藤浪晋太郎
-
スポーツ 2022年06月28日 11時00分
阪神・藤浪、一軍復帰のチャンスが消滅? 直近登板での背信投球に矢野監督も失望か
トミー・ジョン手術から復帰した若武者も見たいが、藤浪晋太郎はどうなるんだ? 「次の日曜日(7月3日)、先発は才木浩人で間違いないと思う」 6月26日午後、そんな情報が飛び込んできた。 才木は2016年ドラフト会議で3位指名された。プロ2年目の18年に6勝を挙げたが、その後、右ヒジにメスを入れた。今年5月6日に再び「支配下登録」を勝ち取り、二軍での防御率は、1・52。ウエスタン・リーグ1位である。 「後半戦の切り札」とも評価されていたのだが、今回の復帰先発には“ウラ”がありそうだ。 >>阪神ファンがフロントに「2億円がドブ」と激怒! 不遇の二軍暮らしで物議の選手たち、ヤクルト・内川以上に不可解なケースも?<< 7月3日の先発投手が注目されるようになったのは、6月27日の月曜日。阪神は試合がなかったが、前日26日の日曜日に先発登板した西純矢の一軍登録が抹消された。 「5月1日の一軍昇格以降、西は頑張ってきましたが、直近2試合は内容が良くありませんでした。疲れてきたのかな。真っ直ぐの球速も落ちていたし」(在阪メディア) 西の二軍行きで、自動的に7月3日の先発投手がいなくなった。それと同時に予想されたのが、「3日=藤浪の先発」だった。 「西が一軍で先発した26日、ファーム戦で先発登板したのが藤浪でした。藤浪が西の抜けた穴を補えば、スンナリ行きますし」(前出・同) 藤浪は一軍登録を抹消されて以降(6月13日)、ファームで「先発投手」としての再調整を続けていた。 しかし、26日の結果が悪すぎたのだ。5回を投げ、失点5。与四球は4。阪神情報に詳しいプロ野球解説者によれば、「右バッターへの制球に苦しんでいた」という。 「3日の先発? 26日の結果では厳しいんじゃないの?」と首を傾げていた。 才木の抜てきは、正当な評価である。もっとも、才木は登板間隔を広く空けて投げてきた。「中13日」なんて登板もあり、「3日の先発は才木、翌日曜日の10日は藤浪」との予想もできたが、それも叶わないようだ。 「7月7日になれば、西を再登録できます。才木は中6日の通常ローテーションをこなす体力がまだありません。3日に先発させた後に一軍抹消し、再び西を一軍に呼び戻して10日に先発させることも可能です」(前出・プロ野球解説者) 不甲斐ない内容だった藤浪と、約2か月間、一軍ローテーションで奮闘した西。西がリフレッシュ休暇できたことが大前提となるが、どちらを呼び戻すか、矢野燿大監督の選択は明白だ。 「現在、左の先発投手は伊藤将司だけ。才木を投げさせた後、左の桐敷拓馬を昇格させるかもしれませんね」(前出・同) チーム内には「昨季と同じ77勝に到達すれば、序盤戦の大敗も帳消しになる」という、ヘンな雰囲気もあるそうだ。 だとすれば、ペナントレースの残り69試合を「43勝26敗」と、高い勝率で乗り切らなければならない。また、最下位・中日とのゲーム差は3・5。連敗があれば、すぐに入れ替わる“危険性”もある。藤浪は好不調の波が大きい。才木に抜かれたことは悔しいだろうが、今は二軍で結果を積み上げるしかないようだ。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2022年06月13日 20時30分
阪神、藤浪の二軍降格は先発復帰への布石か 入れ替え相手はウィルカーソン? 不可解な処遇に憶測の声
