プロレスリング
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スポーツ 2020年12月16日 20時30分
ジャガー横田が初代タイガーマスク興行に初参戦!「私からフォール取ればいい」
女子プロレスのリビングレジェンド、ジャガー横田が初代タイガーマスク・佐山サトル主宰の『ストロングスタイルプロレス Vol.8』(17日、東京・後楽園ホール)に初参戦する。 山下りなとのコンビで、愛弟子のSareee、そして世志琥という今女子プロレス界で最も勢いのあるタッグチームと対戦する。初代タイガーが新日本プロレスで活躍していた80年代、ジャガーは全日本女子プロレスの若きエースで、WWWA世界シングル王座の絶対王者だっただけに、ジャガーの参戦はオールドファンの間で話題になっている。 「考えてみたら失礼だよね、今さら声かけるなんてさぁ」と笑っていたジャガーだが、「やっぱり佐山さんは私より先輩なので。そういう意味では、まだ現役の先輩がいるってことはね。女子では私より先輩の現役ってもういないから。やっぱ男子プロレスでも先輩がまだ頑張ってらっしゃるってことは励みになっていますし、男子の団体に出していただくってことはとても光栄なことだと思います」と感謝の気持ちは忘れない。 「佐山さんのことはよく知ってますけど、接点がなかったからね。男子の団体も女子の団体もいろいろ分散していったんで、いろんな団体があるというのは頭にはあります。佐山さんはよく知ってます」と同じ時代を生きてきた佐山の団体には興味があったようだ。 ただ、当初は初代タイガーの試合を見ていなかったという。「一番最初に、『男子プロレスっていうのは見るもんじゃない』と思ったんですよ、当時。今から30年くらい前。どうしても女子のトップだったんで、男子のプロレスを見ることで変に感化されたくないし、女子と男子は魅せ方が違うと思ってますので。そういう意味では男子の団体は見てなかったんですけど、初代タイガーマスクが出てきて、すごい女子の引けを取らないくらいのスピード感と、高度な技。そういう意味で一目置かせていただいたことは覚えています」と回顧した。 今回は若い選手に囲まれた試合となる。「うーん、まあ1人浮いちゃう形になるんですけど、どうでしょうかねぇ。まあ私には私の魅せ方があるってさっきも言いましたけど、その私のペースを崩してね、『私からフォール獲ればいいのに』って思いますけどね、ハハハ!(笑)。私から3カウント獲るべきだと思います」とキッパリ。 愛弟子であるSareeeにフォールを奪われる可能性については「うーん、私の手を知ってるのはSareeeですからね。イメージで『怖い』とかそういうのを持ってるとは思うんでね。あくまでもイメージで。『闘ってみたら大したことないじゃん。今は私たちの方が場数踏んでんだよ』みたいな気持ちでぶつかってきたらいいと思います」と闘いを受けて立つ考えを示した。 「この団体に女子が出始めて4試合目。そういう意味では女子にもいい選手もいっぱいいて、今回出る選手も選ばれた選手。Sareee&世志琥も含め、私も山下選手もその一員、代表者として呼ばれてるわけですから、女子にも目を向けていただいて、『女の子でもこんなことできるんだ』っていうのを見て、認めていただけたらありがたいと思いますね」 最後に女子プロレスの魅力を伝えると意気込んだジャガー。昭和に生まれた日本の女子プロレスの歴史を知るリビングレジェンドは、女子プロレス発展のため、まだまだリングに上がり続けていく。◆初代タイガーマスク佐山サトル◆『ストロングスタイルプロレス Vol.8』2020年12月17日東京・後楽園ホール▼第3試合 スペシャルタッグマッチ(30分1本勝負)[鬼に金棒]Sareee(WWE Count Down)&世志琥(シードリング) 対 ジャガー横田(ディアナ)&山下りな(フリー)(どら増田)
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スポーツ 2020年12月15日 22時30分
