プロレスリング
-
スポーツ 2022年05月24日 10時50分
無期限メキシコ遠征のノア宮脇純太、5.30壮行試合の相手は背中を見続けて来た清宮海斗に決定!「スーパースターになるまで帰って来ない」
プロレスリング・ノア、生え抜き5年目のジュニア戦士、宮脇純太が無期限のメキシコ遠征を訴え、これを受けたノアは宮脇の考えを尊重し、メキシコ遠征を決定した。 21日に東京・大田区総合体育館で行われたビッグマッチ『Dream on 2022 FINAL』では、稲葉大樹と組んで、稲村愛輝&藤村加偉と対戦するも、稲村のショルダーアタックにフォール負けを喫しており、試合後には「クソ!クソ!クソ!クソ!!」と悔しさを爆発。「両国でも情けない試合して、横浜でもずっと勝ってきた岡田に勝てず、今日なんて稲村に完璧な3カウントを獲られちゃった。クソ!ノアには今、メキシコに行くルートがある。会社がどう言うかわからないけど、俺が決めた!俺はメキシコに行く!メキシコに行って、もっともっと強くなって、もっと大きくなって。会社もファンも先輩もみんなが認めてくれるまで、俺は無期限でメキシコに行きます!」と一方的に無期限のメキシコ遠征を宣言。 宮脇が話していたように、最近では後輩に敗れる場面も見られており、今年1月8日に神奈川・横浜アリーナで開催された新日本プロレスとの全面対抗戦『レッスルキングダム16 in 横浜アリーナ』や、プロレスリング・ノア、DDTプロレス、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレスのサイバーファイト傘下の団体が集結する『サイバーファイトフェス』6.12埼玉・さいたまスーパーアリーナ大会から名前が漏れていたのも事実。 ノアは4月13日、ドラゴンゲート最高顧問のウルティモ・ドラゴンがメキシコに持つ練習拠点「闘龍門CASA」をノア若手選手の海外武者修行先の一つになると発表した。宮脇が話していた「ルート」とは、この事を指していると思われる。ウルティモも「海外の経験してるしてないとでは今後のレスラー人生にすごい影響があると思うので。その中で海外で武者修行をさせたいという話があったので。たまたま合宿所が空いてるもので、そこを基地にして修行ができれば」と若い力の後押しをしていく意向だ。 武田有弘サイバーファイト取締役は「候補はいるんですが、これは選ばれた選手はチャンスだと思いますので。もう少し様子を見て考えたいと思います」と話していたが、第1号が宮脇になったということだろう。サブミッションを取り入れたファイトスタイルの宮脇にとって、メキシコ、ルチャ・リブレの“ジャベ”を勉強出来れば、試合の中に幅が広がるのは間違いない。 「スーパースターになるまで帰って来ない!」。覚悟を持って、海を渡る宮脇の壮行試合では、こちらも海外遠征を経て、GHCヘビー級チャンピオンを獲得する選手に成長した清宮海斗が、30日のノア特設アリーナ大会(神奈川・クラブチッタ川崎)で相手を務める。清宮の背中をずっと見て来た宮脇と、そんな宮脇を可愛がって来た清宮による壮行試合は注目だ。(どら増田 / 写真提供・NOAH)
-
スポーツ 2022年02月10日 10時50分
ノア潮崎豪復帰後シングル4連敗も「これが俺の望むところだ!」と前を向く
プロレスリング・ノアは9日、『STEP FORWARD 2022』東京・後楽園ホール大会を開催した。 メインイベントでは、潮崎豪がM'sアライアンスの田中将斗とシングル対決。元日に開催した日本武道館大会で復活して以来、シングルマッチ3連敗中の潮崎は、ここで盛り返しておきたいところだったが、力と熱のこもった激戦のラストは、田中が放ったスライディングDだった。これで3カウントを喫した潮崎は、シングル4連敗となり、2.10後楽園大会での丸藤正道戦、2.11後楽園大会の拳王戦とまだシングルが2試合残っているが、バックステージでは「これが俺の望むところだ!」と叫んだ。 田中は「結果としてはね、10年前と同じ。俺が勝った。10年前って言ったら一昔やし、俺は彼に10年前に勝っていたという結果だけしかないと思うし。