今季「8登板・0勝1敗・防御率4.29」といった数字を残している阪神のプロ10年目・28歳の藤浪晋太郎。13日、一軍登録を抹消されたことがNPBから公示された。 NPB公式サイトはこの日、阪神が藤浪の登録を抹消し二軍降格としたことを公示。ただ、抹消の理由や意図について、矢野燿大監督ら一軍首脳陣が何らかのコメントを残したとは特に伝えられていない。 今季、開幕当初は先発だった藤浪は「3登板・0勝1敗・防御率6.00」と振るっていなかった4月13日、新型コロナ感染を理由に登録抹消。その後チーム事情からリリーフに配置転換され5月31日に一軍再昇格したが、昇格後は6月12日までに登板した5試合で全て無失点と好投していた。 >>阪神・藤浪の不振に「イップスがあるもんね」元横浜・高木氏の発言に反論相次ぐ 過去に本人が強く否定<< 藤浪の二軍降格を受け、ネット上のファンは「1点も取られてないし、制球も安定してる(5試合で四球1)のに何で落としたんだ?」といった疑問の声と共に、「成績は上々で特に怪我もしてない、ってことは先発調整させるための抹消か?」、「不調のウィルカーソンとの入れ替えでローテに入れる説はありそう」と先発再転向のためではないかと推測するコメントも多数見られた。 「阪神は現在青柳晃洋(防御率0.89)、西勇輝(同1.50)、ガンケル(同2.31)、伊藤将司(同2.81)、西純矢(同2.97)、ウィルカーソン(同3.06)の6名が先発ローテを回していますが、唯一防御率3点台のウィルカーソンが6月3日・日本ハム戦(3回7失点)、同月9日・ソフトバンク戦(3.2回3失点)と直近2登板連続でKOされるなど今ひとつ。このことから、一軍首脳陣は不調のウィルカーソンと入れ替えで藤浪を先発ローテに入れるため、二軍で先発調整させようと登録を抹消したのではとみているファンも少なくありません」(野球ライター) 12日・オリックス戦に勝利し今季初の4位に浮上したが、12.5ゲーム差の首位ヤクルトに追いすがるためには大型連勝が求められる状況の阪神。連勝を伸ばす上では先発ローテの安定は必要不可欠だが、そのローテのテコ入れ要員として藤浪に白羽の矢を立てたということなのだろうか。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2022年06月01日 11時05分
阪神・藤浪、中継ぎでの一軍復帰に失望か 盛り上がらないチーム状況に球団首脳もため息?
5月31日の埼玉西武戦に敗れ、自力優勝の可能性が消滅。今季13度目の完封負けだ。 「うん、頑張ります」 試合後、矢野燿大監督はいつものように記者団からの取材要請に応じてくれた。 しかし、「自力優勝の可能性が…」と質問が出たの同時に「頑張ります」と背を向けながら答え、一方的に会見を終了させてしまった。 同日、百北幸司球団社長も観戦していたという。ファンのために奮闘していく旨を答えたそうだが、観戦の予定を知らなかった関西メディアも多かった。矢野監督とは話をしたのだろうか。 >>阪神、矢野監督の“精神論”でチームが空中分解? 球団オーナーにも批判、監督交代の大幅前倒しはあり得るか<< 「矢野監督との話し合い? いや、それは確認できませんでした」(在阪メディア) 一般論として、オーナーや球団社長などが現場を訪れる際、人事に関する話し合いもひっそりと行われることも多い。試合を観て、「監督や選手たちにもヨロシク」とだけ言って帰るケースもあるが、それはペナントレースを順調に戦っているチームの話。不甲斐ない打線がゼロを積み重ねていく試合のウラで、“何か”が起きていたのかもしれない。 関係者たちはこちら側の“邪推”を完全否定していたが…。 「チームの状況を把握しておきたかったのでしょう。今後、浮上の可能性があるのかどうかを含めて」(前出・同) 関西で活躍するプロ野球解説者がこう続ける。 「まず、重苦しいチームの雰囲気を変えること。9回表、藤浪がリリーフでマウンドに上がっただけでファンは盛り上がりました。藤浪が勝ち試合に絡んできたら、チームの雰囲気も変わるかもしれません」 藤浪晋太郎は走者こそ出したが、1イニングをゼロに抑えた。しかし、それは2度目の新型コロナ感染でチームを離れる前のピッチングスタイルではなかった。 「真っ直ぐで勝負していました。序盤戦の藤浪は得意のスライダーを有効に使うため、内角にも変化球を放るなど、6、7割の力で投げていました。先発とリリーフではピッチングスタイルが異なるので、この日はあえて力勝負を挑んだのかもしれませんが」(前出・同) 当の藤浪は「今日はあまり調子が良くなかった」と話していた。