フェロモンズの面々(男色“ダンディ”ディーノ、飯野“セクシー”雄貴、今成“ファンタスティック”夢人)は定刻に会見場に入ったが、クロニタ軍団は高木三四郎のみ登場。クロちゃん(安田大サーカス)は所用で欠席のため、前日の後楽園ホールで調印書にサインを済ませたという。大仁田は到着が遅れているため、大仁田不在で会見はスタート。
フェロモンズ壊滅をもくろむ高木は「昨日も後楽園でやりましたけど、正直笑っちゃうような感じ。本当にふざけてるなと。名古屋では我々が電流爆破の経験値も高いと思ってるので、コイツらを爆破したいと思ってます」とキッパリ。
今成は「昨日、あの大仁田厚、クロちゃん、乱入してきたね。あの大仁田厚様、私を何でもできる男だと評しておりました。私、何でもやるんです。FMWは何でもやってきましたけど、FMWのFはフロンティア。私のファンタスティックはフロンティアという意味も込められてるんです。大仁田厚様、電流爆破のリングで私のフロンティアをぜひ感じていただきたい。我々が絶対に勝ちますよ」と勝利宣言。
飯野は毎度のことながら、あえぎ声を出すばかりでコメントは発せず。ディーノは「我々の闘いはもう始まってる。普通にやれば負けることはない。ただ問題が一つある。どこの誰だが知らないが、いいところになったら試合を止めるような、なめた野郎が、この試合で出てこないのを祈る」と発言。
この言葉に今林GMが「俺のことか!?」と過敏に反応。前日の後楽園でフェロモンズのセクシーシーソーを食って、首を傷めたという今林GMが「素人に手出してんじゃねぇぞ!」と言うと、ディーノは「素人が神聖なリングに上がるんじゃねぇ」と反論し、しばし押し問答が続いた。
そして、フェロモンズは今林GMを襲うと、ディーノと飯野が尻を出して、今林GMの顔をはさんで回るセクシーピーラーを食らわせ、次は寝かせてダブルのナイトメアを浴びせた。ここで、ようやく大仁田が現れ、フェロモンズを蹴散らすと、ディーノは「これがオマエらの名古屋での姿だよ。覚えとけ」と捨てセリフを吐いて退散。
Abema Towersに入るためには、専用の入館証(QRコード)が必要だが、今林GMが大仁田に送ったはずなのに、それが「届いてない」として、受付で警備員に止められたため到着が遅れたのだという。
なぜか大仁田は「オマエ、給料は高いのか?」と問うと、今林GMは「そこそこです」と回答。しばし大仁田は今林GM、高木と給料の話が続くと、大仁田は「チャンピオンになったら、普通副賞があるだろ。年末だからボーナス入るだろ。給料30万円として4か月分で120万円を懸けろ!」と迫った。その迫力に負けてしまったのか、今林GMは「年末のボーナスを勝利者賞として懸けます!」と叫んで会見は終了した。
(どら増田)