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サイバーフェス広報部長にノア拳王が就任、DDT佐々木大輔戦は「すべて俺が受けてやるよ。ノーDQマッチだ!」

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拳王

 サイバーファイトは、サイバーファイト傘下4団体(DDTプロレス、プロレスリング・ノア、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレス)による合同興行『CyberFight Festival 2022』6.12埼玉・さいたまスーパーアリーナ大会の広報部長にノアの反体制ユニット「金剛」のリーダー、拳王が就任したと発表した。

 拳王は「サイバーエージェントが俺を認めたってこと。同時に、高木三四郎社長が無能だと認めたってことだよ」と親会社であるサイバーエージェントに認められたことに胸を張ると、長らく遺恨が続いている高木社長に毒づくことも忘れなかった。同大会で拳王は、DDT「ダムネーションT.A」の“カリスマ”佐々木大輔との団体対抗戦がマッチメイクされている。

 佐々木は5月30日に開催されたノア特設アリーナ(神奈川・クラブチッタ)川崎大会にMJポー、KANONと乗り込むと、拳王、大原はじめ、Hi69と前哨戦を行っており、佐々木はミスティカ式クロス・フェースロックでHi69を破ると、試合後、スタンガンで拳王を襲撃。拳王はKOされているが、「川崎大会、試合中にイスでボコボコにしてきて、そのあとスタンガンかよ。テメエはふだん学芸会の練習しかしてないから、ホンモノの強さを持つプロレスラーが怖いんだろ?佐々木、何でも使っていいぞ。何でも持ってこい。全て俺が受けてやるよ。反則裁定も、場外カウントもねぇぞ。ノーDQマッチだ。何でも好きな物持ってこい。これでようやく俺の目の前に立てるだろ?テメエの凶器、全部受けた上で、俺がテメエをおしまいにしてやる」とノーDQマッチを要求。

 DDTでは1日に『What are you doing 2022』東京・後楽園ホール大会を開催したが、佐々木はポー、KANONとのトリオで、サウナカミーナの上野勇希、勝俣瞬馬、小嶋斗偉と対戦。サウナカミーナの粘り強さも見られたが、最後は佐々木が小嶋をクロス・フェースロックで仕留めて貫禄勝ちしている。

 試合後、佐々木は「拳王!来てるんだろ?今日はどこから乱入してくるんだ?俺たちは汚ぇノアのリングに出向いてやったのに、アイツは来ないのか?俺が怖くて家で泣いてるのか?拳王、ノア!スタンガンくらいでガタガタ抜かしてんじゃねぇぞ。CyberFight Festival、テメエらを地獄の底に叩き落としてやる!」とアピールするも拳王は現れず。

 バックステージで佐々木は「アイツは後悔してるだろ。誰を敵に回したと思ってんだ?佐々木大輔だぞ。俺はもう完全に仕上がってる。今ここでやってもいいぞ。拳王だけじゃねぇ。ノア、テメエもだ。向こうの味方するなら、俺の敵だ。ぶっ殺してやる」と拳王だけでなく、プロレスリング・ノア全体を敵に回すことにより、この試合がDDTとノアの団体対抗戦であることを強調した。

 これを受けたサイバーファイトでは、第9試合、NOAH vs DDT対抗戦~ハードコアマッチ~ノーDQルールで行うと発表。完全決着ルールになったことで、団体の威信を問う闘いになりそうだ。

(どら増田)

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