棚橋弘至
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スポーツ 2021年11月17日 11時30分
新日本プロレス50周年施策を発表「OBも含めて、ご登場、できればご参戦頂けるように進めて参ります」
来年、創立50周年を迎える新日本プロレスが15日の後楽園ホール大会の試合前に、会見にて“50周年施策”を発表した。なお、50周年イヤーの施策期間は「2022年1月1日~2023年1月4日」までの1年間、ファンに喜んでもらえる施策を多数展開予定だという。 リングには、発表者の大張高己社長を始め、棚橋弘至、真壁刀義、本間朋晃の各選手も登壇。今後の施策を発表した。 まず、新日本プロレス“50周年ロゴ”のお披露目が行われた。50周年ロゴのデザインに関して、大張社長は「半世紀、苦しい時も楽しい時も荒波を乗り越えた“ライオンマーク”、そのベースの部分には青いセルリアンブルーのリングを置いてあります。これは50年に渡って、長きにわたって一緒に新日本プロレスのファンの皆様へのリスペクト、それから命がけでこの青いリングで闘ってくれた全レスラーへのリスペクトが込められた重厚感のある、歴史を感じさせるようなロゴを目標として作ったモノになっております」と解説。 真壁は「このロゴマークについては、50の「0」のところにライオンマークが入ってるってことで、新日本が50周年なんだなって、見てすぐわかるんで。ものすごくインパクトがあって、いいんじゃないですかね。後ろには歴代の先輩たちが、僕らも含めて戦ってるシーンがあるんですけど、やっぱり50年の歴史があっての新日本だと思うんで、最高じゃないですか」とコメント。 このロゴに関して、大張社長は「ファンの皆様にSNSなどにご自由にお使いいただけるよう規約を整備しまして、特にSNSへ使いやすいような形式、画質を準備中です。この50年を皆さんと一緒に祝って、盛り上げていければと思います」と使いやすさを考えているとのこと。 続いて、2022年の大会スケジュールが発表され、2月11日に宮城県・ゼビオアリーナ仙台大会、2月13日に大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)大会、2月19日、20日に北海道・北海道立総合体育センター 北海きたえーる2連戦、3月1日、2日に東京・日本武道館大会2連戦を開催する。 大張社長は「3月1日、2日の日本武道館大会は、50回目の『旗揚げ記念日』になるかと思う」と語った。 本間は「社長の方ら先ほどビッグマッチ、発表されましたけど…(その後はよく聞き取れず、棚橋と真壁も困り顔)。ただ、これができるのは選手層の厚い、新日本プロレスだからできることなので。もっともっと、仕掛けていっていただきたいなと思います。この、元気の出ない世の中に、みなさんに勇気とか希望とか持ってもらえるのは、やっぱりプロレスだと思いますので。選手一同、一生懸命戦おうと思いますんで、応援よろしくお願いします!」とコメント。 また、1月の「レッスルキングダム」東京ドーム2連戦、横浜アリーナ大会の終了後、2022年の1月シリーズ名が「新春黄金シリーズ」に決定。かつて新日本プロレスの正月シリーズとして使われていた伝説のシリーズ名が復活することになった。大張社長は「2022年、この1年間というのは、長い歴史の中でゆかりのある選手の方々、OBも含めて、それから関係者の方々にもご登場、できればご参戦頂けるように進めて参りますのでご期待を頂ければと思います」とも話しており、OBのゲスト参戦や来場する可能性もありそうだ。 ここで大張社長が、リング上の机の上にあった暗幕をオープン。そこには緑の巨大なシューズが!なんとこれは “大巨人”「アンドレ・ザ・ジャイアントのレスリングシューズ」であることが明かされた。さらに、アンドレ選手の手形色紙が公開。 大張社長は「昔から、新日本を観てきた方にとっては、ついにお目にかかれるのか!というモノもあれば、つい最近ファンになった方には新しい発見があると思います。各世代、お子さんからお年寄りまで、男性も女性も問わず、プロレスファン歴の浅いか長いかも問わずみなさんがお越しになって、これまでの新日本、これからの新日本を感じ取れるそんなイベントにしたい」として、「まだ展示されるかわからないが、今回はサンプルとして」アンドレ選手のシューズが公開されたという。 