その言葉の通り、表情は暗かった。 昨年オフの契約更改で「先発」への強いこだわりを口にしていた。一軍復帰は果たしたものの、リリーフ転向に割り切れないものがあったのかもしれない。 「藤浪は5月30日の全体練習から一軍に合流しました。その日のうちに、矢野監督がリリーフ転向をメディアの前で話していましたが、実際に藤浪に伝えたのは福原忍投手コーチのようです」(前出・同) 失点につながった8回のお粗末な守備同様、“行き違い”もあったようだ。 試合後、阪神ナインは一列に並んでスタンドのファンに頭を下げた。勝敗に関係なく、ファンに応援のお礼をするのは矢野監督の提案によって始まった。「自力優勝の消滅」は、スタンドのファンも知っていたが、罵声はほとんど聞かれなかった。 TV中継の解説で元監督の岡田彰布氏も球場を訪れていた。キナ臭い話が交わされていなかったことを祈りたい。(スポーツライター・飯山満)
-
-
スポーツ 2022年05月31日 15時30分
阪神、藤浪の配置転換で「悪夢が蘇る」? 矢野監督が明かした起用方針が物議、大失敗に終わった昨季から変化は
新型コロナ感染により登録を抹消された4月13日から二軍調整が続いていた阪神のプロ10年目・28歳の藤浪晋太郎。5月31日に伝えられた矢野燿大監督のコメントがネット上で話題となっている。 報道によると、矢野監督は30日に応じた取材の中で「スグル(岩崎優)も湯浅(京己)もちょっと登板が増えてるんで、そういうところで浜地(真澄)がいなくなっちゃって。じゃあ誰だ?となった時に現状、晋太郎がハマってくれるとチームの力になってくれる」とコメント。本職の先発ではなく中継ぎとして、31日から藤浪を一軍復帰させることを明言したという。 >>阪神・藤浪の不振に「イップスがあるもんね」元横浜・高木氏の発言に反論相次ぐ 過去に本人が強く否定<< 阪神は現在アルカンタラ(17登板)、湯浅(21登板)、岩崎(19登板)と勝ちパターン3名の登板がかさみつつある上、浜地(5月16日/右下肢張りのため)、齋藤友貴哉(同月30日/成績不振のため)と他の中継ぎの離脱も相次いでいる。この状況もあり、首脳陣はロングリリーフも可能な藤浪に白羽の矢を立てたようだ。 矢野監督のコメントを受け、ネット上には「二軍成績はかなり安定してるし期待できる」、「今先発ローテに空きないし、いつまでも二軍で持て余すよりは中継ぎで投げさせる方が合理的」、「大差がついた試合でイニング消化してくれたらかなり助かるな」と納得の声が挙がった。 一方、「去年もこの時期に中継ぎ回して大失敗してるけど大丈夫なのか」、「配置転換が全く効果無かった昨季の悪夢が蘇る気しかしない」、「無理に中継ぎ回して1年前みたいに失敗するよりは、ローテが綻ぶまでじっくり調整させる方がいいと思うんだけど」といった否定的なコメントも多数見られた。 「藤浪は昨季21登板で防御率『5.21』と今ひとつの数字に終わりましたが、3〜4月に務めた先発では同『3.34』とまずまずだった一方、1カ月の二軍調整を経て6月から配置転換された中継ぎでは同『9.00』と安定感を欠きました。このことから、配置転換しても昨季の二の舞になるだけではと心配を募らせているファンも少なからずいるようです。ただ、今季の藤浪は昨季に比べ二軍調整中の防御率(昨季は5登板で4.29、今季は4登板で0.64)や与四死球数(昨季は16個、今季は2個)が格段にいい数字となっているため、首脳陣も昨季とは違うと確信を持って中継ぎ起用するものと思われますが…」(野球ライター) 今季は離脱前まで「3登板・0勝1敗・防御率6.00」と先発では振るっていなかった藤浪。このことも首脳陣が中継ぎ起用を決めた一因になったと思われるが、昨季とほぼ同時期の配置転換は果たしてどのような結果となるだろうか。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2022年04月08日 18時50分
広島、頭部死球の助っ人に「明日だけは試合出るな」の声が上がるワケ 大怪我回避も新たな不安が浮上?
