プロレス
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スポーツ 2022年07月06日 22時30分
新KO-D王者の樋口和貞「秋山準というレスラーの奥深さを改めて感じた」次期挑戦者に遠藤哲哉指名の気持ちは変わらず!
DDTプロレスの『KING OF DDT』制覇とKO-D無差別級王座戴冠を成し遂げた樋口和貞が口を開いた。 樋口は「こうやって優勝できて、ベルトを獲れたことは本当に自分一人の力じゃないと思ってるので。支えてくれた方々に本当にありがとうと言いたいと思っております。準決勝、秋山(準)さんとの闘い、これは秋山準というレスラーの奥深さを改めて感じた。やっぱりすごいレスラーだなと感じました。でも、それを超えられたのは自分の中で誇っていいんじゃないかなと思っています。1年前、ベルトを巻く、巻かないということがありましたが、そういうつっかえみたいなものが、今回の一戦でケリがついたなと感じています。また、秋山準が目の前に立った時はもちろん全力で行きたいと思います。あんな元気な52歳、いないと思うので。自分がベルトを持ってる間でも、挑戦者として来てもらってもいいですし、別のところで当たっても、また全力で倒しに行きたいと思いました」とベルトを腰に巻いてくれた秋山の実力を改めて実感した様子。 決勝の対戦相手だった吉村直巳に関しては「DNA時代から知らない仲ではないので。恐ろしいレスラーになったと感じました。本当に強かった。ただ、あちらも背負ってるものがあったと思いますが、自分も背負ってるものがあったので。ここは負けられないなと。本当にしのぎを削って、競り合いましたけど、なんとか自分の覚悟の差で競り勝ったのかなと思います」とした上で、「吉村と組みたいと言ったのは、決勝で全力を尽くして戦った。その中で何か新しいものが生まれるんじゃないかと、組んでみても面白いんじゃないかと思って。相手にはベスト4に残った上野(勇希)、自分らDNA世代より下の小嶋(斗偉)。また何か新しいものが見せられるのかなと思います」と語り、7日の東京・新宿FACE大会で早速タッグが実現する。 8.20東京・大田区総合体育館で行われる初防衛戦の相手に、遠藤哲哉を指名したが、「ずっと言ってるんですけど。サイバーファイトフェスのリング上にいた一人として、今回のトーナメント優勝して、ベルトを獲って、遠藤哲哉を待ちたいと。復帰戦もしてない状況ではありますが、チャンピオンとして遠藤哲哉を挑戦者に迎えたい、待ちたいなと思っております。そこら辺は遠藤哲哉と会社がよく話し合って、その返答を待ちたい」と遠藤の返答を待つ考えだ。 「背負うという気持ち、やっぱり覚悟が違った。強さの象徴になるというのは、今まで自分の言葉では出て来なかったと思うんです。それを自分にプレッシャーをかけて覚悟を決めた。覚悟の差で、こういう結果につながったのかなと思ってます」という樋口から目が離せない。(どら増田)
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スポーツ 2022年07月04日 10時50分
DDT樋口和貞が最強トーナメント優勝&KO-D王座戴冠「大田区のリングで遠藤哲哉を挑戦者として、王者として待ちたい」
DDTプロレスが3日、東京・後楽園ホールで最強決定トーナメント「KING OF DDT 2022 FINAL!!」を開催した。 準決勝では、吉村直巳が上野勇希を、樋口和貞が秋山準を破り、それぞれ決勝のリングへ。 決勝は樋口と吉村によるヘビー級同士の対決となり、壮絶なチョップ合戦を繰り広げ、場内にはチョップの鈍い音が響き渡った。試合は15分過ぎ、吉村が払い腰、パワーボムからOsaka Prideを狙うも、これを阻止した樋口は背中にドロップキック、ラリアット、ブレーンクロー・スラムと畳み込みをかけるが、カウント2で吉村が粘る。しかし、最後は払い腰に来た吉村を樋口のブレーンクロー・スラムが決まりカウント3。樋口が優勝するとともに、空位となっていたKO-D無差別級王座を獲得した。 試合後、互いの健闘を称え合った2人はガッチリ握手を交わした。