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今年のプロレスインディー大賞候補!阿部史典がケンドー・カシン戦決定に「普通のことはしたくない」

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画像はイメージです

 17日に東京・後楽園ホール大会で開催する『初代タイガーマスクストロングスタイルプロレスVol.8』で、プロレスリングBASARAの阿部史典と、ケンドー・カシンによるシングルマッチがラインナップされた。大日本プロレスやTTTなど数多くの団体に引っ張りだこの阿部は、今年の『日本インディー大賞』筆頭候補とされており、プロレスリング・ノアにスポット参戦しているジュニアヘビー級のレジェンド、カシンとの対戦に注目が集まっている。

 カシンとは「ボクは初遭遇です。タッグでもないです。会場で一緒になったことがあるくらいですね」と語る阿部だが、「キャリアを経て、今はつかみどころのないイメージがありますね。共通点には鈴木(秀樹)さんがいて、鈴木さんもすごいカシンさんからインスパイアされているようなイメージがあります。のらりくらりしているような、つかみどころがない。そんなイメージですね。インスパイアされているからといっても、鈴木さんとはまた違いますね。なんでもできるんでしょうけど、激しいことをするようなイメージはない。もうそういうのはやめているんでしょうね。ボクは(カシンが)自由なことをしてくる人だと思うので、自分も何も考えずに自分がやる自由なものをぶつけたいなと思います。特に何も考えていないですね」とカシンの印象について語った。

 試合に関しては「イメージもできないですね。ホントわからないです。たぶん向こうも、このカードに対して何も思ってないじゃないですか。別に一つの試合があるくらいにしか思っていないでしょうから。若手がチャンスだと思ってガンガン行くよりかは、自分もあえてそういう気持ちで行こうかなみたいな感覚です。そこまで気構えるのではなく、あえてたくさんある試合の中の一つという。別に手を抜くとかじゃなくて、いつも通り自分は100%で挑むんですけど、対戦相手に対して何かを考えるようなスタンスではないのかなと思います。(リング上でぶつかって何が生まれるか)現段階では全然わからないです」と全く想像が出来ない様子。

 しかし、「読めないからこそメチャクチャ楽しみです。ボクはどんなカードでも、試合をする時は対戦相手を考えて、どんなことしようかなとか考えるのが当たり前なんです。でも、今回は考えずに。だから逆に緊張していないですね。2分くらいで終わるかもしれないし、コイツどういうことしてくれるんだろうと思われる選手になりたいというのは、自分の一つのテーマなので、やりすぎくらいがちょうどいいって、ボクにとっては後で怒られる時の保険みたいなもの、先に謝ってるみたいなものなんです(笑)。だから今回も先に謝っておくというか(笑)。(カシンとは)これが終わってからもそんなに会うこともないでしょうし。カシンさんだったらならないでしょうけど、たとえコラー!と怒られるようなことになったとしても、12月17日を終えて18日になれば、いいかなって思っちゃうと思うんで。ボクの生涯キャリアを通してあったとしても、(カシン戦は)5回はないと思います、なので、いいかなって(笑)」と今回の試合をかなり楽しみにしていることが窺える。

 「こういうカードはすごいありがたいです。だからこそ、普通のことはしたくないですよね」
何をして来るかわからないカシンに対して、「普通のことをしたくない」と言い切った阿部。どんな試合になるのか非常に楽しみな一戦である。

(どら増田)

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