シングルやる前は本当に勝てるのかなとか。自分に自信はあったとは言え、10年経ったら本当に一昔で、人はガラッと変わるから。まあ、勝てたことはホッとしてます。まだまだ俺は下を向いていられへんので。彼は復帰して間もないとは言え、ノアのトップでは間違いないわけやしね。1人1人トップを倒していけば、ベルトにつながると思ってるから。そこは1つ、シングルだろうと、タッグだろうと、6人、8人でも。M's allianceは船木(誠勝)さんに続いて、武藤(敬司)さんも戦線離脱と言うか。そういう言い方が正しいのかどうかわからないですけど。まあ、残った人間でM's allianceを守るしかないし。武藤さんいなかったら、船木さんいなかったら、M's allianceは面白くなくなったとか、勢力が減ったとか、そういうことを言われたら…。丸藤君もそうやし、望月(成晃)さんもそう、(宮本)裕向もそうやし、俺だってそういうことを言われたら一番腹立つから。それは肝にずっと銘じて、M's allianceとしてこれからも戦っていきます」とコメントしている。◆プロレスリング・ノア◆『STEP FORWARD 2022』2022年2月9日東京・後楽園ホール観衆 408人▼シングルマッチ(60分1本勝負)●潮崎豪(20分12秒 エビ固め)田中将斗○※スライディングD(どら増田/写真・©︎プロレスリング・ノア)
-
スポーツ 2022年01月24日 22時30分
ノアで事件発生!拳王を破り新ナショナル王者になった船木誠勝が金剛入り「刺激をもうちょっと強く受けたい」
プロレスリング・ノアが22日、大阪・エディオンアリーナ大阪第2競技場で『HIGHER GROUND 2022』を開催した。 メインイベントでは、GHCナショナル選手権試合、チャンピオンの拳王に船木誠勝が挑戦した。昨年2.12東京・日本武道館大会以来の再戦。前回は拳王が勝利を収めている。 船木は序盤から打撃で拳王を追い込んで、腕ひしぎ逆十時固めなどサブミッションも繰り出していく。拳王も掌底を打ち合っていくが、船木はローキックからチキンウィングフェイスロックに移行すると見せかけて、スリーパーホールドで捕獲。拳王はたまらずギブアップ。船木がナショナル王座を初戴冠した。 試合後、船木は拳王に「ありがとう」と言うと、「今日勝ったんで提案があります。拳王選手!俺と組みましょう!今日から俺も金剛に入ります!」と金剛入りを宣言。これには、船木のセコンドに付いていたM'sアライアンスの丸藤正道と田中将斗が詰め寄るも、「武藤さんも分かってくれるはず」とした上で、丸藤や田中と対戦したい意向を伝えると、拳王や中嶋勝彦と握手。次回からは赤いコスチュームで試合をするという。 コメントスペースで船木と金剛のメンバーが並び立つと、拳王は「おい、試合では完敗だったけどな。見てみろよ。俺たち金剛と歩みをともにする男…プロレス界で最強の男・船木誠勝だ!おい、俺たちの強い信念に共感してくれて、船木さんが今日金剛に入ってくれた。船木さん。これからよろしくお願いします」と船木と握手を交わす。船木は「よろしくお願いします。何回かこの拳王選手、中嶋選手と試合をして、強さがわかりました。去年の11月28日、代々木ですね。あの試合(中嶋と拳王のダブルタイトル戦)を見て、この2人は今のプロレス界のトップだなと感じました。そのトップのいるグループに自分も入って、刺激をもうちょっと強く受けたいなと。そういう気持ちになりました。もうすぐ1年半ですね。ノアに出て、たくさんの刺激をいただいたんですけど、そろそろ変えないと。自分はレスラーってみんな一匹狼だと思ってますんで。そういう意味で、今は…今はですね。今はここにいるのが一番いいと思って、それで入りました。リングで言ったんですけど、これで武藤さんとも試合できるし、丸藤選手、田中選手、望月選手、宮本選手、みんなとやりたいなと思います。で、できれば力を借りて、もう1回倒したいなと思いますね」と語り、M'sアライアンスの対角線に立つ覚悟を明らかにしている。 