7日に行われた広島対巨人戦。「9-2」で広島が勝利したが、試合結果以上に話題となったのが広島・マクブルームの死球交代だった。 マクブルームがアクシデントに襲われたのは、「4-2」と広島2点リードの7回裏。2点を追加しなおも無死一、三塁の場面でマクブルームが打席に入ったが、巨人4番手・ビエイラが3球目に投じた151キロストレートが頭部へ向かう。マクブルームは頭をかがめ避けようとしたがボールは側頭部に直撃し、衝撃からか着用していたヘルメットも脱げ大きく地面で跳ねた。 直撃後のマクブルームは三塁ベンチ方向へ小走りした後に一塁へ向かおうとしたが、駆け付けたコーチ陣やトレーナーらに制止され、付き添われたままベンチに下がるとそのまま途中交代。ビエイラに危険球退場が宣告され試合は再開されたが、試合後の報道ではマクブルームは交代後向かった病院で「頭部打撲」と診断され、8日以降の出場可否は当日の状況次第と伝えられた。 >>広島・小園、同期選手との差は広がるばかり? 転換期を迎えるチームの「顔」へ視界良好か<< このアクシデントを受け、ネット上には「モロにぶつけられたようにしか見えなかったけどよく打撲だけで済んだな」、「骨折とかはもちろん、脳震とうすら起こしてないのは頑丈すぎる」と驚く声が寄せられた。一方、「仮に試合出れそうでも、藤浪が登板する明日だけは絶対試合出るな」、「軽傷で何よりだけど、8日については問答無用でベンチ外にすべきでは」と8日の欠場を強く求めるコメントも多数見られた。 「広島は8日から阪神との3連戦が予定されていますが、同日の阪神予告先発は長らく制球難に苦しんでいる藤浪晋太郎。今季も3月25日・ヤクルト戦で山田哲人に投じたカットボールが顔面に向かうようにすっぽ抜け、山田がのけぞって避けようとするも右肩付近への死球になる一幕がありました。これもあり、マクブルームが8日の試合でも藤浪から頭部死球を受けてしまう展開を危惧しているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 今季、阪神戦で打率「.455」と好相性を発揮しているマクブルーム。ただ、2日連続頭部死球のリスク回避を最優先とすべきと考えているファンも少なくないようだ。なお、佐々岡真司監督ら首脳陣も同様の考えだったのか、マクブルームは8日の試合ではベンチ外となっている。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2022年03月05日 11時00分
阪神・藤浪へのアドバイスに「完全な間違い」と批判も 球界OBの“下半身死球OK”提案が物議
野球解説者・石毛宏典氏(元西武他)が2月28日に自身の公式YouTubeチャンネルに投稿した動画に、野球解説者・川崎憲次郎氏(元ヤクルト他)が登場。動画内での発言がネット上で物議を醸している。 今回の動画で川崎氏は通算88勝を挙げた現役時代(1989-2004)に大事にしていた考え方や、2016年ごろから制球難に苦しみ不振が続いている阪神・藤浪晋太郎の印象などを語った。その中で、川崎氏は「1つだけ僕が技術的にアドバイスするとしたら」と前置きした上で、自身の経験談も交えて藤浪に“開き直り”を勧めた。 >>阪神・藤浪の不振に「イップスがあるもんね」元横浜・高木氏の発言に反論相次ぐ 過去に本人が強く否定<< 現役時代は右打者の内角をえぐるシュートを武器としていたこともあり、打者に死球を与えてしまうことも少なくなかったという川崎氏。ただ、「『ここ(腰)から上だけはやめておこう』って思ったんです。それだけでも安心感がめちゃくちゃ増えたんです」と、上半身に当てなければいいと考えることで精神的に楽になったという。 川崎氏は続けて、「下だったら多分そんな大怪我もしないし、そんな怒りもしないだろうと。こっち(体の近くに)来るの分かってんだから。でもここ(腰)から上はさすがに大怪我につながる可能性あるし、もしかしたらプロ野球選手としての生命を奪うかもしれないわけじゃないですか」と、下半身への死球は上半身に比べて大怪我につながる可能性は低いと持論を展開。 その上で、「だから『当てるんだったら下』って決めてたんです。それだけでずいぶん楽になりましたね」と、下半身への死球はOKと考えれば投球が変化するのではと指摘した。 この川崎氏の発言を受け、ネット上には、「下半身への死球は開き直れってアドバイスは斬新だな」、「浮き球も減るだろうし意外といい策かもしれない」と驚きの声が寄せられた。一方、「下半身なら大怪我しないは完全な間違い、藤浪も昔相手のひざ壊したことあるのに」、「緊張や力みをほぐす意味合いで言ってるんだろうけど、故意死球で予期せぬ退場食らうリスクもあるし賛成はできない」と否定的なコメントも多数みられた。 