棚橋弘至
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スポーツ 2022年02月16日 11時30分
新日本IWGPジュニアタッグ戦線“不出馬”の高橋ヒロム「違うんだよ。俺はここじゃないんだよ」
新日本プロレスは15日、『新春黄金シリーズ』東京・後楽園ホール大会を開催した。 第3試合では、2.19北海道・北海きたえーる大会でIWGP USヘビー級王座戦を行うチャンピオン棚橋弘至と挑戦者のSANADAが、それぞれ本間朋晃&ヤングライオンの大岩陵平、高橋ヒロム&BUSHIとトリオを結成して前哨戦を行った。試合はヒロムが、善戦した大岩をヒロムボンバーからの逆エビ固めでギブアップ勝ちを収めている。 バックステージで大岩は「この前、大阪でも言ったけど、ヤングライオンだろうがなんだろうが、先輩とか関係ない!自分が先輩からフォールとか3カウントとか獲って、絶対ヤングライオンの中で頭一つ抜けてみせます!ありがとうございました!」と気合溢れるコメントをすると、棚橋は「久しぶりにヤングライオンとタッグを組んだけど、見ていて、組んでいて、プロレスラーになった時にどういう志で、どうなりたくて、俺はなんでプロレスラーになったんだというところをね、なんか改めて思うよね。そして、この USヘビーのタイトルマッチが近づいてきているけど、今、現代のプロレスであらゆる攻防、あらゆる技、切り返し、もう飽和状態で出尽くした感はあるけども、SANADAだったらまだプロレス界の開けてない扉が見つかりそうな気がします」とSANADA戦で新たなプロレスを披露することを示唆。 BUSHIは「おいおい、札幌決まりか?ジュニアタッグ 4WAY?どっかのチームを忘れてんじゃねえか?俺とヒロムがいないじゃないかよ。残念だけど、決まっちゃったんならしょうがないな。俺たちがIWGPジュニアタッグ 4WAY、そこに入れなかった。ただそれだけだよ」と恨み節。ヒロムは「やっぱり試合というのは面白いし、怖いし、痛いし、でも『あっ、今日は面白かったな!楽しかったな!痛かったな!』、なんかそういう感動?なんかそれを毎回味わえるその喜び?いいなって風に思っちゃうんだよね。いやあ、気持ちいいんだけどさ、やっぱり俺の狙うべきはIWGPジュニア。もちろんそうなんだよ。その一番高いてっぺんのベルトを掴まないといけない。そう言えばジュニアの4WAYタッグ、あれもう発表されたよね?発表されたよね?はあ、そっかあ……。でも、あの場に行かないっていう選択肢、そして理由もちゃんとあるんだ。ちゃんとあるんだよね~~………違うんだよ。俺はここじゃないんだよ。このタイミングじゃないんだよ。大丈夫。ちゃんと狙ってるから。ヒロムちゃん、頑張っちゃうよ?」とBUSHIとは真逆な考えを口にした。ヒロムの真意が気になるところだ。(どら増田)
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スポーツ 2022年02月09日 10時50分
新日本BOSJ覇者の高橋ヒロムがUSヘビー級王者の棚橋弘至に関心、ジュニアオールスター戦開催提唱も!
新日本プロレス『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.』覇者の高橋ヒロムが、IWGP USヘビー級王者の棚橋弘至に関心を寄せている。また、ジュニアオールスター戦開催への熱い思いも語った。 ヒロムは7日の試合後、「ヒロムちゃんホントに、今すっ…ごくいろんなものを求めてる。ねえ?棚橋さんがああいう風に言ったことも、俺の中ではダイレクトに響いてるんだよ。でも、もちろん(2.19札幌のIWGP US ヘビー戦で)SANADAさんにも勝ってほしい。もちろん『棚橋さんが勝てば俺にチャンスが来るのかな!?』とか、そういうゲスいことも思うけれども、これは逆に言えば、SANADAさんが獲っても、俺がSANADAさんに挑戦するというチャンスをもしかしたらもらえる可能性がなくもないと考えた場合、これどっちを応援したらいいのかわからない。でも、ただただ自分のそういうエゴな部分を出しまくっていいのであれば、『これは棚橋さんが勝った方が俺的にはおいしいのかな!?』とか思っちゃたり………。う~ん…。どっちが勝ってもいいけどさ…万が一…。いや、そういう話は良くないな。うん、うん。2人とも一生懸命頑張って下さい。それで、もし可能であれば、(次期挑戦者に)ヒロムちゃんを指名したっていいんだよ!?