最後に拳王は「おい、今の言葉聞いたか? このプロレス界最強の男・船木さんは、俺たちが一番刺激があるんだ!俺と中嶋の試合を見て、共感してくれるんだ!俺たち金剛はな、ノアだけじゃねーぞ。プロレス界でテッペンめざしてんだ。その熱い心、強い信念にプロレス界最強の男・船木さんが共感してくれたんだ。おい、船木さんがこれから歩みをともにするんだ。テッペンめざせるだろ?おい、これからはな、俺たち金剛が日本のプロレス界、いや、世界のプロレス界の頂点めざしてやっていくからな! これを見ているクソヤローども、これからはな、俺たち金剛に…ついて来い」と訴えた。◆プロレスリング・ノア◆『HIGHER GROUND 2022』2022年1月22日大阪・エディオンアリーナ大阪第2競技場観衆 456人(札止め)▼GHCナショナル選手権試合(60分1本勝負)<王者>●拳王(3分58秒 スリーパーホールド)船木誠勝○<挑戦者>※第7代王者が4度目の防衛に失敗。船木が第8代王者となる。(どら増田 / 写真・©︎プロレスリング・ノア )
-
-
スポーツ 2022年01月17日 10時50分
ノアGHCタッグ王座防衛の武藤敬司&丸藤正道が海外進出宣言「俺たち二人の名前だったらアメリカ行ってもできるよ」
プロレスリング・ノアは16日、宮城・仙台サンプラザホールで『BUMPER CROP 2022 in SENDAI』を開催した。小川良成や清宮海斗ら多数の選手がコロナ感染の影響で同大会を欠場し、カード変更を余儀なくされたが、大会は無事に開催されている。 セミファイナルではGHCタッグ選手権、チャンピオンチームのM'sアライアンス、武藤敬司&丸藤正道が、金剛の拳王&征矢学の挑戦を受けたが、征矢が弾道やジャンピングDDTでかつての師匠、武藤を追い込むも、最後は弾道に来た征矢を武藤がフランケンシュタイナーで丸め込みカウント3。武藤&丸藤が2度目の防衛に成功した。 試合後、武藤が「ギリギリだよ」と言うと、丸藤も「しんどかった」とかなりキツかった様子。 武藤は「実はさ、昨日さ、あまり夜、寝ることができなくて。携帯がブンブン鳴って、ちょっと睡眠不足の中、来て。津波だどうだでこっちの方面じゃん。気になって気になって。コロナと言い。たださ、追いつめられれば追いつめられるほどさ、逆に燃えてくるというかさ。今日も試合の中でかなり追いつめられたんだけど、かすかに炎が残ってたから逆転できて良かったですよ。丸藤ありがとう」と丸藤に感謝。かなり征矢が激しく突っかかってきたが、「だって、俺がいない間、だいぶ焚きつけてたらしいじゃん、征矢を」と丸藤に振ると、丸藤は「何しにノアに来たかよくわからなかったって」と答えた。武藤は「俺の試合の後に焚きつけてくれりゃいいのに、前に焚きつけて。やけに俺に対して燃えてた気がした」と語ると、丸藤は「前の団体のことで焚きつけてきたんじゃないですか。逆に」とコメント。 武藤は「ただね、征矢もね、全日本プロレスからWRESTLE-1。で、今はノアに至ってずっと俺、一緒にいるんだけど、もしかしたらあいつのプロレス界の親みてえなもんだ。その中であいつ人が良すぎるんだよ。良すぎるところが今までちょっと爆発できなかった。それを焚きつけたから、今日もしかしたら爆発するんじゃねえかなって怖さがあったけど」とかつての弟子に対して抱く親心を吐露している。 年始からタイトルマッチが続いたことを聞かれると、武藤は「そうだね。この前の1日のタイトルマッチと言い、今日のタイトルマッチと言い、なんか普通に獲れてないという、なかなかしんどい思いして獲ってる中で、やっぱりいいですよ。やっててやりがいがあると言うか」と口にする。丸藤も「活性化って言いながら、このタッグを獲ってから、ずっと武藤さんに任せきりな部分もあるんですけど、全国の皆さん、やっぱり武藤さんを観たいと思うんだ。だから別に俺も遠慮してるわけじゃなくて、どんどん武藤さんも表に出て、俺も出て、より良いタッグにして、今年ずっと防衛して、武藤さんと日本でナンバー1のタッグを狙いたいなと」とさらに上に行きたい考えだ。 武藤は「コロナもさ、終わったりしたら日本だけじゃなく…アメリカ行こうよ。俺たち二人の名前だったらアメリカ行ってもできるよ」とアメリカ進出を呼びかけると、丸藤は「次がまた楽しみです」と話していた。(どら増田 / 写真・©︎プロレスリング・ノア)