棚橋は「高校くらいからプロレスを本格的に見始めたんですけど、それ以前はおばあちゃんと観てたおぼろげな記憶しかないので。またこうやって、グッズにまつわるエピソードとか、それを使っていた選手の歴史なんかも勉強になるというか、思い出せるので。そういう今のこの状況で、プロレス貯金じゃないですけど、プロレスに対する知識量を高めておいてもらって、さらに本格的に新日本プロレスが動き始めた時にね、プラスになればいいなと思います」とコメント。 大張社長は「最近、新日本プロレスを好きになっていただいた方から、長年のファンの方まで、皆さまに喜んでいただける企画をそろえてお待ちしております。昔はプロレスが好きだった、というお話を聞くこともありますが、いろいろな世代の方に見て頂ければと思います」と今後もいろんな施策を実施していくことを明らかにしている。(どら増田)
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スポーツ 2021年10月26日 10時55分
新日本・棚橋弘至がKENTAからUSベルトを取り戻す!「ちょっくら盛り上げていきますよ」
新日本プロレスは25日、東京・後楽園ホールで新シリーズ『Road to POWER STRUGGLE』の第2戦を開催した。シリーズ最終戦では次回ビッグマッチ『POWER STRUGGLE』11.6大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)大会を控えている。 メインイベントでは、棚橋弘至&オカダ・カズチカ&後藤洋央紀&石井智宏&YOSHI-HASHI組がKENTA&タマ・トンガ&タンガ・ロア&EVIL&高橋裕二郎のバレットクラブと5vs5イリミネーションマッチで激突。11.6大阪大会ではオカダが東京ドーム・IWGP世界ヘビー級王座挑戦権利証争奪戦でタマ、IWGP USヘビー級王者・棚橋はKENTA、そしてNEVER無差別級6人タッグ王者の後藤&石井&YOSHI-HASHIは、HOUSE OF TORTUREのEVIL&裕二郎&SHOとの対戦が決定している。 そのトリプル前哨戦となった総力戦は、棚橋&CHAOSの奇襲攻撃でスタート。最初の脱落者となったのは、エプロンでのガンスタンをオカダにかわされ、場外に落ちてしまったタマ。しかし、その後も襲いかかるタマに対し、オカダは自ら場外に下りて反撃したため失格に。ここからロア、石井、裕二郎、YOSHI-HASHI、後藤、EVILの順に脱落し、最後は棚橋とKENTAの一騎打ちに。KENTAはトップロープ越しに棚橋を放り投げるも、棚橋はトップロープをつかんで踏みとどまる。そして逆上がりの要領でKENTAをヘッドシザーズで捕らえると、そのまま場外に放り投げ、一人残りで棚橋&CHAOSが勝利。 試合後、棚橋はKENTAに奪われていたUSヘビーのベルト回収に成功。そしてファンに感謝のメッセージを贈ると、最後はエアギターからの「愛してま~す!」で大会を締めている。 バックステージで棚橋は肩にかけた US ヘビー級ベルトを叩きながら、「やっと返ってきました。 ちょっと 1 週間ぐらい旅立ってたけど、もう絶対に離さないから。しっかり管理します。大阪、最終戦に向けていろんなタイトルマッチが組まれてますね。その中でもこの US ヘビーのタイトル戦線がどう生き残っていくか?熱を生むのは試合での選手同士の闘いだけじゃなくてね、『注目を集めて俺らの方が面白いぞ』、『俺らに注目しろよ』という団体内、タイトルマッチ、選手間、思惑、『俺が盛り上げるんだ』っていう使命感、そういうものにも絶対出てくると思ってる。大阪に向けて US ヘビー、ちょっくら盛り上げていきますよ」と安堵の表情を浮かべながら防衛戦に向けて自信を見せた。(どら増田)
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スポーツ 2021年10月21日 10時50分
新日本G1棚橋弘至を破ったタイチが意味深発言!「新日本プロレス協会に明日から休場届を出す」