「一般的に死球は下半身より上半身の方が大怪我のリスクが高いとされており、頭部死球についてはセ・パ両リーグのアグリーメントで『投手の投球が打者の顔面、頭部、ヘルメット等に直接当たり、審判員がその投球を危険球と判断したとき、その投手は試合から除かれる』と即退場になり得ると定められてもいます。ただ、下半身への死球も当たりどころによっては大怪我につながる危険性は当然あり、藤浪も2016年3月の四国IL・香川戦で対戦打者に右ひざ骨折の大怪我をさせた過去があります。また、そもそも故意死球は箇所を問わず野球規則で禁止されていることも含めて、上半身にさえ当てなければいいという川崎氏の主張に異を唱えているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 2016年から昨季までに計28死球を記録し、乱闘騒ぎを複数回引き起こしてもいる藤浪。その藤浪に下半身への死球ならOKと勧めた川崎氏の意見はファンの間で賛否が分かれているようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について石毛宏典氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UC9uwO3E7TohCjf1X3zU_kOw
-
スポーツ 2022年02月28日 20時50分
阪神・藤浪、キャンプMVPも期待が持てないワケ 「有意義な時間を過ごせた」調整は順調も危惧される問題とは
28日に今年の春季キャンプを打ち上げた阪神。同日に伝えられた阪神・矢野燿大監督のコメントがネット上で話題となっている。 報道によると、この日取材に応じた矢野監督は毎年恒例となっている、自身が選んだキャンプMVP選手について話した。投手ではプロ10年目・27歳の藤浪晋太郎を2年連続でキャンプMVPに選び、「ブルペンを見ていても自分の中で自信になっている。今年はこれで行くんだというのがしっかりありながら、高いところで安定が続いている。去年よりさらに今年いいところにつながっている」とここまでの調整を高く評価したという。 藤浪は今春キャンプではここまで怪我なく練習メニューをこなし、実戦でも対外試合3登板で防御率「1.13」と絶好調。28日の報道では、矢野監督からMVPに選ばれたことを受け「非常に有意義な時間を過ごせたと思いますし、いいキャンプ、いい調整ができた」と充実感をにじませたことも伝えられている。 >>阪神・藤浪の不振に「イップスがあるもんね」元横浜・高木氏の発言に反論相次ぐ 過去に本人が強く否定<< 藤浪がキャンプMVPに選ばれたことを受け、ネット上には「確かに今キャンプの藤浪はMVPに値するだけの数字は残してる」、「昨日のヤクルト戦もいい投球(2回無失点・被安打1)してたし、矢野監督としても選出に迷いは無かったんじゃないか」と納得の声が挙がった。一方、「藤浪は去年キャンプMVPから低迷してるから特に期待が持てない」、「去年もこの時期は良かったな、その後期待を大きく裏切られたけど」といった冷ややかな見方を示すコメントも多数みられた。 昨春キャンプで矢野監督からキャンプMVPに選ばれた藤浪は、その後オープン戦でも防御率『2.77』と一定の結果を出したことから開幕投手に。しかし、迎えたシーズンは「21登板・3勝3敗4ホールド・防御率5.21」とほとんど活躍できなかった。キャンプ・OP戦は好調も開幕後は低迷した昨季の流れから、2年連続でキャンプMVP選出されたものの、それほど評価していないファンも少なからずいるようだ。 「球界では一般的に野手より投手の方がキャンプ練習・実戦での調整の仕上がりが早いとされています。また、実戦も最初は若手や一軍当落線上の中堅がスタメンに名を連ね、主力がオーダーに入るのはOP戦中盤~終盤の時期である傾向が強いため、このあたりの要素も昨季藤浪がキャンプMVPに選ばれ、かつ開幕後に苦戦を強いられた一因であると思われます。そのため、藤浪は今後の登板でどれだけシーズンを意識した配球、スタミナ配分をできるかが、昨季の二の舞を回避するためのカギになるのではないでしょうか」(野球ライター) 現状では開幕ローテ入りへ順調に歩みを進めている藤浪。昨季の苦い経験もバネに、今季はシーズンまで好調を維持することはできるだろうか。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2022年02月27日 11時00分
巨人・菅野の重大リスクを球界OBが指摘「必要性を感じない」 昨季の大不振を招いた要因とは