そして、昨年の3.28後楽園大会での同王座戦後、敗れた樋口にベルトを腰に巻かせた秋山が現れると、樋口の腰にベルトを巻いて握手。欠場している遠藤哲哉のためにも秋山は優勝を狙っていたが、樋口に敗れたことにより、実力を認めたようだ。 樋口は「ベルト獲ったぞ!いつもこんな情けない俺を支えてくれるイラプションの岡谷(英樹)、赤井(沙希)さん、坂口(征夫)さん、ありがとう。ベルトを巻いていただいた秋山準さん、ありがとうございました。本当にここに来るのにいろいろありました。皆さんの声援、支えがあって、辿り着けたと思っています」と感謝の意を述べると、「こうやってベルトを獲って、(8.20)大田区のリングで遠藤哲哉を挑戦者として、王者として待ちたいと思います。復帰戦もやってない状態で、返答はよく考えてからでいいです」と次期挑戦者に前王者の遠藤を指名した。 バックステージで樋口は「『KING OF DDT』を制して、ベルトを獲ったということはDDTを背負っていく、強さの象徴になる。そうなったと思っています。今後は自分の理想のDDTを見せていけたらなと。強くて、おもしろくて、ちょっと泣ける…みたいな。そんなDDTをめざしていきたいと思っております」とコメント。さらに、「ちょっと思ったのが、吉村と組んでやってみてもおもしろいのかなと思います。こうやって、決勝を争った2人で組んだりとかして、新しい風をDDTに吹かせられるのかなと思いました」と吉村との共闘を示唆。 惜しくも優勝できなかった吉村は「負けは負け。でも、クリス(ブルックス)、HARASHIMAさん、上野さんに勝っての準優勝なんで誇りに思います。今日の準決勝、決勝でDDTの何かが動いたんじゃないですかね。このトーナメントをきっかけに、自分はまだまだ動き出します」と準優勝という結果はかなり自信になった様子。 若い力がDDTを活性化していく。◆DDTプロレス◆『KING OF DDT 2022 FINAL!!』2022年7月3日東京・後楽園ホール観衆 703人▼KING OF DDT 2022決勝戦(時間無制限1本勝負)○樋口和貞(18分55秒 体固め)吉村直巳●※ブレーンクロー・スラム。樋口が初優勝、第79代KO-D無差別級王者となる。▼KING OF DDT 2022準決勝(時間無制限1本勝負)●上野勇希(10分46秒 体固め)吉村直巳○※Osaka Pride▼KING OF DDT 2022準決勝(時間無制限1本勝負)○樋口和貞(14分28秒 片エビ固め)秋山準●※ブレーンクロー・スラム(どら増田)
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スポーツ 2022年06月27日 10時50分
DDT秋山準が樋口和貞と超ど迫力前哨戦「必ずベルトを巻いて遠藤の前に立つ!」
DDTプロレスは25日、神奈川・横浜ラジアントホールで『DRAMATIC DREAM TOUR 2022 in YOKOHAMA』を開催した。 セミファイナルでは、7月3日に東京・後楽園ホールで行われる最強決定トーナメント『KING OF DDT 2022』の準決勝で当たる秋山準と樋口和貞が前哨戦を行った。秋山は岡田佑介と、樋口は坂口征夫とそれぞれタッグを結成。 先発はもちろん秋山と樋口。2人はいきなりはショルダータックル合戦でぶつかり合ったり、場外でも秋山のエルボーに対して、樋口がチョップで一歩も引かず。秋山がエクスプロイダーを出せば、樋口は重いラリアットを打ち込んでいく。試合は岡田に狙いを定めた樋口&坂口が、秋山を岡田から引き離すと、樋口がぶちかましから、怒涛の攻撃で岡田を圧倒。最後はブレーンクロー・スラムが決まりカウント3。前哨戦は樋口に凱歌があがっている。 試合後、樋口は「次、後楽園で準決勝。相手は秋山準。ぶっ倒して、俺がベルトを巻く。今日で行けるって、そういうのは掴んだ。必ず準決勝、秋山準をぶっ倒して。逆のブロック、上野(勇希)か吉村(直巳)か、どっちか分からんけど、上がってきた方を倒して、俺がベルトを巻く。秋山には坂口さんも負けてるし、イラプションとしても、DDTの樋口としても、ここで負けるわけにはいかない。必ず上り詰めて、俺が強さの象徴になって、DDTを引っ張っていく」とかなり手ごたえを感じた様子。 一方の秋山は「あとは準決勝、決勝。絶対勝つから。まだKING OF DDT、優勝したことないから。必ずベルト巻いて、遠藤(哲哉)の前に立つ。(樋口は)元気だよ。俺も元気だから。俺も夏にかけてどんどん元気になってくるから。7月3日なんて、ちょうど元気の真っ盛り」と今トーナメント参加時に誓った「遠藤哲哉の前にベルトを巻いて立つ」という目標は全くブレていない。 上野と吉村も好調を維持しているだけに、秋山は樋口の先も見据えなければならないだろう。(どら増田)