-
スポーツ 2022年01月12日 22時30分
今年もサイバーファイトフェス開催!高木三四郎社長「我々の持ってる魅力を伝えていくために開催するべき」
株式会社サイバーファイトが11日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を開き、6月12日にさいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで、DDTプロレスリング、プロレスリング・ノア、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレスの傘下4団体による合同興行「CyberFight Festival 2022」を開催することを発表した。昨年6月6日、同所での大会に続き、2年連続での開催となり、同大会は動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE」で独占生配信される。 サイバーファイトの高木三四郎社長は「もともと音楽フェスなんかはいろんなアーティスト、タレントの魅力を伝える場という意味合いだったんですけど。サイバーファイトフェスはサイバーファイトが運営している4団体の魅力が前面に出た大会だったと思うんです。WRESTLE UNIVERSEで独占生配信させてもらったんですけど、過去一番のリアクションがあったので、もっと世間にプロレスの魅力、我々の持ってる魅力を伝えていくために開催するべきじゃないかと思いまして、今回の開催に至りました」と経緯を説明。 丸藤正道副社長(ノア)は「昨年のフェスでは各団体の色を出しつつ、イデオロギー的な部分の闘争もあり、フェスにふさわしい大会になったと思うんです。そこから何かしらの交流、その他いろいろあるかなと思いつつも、この1年は各団体それぞれが力をつけてきたと思うので、次のフェスではその部分のさらなる成長を見せ合うことになると思います。各団体が一つの大会を盛り上げるという部分で、昨年よりさらにおもしろいものになると思います」とコメント。 彰人副社長(DDT)は「毎年6月に続けて行って、プロレスファンの中で、“毎年6月にはサイバーファイトフェスがあるんだ”という認識が植え付けられるくらい、毎年のようにやって、そういうお祭りにできればなと思います。各団体各々、自分のところは自分のところ、よそはよそみたいな感じで、同じ会社だけど、各団体が独立した感じになっていたんですけど。昨年のサイバーファイトフェスを経て、お互いのことをいい意味で気にするようになったし、横をしっかり見るようになった。今年はより良いものになるんじゃないかと思います。昨年は対抗戦とかタイトル戦とか提供試合という形が多かったんですけど。まだやれてないことがあると思うので、昨年やれなかったこととかもチャレンジしていきたいと思います」と話した。 東京女子・甲田哲也代表は「昨年のサイバーファイトフェス開催の会見で、自分はノア、DDT、ガンバレ☆プロレスのファンの方に、“東京女子を見つけてほしい”、そして東京女子のファンには、“さいたまSAで東京女子が勝つところをお見せしたい”と言いました。選手たちは鮮烈な印象を残してくれたと思います。その後、新規と言っていいファンの方たちに、会場に足を運んでいただきまして、また東京女子のファンの人に勝つところをお見せできたと思ってます。ただ、昨年は東京女子があまり知られていなかったからこそ、“こんなすごい試合するんだ”“こんないい選手がいるんだ”って驚きを持って見てもらった部分はあると思います。今年は同じ状況ではないと思っております。ノア、DDT、ガンプロの選手たちも昨年以上に、東京女子は侮れないという気持ちで試合をすると思いますし、ファンの方たちも大きな期待を持って東京女子の試合を見てくれると思っております。