野球解説者・江川卓氏(元巨人)が19日、自身の公式YouTubeチャンネルに動画を投稿。巨人のプロ10年目・32歳の菅野智之にまつわる発言がネット上で話題となっている。 今回の動画で江川氏は野球解説者・掛布雅之氏(元阪神)をゲストに迎え、今季の巨人・阪神の展望や気がかりな点などを語った。その中で、掛布氏から「菅野くんという巨人の絶対的エースの、ここ2年ぐらいの投球はどうみるの?」と話を振られた江川氏は自身が思う菅野の問題点を指摘した。 >>巨人・菅野に「4回も故障するんだったら辞めたら」 球界OBの“引退要求”に批判相次ぐ、原監督にも辞任すべきと主張?<< 菅野はプロ入りした2013年から昨季までに「215登板・107勝56敗・防御率2.39」といった通算成績を残し、沢村賞2回(2017-2018)を筆頭に数々のタイトルを獲得している絶対的エース。ただ、昨季は「19登板・6勝7敗・防御率3.19」と5年ぶりに2ケタ勝利を逃すなど不振にあえいだ。 2020年の14勝から大きく数字を落とした菅野について、江川氏は「一番僕の中で良くなかったと思うのは、ワンシームみたいな言い方を彼はしてたんだけど、左打者の外側に落ちてくシュートみたいなのを投げ始めたのよ」と、球速150キロ超でシュートしながら沈む変化球“ワンシーム”の多投が気がかりだと口にした。 江川氏は続けて、「すごくいいスライダー持っててストレートもあれだけ速いのに、そのボール(ワンシーム)を使って外に引っ掛けさせるというか、その必要性を感じない」、「それによって、自分の中では何かすごく広く(ゾーンを)使ってるイメージを持つけど、打者からすると全然怖いボールではない」とコメント。最速157キロのストレートに加え切れ味鋭いスライダーも持っている菅野が、わざわざワンシームを投じる意味は薄いのではと苦言を呈した。 「もうちょっとストレートが多い方が彼の中では(いい)」と、直球の比率を高めるべきではと指摘した江川氏。ここまで話を聞いていた掛布氏も「(変化球で)逃げる投手を打つのは簡単なのよ。(自然と)打者のカウントが整っていくから、逃げてるから。でも『ドン! ドン!』って(直球で)攻め込んでくる投手に対しては、身構えなきゃいけないからカウント作れないんだよね」と同調した。 この江川氏の発言を受け、ネット上には「昨季の菅野のシュート被打率は3割近かった(.294)から、あんまり投げない方がいいって指摘は筋が通ってる」、「菅野は直球、スライダーに加えて鋭く落ちるフォークもあるんだから、この3つをコースに投げ込むだけでも十分抑えられると思うんだけどなあ」と納得の声が挙がった。一方、「じゃあそのワンシーム教えてもらった藤浪もヤバいんじゃないか」、「ワンシーム習得に励んでる藤浪の頑張りは無駄なのか?」と、阪神・藤浪晋太郎の今後を懸念するコメントも多数みられた。 「藤浪は今オフ菅野の自主トレに志願して同行し調整に励みましたが、そこで菅野からワンシームを教わったと伝えられています。その後キャンプに入り19日の練習試合・楽天戦で実戦では初めてワンシームを計3球投げましたが、このうち1球は捉えられセンター前ヒットにされました。本人は試合後に『カットボールだったりツーシーム、ワンシームも投げられましたし、やりたいことができたと思います』と手応えを口にし、翌20日以降もブルペンで試行錯誤を繰り返していると報じられていますが、今回の江川氏の主張を受け藤浪の取り組みは徒労に終わるのではと不安視しているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 打ち気にはやる打者を1球で仕留められるとして2016年にワンシームを習得するも、江川氏から「必要性を感じない」と苦言を呈された菅野。本人、及びに“弟子”の藤浪が指摘通りに低迷するのか、それとも予想を覆し結果を出すのかは今季の注目点の1つになりそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について江川卓氏の公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCrmppJ31jdU7GDVupoSbl0Q
-
スポーツ 2022年02月07日 19時30分
阪神・藤浪に「試合では使えん」球界OBがカーブ投球を酷評し物議、三振奪うも露呈した致命的な問題とは
野球解説者・八木裕氏(元阪神)が、6日放送の『MBSベースボールパーク日曜日 KANOスポレディオ』(MBSラジオ)に電話で生出演。阪神のプロ10年目・27歳の藤浪晋太郎にまつわる発言がネット上で物議を醸している。 今回の番組で八木氏は5日から視察に訪れている阪神春季キャンプの雰囲気や、同日に行われた紅白戦の感想などを話した。その中で、紅白戦に登板した藤浪が投じたカーブに苦言を呈した。 >>阪神・藤浪の不振に「イップスがあるもんね」元横浜・高木氏の発言に反論相次ぐ 過去に本人が強く否定<< 藤浪は白組の先発として「2回1失点・被安打2」といった投球成績をマーク。カーブを投げたのは初回2死で迎えたロハスに対してで、カウント「1-2」からの4球目に投じ空振り三振を奪っている。 ただ、八木氏は「(投げる瞬間に)思いっきり緩んだよね手が。