新日本プロレスは20日、東京・日本武道館で、最強戦士決定戦『G1クライマックス31』Bブロック公式戦最終戦を開催した。 第3試合の公式戦は、IWGP USヘビー級王者の棚橋弘至(4勝4敗)とIWGPタッグ王者タイチ(2勝6敗)が対戦。試合はタイチは速攻勝負を仕掛けるが、切り抜けた棚橋は相手の弱点である腹部に非情の攻撃。苦しい戦いとなったタイチだが、棚橋のハイフライフローをかわすと、タイチ式外道クラッチで丸め込んでカウント3を奪取。US王者から価値ある勝利と言っていいだろう。 バックステージで棚橋は、コメントスペースに来るなり座り込み、腹の位置に US ヘビー級のベルトを置いて、「はあ、負け越し。負け越しです。悔しいなあ。調子が、コンディションが良かった分、この負け越しは堪えるし、何より期待に応えられなかったっていうのもあるし、この USヘビーを巻いてる選手が負け越し。ちょっと考え方を自分のあり方をしっかりと見つめ直さないと。毎日同じ物食ってます、毎日同じ量のトレーニングしてます、じゃないんだね。きっとね、そういったもの以上に今一番必要なこと、やっぱり情熱だろうね。プロレスに対する情熱。俺に足りなくてタイチにあったもの、情熱なんじゃないかな?言われたくないと思うけど」とコメント。 タイチは「ああ、苦しい…。なんだ、笑いたくて集まったのか、この野郎。堂々の3勝6敗だ。笑いたくて来たのか、この野郎。正々堂々の序二段陥落だ。陥落だよ、これで。忘れてたよ。そう言やあ忘れてたよ。照ノ富士のように新横綱になってやるって開幕の時に言ったけどよ、照ノ富士だってその前に序二段にまで落ちてんだよ。怪我と病気に悩まされてよ。時には怪我に悩まされて序二段に陥落するのもいいな。忘れてたよ。照ノ富士だってそうやって上がってきたんだよ。引退まで考えて。だけど今横綱になっている。序二段からでも遅くねえってことだよな。やってやる。忘れてたよ。新横綱の前に序二段があるってことを。不惜身命、文字通り不惜身命だ。休むのは簡単だ。いや、でも、時には休む勇気も必要かもしんねえな。今後の溜めのためには。溜めに溜めて、新横綱に登ってやる。まずは序二段陥落、おめでとう。(立ち上がってタッグベルトを持っているあべみほを見ながら)序二段には付き人もいらないな。やり直しだ、一人で。このままじゃ新横綱どころかなんにもなんねえ。時には休場するのも大事だろ。この後、新日本プロレス協会に明日から休場届を出す。待っとけ、すぐ戻ってくる。(帰り際に)棚橋があえて鬼になって、俺の負傷箇所を攻めてきたのはそれが愛だからなのか…?もしそれが愛ならば、少し分かったような気がする」と意味深発言。今後、タイチの活動から目が離せなくなった。(どら増田)
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スポーツ 2021年09月09日 11時30分
新日本G1開幕戦で棚橋弘至とオカダ・カズチカの王道対決が実現!IWGP王者の鷹木信悟は石井智宏と初戦
新日本プロレスは最強戦士決定戦『G1クライマックス31』開幕戦となる大阪・エディオンアリーナ大阪(大阪府立体育会館)2連戦の公式戦カードを発表した。今年もAブロックとBブロックの公式戦が交互に開催される。▼9月18日(土)Aブロック開幕戦 Aブロック開幕戦のメインイベントは、鷹木信悟と石井智宏のかつてNEVER無差別級王座戦で激しい闘いを繰り広げていた両雄が激突。石井にとってはIWGP世界ヘビー級王座の挑戦権を得るまたとないチャンスなだけに、勝っておきたいところ。セミファイナルでは、内藤哲也とザック・セイバーJr.が対戦。この試合は7.23大阪大会でも実現しており、前回は内藤がザックをデスティーノで破っているが、9.5埼玉・メットライフドーム大会のIWGPタッグ王座戦ではタイチ&ザックが内藤&SANADAらを3WAYマッチで制しているだけに、内藤はIWGPタッグをまた狙う意味でも負けられない。さらに第4試合は、矢野通とKENTAの異色対決が実現。第3試合は、グレート-O-カーンとタンガ・ロアが初出場同士による注目の初シングル戦を行う。また、9.4メットライフドーム大会で復活を果たし、『G1』3連覇を狙う飯伏幸太は、EVILらとハウス・オブ・トーチャーをバレットクラブ内に結成した高橋裕二郎と第2試合で対戦する。