今年のプロレスインディー大賞候補!阿部史典がケンドー・カシン戦決定に「普通のことはしたくない」
17日に東京・後楽園ホール大会で開催する『初代タイガーマスクストロングスタイルプロレスVol.8』で、プロレスリングBASARAの阿部史典と、ケンドー・カシンによるシングルマッチがラインナップされた。大日本プロレスやTTTなど数多くの団体に引っ張りだこの阿部は、今年の『日本インディー大賞』筆頭候補とされており、プロレスリング・ノアにスポット参戦しているジュニアヘビー級のレジェンド、カシンとの対戦に注目が集まっている。 カシンとは「ボクは初遭遇です。タッグでもないです。会場で一緒になったことがあるくらいですね」と語る阿部だが、「キャリアを経て、今はつかみどころのないイメージがありますね。共通点には鈴木(秀樹)さんがいて、鈴木さんもすごいカシンさんからインスパイアされているようなイメージがあります。のらりくらりしているような、つかみどころがない。そんなイメージですね。インスパイアされているからといっても、鈴木さんとはまた違いますね。なんでもできるんでしょうけど、激しいことをするようなイメージはない。もうそういうのはやめているんでしょうね。ボクは(カシンが)自由なことをしてくる人だと思うので、自分も何も考えずに自分がやる自由なものをぶつけたいなと思います。特に何も考えていないですね」とカシンの印象について語った。 試合に関しては「イメージもできないですね。ホントわからないです。たぶん向こうも、このカードに対して何も思ってないじゃないですか。別に一つの試合があるくらいにしか思っていないでしょうから。若手がチャンスだと思ってガンガン行くよりかは、自分もあえてそういう気持ちで行こうかなみたいな感覚です。そこまで気構えるのではなく、あえてたくさんある試合の中の一つという。別に手を抜くとかじゃなくて、いつも通り自分は100%で挑むんですけど、対戦相手に対して何かを考えるようなスタンスではないのかなと思います。(リング上でぶつかって何が生まれるか)現段階では全然わからないです」と全く想像が出来ない様子。 しかし、「読めないからこそメチャクチャ楽しみです。ボクはどんなカードでも、試合をする時は対戦相手を考えて、どんなことしようかなとか考えるのが当たり前なんです。でも、今回は考えずに。だから逆に緊張していないですね。2分くらいで終わるかもしれないし、コイツどういうことしてくれるんだろうと思われる選手になりたいというのは、自分の一つのテーマなので、やりすぎくらいがちょうどいいって、ボクにとっては後で怒られる時の保険みたいなもの、先に謝ってるみたいなものなんです(笑)。だから今回も先に謝っておくというか(笑)。(カシンとは)これが終わってからもそんなに会うこともないでしょうし。カシンさんだったらならないでしょうけど、たとえコラー!と怒られるようなことになったとしても、12月17日を終えて18日になれば、いいかなって思っちゃうと思うんで。ボクの生涯キャリアを通してあったとしても、(カシン戦は)5回はないと思います、なので、いいかなって(笑)」と今回の試合をかなり楽しみにしていることが窺える。 「こういうカードはすごいありがたいです。だからこそ、普通のことはしたくないですよね」何をして来るかわからないカシンに対して、「普通のことをしたくない」と言い切った阿部。どんな試合になるのか非常に楽しみな一戦である。(どら増田)
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スポーツ 2020年12月08日 22時30分
ノア潮崎豪と武藤敬司のGHCヘビー戦は2.12武道館で正式決定!武藤「俺はあのスタイルに付き合わない」