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スポーツ 2022年06月20日 11時30分
坂口征夫を破りKODトーナメント1回戦突破の秋山準がジャンピングニーを語り2回戦も突破!「オヤジを背負ってのものだから思いがある」
DDTプロレスが16日、東京・新宿FACEで『DDT FREE -June- KING OF DDT 2022 1st ROUND』を開催した。 1回戦では注目の秋山準と坂口征夫のカードが実現。KO-D無差別級チャンピオンだった遠藤哲哉が、12日に埼玉・さいたまスーパーアリーナで開催された、サイバーファイト傘下の4団体(DDT、プロレスリング・ノア、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレス )による合同興行『CyberFight Festival 2022』で、ノアとの対抗戦に出陣した際、中嶋勝彦の張り手で、脳震とうを起こし、今大会を欠場するとともに、保持していた同王座を返上。 DDTでは、今トーナメントの優勝者が新王者に認定されると発表。この事態に遠藤と同じバーニングのメンバーとして活動している秋山は「優勝してベルトを巻いて彼(遠藤)の前に立たなきゃいけない」と優勝宣言。秋山はプロレスのあり方についても持論を述べており、今トーナメントにおける秋山の動向に注目が集まっていた。 秋山と坂口はなんとこれがシングル初対戦。ともに一騎打ちを熱望していた。試合は、じっくりとしたグランドの攻防から始まると、坂口がキックを多用。秋山はバックドロップ、エクスプロイダーで坂口を投げていくと、坂口が父(坂口征二氏)直伝のジャンピング・ニーアタックを見舞えば、秋山はジャンボ鶴田さん直伝のジャンピング・ニーバットで応戦。最後は秋山がエクスプロイダーを再び放ち、カウント2で返されると、トドメのリストクラッチ式エクスプロイダーが決まりカウント3。秋山が2回戦進出を決めている。 また、MAOと飯野“セクシー”雄貴による1回戦は、飯野はMAOの口にホースをくわえさせ、片方は自身の尻に突っ込むとMAOがギブアップ。飯野が2回戦進出を決めたため、2回戦は秋山と飯野の対決に。しかし、秋山は「次、飯野って聞いてない。シャッフルしてクジ引くんじゃないの?何のために坂口と1回戦でやって、次、飯野?これがDDTか?坂口のヒザは効いた。オヤジを背負ってのものだから思いがあるだろうし。いいヒザをもらって目が覚めたよ。トーナメントで勝ってベルトを巻きたいと思いました。でも、次やるかどうかはまだ決めてません」と辞退すらチラつかせる始末だが、19日の東京・後楽園ホール大会で飯野を破り、準決勝に進出。準決勝は来月3日の後楽園大会で樋口和貞との対戦が決定した。 坂口は「対峙して"噛み殺さないと俺が殺される"って。久々にリングの上で恐怖を味わったよ。俺のプライドの方がちっぽけだった。でも俺はしつこいよ。勝つまでいくぞ。勝つまでヒザを叩き込んでやる」とリベンジを誓った。(どら増田)
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スポーツ 2022年06月06日 17時30分
サイバーフェス広報部長にノア拳王が就任、DDT佐々木大輔戦は「すべて俺が受けてやるよ。ノーDQマッチだ!」