そういうことを伝えておきたいと思います」と猛アピール。 「ただただホントにヒロムちゃん今、“ヒマ虫ポロポロ”だからさ~。すごくいろんなもの求めちゃってるわけ。もちろんベストバウトだって、そりゃさ、悔しいよ。俺があそこに立ってたかったんだもん、ホントは。でも、こうやってさ、“お年玉マッチ”!?いいじゃん。なんかこういうのがさ、若い力でさ、どんどんどんどん、なに?そういう俺が用意したものに、こう向かって来る姿勢!? そういうのっていいよね、うん。今、あまりにもヒマすぎてさ、Twitter でさ、なんか“夢のオールスター戦”とか盛り上げてることがあるんだけどさ。あれ、すごいよ!?800件ぐらいコメント来てるんだからね。みんな、それだけジュニアのオールスター戦というのを求めてるの。これを、大張(高己)社長、菅林(直樹)会長、どう判断しますか!?どういう目線でいますか!?求めてますよ。俺だけじゃなく、プロレスファン全員が。新日本プロレスファンだけじゃない。プロレスファン全員が求めてる。今こそプロレスファン全員を、新日本プロレスに持って来させるチャンスでもあるんじゃないの!?もちろん他団体にもチャンスが行っちゃうけどね。そういうの含めて、楽しいじゃん!楽しけりゃいいじゃん!だって50周年なんだもん!50周年なんだもん!」と語り、ジュニア勢によるオールスター戦も提唱した。 果たして、ヒロムの願いは実現するのか?(どら増田)
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スポーツ 2022年01月25日 10時50分
新日本プロレスが2.13大阪でオカダ&棚橋IWGPダブル前哨戦とEVILvs石井のNEVER無差別級王座戦決定!
新日本プロレスは、『新春黄金シリーズ』2.13大阪・エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)大会の対戦カードを発表した。 メインイベントでは、IWGP世界ヘビー級チャンピオンのオカダ・カズチカ&IWGP USヘビー級チャンピオンの棚橋弘至に、内藤哲也&SANADAのロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンが対戦する豪華タッグマッチが実現する。 2月19日の北海道・北海きたえーる大会にて、棚橋が保持しているIWGP USヘビー級王座に挑戦するSANADAと、2月20日の北海きたえーる大会にて、オカダが保持しているIWGP世界ヘビー級王座に内藤が挑戦するとあって、豪華なダブル前哨戦となった。 札幌2連戦のタイトルマッチで激突する両チームが2対2で激突。シリーズ終盤戦のキーポイントになりそうな大阪府立のビッグマッチで、最終戦の札幌2連戦へ向けて、4選手がどんな闘いを繰り広げるのか注目したいところ。 1.8神奈川・横浜アリーナでは、プロレスリング・ノアの武藤敬司&清宮海斗を撃破したオカダ&棚橋のダブルチャンピオンコンビと、こちらも1.8横浜アリーナ大会で、ノアの金剛にロスインゴとして勝利を収めた内藤&SANADAの次期挑戦者コンビ。タイトルマッチの前哨戦という冠が無くてもドリームマッチなのは間違いないだけに、熱戦となるのは必至だ。 セミファイナルでは、NEVER無差別級選手権、ランバージャックデスマッチで、チャンピオンのEVILに石井智宏がリターンマッチに挑む。 両者は1.4東京ドーム大会のNEVER無差別級選手権で対戦し、EVILはHOUSE OF TORTUREの乱入、ベルト殴打などのダーティーファイトで当時王者であった石井を葬って、王座を強奪。敗戦に悔しさを滲ませていた石井は「あんな試合した自分が情けねぇよ。これを拭い去るにはよ、アイツをKOするしかねぇんだ。EVIL、俺の挑戦を受けろ」と早くもリターンマッチを要求していた。 これに対し、現在“NEVER二冠王者”のEVILは「石井の野郎がよ、何か言ってたな。もう一回これに挑戦したいだと?いいよ、やってやるよ。アイツが逃げられないように、ランバージャックで勝負してやるよ。HOUSE OF TORTUREとアイツらの全面戦争でやってやるからな」とランバージャックデスマッチで、石井だけではなくCHAOSとの全面戦争を宣言。 ランバージャックデスマッチは、リングを取り囲んだセコンドが、選手を場外に落とさないルールになっているため、介入が常とう手段のH.o.Tにとっては不利に見えなくもないが、EVILから提案したとあって、何だかの秘策があるのだろう。CHAOSはメインに出場するオカダ以外の選手が総出で石井を助けるしかない。(どら増田)