他団体の選手、ファンのそういったものを含めて、サイバーファイトフェスに対して、“サイバーファイトフェスかかってこいや!”、そういう気持ちで東京女子は闘って、今年も大勝利をめざしたいと思います」と宣言。 ガンプロの大家健代表は「昨年のフェスで、ガンプロは爪跡を残せたのではないかと思っております。ただ、これじゃ俺たちは満足してないです。東京女子、ノア、DDT、各団体に負けません。魂のこもった熱い大会を今回も見せます。日本には祭りがいっぱいありますよね。フジロックフェスティバルとか、だんじり祭りとか、祇園祭とか。そういう祭りと同等、いやそれ以上の祭りにしたいと思ってます。ここにいる各団体の代表、サイバーファイトの選手、スタッフ。画面を通して見ているオマエら、みんな祭りなんだぞ! ワクワクするようなことをいっぱい考えて、サイバーファイトフェスやります。みんなが盛り上がって、でっけえ日本一、世界一、宇宙一の祭りにしようぜ!」と立ち上がって熱弁を振るった。 タイトルマッチの開催や対抗戦などは、今後検討していくとのこと。(どら増田)
-
-
スポーツ 2022年01月06日 22時30分
ノアにウルティモ・ドラゴンが登場!大原はじめとの師弟対決が実現「大原とは師弟関係だから」
プロレスリング・ノアは5日、東京・後楽園ホールで全試合当日発表の大会『REBOOT 2022』を開催した。 第4試合では、まず小峠篤司&大原はじめが入場。続いて現れたのはドラゴンゲートのドラゴン・キッド。すると場内に『セパラドス』が流れ、ウルティモ・ドラゴンが現れて場内は騒然となる。 試合は小峠とキッドがグラウンドの攻防を見せると、大原にタッチしたところで、キッドが大原をコーナーに押し込み、ウルティモにタッチする。ウルティモと大原の師弟対決はロックアップに始まり、手四つの切り返し合戦で力比べに。ウルティモはここをベテランならではのテクニックで制して、大原の腕を集中して攻めていく。たまらない大原は場外へ。 リング内に戻るとウルティモをコーナーに押し込み、小峠にタッチして連携を見せると、小峠はブルドッキングヘッドロックで、ウルティモを叩きつける。ここを凌いだウルティモはキッドにタッチ。キッドは得意のラナ系の技からジャベで小峠を捕獲。ウルティモも大原を捕獲する。小峠は何とかエスケープし大原にタッチ。大原はジョン・ウーでキッドを突き飛ばし、ロープに走るもキッドはカウンターの逆打ちで切り返す。 大原は代わったウルティモをバックブリーカーで叩きつけると、トップロープに登り飛ぶも、下からウルティモがドロップキックで迎撃。キッドがコーナーから場外の小峠目掛けてケブラータで分断すると、ウルティモはアサイDDTで大原からカウント3。試合後、ウルティモは弟子の大原と握手を交わし手を挙げると、キッドと小峠もこの輪の中に加わって、ハッピーな雰囲気が会場を包み込んだ。 バックステージでキッドは「このノアのリングに上がるのは2007年以来で、15年ぶりなんですけど、こうして校長とタッグを組ませていただいて試合ができたということに関しては、本当に感謝しかないです。ありがとうございました」と喜びのコメントを出したが、隣りにいるウルティモは冴えない表情で、「今日、後楽園に来て初めて知って、ビックリしてさ、いや、タッグパートナーは誰でもいいけど、ドラゴン・キッドだけは嫌です」とまさかの発言。 キッドは「ここは綺麗な師弟関係にしておきたいなと」と言うと、ウルティモは「いや、俺は大原と師弟関係だから。あなたと(ストーカー)市川は知らない」とキッパリ。最後まで噛み合わない師弟関係を繰り返していたが、ウルティモは嬉しそうだった。◆プロレスリング・ノア◆『REBOOT 2022』2022年1月5日東京・後楽園ホール▼タッグマッチ(30分1本勝負)小峠篤司&●大原はじめ(13分20秒 体固め)ウルティモ・ドラゴン○&ドラゴン・キッド※アサイDDT(どら増田)
-
スポーツ 2022年01月04日 10時50分
ノアGHCタッグ王座防衛の武藤敬司「ウルフ・アロンの視線が気になって」ゲスト解説のメダリストを意識!