サイバーファイトは、サイバーファイト傘下4団体(DDTプロレス、プロレスリング・ノア、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレス)による合同興行『CyberFight Festival 2022』6.12埼玉・さいたまスーパーアリーナ大会の広報部長にノアの反体制ユニット「金剛」のリーダー、拳王が就任したと発表した。 拳王は「サイバーエージェントが俺を認めたってこと。同時に、高木三四郎社長が無能だと認めたってことだよ」と親会社であるサイバーエージェントに認められたことに胸を張ると、長らく遺恨が続いている高木社長に毒づくことも忘れなかった。同大会で拳王は、DDT「ダムネーションT.A」の“カリスマ”佐々木大輔との団体対抗戦がマッチメイクされている。 佐々木は5月30日に開催されたノア特設アリーナ(神奈川・クラブチッタ)川崎大会にMJポー、KANONと乗り込むと、拳王、大原はじめ、Hi69と前哨戦を行っており、佐々木はミスティカ式クロス・フェースロックでHi69を破ると、試合後、スタンガンで拳王を襲撃。拳王はKOされているが、「川崎大会、試合中にイスでボコボコにしてきて、そのあとスタンガンかよ。テメエはふだん学芸会の練習しかしてないから、ホンモノの強さを持つプロレスラーが怖いんだろ?佐々木、何でも使っていいぞ。何でも持ってこい。全て俺が受けてやるよ。反則裁定も、場外カウントもねぇぞ。ノーDQマッチだ。何でも好きな物持ってこい。これでようやく俺の目の前に立てるだろ?テメエの凶器、全部受けた上で、俺がテメエをおしまいにしてやる」とノーDQマッチを要求。 DDTでは1日に『What are you doing 2022』東京・後楽園ホール大会を開催したが、佐々木はポー、KANONとのトリオで、サウナカミーナの上野勇希、勝俣瞬馬、小嶋斗偉と対戦。サウナカミーナの粘り強さも見られたが、最後は佐々木が小嶋をクロス・フェースロックで仕留めて貫禄勝ちしている。 試合後、佐々木は「拳王!来てるんだろ?今日はどこから乱入してくるんだ?俺たちは汚ぇノアのリングに出向いてやったのに、アイツは来ないのか?俺が怖くて家で泣いてるのか?拳王、ノア!スタンガンくらいでガタガタ抜かしてんじゃねぇぞ。CyberFight Festival、テメエらを地獄の底に叩き落としてやる!」とアピールするも拳王は現れず。 バックステージで佐々木は「アイツは後悔してるだろ。誰を敵に回したと思ってんだ?佐々木大輔だぞ。俺はもう完全に仕上がってる。今ここでやってもいいぞ。拳王だけじゃねぇ。ノア、テメエもだ。向こうの味方するなら、俺の敵だ。ぶっ殺してやる」と拳王だけでなく、プロレスリング・ノア全体を敵に回すことにより、この試合がDDTとノアの団体対抗戦であることを強調した。 これを受けたサイバーファイトでは、第9試合、NOAH vs DDT対抗戦~ハードコアマッチ~ノーDQルールで行うと発表。完全決着ルールになったことで、団体の威信を問う闘いになりそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2022年06月03日 10時50分
サイバーフェスで東京女子プリプリ王者、中島翔子にAEW帰りの坂崎ユカが挑戦「心の余裕という部分で成長してる」
サイバーファイトが2日、都内のホテルで傘下4団体(DDTプロレス、プロレスリング・ノア、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレス)による合同興行「CyberFight Festival 2022」6.12埼玉・さいたまスーパーアリーナ大会の会見を開いた。セミファイナルで挑戦者の坂崎ユカを迎え撃つ中島翔子が勝利を口にした。 セミファイナルでは、東京女子プロレスのプリンセス・オブ・プリンセス王者、中島翔子に坂崎ユカが挑戦する。現地時間6月26日(日本時間27日)に新日本プロレスとの合同興行開催が発表された、アメリカのAEW遠征を経験して来た坂崎は「私たちの背中を見て育ってきた妹(後輩)たちが、私たちに試合を見てあこがれるような闘いをして。さらに、応援してくれるお客さんが誇れるような闘いを、私たちがぶつけて、本気の試合をここでやりたいと思います」と中島との旗揚げメンバー対決をすることで、後輩に背中を見せたい決意を表明。 