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スポーツ 2022年01月18日 17時30分
新日本2.19札幌でUS王者の棚橋弘至にSANADAが挑戦!日本人同士によるこってこてのアメリカンプロレスに期待
新日本プロレスは17日、『新春黄金シリーズ』2.19北海道・北海道立総合体育センター北海きたえーる大会の対戦カードを発表した。 メインイベントでは、IWGP USヘビー級選手権試合、チャンピオンの棚橋弘至にSANADAが挑戦する。 棚橋は今年の1.5東京ドーム大会で、USヘビー級王者のKENTAにノーDQマッチで挑戦。さまざまなアイテムが飛び交う大乱戦の末、最後は巨大ラダーから、テーブル上のKENTAにハイフライフローを炸裂させ、死闘の末、王座奪還に成功した。その試合後に棚橋は「ただあるのは虚無感……。虚しいだけ…。ベルトは返ってきたけど、どっからスタートすればいいのかわからないです」と複雑な胸中を明かすと、「レスリングやりたいね。誰だ、SANADAとか?こってこての60分フルタイムドローのレスリングやりたいよ」とSANADAの名前を出していた。SANADAは1.5東京ドーム大会で、グレート-O-カーンと対戦し、テクニカルな攻防の末に勝利。アメリカTNAでの経験もあるだけに、こってこてのアメリカンプロレスが見られるかもしれない。 棚橋とSANADAは直近では昨年の『G1クライマックス』公式戦で対峙し、その時は棚橋が勝利しており、SANADAとしては今回、そのリベンジと共に、降って湧いたシングル王座戴冠のチャンスとなる。ハイレベルな技術の応酬になるのは必至の一戦。実力と華を兼ね揃えた棚橋とSANADAによるジャパニーズアメリカンプロレスを堪能させてくれるはずだ。 セミファイナルでは、IWGPタッグ王者の後藤洋央紀&YOSHI-HASHIに、バレットクラブ内ユニット、HOUSE OF TORTUREのEVIL&高橋裕二郎が挑戦する危険な一戦が組まれた。 後藤&YOSHI-HASHIは、昨年度の『ワールドタッグリーグ』優勝決定戦で、EVIL&裕二郎と激突。無法殺法に苦しむも、最後は新合体技の奈落で、裕二郎を葬り初優勝を成し遂げている。その勢いを駆って1.4東京ドーム大会では、タイチ&ザック・セイバーJr.を撃破し、悲願のIWGPタッグ王座の初戴冠に成功。続く翌日の1.5東京ドーム大会で、後藤&YOSHI-HASHIは“タッグ二冠王”をめざし、YOHとのトリオでEVIL&裕二郎&SHOのNEVER6人タッグ王座に挑むも、H.o.Tの辟易とするダーティーファイトの前に無念の敗北。その試合後、EVILがIWGPタッグ王座戦を要求し、交換条件としてNEVER6人タッグの再戦を突きつけると、後藤&YOSHI-HASHIも呼応。今回の札幌二連戦の初日(2月19日)にIWGPタッグ、二日目(2月20日)にNEVER6人タッグを懸けて闘うことが決定。 後藤&YOSHI-HASHIが2連勝することで、H.o.Tの止まらぬ暴走ファイトを封じ込めるのか注目したい。(どら増田)
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スポーツ 2022年01月12日 11時30分
ノア清宮海斗、新日本オカダ&棚橋戦敗戦後の涙を払拭「今年はホントにもう止まってられないから!」
新日本プロレス1.8神奈川・横浜アリーナ大会『レッスルキングダム 16 in 横浜アリーナ』のメインイベントIIで、武藤敬司と組んで、IWGP世界ヘビー級王者のオカダ・カズチカと、IWGP USヘビー級王者の棚橋弘至の新日本ツートップと対戦したプロレスリング・ノアの近未来エース清宮海斗。清宮は新日本勢を相手に健闘も、最後はオカダのレインメーカーに沈み敗戦。 試合後、号泣する清宮にオカダが喝を入れる場面があった。バックステージでオカダは「『新日本プロレスのお客さんを持って帰る』って言ってましたけども、アレじゃ持って帰れないだろうと。まぁ悔しいなら、新日本プロレスに来ればいいしね。いいじゃん、またノアに戻ればいいんだから。海外修行のように、何年か上がって、自信がつけば、またノアに戻る。そんぐらい、俺はしてもいいと思うけどね。そうしないと、いつまでもノアの中で育って、ノアでトップになれるかもしれない。でもいざプロレス界、外に出てみたら、海は広いなと。