プロレスリング・ノアは、来年2月12日に開催する『DESTINATION 2021〜BACK TO BUDOKAN〜』東京・日本武道館大会の決定カード第1弾を発表。チャンピオン潮崎豪に武藤敬司が挑戦するGHCヘビー級選手権試合を行うと発表した。 新日本プロレスのIWGPヘビー級、全日本プロレスの三冠ヘビー級に続くメジャータイトルのGHCヘビー級王座は、タイトルコレクターの武藤にとって、“心残り”のひとつだった。W-1が活動休止となり、ノアに参戦した時から「GHC」という“夢”を口にしていた武藤。創立者の故・三沢光晴さんとは、新日本時代から比較されてきた。武藤は全日本に移籍し、三沢さんはノアを旗揚げ。タッグでの対戦は実現したが、シングルは実現せずに終わっている。三沢さんの最後のパートナーである潮崎が持つGHCヘビー級王座に挑戦し、奪還するようなことがあれば武藤にとって最高のストーリーになる。 6日の東京・国立代々木競技場第二体育館大会で、杉浦貴を相手に50分超えの死闘の末、防衛に成功した潮崎の前に現れた武藤は「俺も老いぼれだけど、俺の夢に付き合ってくれよ」と武藤らしい言い回しで挑戦表明。潮崎は「いつ、何どき、誰の挑戦でも受ける!」と新日本の創立者であり、武藤の師匠であるアントニオ猪木氏の言葉を使ってこれを受諾した。 武藤は「俺も武道館では数々の記録に残る試合をやっている。TPOが整ったかなと思って挑戦しに行った。長時間試合するっていうのは四天王の時からのスタイル、バイブルだと思うけど俺のバイブル、また違うからさ。こういうスタイルには付き合わないね」と語り、防衛ロードで40分超えの死闘を続けている潮崎のスタイルを否定。武道館では闘魂三銃士と四天王プロレス、かつての新日本と全日本のイデオロギー闘争になりそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2020年12月07日 22時30分
ノア潮崎豪、杉浦貴を相手に50分超え防衛!次期挑戦者に武藤敬司が名乗り!
プロレスリング・ノアは6日、東京・国立代々木競技場第二体育館でビッグマッチ『NOAH the BEST 〜FINAL CHRONICLE 2020〜』を開催した。 メインイベントではGHCヘビー級チャンピオンの潮崎豪に、ノア一筋20年の杉浦貴が挑戦。杉浦は新しいテーマ曲、コスチュームで入場。潮崎は右肩にテーピングをガッチリ巻いて入場した。試合は握手でスタート。 後輩の潮崎にGHC初戴冠を先に越されていることから、「すごくジェラシーがあった」という杉浦。団体とともにデビュー20周年を迎えるだけに、自身にとって節目の年に奪取したいところ。GHC戦の対戦成績は杉浦の4勝2敗だが、序盤は潮崎がパワーで押して優勢に進める。 潮崎の逆水平チョップの音が代々木第二に響き渡ると、杉浦は胸から出血。しかし杉浦も引かず、一進一退の攻防が続き、あっという間に30分が経過。杉浦はコーナーにジャーマンホイップで潮崎をたたき付けると、エルボーの連打。しかし、潮崎の目は死んでない。杉浦は「終わりだー」と叫ぶと、オリンピック予選スラムを炸裂させた。これをカウント2で返した潮崎は、気力でラリアットを放つがカバーにいけない。 潮崎のローリングエルボー、杉浦のナックルからのヒザと壮絶な打撃戦になり、40分が経過。杉浦は再びオリンピック予選スラムを決めるが、潮崎はカウント2.9で肩を上げる。コーナーからのオリンピック予選スラムを狙う杉浦、それを雪崩式リミットブレイクで切り返す潮崎。場内は観客による重低音ストンピング攻撃と手拍子が止まらない。立ち上がった潮崎は豪腕ラリアットからリミットブレイクもカウントは2。ならばとリングからムーンサルトプレスを狙ったが、杉浦は潮崎の首を捕まえて温存していたフロントネックロックへ。これを強引に持ち上げてゴー・フラッシャー。 両者フラフラになりながら、潮崎は逆水平、杉浦はエルボーをノーガードで打ち合っていく。最後はラリアットから豪腕ラリアットを連発した潮崎がカウント3を奪取。50分を超える激闘を制した。杉浦は足をフラつかせながら潮崎に親指を立てて退場した。 すると武藤敬司が現れ「俺も老いぶれたけど、夢があっでもいいだろ。俺の夢、付き合ってくれ!日本武道館、ベルト挑戦させてくれよ」と、この日発表された来年2.12東京・日本武道館大会での挑戦を表明。潮崎は「いつ、何時、誰の挑戦でも受ける!」とこれを受諾。「プロレス界をノアに染める」と高らかに宣言した。◆プロレスリング・ノア◆『NOAH the BEST ~FINAL CHRONICLE 2020~』2020年12月6日東京・国立代々木競技場第2体育館▼GHCヘビー級選手権試合(60分1本勝負)<王者>○潮崎豪(51分44秒 体固め)杉浦貴●<挑戦者>※豪腕ラリアット※潮崎が6度目の防衛に成功(どら増田)