一方の中島は「坂崎ユカ、世界で活躍する東京女子の中でも最高の選手の一人です。先月は一人で米国遠征で大活躍してましたし、新しい経験をいっぱい積んでレベルアップしてる。最強の挑戦者と、チャンピオンとしてタイトルマッチができるのはすごくうれしい」とAEW遠征を経験した坂崎を挑戦者に迎えることにより、ベルトの価値も上がると考えているようだ。 中島と坂崎は、2019年11月3日に東京・両国国技館で開催されたDDTの大会で、プリプリ王座戦を闘って以来、2年半ぶりとなるが、その時は坂崎がタイトルを奪取している。これについて坂崎は「シングル自体はとても少なく、あまり肌を合わせることはなかったんですけど。経験値だったり、ハプニングだったり、アクシデントが起きたときの対処だったりとかも、どんどん自分の中で変わってきてますので。心の余裕という部分で成長してるかなと思います」と成長を口にした。一方の中島は「当時以上に、より海外で活躍するようになった。私の知らない経験をたくさん積んでる。大きな会場でも、すごく自信のある顔で、緊張してないような表情でいつもニコニコ。リング上ではすごい怖い顔をする時もあって、そんな自分のペースを保てる精神力が当時以上に上がってるんじゃないかと思います」と対戦がなかった間に積み上げて来た坂崎の経験と精神力の強さを指摘。気を引き締めていた。 なお、メインイベントではGHCヘビー級選手権試合、チャンピオンでプロレスリング・ノアの潮崎豪に、新日本の小島聡がメジャー3団体タイトル奪取のグランドスラムをめざして挑戦する。(どら増田)
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スポーツ 2022年06月01日 17時30分
闘龍門再会大会第2弾開催にウルティモ・ドラゴン校長「ハッピーな気持ちでお客さんに帰ってもらいたい」
6月3日の『闘龍門、再会。vol.2』(東京・後楽園ホール)開催にあたり、ウルティモ・ドラゴン校長が口を開いた。 同大会には、ウルティモ校長の他、ドン・フジイ、ドラゴン・キッド、望月成晃、神田裕之、新井健一郎、このまま市川、堀口元気、望月ススム、斎藤了、セカンド土井、しゃちほこマシーン、SUWAシート、大鷲透、近藤修司、"brother"YASSHI、高木”ジェット”省吾、松山勘十郎、田島久丸、新井小一郎、新井注一郎、高梨将弘、CHANGO、ミラニートコレクションa.t.、大原はじめといった闘龍門出身のウルティモ門下生が出場する。 闘龍門はウルティモ・ドラゴンがメキシコに開設したプロレス学校で1999年1月31日に日本逆上陸。2004年にドラゴンゲートが闘龍門から独立したが、19年にウルティモがドラゲーに電撃参戦。2020年、逆上陸を果たした1月31日に、後楽園ホールで『闘龍門、再会。』という同窓会興行を開催。今回は2年4カ月ぶりの第2回大会である。今大会には出場しないが、新日本プロレスのIWGP世界ヘビー級チャンピオン、オカダ・カズチカも闘龍門出身だ。 今大会の開催についてウルティモ校長はこう語る。「レジェンドの興行って懐メロ的な感じがあって、昔を思い出して昔のファンの方が来る。もちろん、それはそれでいいと思うんですけど、ただ、業界的に言ったら未来がないというか、我々としてはいつも何かを発信していないといけないと思うんですよね。懐かしさから、さらに新しいものを生み出していかないといけない。それって自分たち、プロデュースしている者の使命だと思うんですよ」 「クラシカルなファンの人の中では、現在進行形のドラゴンゲートの選手たちが乱入してくるのはどうかというのもあったんですけど、自分の考えとしては違うんです。そこでまた新しいものが生まれれば、それが一番いい形になるんじゃないかと思うんですよね」と、単なる同窓会ではなく、新しいものも取り込んでいく考えを明らかにした。 今大会の開催を決めた経緯については「選手のみんなからね、そろそろじゃないですかという声が上がっていた」という。「自分は先生という立場であって主役は選手たちなんですが、みんなの意識が高まってやりたいというのであれば、いいんじゃないのということです。