▼9月19日(日)Bブロック開幕戦 Bブロックの幕開けは、新日本プロレスを引っ張って来た棚橋弘至とオカダ・カズチカのドーム級のカードがメインイベントで実現。前回は、2019年7.9アメリカ・ダラス大会で開幕した『G1』公式戦で対戦し、オカダが勝利を収めている。USヘビー級王者として好調の棚橋と、『G1』に再起を懸けるオカダ。ファンからも待望論の高いカードだっただけに、結果だけではなく内容に注目したい。セミファイナルは、後藤洋央紀とタイチが対戦。9.5メットライフドーム大会で行われたIWGPタッグ3WAY戦の前には、激しい前哨戦と舌戦を繰り広げた両雄。シングルでもタイチが頭角を現しているだけに、後藤の意地も見たいところ。第4試合は、昨年準優勝のSANADAが3年ぶりに『G1』出場のタマ・トンガと激突。シングルプレーヤーとしてタマがSANADAを相手にどんな試合をして来るのか注目だ。第3試合は、9.4メットライフドーム大会でオカダを下し絶好調のジェフ・コブと初出場で期待が集まるチェーズ・オーエンズが対決。コブがバレットクラブ相手にパワーを見せつけるのか、はたまたオーエンズがテクニックで勝るのか注目したい。第2試合は、ハウス・オブ・トーチャーを結成したEVILが、シングルでも上を見据えているYOSHI-HASHIと対決。YOSHI-HASHIにとって初戦は大事な一戦だ。 両ブロックともに開幕戦から好カードを連発しているだけに、大阪2連戦から見逃せない。(どら増田)
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スポーツ 2021年09月02日 10時50分
新日本9.4メットライフドーム大会のメインは棚橋対飯伏のUS戦に決定!
新日本プロレス『WRESTLE GRAND SLAM in MetLife Dome』9.4埼玉・メットライフドーム大会“1日目”のメインイベントは、IWGP USヘビー級選手権試合、チャンピオン棚橋弘至に飯伏幸太が挑戦する。 メットライフドーム二連戦の初日のトリを飾るのは、IWGP USヘビー級王者の棚橋が飯伏を迎え撃つ初防衛戦となった。誤嚥性肺炎による体調不良で欠場中だった飯伏は、約2か月ぶりの復帰戦でいきなりタイトル挑戦となったが、再び飯伏の前に“神”である棚橋がチャンピオンとして対峙するのは面白い。 棚橋は8.14ロサンゼルス大会でランス・アーチャーを撃破し、日本人初のUSヘビー級王者となると、飯伏に向け動画メッセージで、「オマエがIWGP(世界ヘビー)をめざすのは、もちろんわかってる。けど、“寄り道”してっても悪くはないと思う。復帰戦、俺とやれ」と次期挑戦者に指名。これを受けて、飯伏も「“寄り道”なんかないですよ。僕の今一番の近道、それは棚橋さん、あなたと戦うこと。挑戦よろしくお願いします」と応えたため、日本人同士によるUSヘビー級王座戦が急遽決定した。 これまで両者は幾多の激闘を繰り広げ、さらにはタッグコンビ“ゴールデン☆エース”としてIWGPタッグ王座を共に戴冠。IWGPタッグから陥落した後は棚橋がスランプに陥り、飯伏が叱咤する場面もあったが、飯伏は棚橋に神として大きなリスペクトを抱いている。また、飯伏が7.25東京ドーム大会を欠場した際には、代役として棚橋が鷹木信悟のIWGP世界ヘビー級王座に緊急挑戦。王座奪取はならなかったが、試合終盤には飯伏にメッセージを送るようにカミゴェを放ち会場がドッと沸いたのは言うまでもない。 棚橋が“寄り道”と話していたように、飯伏が戴冠した場合、USのベルトはIWGP世界ヘビー級王座への足かせになる可能性もあるが、今の飯伏にとって欠場していた期間を取り戻すために、US王座獲りは“近道”なのかもしれない。一方の棚橋は長期的なアメリカ遠征を視野に入れているだけに、ベルトは必要なアイテムだ。 好勝負になるのは間違いないだけに、勝敗が気になるところである。(どら増田)
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スポーツ 2021年07月27日 11時30分
新日本IWGP世界ヘビー級王者、鷹木信悟が一夜明け会見「棚橋がまるで主人公のように思えた」
