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阪神・藤浪、開幕戦で“悪夢再来”の危機? 意味深な取材対応の裏で露呈した不安要素とは

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藤浪晋太郎

 開幕投手の大役に選ばれ、表情も明るくなったのではないだろうか。阪神・藤浪晋太郎投手が甲子園球場での全体練習後、ミックスゾーンでの共同取材に応じてくれた(3月11日)。

 「普段の藤浪は対戦チームについて語ろうとしません。でも、この日は饒舌でしたね」(在阪記者)

 翌12日の埼玉西武戦だが、大阪桐蔭時代の後輩・森友哉捕手がいる。その森との対戦について聞かれ、藤浪が答えている途中だった。その森が駆け寄ってきて、後ろからポンと肩を叩いた。

 藤浪は驚いて振り向く。後輩のイタズラだと分かると、「何の質問でしたっけ? 森がどうとかって…」と、本人のいる前で“シャットアウト”を宣言した。

 終始、笑顔だった。開幕投手は「チームの顔」、主軸投手とも言える。それに選ばれたことが本当に嬉しかったのだろう。

 >>阪神・矢野監督、藤浪の開幕起用は“ギャンブル”ではない? 本人も驚きの大抜擢、エース・西より優先した狙いは<<

 2016年キャンプ中、記者団に混じってこんな質問をしたことがある。「開幕投手は狙わないのか?」と。藤浪は淡々とこう返した。

 「そこをめざして投げている人がいるので、自分はシーズン全体に向けて、調整するだけ」

 当時は、メッセンジャーや能見などの先輩投手たちも元気だった。彼らに配慮したのかもしれないが、開幕投手の称号よりも勝ちにこだわろうとするタイプ。そんな印象を受けた。

 「開幕投手」を経験したことのあるプロ野球解説者がこう言う。

 「開幕投手をやると、野球観が変わるよ。大袈裟ではなく、本当に。監督、コーチ、選手全員、球団スタッフが優勝をめざして開幕戦に臨むわけだし、その責任を背負って投げるんですよ。『チームのため』の思いがさらに強くなります」

 矢野燿大監督が藤浪を選んだのは、そんな成長を願ってのことなのかもしれない。

 しかし、前向きで、明るくなった藤浪の前で絶対に言ってはならないNGワードもある。

 「開幕戦の相手は東京ヤクルト。17年シーズン序盤、ヤクルト選手の頭部にぶつけてしまい、乱闘騒ぎに発展しました。あの一件が藤浪を長いスランプに陥れたと解釈されています」(前出・在阪記者)

 開幕戦の舞台は同じ神宮球場だ。開幕戦という独特の緊張感の中で“悪夢”が蘇ってしまったら、と気遣っている関係者もいないわけではない。

 「昨年の11月4日、ヤクルト相手に好投しています(6回無失点)。もう、吹っ切れているとは思いますが」(前出・プロ野球解説者)

 12日の登板前の成績になるが、練習試合含め4試合12イニングを投げ、失点1。最長は5日のソフトバンク戦で4イニング。無失点に抑えたが、4イニング目に四球を連発するなど、“息切れ”している。

 「体を大きく動かすワインドアップ投法にしたので、同じイニング数でも今までよりも疲労感があるのでは?」(前出・同)

 問題はスタミナだ。開幕戦を勝利することができれば、もう昔の悪夢を口にする者もいなくなるのだが…。(スポーツライター・飯山満)

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