この大会に関しては、あくまでも自分が主導しているものではないんですね」と、選手たちの機運が上がったことを理由に挙げた。 「まあ、いろんなことがたぶん起こると思いますよ。実際、自分は何が起こるか分からないです。選手の考えもあるしね。なんとなく自分で予想がつくものもあるんですけど。まあ、とにかく会場に来てくださいということです」と呼び掛けた。 「カード発表をした方がいいんじゃないかという案もあったんですけど、両国とか東京ドームクラスのビッグマッチなら別ですけど、(海外の)ハウスショー的大会って本来カード発表しないじゃないですか。自分のベースってアメリカやメキシコなんでね、出る選手さえ分かればそれでいいんじゃないかなって」とカードが当日発表である理由についても言及した。 さらに「そこで何が起こるか楽しんでほしいんですよ。誰と誰がシングルだから見にいこうってものではないでしょ」と付け加えている。 また「闘龍門というのは、ボクの中で極めてシンプルなんですよ」とウルティモ校長。「メキシコのルチャリブレがベースで、アメリカのWCWやWWEで学んだことをやってるだけなんです。別に自分が考えたわけでもなんでもなくて、当然どこかでヒントがあるわけですよ。アメリカやメキシコのお客さんって、エンターテインメントをシンプルに楽しみに来てるじゃないですか。お客さんにそういう道へ導いてあげないとね。お客さんがハッピーな気持ちになって、コロナ禍がちょうど終わりかけてるのかな。このような状況でプロレスを見に来てくれる。ボクとしては当然、ハッピーな気持ちでお客さんに帰ってもらいたい。面白かったね、また行きたいねと言ってもらえるようにね」と語った。 最後に「あと、選手たち。選手たちが昔の仲間と会えて、また来年もやろうよと、そう思ってもらえるように。選手もお客さんも団体関係者も、自分自身も、ハッピーな気持ちになれればいいと思います。みんなが幸せになれるような空間にしたい」と大会への抱負を語った。 発表されている24人の選手がどんなカードで、どんなドラマを生むのか大いに期待したい。(どら増田)
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スポーツ 2022年05月26日 10時50分
6.4『大谷晋二郎エイド』開催へ治療&リハビリに励むZERO1大谷「僕は必ず皆様の前に帰ります」
4月10日に東京・両国国技館で開催されたZERO1『押忍PREMIUM両国国技館 ZERO1・20周年&21周年記念大会』のメインイベントの杉浦貴戦で負傷し、頸髄損傷と診断を受け、現在治療とリハビリに取り組んでいる大谷晋二郎が、6月4日に東京・大田区総合体育館で開催される、『押忍PREMIUM ONE TEAM ZERO1!大谷晋二郎エイド!!何度でも立ち上がれ!』を前に、コメントを発表した。 団体関係者によると、「現在大谷晋二郎は、既報の通り首から下は麻痺状態であり、このコメントは、看護師さんに本人が口頭で伝え、代筆頂いたもの」とのこと。 大谷は「プロレスを大好きでいてくださる熱いプロレスファンの皆様、そしてプロレス業界関係者の皆様、この度は僕の怪我で大変なご迷惑とご心配をお掛けして本当に申し訳ありません。また、皆様から温かい気持ちを頂いている事に感謝します。今僕は、一日でも早く皆様の前へ戻れるように、毎日治療やリハビリに励んでいます。僕は必ず皆様の前に帰ります。今後ともZERO1を、そしてプロレスを宜しくお願い致します」とファンに向かって再びリングに戻ることを約束した。同関係者によると「本人はかなり頑張っている」という。 『押忍PREMIUM ONE TEAM ZERO1!大谷晋二郎エイド!!何度でも立ち上がれ!』6.4大田区大会には、メインイベントで世界ヘビー級選手権試合、チャンピオンのプロレスリング・ノア、杉浦貴に田中将斗が挑戦する他、この試合の立会人を大谷の新日本プロレス時代の先輩であるドラディション、藤波辰爾が務める。またセミファイナルでは、古巣の新日本から永田裕志&真壁刀義&本間朋晃が参戦し、永尾颯樹と組んで、大日本プロレスの関本大介&橋本大地&橋本和樹&中ノ上靖文と対戦。