それぐらい、差があったと思います」と清宮との差について語っていた。 清宮の去就に注目が集まる中、10日の神奈川・横浜ラジアントホール大会でのスペル・クレイジーとの試合に快勝後、清宮が口を開いた。 清宮「(笑顔で)どうせ…聞きたいんでしょ?いろんなことを横浜アリーナで痛感しました。でも今年はホントにもう止まってられないから!ノアのために今年はやっていくんで!2022年、プロレスリング・ノア、よろしくお願いします!」 ――オカダは新日本への武者修行も提案していたが? 清宮「いやぁ…今の立場であんまり言えることもないですけど、やっぱり俺が大事にしたい世界っていうのは、やっぱりここ(ノア)にあるんで。世の中広いとしても、俺はここを大事にしていきますよ」 ――改めての目標は? 清宮「まずはベルト獲らなきゃ。俺でチャンピオンになって、それこそが俺の本当に求めるプロレスだから。まったく迷いはないから。ノアのために今年はホントにやっていく。それは誓いますよ」――笑顔が印象的だが、涙は捨てた? 清宮「泣きすぎたから。もう止まんないくらい泣いたから(笑) もう出ねえな、涙は」――今年は笑って歩いていく? 清宮「笑って歩くっていうか、ノアが最終的に笑えるような年に、俺は絶対するよ。俺の居場所、立場っていうのは、この間の試合で分かったから」――対新日本は? 清宮「俺個人としては、現状では何も言える立場じゃないなっていうのはホント思ってるから。でも……忘れることはないですよ」 2日前には同じ横浜で泣き崩れていた清宮の姿はもうなかった。しっかりと切り替えはできたようだ。ただ、あの日の試合後、号泣した事実だけは消すことができないだけに、心身ともにさらに強くなった上で、再びレインメーカーの対角線に立ちたいところだ。(どら増田 / 写真・©︎プロレスリング・ノア)
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スポーツ 2022年01月07日 10時50分
新日本vsノア1.8横浜アリーナ大会の試合順が決定! メインIIはオカダ&棚橋vs武藤&清宮、メインIはロスインゴvs金剛
新日本プロレスは6日、8日に神奈川・横浜アリーナでプロレスリング・ノアとの全面対抗戦を行う『レッスルキングダム16 in 横浜アリーナ』の試合順を発表した。ノア勢はユニットの枠を超えて出場選手全員が、ノアの1.5後楽園ホール大会終了後、新日本の1.5東京ドーム大会に乗り込み、拳王が鷹木信悟と舌戦を繰り広げ、ライバル関係にある清宮と拳王が握手を交わすなど、「プロレス界の序列を変える」チャンスでもあるこの大会に向けて団結力をアピールしている。 8日の最終試合、ダブルメインイベントIIでは、オカダ・カズチカ&棚橋弘至と武藤敬司&清宮海斗のタッグマッチが組まれた。 東京ドーム2連戦でIWGP世界ヘビー級王座を獲得したオカダ、USヘビー級王座を獲得した棚橋が“チャンピオンタッグ”を結成、かつて新日本で一時代を築き、現在はノア所属となった武藤、そしてオカダとの対戦を希望していたノアの未来を担う清宮のタッグと対決する。 棚橋と清宮は11月20日に行われた対抗戦の発表会見で、両団体の代表選手として登壇。その席で清宮は、過去にオカダとの対戦をアピールしているのを踏まえ、「俺はやっぱりレインメーカーとやらせていただきたい。まあ、見ててください」とした上で、顔を合わせた棚橋にも興味を示していた。清宮のファイトスタイル的には棚橋と共鳴する部分が多いかもしれない。 棚橋は会見で、2009年の1.4東京ドームで激突したかつての師匠、武藤の名を挙げ、「ノアを代表するような、看板を背負ってる選手と戦いたい」とコメント。その武藤はVTRインタビューで、自身が世界中のトップと戦ってきたことを振り返りながら、「俺は“オカダ”っていうのを知らないんだよ。やる機会があったら、俺のキャリアの中また一つ加わるからな」とオカダの存在に興味を示していた。オカダと武藤の初対決は、今年50周年を迎える新日本にとって意味のあることになるだろう。 メインイベントIでは、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの鷹木信悟&内藤哲也&SANADA&高橋ヒロム&BUSHIと、ノアマットを席巻する反体制ユニット金剛の中嶋勝彦&拳王&征矢学&タダスケ&亜烈破が10人タッグで対決。 1.5東京ドームでは、プロレスリング・ノアの全メンバーが殴り込んでリング上を占拠。拳王が「日本で一番の団体、新日本プロレスにプロレスリング・ノアが来てやったぞ!