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​「プロレス界のために」“世界のCIMA”がインディのリングで闘う2つの理由

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CIMA

 メキシコでプロレスデビューし、今年でキャリア23年。闘龍門のヒールユニット“CRAZY-MAX”のリーダーとして、日本へ逆輸入された際には一大旋風を巻き起こしたCIMA。現在はカンボジアに拠点を持つ「OWE」と2019年にできたばかりのアメリカプロレス団体「AEW」に所属し、主なる活躍の場を海外に移している。

 日本で活動する際は日本人だけのユニット「#STRONGHEARTS」として、大小問わずさまざまな団体で熱い試合を繰り広げている。1月14日からはアメリカとメキシコでツアーをこなし、2月下旬からは日本へ帰国すると、横浜でBAR045主催興行に始まり、DDT後楽園、川崎電流爆破フェスティバル、大日本プロレス大阪、東京新木場TTTと連戦。しかも初体験の電流爆破マッチや、いわゆるどインディにも参戦する意義をCIMAはこう語る。

 「個人的にはライガーさんに引っ張り上げてもらったと思っている」。2000年に開催された、獣神サンダーライガーが提唱し各団体の垣根を越えたジュニアヘビー級の祭典「スーパーJカップ」に出場。決勝まで進みライガーと戦うも、惜しくも敗れ優勝とはならなかったが、その闘いぶりは素晴らしく各方面で高く評価され、スターダムに駆け上がるきっかけとなった。「プロレス界のためにも、若い人たちと試合したい」と、今年の1月で惜しまれながら引退したライガーの“プロレスの伝道者”としての役割を、CIMAも受け継ごうと尽力している。

 また「ルチャ・ブラザーズ」の存在も刺激になっていると明かす。日本での知名度はまだ高くないが、メキシコAAAやAEWなどで暴れ回るペンタゴンJr.とフェニックスのコンビは「ペイパービューで生放送している1万人規模のビックマッチで試合した翌日に、200人くらいの会場で普通に試合している。しかもアメリカ、イギリスやヨーロッパ各地、メキシコなど世界中どこでも」と、アクティブに動く2人に驚きを隠さない。「えげつなく上から下まで取りにきていますよね。突き抜けようと思ったらそこまでしないと」と目をぎらつかせる。今回の300人規模の新木場のリングも「好物ですよ」と言ってのけるCIMAの思考も、彼らと重なるだけに、いっそう刺激になるのだろう。

 ビジュアルもスピード感あふれる試合も、そしてオーラも見るものを引き付けてやまないCIMA。彼に憧れを抱いてレスラーとなった若者たちも数多く存在し、会場を問わずCIMAと肌を合わせる機会を得ることは、今後に貴重な財産となるに違いない。まだまだ世界を股にかけ、大きな野望を抱き続けるCIMAは、プロレス界のためにこれからも邁進する。

取材・文 ・ 写真/萩原孝弘

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