あれはカーブって分かるような投げ方だったからね」と、藤浪はカーブを投じる際に腕の振りがかなり緩んでいたと指摘。 続けて、「『カーブ投げます』(と)いうようなカーブだったんで、『あれは試合では使えんぞ』と(思った)」、「あんだけフォームが緩んで、腕の振りが緩んだらそりゃ変化球(が来る)って分かるから」と、投球フォームの変化で球種がバレるため試合では使えないと苦言を呈した。 この八木氏の発言を受け、ネット上には「確かに中継で見ててもカーブの時は若干腕をふわっと振ってた感じはあった」、「ロハスからは三振奪えたけど、坂本(勇人/巨人)や村上(宗隆/ヤクルト)みたいな一流どころには余裕で捉えられそう」と同調の声が寄せられた。一方、「開幕までまだ日にちはあっていくらでも修正はできるのに、一球投げただけで『使えん』呼ばわりするのはいただけない」、「そういう課題が出ることも見込んでサイン出した梅野の意図が分かってない」との反発も多数みられた。 「藤浪が近年あまり投げていないカーブを投じたことについては、バッテリーを組んだ梅野隆太郎が試合後に『(打者の)頭になさそうなボールをね。カウント有利だったし『遊んでやろう』という気持ちがいい方向に出た。これに晋太郎が味をしめてやってくれたらという気持ち。いい意味で駆け引き、配球のパターンが増えれば晋太郎のためにもなる』と語ったことが伝えられています。梅野としては勝敗度外視の紅白戦で試しに投げてみて、手応え・課題があれば開幕までの1カ月半で修正に努めてくれればという意図でサインを出したものと思われます。そのため、試合で使えるかどうかは今後の藤浪の取り組み次第であり、現段階で『使えん』と結論づけるのは気が早すぎると八木氏に不満を抱いているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 5日の報道では「ブルペンではずっとカーブはいいですし、ああやって使えると相手の印象に残るし、効果的だと思う」と一定の手ごたえを得たと語ったことが伝えられている藤浪。八木氏から「使えん」と評されたカーブの質をどこまで上げられるのか、今後の取り組みにも注目が集まりそうだ。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2022年02月02日 11時10分
阪神、矢野監督の退任表明に球団OBが沈黙? 藤浪晋太郎が「オトナの対応」もシーズンへの悪影響は不可避か
阪神がキャンプニュースの主役に躍り出た。矢野燿大監督が全体ミーティングで今季限りの退任を表明したからだが、虎ナインは“オトナ”だった。淡々と、キャンプ初日の練習をこなしていた。 午前中、注目の藤浪晋太郎がブルペン入りした。 「矢野監督も来ました。藤浪がブルペン入りした頃、一人で。復活してもらわないと困る投手ですし、藤浪のブルペン入りに合わせて、移動してきた感じでしたね」(現地メディア) ストレート中心に約90球を投げ込んだが、“コントロールミス”はナシ。藤浪も手応えを感じているのか、時折、笑みを浮かべていた。矢野監督はその様子を後方から見ていたのが、声を掛けることはしなかった。 「いや、声を掛けるタイミングが見つからなかったんでしょう。藤浪がどれくらいまで仕上がっているのか、確認しなければなりません。2月3日に実戦形式のシート打撃、5日に紅白戦が予定されています。そこで投げられるのかどうか、聞かないと…」(前出・同) 矢野監督はキャッチャーミットの捕球音が鳴り響くと、おどけるように、ちょっとのけ反って「おぉ~」と小さく声を出した。藤浪は練習に集中していたからか、矢野監督のいる方を見なかった。 >>阪神・矢野監督が佐藤を説教「お前にとってもよくない」 物議を醸した怠慢プレーの裏側明かす、監督側の問題の指摘も<< その後、藤浪はサブグラウンドに移動。他投手たちといっしょに走り込みをしていた。初日の練習メニューを全て消化した後、“ソーシャル・ディスタンス”で番記者たちにこう答えている。 「(前日の退任表明は)シーズン前なんで驚いたのが一番ですね」 「矢野さんが辞める、辞めないに限らず、活躍したいと思っているので。頑張りたいと思います」 こういうクールな受け答えはいつも通りだ。 前日1月31日の話だが、新主将となった坂本誠志郎が取材に応じ、 「監督はずっと優勝をめざしていたと思います。みんなで『優勝監督』の肩書をプレゼントしたい」と答えていた。 こちらも、オトナの対応だろう。藤浪は周囲の雑音を聞き流し、坂本は矢野監督に敬意を示し、取材陣が求めていた内容を察してコメントを出す。また、「余計なことは喋らない」といった態度の選手も少なくなかった。 こうした対応を見る限り、阪神選手たちが「異例の退任表明」に流されることはなさそうだ。しかし、こんな情報も聞かれた。 「阪神OBは申し合わせたように退任表明に関してはノーコメントでした。今後、状況が変われば何か話してくれるかもしれませんが…」(ベテラン記者) 他球団にも矢野監督の退任表明の話は伝わっている。