この試合は、同団体が7月4日に同所で旗揚げして以降、使用してきた数々の電流爆破アイテムの集大成となる。ただし、11月21日の鶴見大会で国内初使用となった蛍光灯電流爆破バットは、破片が飛散し、観客の身体に危険が及ぶ可能性があるため外されるという。
試合形式は、ロープ1面に有刺鉄線電流爆破が巻かれ、有刺鉄線電流爆破バットが5本、電流爆破イスが2脚、電流爆破テーブルが1台用意され、1面のリングサイドに有刺鉄線バリケードマット地雷爆破が置かれる。さらに、10月24日の鶴見大会で度肝を抜いた邪道ロケットも設置され、まさに“地獄のデスマッチ”のロイヤルランブル版となる。邪道ロケットを含めると最大11発の爆破が行われる。ロイヤルランブルだけに敵、味方を問わず目まぐるしい爆破合戦になるのは必至だ。
出場選手は大仁田を始め、雷神矢口、ミスター・ポーゴ、アブドーラ・小林、リッキー・フジ、バラモンシュウ、バラモンケイ、佐藤光留、魔苦・怒鳴門、佐野直、HASEGAWA、谷口裕一、櫻井匠、Mr.アトミック、外崎幸作、Theよっちゃん、江野澤和樹ら総勢20名を超える選手が参加する。追加参戦選手は後日、発表される。
また、藤田あかねと鈴季すずによる「女子電流爆破プリンセストーナメント」決勝戦は、電流爆破バットが2本使用されることが決定。女子プロレス史上最大級の電流爆破マッチになるのは必至の情勢だ。
なお、同団体は本拠地の鶴見爆破アリーナが屋根があるとは言え、実質的に野外同然で冬季は寒さで観客に負担をかけることから“冬眠”し、来年3月に活動を再開する予定だという。
(どら増田)