新日本プロレスは26日、前日に東京・東京ドームで開催した『WRESTLE GRAND SLAM in TOKYO DOME』の一夜明け会見を行った。会見にはIWGP世界ヘビー級選手権試合で、棚橋弘至を相手に初防衛に成功した鷹木信悟が出席した。 鷹木は「昨日の今日と言うことで、さすがに全身筋肉痛ですね。首、肩、腰、特に足なんかは両足痛いけど、この痛みが朝起きて、『プロレスラーやってるんだな』って嫌いじゃないよね、こういう感覚は。まあ、それにしても『昨日の棚橋弘至はすごかったな』」と改めて振り返ると、「試合後のマイクでも言ったんだけどね、『さすがエースだな』、『さすが逸材だな』と。試合中、俺が攻めて攻めて攻めてね、主導権を握ってると思ってたんだけど、気付いたら客はね、ほとんど棚橋を見てるんだよね。だから、棚橋を中心に手拍子をしてるのに、俺は『キタキタキター!』、『オイオイオイ!』って強引に引き付けたけど、自然と客は棚橋を見てる、棚橋を中心に動いてる。昨日の試合も棚橋がまるで主人公のように思えたから、俺としては試合中に『チクショー』と思ってね」と棚橋の凄さを称賛。 「ただ後半、棚橋が俺にカミゴェを出した時に飯伏の急遽代打で挑戦することが決まったわけだけど、棚橋なりの想いがあったかもしれないけど、俺も俺なりに飯伏への強い想いがあったんでね、あれをやられた時にすごい効いたんだけど、これは何がなんでも大げさなことを言えば、『死んでも負けてたまるか!』っていう気持ちになって、逆にあの一発で俺自身が意識飛びかけたけど、なんか冷静な部分な自分がいて、『これやられて引けないな』っていうあれがある意味、昨日の試合で一番印象的だけど、自分の中でちょっと違ったスイッチが押された気分だったかなと」と語り、棚橋のカミゴェが鷹木に火をつけたようだ。 「最後は紙一重でね、痛かったけど非常に気持ちのいい闘いができたかなと。結果的に、6月7月とこのベルトを賭けてオカダ、棚橋を連破したんでね、このことは新日本プロレスだけじゃなく、プロレス界にとっても大きな出来事だと思うし、俺自身としてもこのことはしっかり記憶にも記録にも残しておきたい」とかなり自信になった様子。 続けて、「それで昨日の試合後と言うか、東京ドームという最高の舞台で最高の相手と最高の闘いができて、あれだけ大きい会場でマイクをするのもたぶん初めてだったので、ホント最高の気分だったんだけど一瞬にしてね、クソEVILのせいで最悪の気分になったんで。まあ、やられた後、感情的になって『やってやるよ』って言ったけど、もう一日経って冷静に振り返ってみると、正直EVILはね、本音がわからないと言うか、何がやりたいのか見えて来ないんだよね」と試合後に急襲されたEVILについて言及。 「俺たちロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンを辞めてからのEVIL、ロスインゴに対して、『おまえら、腐り切ってんだよ』ってどこが腐り切ってるのか具体的に言ったわけじゃないし。だから、俺らに伝わって来ないから『薄っぺらいな、アイツ』っていう気持ちが強いんだよね。ベルトの価値が落ちてる?いや、逆だろと。仮にお前が奪ったらもっとこのベルトの価値が落ちてしまうからね。せっかくいい感じに俺が勝手に上がってきてると思ってる価値を落とすわけにはいかないから。何がなんでもEVILには負けるわけにはいかないし、負けるとも思ってないんでね、普通に。まあ、ちょっと東郷が厄介だけどね。アイツのせいでこの新品のベルトがもう一部壊れちゃったんだね、しっかりとアイツを叩き潰して、この修理代もEVILに払ってもらわなきゃ。まあ、昨日は俺が最終的にEVILに最悪な気分にされたけど、メットライフドームでは逆にEVIL、お前を最悪な気分にさせてやるよ」と9.5埼玉・メットライフドーム大会での制裁を誓った。 飯伏幸太の帰りを待つ鷹木は、まだまだ負けられない闘いが続く。(どら増田)
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スポーツ 2021年07月19日 11時30分
新日本・棚橋弘至とKENTA、石井智宏とEVILの遺恨が前哨戦で深まる!
