勝彦は「あのタイミングで来るのはなんだかなあ。まあ、いいけどさ。潮崎豪、復帰しておいしい存在なのか? やってみなきゃわからないか。でも、俺がノアだ。潮崎豪、武道館で終わらせてやる」と元相方を潰す考え。
勝彦に勝てなかった拳王は「クソ…。夢だった日本武道館大会メイン…これだよ、失ったな。そして、なんだよ、おい、今までただただ家でぐうたら生活してたヤツがなんで出て来るんだよ? 俺はな、テメーが家でぐうたらしている間も、ノアのため、自分のために体を張ってやってきたんだよ。おいしいところは全て持っていくのか? そんなんでな、I am NOAH? 俺がノアだ? そんなこと言っている場合じゃねーぞ。おい、いいか、テメーら。またいつか必ず俺がテッペン行ってやるからな。とりあえず今日はビッグマッチのメインイベンターとして失格だな。また一からやり直してやるよ」と悔しさを滲ませていた。
潮崎は「怪我の状態、それを聞きますか? 万全だからこそ今日この代々木に来たんですよ。いつでも行けるから。そして、メインでああいう試合を見せられて、黙ってられないと。やはり復帰して、狙うはGHC。なぜなら“I am NOAH”だ!やっぱりあのベルトの居場所はこの俺の腰だと感じてますし、試合を見てよりその気持ちが強くなりましたね。武道館だからこそという試合もできると思いますし。自分が欠場していた期間、いろんな選手の手に渡って、GHCのベルトの色も重みもまた増した雰囲気を感じましたよ。だからこそ元日、日本武道館、俺が行くしかないでしょ?まだまだファンのみんなも声が出せない状況なんで。でも、みんなの気持ちはリング上でヒシヒシと感じるものがありました。次は元日、日本武道館のメイン。“I am NOAH”はノアをさらに上げていきます」とベルトを取り戻す決意を述べている。
(どら増田 / 写真・©︎CyberFight)