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スポーツ 2020年11月25日 06時30分
ノアGHC王者、潮崎豪が中嶋勝彦戦で40分超え防衛!「次は杉浦貴」
プロレスリング・ノアは22日、神奈川・横浜武道館でビッグマッチ『PRO WRESTLING NOAH 20th ANNIVERSARY NOAH the CHRONICLE vol.4』を開催した。 メインイベントでは、GHCヘビー級チャンピオン潮崎豪に『N-1ヴィクトリー2020』覇者の中嶋勝彦が挑戦。AXIZとしてタッグチームを組んでいたが、勝彦が裏切り金剛入りしてから始まった両者の因縁。 試合は静かな立ち上がりから始まった。パワーで押して行こうとする潮崎だが、勝彦は場外に出てスカしていく。豪腕ラリアット封じか、勝彦は潮崎の右腕を集中攻撃。15分過ぎまでは完全に勝彦がペースを握ったまま離さなかった。潮崎は勝彦をコーナーに追い込むと、痛めた右腕で逆水平チョップの連打。さらにラリアットを放つが、勝彦は蹴りで迎撃すると、コブラツイストへ。 蹴りで押しまくる勝彦に、なかなかペースを掴めない潮崎。右がダメなら左のラリアットを放つが、勝彦はヴァーディカルスパイクを炸裂。しかし、潮崎はラリアットを放ち、勝彦を吹っ飛ばす。両者ともにダメージが残る中、逆水平と蹴りの応酬を続けていく。「来いや!」と挑発する勝彦。2人とも倒れない激しい打ち合いに。勝彦がバックドロップを放てば、潮崎はジャーマンホイップで投げ返す。 「豪!」と叫びながら受けまくる勝彦。終わらない応酬に場内から大きな拍手が止まらない。潮崎はゴー・フラッシャーからラリアットでトドメを刺しに行くが、勝彦はまたまた蹴りで迎撃すると、腕固めから腕ひしぎ逆十字固めへ。潮崎は何とかロープエスケープ。場外でラリアットを決めた潮崎はリングに戻ると、ローリング袈裟斬りチョップからリミットブレイク、トップロープからムーンサルトプレスを放つが、これを勝彦が膝で剣山を立てる。勝彦はラッシュからハイキックを放ち、潮崎は崩れ落ちる。勝機と見た勝彦はヴァーティカルスパイクを決めるが、カウントは2。潮崎はスリーパースープレックスからローリングエルボーを放ち、豪腕ラリアット、ムーンサルトプレスが決まるが、これもカウント2。ならばと豪腕ラリアット3連発も、勝彦はロープエスケープ。潮崎は続けてショートレンジ式の豪腕ラリアットを決めて、カウント3。激戦に終止符が打たれている。 試合後、杉浦貴が「潮崎、防衛おめでとう。素晴らしいよ。ノア20周年、お前が引っ張ってきて満足か?I am NOAH?俺に勝ってから言えよ。今年最後…俺が行くぞ!GHC!」と挑戦表明。潮崎も「杉浦貴、ずっと待ってたよ」と挑戦を受諾したため、12.6東京・代々木第二体育館大会での対戦が決定した。◆プロレスリング・ノア◆『PRO WRESTLING NOAH 20th ANNIVERSARY NOAH the CHRONICLE vol.4』神奈川・横浜武道館▼GHCヘビー級選手権試合(60分1本勝負)<王者>○潮崎豪(42分35秒 体固め)中嶋勝彦●<挑戦者>※第33代王者、潮崎が5度目の防衛に成功(どら増田)
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スポーツ 2020年10月13日 22時30分
ノア11.22横浜武道館で、潮崎豪対中嶋勝彦のGHCヘビー級王座戦が正式決定!