新日本プロレスは17日、東京・後楽園ホールで夏のシリーズ『SUMMER STRUGGLE 2021』を開催した。 オープニングマッチでは、棚橋弘至&石井智宏&辻陽太&上村優也が、KENTA&EVIL&高橋裕二郎&ディック東郷のバレットクラブと対決。7.24愛知・愛知県体育館大会で一騎打ちを果たす、棚橋とKENTA、石井とEVILは互いを意識した攻防を展開。辻&上村のヤングライオンは連携を見せていくが、裕二郎は同士打ちを誘うと辻にインカレスラム。すかさずピンプジュースを決めて3カウント。バレットクラブが勝利を収めた。試合後、EVIL&東郷は石井を急襲し遺恨を深めている。 バックステージでKENTAは「(TV カメラに向かって)座ろうか(と言って、自身も座る)。何あれ?ヒロシ。じゃない方のヒロシ。なんだあいつ。知ってる?あそこでシングルやんだよ。なんだ、あの、どこだっけ?都会なんだか田舎なんだかわかんないとこ。どこだっけあそこ?名古屋!そう、あそこでやんだよ、シングル。ほんで、なんかイマイチ向こうからこの試合に対する思いっていうのを感じねえんだよ。なんかやってんじゃん。ダイエットだかなんだか知らないけど、腹筋がこうだとか。そんなのマジどうでもいいよ。マジでリング上につながらないそういうのって、エンターテインメントでもなんでもないから。ただの自己満足だから。マジでリング上につなげてくれよ。思いが全然伝わって来ねえよ。やるのか?やんねえのか?勝ちてえのか?勝ちたくねえのか?昔の話なんてどうでもいいよ。昔がどうだ、これからがとか、どうでもいいよ。今を生きようよ。俺は今を生きてるよ。(立ち上がって)で、なんかある?(誰も質問していないが勝手に)それはもう相手次第でしょう。(またも質問を聞いたフリをして)いやあ、犬派。(続けて質問を聞いたフリをして)ああ、もちろん見たよ。シーズン1もシーズン2も見たし。『死にたくなったら下を見ろ。俺がいる』つって……。見たよ。結局、俺が今日、何が言いたいかって言うと、最近めっちゃ暑いけど、子どもが外なのにマスクしてんの、あれ熱中症大丈夫かなってこと」といつものように話し続けた。 棚橋は「自分自身に対する自信っていうのはどっから出て来ると思う?自分で言うのもなんだけど、かつて棚橋弘至は自信に溢れていて、やること全部上手くいって、その記憶が俺を苦しめてる。けど、ここ何年かでしっかりと自分と向き合って、今できることは何か、今できる限りの最高の棚橋をリング上に“置き”続ける。それがね、一つの目標であり、きっとゴールなんだと思うよ。なぜなら、それができたならば、結果は自ずとついて来るから。(全身に力を込めて筋肉を浮き上がらせながら)ついて、ついて、ついて来るからぁぁぁ」と自らを奮い立たせることで、気合いを入れ直したようだ。(どら増田)
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スポーツ 2021年07月13日 11時30分
新日本7.24名古屋で棚橋対KENTA、石井対EVILがシングル対決!
