同大会のバックステージで、清宮は「リング上で言った通りです。元日の日本武道館、GHCナショナルのベルトに俺が行きます!」とやる気満々。
既に元旦に中嶋が持つGHCヘビー級王座への挑戦が決まっている潮崎も「こいつはこいつで自分の道を切り開こうとしてんだよ。清宮がナショナルに挑戦する。元日に行くの?また清宮との勝負にもなるし。GHCとGHCの闘いというものを見せないといけないから。さらに厳しい状況にしてくれましたね。これで俺が獲らないと話にならないな。清宮も獲って、俺も獲る。そうしないと2022年、良いスタート切れないよ」と後押ししていた。
復帰戦を飾った潮崎は「ノアって凄いな。プロレスって凄い。こんなことやってたんだね。9か月か…ただ、9か月間だけど、こんなに厳しくて、こんなに辛い、でもこんなに心の底からくるこの熱さ。復帰できて良かったよ」とした上で、中嶋の印象について、「今日、前哨戦としても中嶋勝彦と当たりました。彼の持つGHCにはまだ遠いのかもしれない。でも俺が元日に武道館で中嶋勝彦のGHCヘビー級のベルトを奪う。その気持ちは絶対に折れない。折ることもできない。俺が必ず獲ってやるよ」と復帰早々自信を深めた様子。
日本武道館大会まで前哨戦が続くが、「毎回当たればいいじゃん。毎回当たって、俺がよりGHCヘビー級のベルトに近づく。それが今のGHCヘビー級の中嶋勝彦と当たる意味だと思うよ。どんどん当たることで、どんどんGHCへの道は近くなるよ」とウェルカムのスタンス。
一方の拳王は「来年、一発目から俺が持って行く?日本武道館大会、このベルトに挑戦させろ?おい!ナメんじゃねえぞ?清宮!やってやるよ。イキのいいテメーのなぁ、その伸び切った鼻をなあ、俺が折ってやる! いいか!?覚悟しとけよコノヤロー!」と節目節目で当たって来たライバル清宮の前にチャンピオンとして対峙する覚悟は出来ているようだ。
(どら増田 / 写真©︎NOAH)