プロレスリング・ノアは『PRO WRESTLING NOAH 20th ANNIVERSARY NOAH the CHRONICLE vol.4』11.22神奈川・横浜武道館大会のメインカードを発表した。 20周年記念大会第4弾となる今大会のメインイベントは、GHCヘビー級選手権試合で、チャンピオン潮崎豪に、『N-1ヴィクトリー2020』優勝者の中嶋勝彦が挑戦する。今年8月に人気タッグチームだったAXIZのパートナーである潮崎を裏切り、反体制ユニット金剛入りを果たした勝彦は、ノアの最強決定戦『N-1ヴィクトリー2020』をBブロックトップで決勝に進出すると、決勝では、潮崎を破ってAブロックトップで決勝に進出した清宮海斗と対決。右ハイキックでダウンを奪うと、ぶった斬りキックからのダイヤモンドボムでカウント3を奪取。優勝とともにGHCヘビー級王座の挑戦権を手に入れている。 試合後、嫌味なマイクを展開する勝彦の前に現れたかつてのパートナー潮崎は、GHCヘビー王座のチャンピオンベルトを肩に掛けながら、無言で勝彦と睨み合い、挑戦を受諾。そんな潮崎を見た勝彦は「今は俺の方が強い」「仕方ねぇから、ベルト懸けてお前の挑戦を受けてやるよ」と、まるで自分がチャンピオンかのような強気な発言に終始した。 勝彦が潮崎を裏切り、金剛入りを果たした理由の一つは、GHCヘビー級王座に興味があったのは言うまでもないだろう。しかし、悪の道を選ばなくても挑戦する方法はあったはず。この試合が終わった時、新たな真実が分かるかもしれないだけに、注目の一戦だ。 また、10.11大阪・エディオンアリーナ大阪大会で、谷口周平が武藤敬司にシングルマッチを要求したことを受けて、武藤と谷口のシングルも決定した。(どら増田)
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スポーツ 2020年10月12日 22時30分
ノア佐野巧真が36年間の選手生活にピリオド「三沢さんは懐が深かった」
プロレスリング・ノアは11日、大阪・大阪府立体育会館(エディオンアリーナ大阪)第1競技場で、ノア最強決定戦『N-1 VICTORY 2020 〜NOAH NUMBER ONE PRO-WRESTLING LEAGUE〜』優勝決定戦を開催した。 試合開始前に、かつてノアにも在籍していた佐野巧真の引退セレモニーが行われた。セレモニーでは、かつての同僚、高山善廣からメッセージが送られたり、丸藤正道、桜庭和志、武藤敬司らから花束が送られた。マイクを持った佐野は「昭和59年3月にデビューさせていただきまして、今までご声援ありがとうございました!子どもの頃から大好きだったプロレスをこんなにも長く出来たこと。本当に幸せなプロレス人生だったと思います。また、この様な機会をいただいたプロレスリング・ノア様にも感謝いたします。36年間ありがとうございました」と挨拶。 新日本プロレス1.5東京ドーム大会で行われた永遠のライバル、獣神サンダー・ライガー氏の引退試合で、ライガー氏のパートナーを務めたのを最後にSNSで引退表明し、今後は2年前に京都でオープンした焼肉店の経営に専念する意向を示していたが、ノアが「ノアの歴史に欠かせない選手。引退セレモニーをやりたい」という意向を示したことから、当初は3月に予定されていたが、今大会に延期となり無事開催された。10カウントゴングから最後のコールを受けた佐野。 インタビュースペースでは「いちばん長い間、お世話になった団体ですので、10年間ぐらい在籍してましたから、馴染む感じがしましたね」と久々のノアマットを振り返ると、ノアで印象に残っていることとして、「初めて三沢さんと当たった時には懐の深い人だなという印象が残ってます」と故・三沢光晴さんの名前を挙げた。また、メッセージが送られた闘病中の高山善廣については「近くに居ながら怖い存在であったし、お互いそういう気持ちでやってたということが嬉しい」と笑顔。 新日本、SWS、UWFインターナショナル、ノアと、名勝負を繰り広げてきたプロレスラー佐野巧真が、ノアの計らいにより引退セレモニーをしたことは、とても意義あることだったと言えるだろう。(どら増田)