全日本プロレスからは、大森隆男、ヨシタツ、TAJIRI、ノアからは杉浦の他に、藤田和之、丸藤正道、清宮海斗、稲村愛輝、岡田欣也、拳王、征矢学、タダスケ、Hi69と大量参戦。女子では、アジャコング(OZアカデミー)&まなせゆうな(ガンバレ☆プロレス)&NATSUMI(超花火プロレス)が、ジャガー横田(ワールド女子プロレスディアナ)&橋本千絋(センダイガールズプロレスリング)&朱崇花(フリー)と対戦する豪華カードが組まれている。 他にもケンドー・カシン、金本浩二、高岩竜一の新日本時代の同世代選手から、FREEDOMS、2AW、プロレスリングBASARA、A-TEAM、VOODOOMUDRES、暗黒プロレス組織666、プロフェッショナルレスリングJTOといった数多くの団体が、大谷のためにと今大会に選手の派遣を決めた。 プロレスを通じて社会貢献活動もして来た大谷が、レスラーとしてまだまだやらなければいけないことは残されており、こういう大会を開催することで、大谷が復帰する上で、少しでも力を与えられることを願いたい。(どら増田)
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スポーツ 2022年05月25日 10時50分
ノア藤田和之がプロレス界全体に苦言!「もっと体を使って、しっかりと打つところ打ってほしい」
今年2月23日に行われた愛知・名古屋国際競技場大会で、中嶋勝彦が保持していたGHCヘビー級王座に挑戦して奪取し、プロレスリング・ノアの所属になることを表明した藤田和之は、4.30東京・両国国技館大会で潮崎豪との初防衛戦が決まっていたが、新型コロナウイルス感染により、同大会を欠場。タイトルも返上した。 21日の東京・大田区総合体育館大会での復帰を発表した藤田は「列の最後尾に並び直す」と第1試合からの出直しを宣言。ノアの有望株、岡田欣也とシングルで対戦。試合では、岡田の技を一通り受けると、エルボーの連発から強烈なボディスラムで叩き付けて、逆片エビ固めで絞り上げてギブアップ勝ち。藤田が新日本プロレスのヤングライオン(若手)時代にやっていたような試合で、完勝を収めている。 藤田は「まあ、点数は付けようがないです。今の自分に点数は付けようがないです。目標ですか?まだ目標とかそういうのはあれじゃないんで」とまだ再スタートを切ったばかりという表情を浮かべると、対戦した岡田について、「こういう機会じゃないと若い選手と戦う機会はないので。前向きに捉えて、今日は上がらせていただきました。もっと元気が欲しいですね。普段、上の人とやると気を遣うんでしょうね。別に俺なんか全然気を遣わなくていいんだけど。もっともっと打ってきて全然OKですから。 若い選手にはもっともっと打つところはしっかりと打ってね。そうやって見せないと。『プロレスでしょ?』じゃなくて、『プロレスなんだ』っていう風に見せられるような1個1個の技を磨いていってほしいですね。上にも責任あるかもしれないけど、という感じですかね」と先輩に対する遠慮が見えたと苦言を呈した。 また、「もっともっとしっかりと。今のプロレスはどうとか知らないけどさ、打つところしっかりやらないと、見るところ見えるから。気を遣うものじゃないですよ。体を使うものだから。もっと体を使って、しっかりと打つところ打ってほしい。もっともっと前に出て、気持ちを出してほしい。形ばかりじゃないから。そういうところをちょっと、ノアに限らず、何処の団体でも今そうなんじゃないかなって。まあ、こういう機会の場を与えていただいたから。こういう状況だったけど、もっとポジティブに考えて、プロレス界を変えていったらいいんじゃないかなと思うよ」とプロレス界全体に思うところがある様子。 藤田がこの後、どのような形で再びGHCヘビー級王座まで辿り着くのか注目だ。(どら増田)
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スポーツ 2022年05月23日 20時00分
6.12たまアリで「大切なご報告」をする武藤敬司に清宮海斗が「もっともっと俺は武藤さんを吸収していきたい」とエール!
