケル富岡は、「僕の場合は1人、歯科医師がいる。結局、男って浮気するじゃないですか」と、河本に同意を求めた。河本は、カメラを大きく縦に振り、「俺、『Friday』に隔週で載ったことある」と実体験をポロリ。松崎しげるなどを、爆笑させた。
●第3位「おまえの葬式、行ったるからな」(千原兄弟・千原せいじ/日本テレビ系列『踊る!さんま御殿!!』10月15日)
おなじみ、明石家さんまのトーク番組の今回は、神経質とガサツ人間の対決。ガサツの代表格と言えるせいじは、「なんも気にせぇへん」と何度も口にしては、神経質のほうに着席している弟・千原ジュニアなどと対峙した。このテのテーマになると欠かせない俳優の坂上忍は、「ちょっと行きすぎた綺麗好きにしか思っていない。ただ、病的な神経質」と自己分析。さんまが、「俺とは絶対一緒に住まれへん。でも、俺は家に入れてくれるんやんな」と言い、坂上がうなずくと、「さんまさんが綺麗好きだから。でも、お兄ちゃん(せいじ)は死んでもダメ!」と門前払い。「なんでやねん!」と顔をグシャグシャにして怒ったせいじは、「おまえの葬式、行ったるからな」と反撃。本番中で2回もこのラリーがあり、大きな笑いを生んでいった、せいじと坂上だった。(伊藤由華)