新日本プロレスは、『SUMMER STRUGGLE in NAGOYA』7月24日(土)愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)大会の全カードを発表した。 メインイベントでは、棚橋弘至とKENTAがスペシャルシングルマッチで激突。 両者は7.10札幌・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ大会の6人タッグ(棚橋&田口隆祐&ロッキー・ロメロvsKENTA&高橋裕二郎&エル・ファンタズモ)で対戦し、棚橋が裕二郎をピンフォール。その試合後、棚橋が場内の拍手に応えてコーナーに上ると、背後からKENTAが急襲。棚橋はその戦前、『東京スポーツ』誌上で、昨年11.7大阪・大阪府立体育会館大会のIWGP USヘビー級王座挑戦権利証争奪戦で敗れているKENTAを当面のターゲットとして定めると発言。しかし、襲撃を仕掛けたKENTAはそのバックステージで「次のステップに行くための何かこう、寄り道的な感じですっごいオレの事を軽く扱ってんの。そんなん許さんよ!」と反発。 また、当時の抗争で権利証のブリーフケースが破損したことを蒸し返し、「弁償しろオマエ、マジで。ふざけんなよ」と棚橋に怒りを向けた。対する棚橋はKENTAに向け、「(KENTAは)勝ってんだから、最後のシングルマッチ。どんと構えてなさい」と相手の神経を逆撫でするような余裕のコメントをすると、続く7.11真駒内大会(棚橋&辻陽太vsKENTA&裕二郎)の試合後、KENTAは「昨日のアイツ(棚橋)のコメント見た? 何アレ?最後、思い出したかのように俺の話をちょっとだけ。俺はカバンをアイツに壊されたことを、いつまでも言うから」とさらに怒りを露わにしている。 棚橋はKENTAに対して多くを語らなかったが、真駒内では激しくやり合っており、棚橋らしい試合が見られるかもしれない。 セミファイナルでは、遺恨抗争を繰り広げている石井智宏とEVILが遂に一騎打ち。EVILは6.22東京・後楽園ホール大会で高橋裕二郎&ディック東郷とともに、石井&後藤洋央紀&YOSHI-HASHI組のNEVER無差別級6人タッグ王座に挑戦。最後は東郷が石井に敗れ、王座獲りを果たせず。しかし、7.2後楽園大会で王者組が第三世代を相手に同王座を防衛した直後、突如場内が暗転。そして、明かりが点くと東郷が石井をスポイラーズチョーカーで締め上げ、続いてEVILが必殺のEVILを決めてKOに追い込んだ。そのバックステージでEVILは「石井、てめえが目障りなんだよ。サシで潰してやるからな、よく憶えとけ!」と不気味に宣戦布告した。 両者は7.10真駒内大会のタッグマッチ(石井&YOHvsEVIL&東郷)で対峙すると、試合後に石井は「サシで潰すだ?そんな振りいらねえんだよ。最初から2人で来いや、やってやるから」と迎撃の構えを見せた。続く7.11真駒内大会の6人タッグ(石井&田口隆祐&ロッキー・ロメロvsEVIL&石森太二&エル・ファンタズモ)でも両者は激しくやり合い、バックステージでも口論を展開。EVILの「サシで勝負しろ、このヤロー!」という言葉を受け、石井は「アイツがいかに哀れで愚かかわからしてやる。サシだぞ!」とシングル対決を要求。 2人のシングルは毎回激しい試合になっていたが、EVILがバレットクラブ入りしてからは初シングルになるだけに、石井は以前に同じユニットで行動をともにしたEVILのマネージャー、東郷も相手にしなければならないのは厄介だろう。(どら増田)
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スポーツ 2021年07月12日 11時30分
新日本・棚橋弘至と遺恨再燃のKENTA「いつまで昔の話してんの」
新日本プロレスは11日、ビッグマッチ『SUMMER STRUGGLE in SAPPORO』を札幌・真駒内セキスイハイムアイスアリーナで開催した。 第3試合では、棚橋弘至&辻陽太の師弟コンビが、KENTA&高橋裕二郎のバレットクラブと対決。棚橋とKENTAは前日の大会で遺恨が再燃しており、注目のカードだ。 試合は、前日の6人タッグの試合後に棚橋を襲撃したKENTAが、今大会ではゴング前に襲いかかる。試合はバレットコンビが辻に集中攻撃。棚橋組も必死に挽回を試みるも、バレットコンビは主導権を譲らず、最後は裕二郎が粘る辻をピンプジュースで仕留めた。試合後、棚橋とKENTAは場外で駆け引き。今シリーズはビッグマッチが多いだけに、両者がシングル実現の方向に走り出すのかさらに注目が集まるところ。 バックステージでKENTAは「座ろっか。見た、今日の試合?当たり前だよな。何あれ?辻とかいうヤツ。なんだアイツ、マジで。髪切れよ、マジで。