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スポーツ 2020年10月05日 22時30分
ノア中嶋勝彦『N-1』決勝進出に「楽しみに待っとけ!」
プロレスリング・ノアは4日、東京・後楽園ホールで『N-1ヴィクトリー2020』公式戦を開催した。 セミファイナルでは、丸藤正道と中嶋勝彦が対戦。丸藤が勝利を収めれば杉浦貴との決勝進出決定戦、勝彦が勝利を収めれば決勝進出が決まるシチュエーションの中、Bブロック首位の勝彦が先に入場。丸藤が入場すると、杉浦がリングサイドに。 勝彦は序盤から蹴りで丸藤を攻め立てていく。しかし、丸藤は勝彦の左腕を攻めることで応戦。ダメージが残る勝彦に逆水平チョップを放っていく丸藤に、勝彦は裏投げを披露、さらにジャンピングローキックを決める。何とか流れを変えたい丸藤はパーフェクトキーロックを極めようとするが、勝彦はエスケープ。丸藤は虎王を連発してから不知火も、勝彦の足はロープへ。最後は蹴りの連打から顔面蹴りに繋いで、ダイヤモンドボムを放ちカウント3。勝彦がBブロック代表として決勝進出を決めた。 インタビュースペースで、勝彦は「Bブロック、蓋を開けてみれば俺の完勝と言ったところだろ。あと一つ、楽しみに待っとけ」と吐き捨て、メインイベントで清宮海斗が決勝進出の相手と決まると、早くも挑発。潮崎を裏切り金剛入りをして臨んだ『N-1』で決勝まで進んだ勝彦。本当の狙いは優勝した時にわかるのだろうか。 決勝戦は11日に大阪・エディオンアリーナ大阪で行われる。◆プロレスリング・ノア◆『N-1ヴィクトリー2020』2020年10月4日東京・後楽園ホール▼Bブロック公式戦(30分1本勝負)<2勝2敗1分=5点>●丸藤正道(16分25秒 片エビ固め)中嶋勝彦○<4勝1敗=8点>※ダイヤモンドボム(どら増田)
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スポーツ 2020年09月29日 06時30分
DDT遠藤哲哉が“恩人”佐々木大輔をユニットから追放!11.3大田区で一騎討ち!
KO-D無差別級王者の遠藤哲哉が、所属するユニット「ダムネーション」から“カリスマ”佐々木大輔を追放することに成功した。 DDTプロレスリングは27日、東京・後楽園ホールで、『Who's Gonna TOP? 2020』を開催した。メインイベントでは、佐々木大輔、遠藤哲哉、T-Hawk、エル・リンダマンの「ダムハーツ」(ダムネーションと#ストロングハーツの業務提携軍)が、HARASHIMA、樋口和貞、坂口征夫、納谷幸男組と対戦した。 試合は一進一退の目まぐるしい攻防となったが、15分過ぎ、佐々木が押さえる納谷目掛けて、遠藤がハンドスプリング・オーバーヘッドキックを見舞った。佐々木がペディグリーからダイビング・エルボードロップを繰り出すと、遠藤がスワンダイブ式450°スプラッシュを一閃。すかさず、佐々木がカバーするもカウントは2。ならばと、佐々木がクロス・フェースロックで絞め上げ、粘る納谷からギブアップを奪い、好連係の「ダムハーツ」が勝利を収めている。 試合後、マイクを持った佐々木は「あんな寄せ集めじゃ、オレたちにかなうわけないだろ。こっちはT-Hawk、リンダマン、チャンピオンの哲哉、大田区(大会)の挑戦者のオレがいるんだ。哲哉!何度も言うけど、オレは絶好調。オレが巻くんだ。ベルト磨いておくんだな」とアピール。これに対して、遠藤は「カリスマ、またその話ですか。絶好調とか聞き飽きた」と吐き捨てた。すると、佐々木は背後から遠藤になんと急所打ち。「ガタガタうるせぇんだよ。テメーがオレの名前を出して、挑戦者に指名した時から決めてたことがある。『ダムネーション』追放だ。やっちまえ!」とメンバーに指示を出すも、誰も動かず。逆に、セコンドの島谷常寛がリングインして、「ダムネーション」の看板で佐々木の頭を殴打すると、「ダムハーツ」全員がカリスマを襲撃。