日本で一番?この東京ドームの客席を見ても、困ってんだろ?テメーらが困ってるから俺たちプロレスリング・ノアが助けにやって来たぞ!」と言いたい放題。するとロスインゴの面々がリングサイドに現れ、それに気づいた拳王が「オイオイオイ、誰だと思ったら、昨日、IWGPヘビー級選手権、敗れた鷹木信悟。テメーじゃねーか。そして、よくわかんねー奴いるな」と挑発。鷹木は「オイオイオイ、テメーいきなり痛えーとこ突くな。揃いも揃って何しに来やがったんだい?新年早々、お前らも暇だなオイ!お前らがどんなに煽っても、背負うのはリスクのみだ。1.8、横浜。コイツらと明確な実力の差を見せつけてやる」と言って引き揚げた。 すると拳王は「オイオイオイ、今言っただろ?ケンカを売りに来たんだぞ?逃げんのかオイ?どうした?逃げんのか?まあいいや。まあいいや。その結果、1.8横浜アリーナまでお預けだ。いいかオイ!日本で一番の団体、テメー鷹木信悟、『新日本にメリットがない』?メリットがあるから俺たちが来てやってんだろ。オイ!いつまでもなあオイ!天狗になってんじゃねーぞ!ここにいるテメーらもそうだ!ここにいるテメーらもそうだ!ここにいるテメーらもそうだ!(と全体に向かってアピール)新日本プロレスが一番なのか?全然一番じゃねーぞ。俺たちのプロレスのクオリティ。全然変わんねえんだよ。いいか!1.8、横浜アリーナ!日本のプロレスの序列を覆してやるからな!オイ!いいか!1.8、横浜アリーナ、俺たちプロレスリング・ノアが日本で一番のプロレス団体になってやるからな!楽しみにしておけよ!」とノアと変わらぬ独演会を披露すると、清宮と握手をして引き揚げている。 バックステージでBUSHIは「今、ノアの皆さんが総出で今度の横浜アリーナ大会の宣伝に来たわけで、ありがたいよね。全対戦カードも発表しているわけで、後は試合順がどうなるのか分からないけど、非常に楽しみにしてますよ」と語ると、ヒロムは「やっと対抗戦っぽくなってきましたねえ。でも、オレが意識するのはジュニア戦士たち。だから、一言だけ言わせください。新日ジュニアが最強です」とノアジュニアの選手を意識した発言。鷹木は「拳王、吐いたツバ飲み込むなよ、この野郎。よく言ったな、アイツ。1.8、楽しみにしてるよ。わざわざ宣伝ご苦労だったな。でもよ、武藤敬司なんかも仕方なく来たって顔してたじゃねえか。まあリング上で言った通り、明確な差がハッキリするよ。ノアが上なのか?新日本が上なのか?それから拳王、ピーチクパーチクと話が長えんだよ!ちょっとはな、オレのトークを見習って短くしろ」と自身も長いトークをイジっていた。 また、内藤哲也は「さっき、プロレスリング・ノアの選手たちが、わざわざ新日本プロレスの会場に来てくださったようだね。今日は1月5日だけど、もしかして彼ら、日付を間違っちゃったのかな?1月8日まで、あと3日間あるわけで、俺は声を大にして、彼らに言いたいよ。そう、まさにトランキーロ!あっせんなよ、ってね。まぁ心配しなくても、金剛の皆様、我々ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンが、最高級のおもてなしをしてあげますよ。楽しみにお待ちください」とコメントしており、余裕を持って1.8決戦に入りたいようだ。 ちなみに拳王と中嶋勝彦のGHCタイトルホルダーの2人は、内藤を強く意識する発言をしている。(どら増田)
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スポーツ 2022年01月06日 10時55分
新日本ノーDQマッチでUS王座奪還の棚橋弘至「こってこての60分フルタイムドローの試合がやりたいよ」
新日本プロレスは5日、東京ドーム2連戦『レッスルキングダム16 in 東京ドーム』2戦目を開催した。 セミファイナルではIWGP USヘビー級選手権試合、王者KENTAに棚橋弘至が挑戦。ルールはKENTAの「ノーDQマッチならやってもいい」という条件を棚橋が受諾したため、反則とリングアウト裁定がないノーDQマッチに。棚橋は4日に行われた前哨戦で、KENTAから竹刀を取り上げるとKENTA相手に振り回すというキラーモードになり、反則負けとなっている。 試合は棚橋が竹刀を使うも、KENTAはゴミ箱の蓋やラダーを使って、棚橋を痛めつけていく。KENTAの自爆を誘った棚橋は、苦悶の表情を浮かべながら、ゴミ箱でKENTAを殴打すると、ゴミ箱を頭に被せてイスをフルスイング。