団体関係者によると、「現在大谷晋二郎は、既報の通り首から下は麻痺状態であり、このコメントは、看護師さんに本人が口頭で伝え、代筆頂いたもの」とのこと。
大谷は「プロレスを大好きでいてくださる熱いプロレスファンの皆様、そしてプロレス業界関係者の皆様、この度は僕の怪我で大変なご迷惑とご心配をお掛けして本当に申し訳ありません。また、皆様から温かい気持ちを頂いている事に感謝します。今僕は、一日でも早く皆様の前へ戻れるように、毎日治療やリハビリに励んでいます。僕は必ず皆様の前に帰ります。今後ともZERO1を、そしてプロレスを宜しくお願い致します」とファンに向かって再びリングに戻ることを約束した。同関係者によると「本人はかなり頑張っている」という。
『押忍PREMIUM ONE TEAM ZERO1!大谷晋二郎エイド!!何度でも立ち上がれ!』6.4大田区大会には、メインイベントで世界ヘビー級選手権試合、チャンピオンのプロレスリング・ノア、杉浦貴に田中将斗が挑戦する他、この試合の立会人を大谷の新日本プロレス時代の先輩であるドラディション、藤波辰爾が務める。またセミファイナルでは、古巣の新日本から永田裕志&真壁刀義&本間朋晃が参戦し、永尾颯樹と組んで、大日本プロレスの関本大介&橋本大地&橋本和樹&中ノ上靖文と対戦。全日本プロレスからは、大森隆男、ヨシタツ、TAJIRI、ノアからは杉浦の他に、藤田和之、丸藤正道、清宮海斗、稲村愛輝、岡田欣也、拳王、征矢学、タダスケ、Hi69と大量参戦。女子では、アジャコング(OZアカデミー)&まなせゆうな(ガンバレ☆プロレス)&NATSUMI(超花火プロレス)が、ジャガー横田(ワールド女子プロレスディアナ)&橋本千絋(センダイガールズプロレスリング)&朱崇花(フリー)と対戦する豪華カードが組まれている。
他にもケンドー・カシン、金本浩二、高岩竜一の新日本時代の同世代選手から、FREEDOMS、2AW、プロレスリングBASARA、A-TEAM、VOODOOMUDRES、暗黒プロレス組織666、プロフェッショナルレスリングJTOといった数多くの団体が、大谷のためにと今大会に選手の派遣を決めた。
プロレスを通じて社会貢献活動もして来た大谷が、レスラーとしてまだまだやらなければいけないことは残されており、こういう大会を開催することで、大谷が復帰する上で、少しでも力を与えられることを願いたい。
(どら増田)