最後に遠藤が逆襲の急所蹴りからトーチャーラックボムを見舞うと、佐々木は大の字に。 遠藤は「カリスマ、いや佐々木大輔。オレも考えたことがあるんだよ。指名した時から、アンタを追放するって。佐々木大輔はもう『ダムネーション』にいらない。何が起こってるかわかってないようだな。オレもアンタと同じことをしたんだよ。アンタの考えてることなんか、お見通しなんだよ。『ダムネーション』は、佐々木大輔抜きでやっていく!」と宣言して、退場した。 バックステージで、遠藤は「佐々木大輔に対する恨みつらみ。『オマエを超える』とかどうでもいいんだよ。大田区でオマエのキャリアを終わらせてやる!」と発言。リンダマンも「最初に佐々木大輔に『遠藤哲哉を追放しよう』と言われたけど、遠藤にも『佐々木を追放しよう』って言われたから、オレたちは遠藤哲哉を選んだってことですよ」と事情説明した。ガックリ肩を落とし、独りでコメントスペースに現れた佐々木は「オイ、遠藤哲哉。やってくれたな。遠藤哲哉が『ダムネーション』?違うよ。『ダムネーション』はオレだ。オレは人徳もないから、これから一人でやっていく。オレが一人で『ダムネーション』をやっていく。遠藤哲哉、そのほかの全員許さない。ズタズタに引き裂いて土下座させてやる」とコメント。 今年最後のビッグマッチとなる11月3日、東京・大田区総合体育館でタイトルを懸けて激突するが、遠藤はそこで佐々木に引導を渡し、佐々木は遠藤から『ダムネーション』を取り戻す意向を示した。(どら増田)
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スポーツ 2020年09月24日 22時30分
ノアN-1、優勝候補の清宮海斗が初勝利「やっとの思いで取れた勝ち点」
プロレスリング・ノアは23日、東京・後楽園ホールで『N-1ヴィクトリー2020』公式戦を開催した。 今回、後楽園で平日の昼興行にチャレンジしたノア。そのメインイベントは、若きエース清宮海斗に託した。対戦相手は今年からノアマットに参戦した金剛のパワーファイター征矢学。清宮は望月成晃に時間切れ引き分け、マサ北宮にサイトースープレックスで敗れており、優勝候補と目されていたが、1敗も許されない状況に追い込まれた。征矢はGHCヘビー級王者の潮崎豪に敗れるも、同門の北宮には勝利を収めている。 試合は征矢が、清宮の左肘に狙いを定めてハンマーロックで一点集中攻撃。これを切り抜けたい清宮はカウンターのドロップキック、エルボードロップで活路を見出すと、アームバーへ。清宮も左腕を集中的に攻撃していく。征矢は重い逆水平チョップやエルボー、雪崩式オクラホマスタンピート、デスバレーボムなどパワー殺法で、清宮を追い込むが、清宮は弾道をかわすとジャーマンを放ち形成を逆転。ジャンピングニーから再びジャーマンを決めるもカウント2で返されると、タイガースープレックスホールドをガッチリ決めて3カウント。清宮がようやく1勝目をスコアした。 試合後、清宮は「本当に後がなかったです。言葉が何も出ないくらい暗闇の中でしたけど、征矢選手に勝つことが出来て、その暗闇、今、抜け出したぞ!」と叫んだ。最後は力強く優勝宣言をしてバックステージへ。 バックステージでは「やっとの思いで取れた勝ち点。絶対に勝ち上がってGHCへの並々ならない思いを見せつける。俺、絶対に負けないから期待してください!」と語っていた。◆プロレスリング・ノア◆『N-1ヴィクトリー2020』2020年9月23日東京・後楽園ホール▼Aブロック公式戦(30分1本勝負)<1勝1敗1分=3点>○清宮海斗(21分55秒 タイガースープレックスホールド)征矢学● <1勝2敗=2点>(どら増田)
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2023年09月13日 18時00分
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2023年09月10日 17時00分