どちらかと言うと、批判的な意見の方が多い。 「監督が代われば、選手の起用法も変わってきます。チームの看板選手がスタメンから外されることはありませんが、抜てきしてもらえる中堅・若手もいれば、出場機会が少なくなる選手も出てきます」(前出・同) 阪神は一軍に定着しきれない20代後半の選手も多い。彼らも「矢野監督のために」と考えている反面、今回の退任表明で不安に感じているのではないだろうか。 阪神選手はシーズンを通して“オトナの対応”を続けていかなければならない。気苦労で大事な一戦を落とすことがなければ良いのだが。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ
阪神・藤浪の不調は首脳陣のせい? 岡田元監督が苦言「負けてる展開で投げろ言われたら…」、適性の差は数字でも浮き彫りに
2021年09月23日 11時00分
-
スポーツ
阪神・藤浪の背信投球に「俺はもうよう言わん」 金村氏がプレー解説を放棄? 二軍降格やむなしとファンも呆れ
2021年09月07日 15時30分
-
スポーツ
阪神・藤浪、死球の衝撃音が敵ベンチまで響いた? 上田氏が見た衝撃の光景にファンも恐怖「聞いてるだけで脂汗出る」
2021年09月05日 11時00分
-
スポーツ
阪神・藤浪、登板ナシで二軍再降格? 突然の誤算に矢野監督も苦悩「空いているところがない」
2021年09月03日 11時00分
-
スポーツ
阪神・矢野監督が藤浪復活をとうとう断念? 背信投球に表情が一変、先発ローテ枠も即座に剥奪か
2021年08月20日 11時15分
-
スポーツ
阪神・藤浪の先発復帰でブルペンが崩壊? 矢野監督の温情采配、その裏で懸念される致命的リスクとは
2021年08月17日 11時20分
-
スポーツ
阪神・藤浪、エキシビション登板でも先発復帰は困難? 矢野監督の意味深発言、女房役不在も足かせか
2021年07月27日 11時00分
-
スポーツ
阪神・矢野監督の方針転換でブルペン崩壊の恐れも? 及川の先発ローテ入り浮上に懸念「そんな余裕あるのか」の声も
2021年07月20日 20時45分
-
スポーツ
阪神、藤浪リリーフ起用はもう限界?「晋太郎を先発に西を7回に」球界OBが提案も批判相次ぐ「理解できない」
2021年06月28日 21時30分
-
スポーツ
阪神・藤浪、今後の先発起用は絶望的? 球団OBも決断に疑問、矢野監督が突然二軍調整を打ち切ったワケは
2021年06月07日 11時15分
-
スポーツ
阪神・藤浪は“何も変わっていなかった”? 試合中の悪癖再発で二軍降格、矢野監督は見て見ぬふりか
2021年04月27日 11時20分
-
スポーツ
甲子園の審判団に「阪神をひいきするな」ヤクルトファン激怒 藤浪ら死球連発の犠牲に? 今季初の警告試合宣告に反発相次ぐ
2021年04月19日 15時30分
-
スポーツ
阪神・矢野監督が藤浪の開幕投手を剥奪か 心配なのは“性格”? 好調が仇のアクシデントに新人の大抜擢も
2021年03月22日 11時05分
-
スポーツ
阪神・藤浪の開幕投手抜擢は川崎以来の衝撃に? 就任直後の落合監督の奇策、周囲が驚愕の采配は想像以上の結果へ
2021年03月13日 11時00分
-
スポーツ
阪神・藤浪、開幕戦で“悪夢再来”の危機? 意味深な取材対応の裏で露呈した不安要素とは
2021年03月12日 11時00分
-
スポーツ
阪神・矢野監督、藤浪の開幕起用は“ギャンブル”ではない? 本人も驚きの大抜擢、エース・西より優先した狙いは
2021年03月09日 20時10分
-
スポーツ
阪神・藤浪、投球直前の意味深な“変化”を八木氏が指摘「ワインドアップから目を…」 過去に無かった動作を取り入れたワケは
2021年02月08日 19時30分
-
スポーツ
阪神・矢野監督は藤浪にもはや興味なし? 新取り組みへの意味深な一言、後輩とは明暗分かれたか
2021年02月03日 11時05分
-
スポーツ
阪神・藤浪、先発再転向を断念の可能性? 矢野監督がキャンプでの実戦スタートを前倒ししたワケ
2021年01月22日 11時15分
特集
-
少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
-
ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
-
-
Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
-
一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
-
株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分