プロレスリング・ノアは21日、ビッグマッチ『Dream on 2022 FINAL』を東京・大田区総合体育館で開催した。 メインイベントでは、潮崎豪&清宮海斗&田中将斗が、武藤敬司&丸藤正道&小島聡と激突。『サイバーファイトフェス』6.12埼玉・さいたまスーパーアリーナメインアリーナ大会のメインイベントで、潮崎が保持しているGHCヘビー級選手権試合に挑戦する新日本プロレスの小島にとっては、貴重な前哨戦。左股関節唇損傷で欠場を続けていた武藤にとっては、これが4か月ぶりの復帰戦となる。 試合は、潮崎と小島が激しくやり合う展開に。どちらも一歩も譲らず、熱のこもったアツイ攻撃を仕掛けていく。武藤もドラゴンスクリューを踏ん張った清宮にアキレス腱固めで切り返すなど、復帰前と変わらぬベテランらしい冷静な動きを見せて、観客を魅了。ここに田中と丸藤が加わっているのだから、面白くないわけがない。最後は、丸藤のトラースキック、武藤のシャイニング・ウィザードを切り抜けた潮崎が、小島に逆水平チョップからラリアット合戦を制すと、豪腕ラリアットで沈めた。 バックステージで武藤は現れるなり、「非常に悩んでいるなあ、本当にね」と復帰戦だというのに突然の告白。「正直さ、相手の技を受けるじゃなくて、自分の技を仕掛ける時に、それでもちょっと痛みが股関節に走ったりするからよ。やっぱり気持ちが落ちるよ。今、あんまり喋りたくないっていうか」と語り、どうやら股関節に違和感を抱いている様子。これは心配だ。 武藤は「近々に、近々、報告することがあります。以上」と話すと、会見を切り上げた。バックステージでは「ハイ!質問!」と報道陣に投げかけるのが恒例となっている武藤が、自ら会見を切り上げるのは珍しい。かなり深刻な状況である可能性も考えられる。 まだ、武藤越えを果たしていない清宮は「武藤さんともう一度このリング上で向かい合うことができて。やっぱりもっともっと俺は武藤さんを吸収していきたいです。武藤さんと続きを俺はやりたい。それをお客さんにも見てもらいたいので、自分で掴んでいきたいと思います」と新日本との対抗戦ではタッグを組んだが、シングルではまだ勝ち星がない武藤との“続き”を強く望んでいた。 ノアによると、6.12『サイバーファイトフェス』さいたまスーパーアリーナ大会に武藤が来場し、ファンとマスコミに向けて「大切なご報告」を行うという。◆プロレスリング・ノア◆『Dream on 2022 FINAL』2022年5月21日東京・大田区総合体育館観衆 924人▼6人タッグマッチ(60分1本勝負)○潮崎豪&清宮海斗&田中将斗(23分46秒 片エビ固め)武藤敬司&丸藤正道&小島聡●※豪腕ラリアット(どら増田)
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新日本・内藤哲也がノアとの対抗戦に不快感「リーグ戦の最中に、水を差すようなことをするのかなぁ?」
2021年11月25日 11時30分
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スポーツ
高岩竜一がガンプロ初代王者に!「このベルトをIWGP、GHCと並べるようにもっていきたい」
2021年11月25日 10時50分
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スポーツ
凱旋帰国の大仁田厚、蛍光灯電流爆破バットマッチ敗戦もテリー・ファンクとのタッグが急浮上!
2021年11月24日 22時30分
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スポーツ
ノア清宮海斗に対戦要求された新日本オカダ・カズチカ「『ヤベーヤツが出てきた!』っていう風にはなってない」
2021年11月24日 17時30分
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スポーツ
DDT『D王GP 2021 II』優勝決定戦は竹下幸之介と上野勇希による同級生対決に決定!
2021年11月24日 10時50分
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スポーツ
東京03豊本明長が特別立会人となりガンプロ今成夢人をラリアット耐久特訓!
2021年11月22日 22時30分
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スポーツ
年越しプロレスで竹下幸之介&岡林裕二&くいしんぼう仮面の異色トリオが実現!
2021年11月17日 17時30分
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スポーツ
DDT秋山準『D王』初勝利!「どんな手を使ってでも勝とうと思った」
2021年11月15日 22時30分
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スポーツ
大仁田厚が凱旋マッチを開催!アメリカから蛍光灯爆破バットを逆輸入
2021年11月09日 17時30分
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スポーツ
DDT秋山準が火野裕士に敗れ『D王GP2021 II』2連敗に「ノーコメント」
2021年11月08日 11時30分
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スポーツ
DDT『D王GP2021 II』開幕!小橋建太実行委員長「どの試合もいい試合だった」
2021年11月04日 11時15分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分