そして、リング下からギターを取り出して、KENTAの頭にぶち抜いた。さらに、リング下からテーブルを出した棚橋は場外にセッティング。突っ込んで来たKENTAにドラゴンスクリューからテキサスクローバーを狙うも、KENTAはブリーフケースで殴打。 KENTAは場外に棚橋を出して、テーブルの上に乗せて、トップロープに登るが、棚橋が立ち上がり、コーナーでの攻防に。これを凌いだ棚橋はリングの下からイスを何脚もリングに入れて、イスの山盛りの上にスリングブレイドから、ハイフライフローを狙うがこれはかわされてしまう。コーナーにもたれる棚橋にイスを被せたKENTAは串刺しのドロップキック。しかし、棚橋はツイスト&シャウトで反撃。 テーブルをリングの中に入れてセットすると、KENTAを乗せてハイフライフローを狙うが、KENTAが起き上がりテーブルを目掛けて雪崩式のファルコンアローで、テーブルは真っ二つに割れる。KENTAはリング下から、新しいテーブルと高いラダーをリング内へ。5mのラダーをセットするKENTAは、さらにテーブルもセット。テーブルに棚橋を寝かせるとラダーを登る。下から揺らしてKENTAを落下させる棚橋は逆にKENTAをテーブルに寝かせて、ラダーを登り、スーパーハイフライフロー。これが見事に決まりカウント3。棚橋がUS王座を奪還に成功している。 凄い試合を制した棚橋だったが、「今あるのは虚無感…ベルトは返って来たけど、どこからスタートしたらいいのか分からないです」とモヤモヤが止まらない様子。最後は「こってこての60分フルタイムドローの試合がやりたいよ」と涙声で言葉を振り絞っていた。◆新日本プロレス◆『レッスルキングダム16 in 東京ドーム』2022年1月5日東京・東京ドーム観衆 6379人▼IWGP USヘビー級選手権試合 ノーDQマッチ(60分1本勝負)<第11王者>●KENTA(22分40秒 片エビ固め)棚橋弘至○<挑戦者>※ラダーからのハイフライフロー※KENTAが初防衛に失敗。棚橋が第12代王者となる。(どら増田)
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スポーツ 2021年12月28日 17時30分
新日本KENTAのUSヘビー級王座挑戦の棚橋弘至「一生分の反則をします」ノーDQマッチにプランAを明かす!
新日本プロレスは27日、都内で『レッスルキングダムin東京ドーム』(2022年1月4日、5日、東京ドーム)の記者会見を開いた。1.5東京ドーム大会で対戦するIWGP USヘビー級選手権試合、ノーDQマッチ、王者のKENTAに棚橋弘至が挑戦するが、両者は早くも火花を散らした。 棚橋は「改めまして、新日本プロレス100年に一人の逸材、棚橋弘至です。今回、USヘビーに挑戦します。条件つきではありましたが、挑戦を受けてくれたKENTA選手に感謝します。今回のルール、ノーDQマッチ。反則がなんでも許されるということなんですけども、反則をしないで正攻法で勝つか、反則に振り切ってでも意地でも闘い抜くかっていうね、闘う前に選択肢があると思うんですけど。一生分の反則をします、ハイ。これがプランAです。で、プランBは長くなるので、簡単に言うとしっかりベルトを取り戻して、コロナの状況が良くなった。そして、世界中をベルトを持って闘って、活躍を見せるっていうのがプランBに続いていきますので。1月5日、全力で勝ちにいきます!以上です」と持論を展開。 KENTAは「いや、長い!もう、今何時?(腕時計を見ながら)。メチャクチャ待たされました。それでもう、飽きてるでしょ?観てる人、いるのかな、コレ?ちょっと飽きてるでしょ、ここの人も。ここ入って来た時、ちょっともう飽きてる空気あったし。そう思います?(と菅林直樹会長に話しかけるが、会長は首を振る)。いや、あの……(ここから、いきなり英語で話す)、みなさん、こんにちは。IWGP USチャンピオンのKENTAです。このベルトを腰に巻くのに誰よりもふさわしい男、それが自分だと思ってます。パンデミックが終わったあと、アメリカだけではなく世界中をこのベルトと共に回りたいと思ってます。だからこそ、このIWGP USのチャンピオンシップに勝ち、このベルトを防衛し、そしてこのベルトを維持し続けること。それが自分のミッションだと思ってます。(日本語で)それプラス、ドームでは……(急に通訳の方を見て)、あ、もう、最初から日本語で話せよと思いました?(気を取り直して)あの、ドームは本当にこれ、完全にこれ、あの、あの、ノーDQだけど、イロモノ的なそんな感じでもないし、本当に危険な試合になると思うし。