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大仁田厚&高木三四郎&クロちゃんのクロニタ軍団がKO-D6人タッグ挑戦表明

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クロニタ軍団

 DDTプロレスが5日、東京・後楽園ホールで「D王 GRAND PRIX 2021 II the FINAL」を開催。大仁田厚、高木三四郎、クロちゃん(安田大サーカス)のクロニタ軍団が同18日、名古屋国際会議場イベントホールで行われる電流爆破デスマッチで、猛威を振るうKO-D6人タッグ王者のフェロモンズ(男色“ダンディ”ディーノ、飯野“セクシー”雄貴、今成“ファンタスティック”夢人)から同王座を奪うことを宣言した。

 この日、同選手権戦の前哨戦として、高木が1VS3のハンディキャップマッチでフェロモンズと対戦。奇襲をかけた高木はプラスチックケース攻撃、スタナーで飯野に先制をかけるも、あっという間に3人に捕獲され、Tシャツを脱がされ、さらにトランクスまで脱がされそうになった。非常事態に今林久弥GMがエプロンに駆け上がり、「生中継だぞ。やめろ」と制止に入るも、飯野の尻にぶち込まれた。フェロモンズのあまりの暴走ぶりにレフェリーが無効試合を宣言したが、ディーノと飯野がコーナーで出した尻めがけて、今成が今林GMの顔を突っ込ませる。

 ここで大仁田が乱入し救出に入るも、今成が負傷している右手の包帯をほどき、大仁田までもがディーノと飯野の尻にぶち込まれた。すると今度はクロちゃんが現れ、有刺鉄線バットで今成を殴打し、ディーノと飯野の尻をぶっ叩いた。

 クロちゃんは「下品で気持ち悪くて、コンプライアンスに引っかかるチャンピオン。高木社長、大仁田、情けないね。何でやられてんだ。クロニタ軍団のリーダーはクロちゃん。ベルトは獲ります」と王座奪取を口にした。そこで大仁田に「俺がリーダーだ」と突っ込まれると、途端に態度が小さくなったクロちゃんは「フェロモンズがベルト持ってると価値ないから、俺らが獲ってやるぞ」と改めてベルト獲りを宣言。

 バックステージでは、高木が「フェロモンズ、どっちのチームワークがいいかわかるだろ。電流爆破に関しては、こっちの方がキャリアも長いし経験値も高いんだ。爆破してやる」と自信満々。大仁田が「おい、クロ!オマエと変態どもとどっちが変態なんだ?」と問うと、クロちゃんは「あっちの方が変態。俺はテレビに出れる変態。あっちはテレビに出れない、コンプライアンスに引っかかる変態」と返答。

 一方、ディーノは「もう勝負は終わった。あの試合後の一瞬見ただけで、ヤツらにベルトを渡す理由なんて一つもない。あの空気からDDTを救うのはフェロモンズ。18日、このベルトを持ってDDTを守るのはフェロモンズ」と王座死守を誓った。

(どら増田)

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