ヤングライオン、あれ?ヤングでもなきゃ、ライオンでもねーじゃん。髪切れっつうんだよ。絶対応援する側からしたら、短髪の方が応援したい気持ちになるっつうのが相場なんだから。髪切れよ。何ちょっと他の人との違いを髪の毛で出そうとしてんのかもしんないけど、髪切れよ。短髪が相場なんだから」と辻にダメ出し。続けて、「ほんでアイツだ、ヒロシ(棚橋)。ヒロシっつってもうちのオヤジじゃないよ。わかる?昨日のアイツのコメント見た?何あれ?最後、思い出したかのように俺の話をちょっとだけ。後はどうでもいい昔話してんの。いつの話してんだよ。いつまで昔の話してんだよ。ほんで、俺に何か『もっとデンと構えてろ』みたいな。いや、お前だよ。いつまで昔の話してんの。昔話をいつまでも。昔の話、過去の話をしてもいいのは、何か自分の物を壊された時だけだから、昔のこと話していいのは。だから、俺はあのカバンをアイツに壊されたことを、いつまでも言うからね。ずっと言うよ。いい?マジで、何アイツ。もういいから、昔話は。10年前がどうだとか、そんなこと言ったって知らねーよ、今どきの子にそんな昔話。そんなのどうでもいいよ」と棚橋に対しても不快な思いを明らかにした。 一方の棚橋は「(辻に)俺を倒してトップに君臨してくれよ。となると、辻が倒したい俺はトップにならないといけないよね。そうだよな。目標にされるんだったら、目標とされる側の責任があるから。多分、この言い方は日本じゃ初めてじゃないかな。やるべきことはいっぱいあるよ。どんな状況でも探せばいくらでもある。でも、その一つ一つが無駄じゃないってホントに信じられるかって、そこだと思う。とにかく俺は全部を全力でやってみるよ。それがいい結果につながらなかったとしても、絶対その時間は自分の財産になるから。その前に、まずこのお腹を引っ込めます!」とKENTAというワードは出て来なかったのは意図的だろうか?コメントとは裏腹にこのまま終わる気配はない。◆新日本プロレス◆『SUMMER STRUGGLE in SAPPORO』2021年7月11日札幌・真駒内セキスイハイムアイスアリーナ観衆 2172人▼タッグマッチ(30分1本勝負)棚橋弘至&●辻陽太(12分40秒 体固め)KENTA&高橋裕二郎○※ピンプジュース(どら増田)
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スポーツ 2021年06月15日 11時30分
新日本・棚橋弘至が付き人の辻陽太とシングル「お前がスター選手になるまで残っといてやるよ」
新日本プロレスは14日、新シリーズ『KIZUNA ROAD』を東京・後楽園ホールで開幕した。新日本は後楽園3連戦を行う。 第2試合では辻陽太が、自身が付き人を務め、入団前から憧れの存在だった棚橋弘至にチャレンジ。辻は果敢な攻めを繰り出し、終盤にはジャイアントスイングからのスピアーで見せ場を作る。だが、棚橋は辻のすべてを受け止めた上で、最後はテキサスクローバーホールドをガッチリ決めてギブアップ勝ち。棚橋が貫禄を見せつけている。 バックステージで棚橋は息を弾ませながら、「座ってもいいかな?座ってもいいかな?(と言ってコメントスペースに座り込む)クソ!スタミナのペース配分が、狂ったな。(試合時間)5分…。5分でフィニッシュまで持っていこうと思ってた。それが倍か…!?辻の成長だな…。辻にしろ、上村にしろ、ヤングライオン(の期間)が、ほかの僕たち例年のヤングライオンよりも長くなってる。こういうコロナ禍の状況だから、なんとも仕方ないけども。タメが長ければ長いほど、デッカくて美しい花を咲かすと思うから、腐らずに1歩1歩(進んでもらいたい)。もう1回だ、辻。お前がスター選手になるまで、新日本プロレスのトップレスラーになるまで、俺が残っといてやるよ」と辻との再戦を明言。付き人の成長に目を細めるとともに、自身もトップに居続けることを誓っていた。 辻はコメントスペースで片膝をつきながら、「俺が今、このリングに立ってるのは、まぎれもなく棚橋さんのおかげだ。棚橋さんがいなければ、今の俺はないだろう。感謝なんか言葉じゃ言い表せないぞ。だからこそ、棚橋さん、あなたを超えた時に、俺は本物のプロレスラーになるんだ」といずれ棚橋を倒して恩返しをすることを改めて心に決めたようだ。 辻は15日にタイチと、16日にはオカダ・カズチカとのシングルマッチを控えており、熱望している内藤哲也とのシングル実現に向けて、大きなチャンスが与えられている。◆新日本プロレス◆『KIZUNA ROAD』2021年6月14日東京・後楽園ホール観衆 347人▼シングルマッチ○棚橋弘至(13分36秒 テキサスクローバーホールド)辻陽太●(どら増田)
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