棚橋ファンには本当に酷な時間になると思うし。まあ、バレットファンには最高のハッピーな時間になると思う。俺は自分でもエキサイトしてるし、楽しみにしてほしいなと思ってます」と長々と話し続けた。 そして、まずは棚橋が調印書に署名。その次にペンを取ったKENTAは、棚橋の方を向いて「汚い字!汚い字!字は出るよ、そういうの」と挑発。そしてペンを走らせる。続いて菅林会長がサインをする合間に、KENTAは棚橋に対し「オマエ、あと最初、コッチ座っただろ?コッチはチャンピオンだからな。挑戦者はソッチだから。ちゃんと説明聞いとけよ、係の人に。わかった?返事は?」と上から目線で言い聞かせる。最後に写真撮影を行い、棚橋、KENTAの順で退場。KENTAの上から目線を棚橋が余裕を持って受け流しているように見えたが…。全ての反則が認められるルールなだけに、棚橋がどんなスタイルを披露するのか注目される。(どら増田)
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スポーツ 2021年12月23日 10時50分
新日本US王者KENTA前哨戦で棚橋弘至をKOし独演会!「俺、コストコのこと“コスコ”って言うから」
新日本プロレスは22日、『Road to TOKYO DOME』東京・後楽園ホール4連戦の2戦目を開催した。今シリーズは年明けの1月4日、5日に東京ドームで開催される『レッスルキングダム16 in 東京ドーム』の前哨戦となる。 メインイベントでは、1.5東京ドーム大会のダブル前哨戦、棚橋弘至&ロビー・イーグルス&タイガーマスクが、KENTA&石森太二&エル・ファンタズモのバレットクラブと対戦。1.5東京ドーム大会でKENTAが保持するIWGP USヘビー級王座に挑戦する棚橋、IWGPジュニアタッグ選手権試合3WAYマッチを行う王者組イーグルス&タイガーと石森&ファンタズモがそれぞれ激しくやり合う。バレットクラブは悪のインサイドワークで切り崩しにかかるも、棚橋組もこれを読んでいたかのように応戦。だが、終盤にKENTAがイーグルスにイス攻撃、さらにファンタズモがサドンデスで棚橋とイーグルスの動きを止めると、タイガーを石森のサイファーウタキからKENTAがgo 2 sleepでカウント3。バレットクラブが勝利を収めた。 試合後、バレットクラブは棚橋を捕まえると、リングに積んだイスの山に向けて3人がかりのパワーボム。そして、KENTAはKO状態の棚橋に向け、「オマエからはこのベルトに対する愛が、一つも感じねえんだよ。あんだけ普段、愛叫んでるクセにな!結局、俺が何を言いたいかというと、1月5日、このベルト、最後に持って立ってるのは俺だってこと!」とUSヘビーを手に挑発しバックステージへ。 バックステージでKENTAはテレビカメラに向かって、「見た?見た、今日?(肩にかけた US ヘビー級ベルトを見せながら)これ似合ってんだろ?似合ってんだろ、これ?似合ってんな?似合ってんだろ?なあ?誰も頷かねえじゃん!似合ってねぇみてぇじゃねぇかよ。なんだ今日の解説?天山がいたぞ、天山。解説できんのかよ、あいつ!?(肩にかけた US ヘビー級のベルトをカメラに見せながら)違和感ある、これ?ずっと持ってたかのようなこの……似合ってる?似合ってんだろ?(テレビカメラが無反応なのを見て)何回聞いても頷かねえな、オイ!ちょっと座らせてくれよ。あいつがどんなこと言おうとよ、どんな薄っぺら~い気持ちを述べようと、このベルトに対する思いなんかちっとも感じねぇんだ、あいつから。そうだろ?俺の方がこのベルトに相応しいに決まってんじゃん。そう思うだろ?そう思うだろ?(と、またもテレビカメラに問いかけるが無反応なのを見て)いや、誰も頷かねえのかよ、今日!どうしたんだよ!?日本語わかんない!?スタッフも外国人になった!?USなだけに。全然頷かねぇじゃん。なんで俺の方が似合うかわかる?そもそも俺の方がUSタイトルをつけた感じも似合ってるし、なんで俺がふさわしいかわかる?俺、コストコのこと“コスコ”って言うから。俺の方がアメリカ。IKEAのこと俺、“アイケア”って呼ぶから。ほんで、ビタミンのこと“ヴァイタミン”って言うし、コラーゲンのこと“コルジェン”って言うし、どう考えたって、俺の方がこのUSのタイトルに相応しいだろ!?そうだろ!?ついでに言えば俺はマイルの方がしっくりくるし、キロよりもうポンドの方がなんかわかりやすいし、リットルで言われるよりガロンの方がしっくりくるわ。これは俺の。(テレビカメラに向かって)わかった?分かった? Do you understand?(またも無反応なのを見て)何人なんだよ!日本語わかんねえし、英語もわかんねえし、ぜんぜん頷かねえじゃん!何だよ、これ!まあ、いいや。もうわかんねえ。結局、俺が何を言いたいかって言うと、今年は…今年じゃない、来年だった…。来年はこのベルトを防衛しながらやりたい相手がいるんだよ。だから、それまでこのベルトを落とすわけにはいかねえんだよってこと」と独演会を繰り広げてから控室に引き揚げた。◆新日本プロレス◆『Road to TOKYO DOME』2021年12月22日東京・後楽園ホール観衆 433人▼6人タッグマッチ(30分1本勝負)棚橋弘至&ロビー・イーグルス&●タイガーマスク(16分36秒 片エビ固め)KENTA○&石森太二&エル・ファンタズモ※go 2 sleep(どら増田)
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スポーツ 2021年12月16日 10時50分
新日本US王座挑戦表明の棚橋弘至に王者KENTA「ノーDQマッチだったらやってやる」東京ドーム大会で実現へ!
新日本プロレスは15日、東京・両国国技館で『ワールドタッグリーグ2021&ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.28』優勝決定戦を開催した。 第4試合は、KENTAへのIWGP USヘビー挑戦をブチ上げた棚橋弘至が、第三世代の天山広吉&小島聡&永田裕志と組んで、タマ・トンガ&タンガ・ロア&バッドラック・ファレ&チェーズ・オーエンズ組と対決。バレットクラブの猛攻に対し、第三世代がバレットクラブの分断に成功すると、最後は棚橋のハイフライフローをかわして勝機と見たオーエンズが決めにかかろうとしたところを、棚橋が電光石火のサムソンクラッチで丸め込み3カウントを奪取。オーエンズは悔しさを爆発させるも後の祭り。 すると場内が暗転となり、ビジョンにKENTAが登場。KENTAは「棚橋!どんな条件でもこのベルトに挑戦したいって?俺はお前なんかとやるつもりない…と言いたいところだけど、前回お前とやった時に机に突き刺さって出来た背中の傷がいまだに治らないんだよ。お前にも同じ思いをしてもらわないとな。ノーDQマッチだったらやってやる」とメッセージ。これに棚橋は「トコトン!トコトン1つのことをやってみようと思います。まだ中途半端に終わったUSヘビーにもう一度挑戦します!」と条件を呑み、両者のベルトを懸けたリマッチ実現が濃厚になった。 バックステージで永田は「2017年8月13日以来の両国国技館での試合。ようやく国技館での試合が俺を求めてくれた。4年4か月かかったけど、戻って来れて最高です」と久々の両国国技館での試合に喜びを表すと、天山は「オーケイ!久しぶりの両国、やっぱりここの会場は大好きですよ。まぁ今日は4対4 で、クソ連中のバレットクラブ、棚ちゃんがやってくれたから、しっかりといい思いできたけども、年内もあと4つかな?今年 2021年、何かしらあと1つ、残していきたいなと思ってますよ。まだまだこんなんで終われないよ」とコメント。小島は「改めて、『ワールドタッグリーグ』、ありがとうございました。今日、またこの両国の舞台に立てて、とても感慨深いものがありました。幸せだなと思う、本当に。棚橋弘至を守る第三世代の 3 人、それでいいじゃないか。確かに今の俺はもう、新日本プロレスの中心にはいないよ。だけど、俺には俺の役割がある。俺にしかできない役割がいっぱいあるから。だからまだ、今日みたいな舞台に立てると思ってるんだよ。これからも明るく元気に、試合していこうと思います。ありがとうございました!」と前を向いた。 棚橋は「トコトンやってみたいんだよね。NEVER(王者だった時)も、何も試合をやらなかった。US ヘビーもアメリカで取って、アメリカに戻る前に取られてしまった。そんなねぇ、ベルトに気持ちを込められないような選手じゃ、IWGP 世界ヘビー級だって、届くわけないよ。だからね、今の俺はトコトンしつこくいきます。なので、US ヘビーに、こだわらせて、(力を込めて)ください!」と改めてトコトン、USヘビー級王座にこだわっていく考えを明らかにしている。 この対決は東京ドーム大会での実現が濃厚だ。(どら増田)
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