プロレスリング・ノアが1日、東京・日本武道館で『NOAH "THE NEW YEAR" 2022』を開催した。元日に日本武道館でプロレス興行が開催されるのは初めて。 第7試合では、GHCタッグ選手権試合、第57代王者組の武藤敬司&丸藤正道に、田中将斗&望月成晃が挑戦するM'sアライアンス同門対決が行われた。田中は自身が所属するゼロワン東京・後楽園ホール大会からのダブルヘッダーだ。試合はお互いに知り尽くしてるとあって、白熱の攻防を展開。最後は、武藤がシャイニングウィザードをカウント2で返す粘りを見せた望月に足4の字固めを極めてギブアップ勝ち。武藤&丸藤が初防衛に成功している。【バックステージのやり取り】武藤「ありがとう」丸藤「ありがとうございました」武藤「俺はね、特に望月だけど、いいお年玉もらったよ。ある意味、これだけコンディションのいい二人に勝てた。本当に自信になった。望月、田中ありがとう」※田中&望月も加わる武藤「お前にいいお年玉もらったよ。今日お前らに勝ったことによってホント自信がついたよ。一年の計は元旦にありということで、こいつらからいい応援もらったから。次の試合も頑張ろう」丸藤「ホント今日ね、望月さんもそうだし、田中さんなんて昼に杉浦貴とタイトルマッチやってきて…」武藤「そんな風に見えないよ」田中「いやぁ二つとも獲れないとは思わなかった。悔しい」武藤「作戦練ってよ、杉浦に足だったら足、腕だったら腕。壊しとけとかさ」望月「田中さん、ほぼ無傷で帰ってきましたからね」武藤「俺よりコンディションいいよ」丸藤「いやあ、みんなコンディションいいですね」望月「その分、僕がね、頑張らなきゃいけなかったんですけど、後楽園の借り返したかったんですけど」武藤「いや、お前もシャープな動きしてたよ。いつも目が覚めるよ、試合やっててよ」望月「最初のグラウンドでスタミナが100%中40%消されました。もう動けなかったです。でも、こういう元旦・武道館という舞台でやらせていただいたことで、僕はまたこの年でもステップ踏むことできたんで、次はベルト獲るところに到達したいですね」武藤「最初のグラウンドの時よ、ウルフ・アロンの視線がよ、気になって、つい力がよ…」望月「ああ!それで意地でも…」武藤「いいとこ見せなきゃと思って。俺、柔道出身だから」望月「いつもならもうちょい取り返させてくれるんですけど、今日は一切動けなかったですね」武藤「ウルフの目が光ってたからよ」望月「ウルフの目が光ってたらですね。しょうがないです」武藤「頑張ります」丸藤「本年もよろしくお願いします!」 試合中に実況席のゲスト解説に来ていた、東京オリンピック柔道金メダリスト、ウルフ・アロンに目が行くとはさすが武藤敬司だ。今年も武藤がノアマットで何かを起こしてくれるだろう。◆プロレスリング・ノア◆『NOAH "THE NEW YEAR" 2022』2022年1月1日東京・日本武道館観衆 3181人▼GHCタッグ級選手権試合(60分1本勝負)<王者組>○武藤敬司&丸藤正道(20分50秒 足4の字固め)田中将斗&望月成晃●<挑戦者組>※武藤&丸藤が初防衛に成功。(どら増田 / 写真©︎プロレスリング・ノア)
-
スポーツ 2021年12月28日 11時30分
ノア杉浦軍興行、田中将斗が藤田和之と30分時間切れドロー!「これが元旦に杉浦倒してタッグのベルトを狙う男の闘い方や」
プロレスリング・ノアは27日、東京・後楽園ホールで年内最終興行『杉浦軍興行犬ども全員集合!3』を開催した。 セミファイナルでは、M'sアライアンスのゼロワン田中将斗が、杉浦軍のフリー藤田和之とシングル対決を行った。田中は来年の元日にゼロワン後楽園大会で、杉浦貴が保持している世界ヘビー級王座に挑戦。その試合後、ノアの東京・日本武道館大会に移動して、ドラゴンゲート望月成晃とのタッグで同じM'sアライアンスの武藤敬司&丸藤正道が保持しているGHCタッグ王座に挑戦する。 試合は予想通り、お互いに体を張った力強い展開になり、あっという間に30分が経過してしまった。試合後、2人は握手こそ交わさなかったものの、お互いを認め合っていたようだった。 バックステージで田中は「いい獲物見つけたね。(藤田は)どうせフラフラになりながらも、堂々とコメント出しとったんやろ? 俺だって強がって、ピンピンしとかないと。これが元旦で杉浦を倒して、タッグのベルトを狙う男の戦い方や。本当に杉浦戦前にいい刺激もらったね。いつか本当に倒さなきゃいけないと思ってるし、やっておもろいかどうかやる前はわからんかったけど、ここでやってておもろい相手をまた1人見つけたね。いつか俺が倒したいって気持ちはもちろん強いけど、ケリをつけなきゃ。今日見に来てくれたお客さんはこの続きを、どっちが勝つか、どっちが強いかを見たいと思うだろうから、いずれ決着をつけなあかん。でも、あんだけガンガン来て、エルボーをガンガン打って、あまりびくともしない相手は本当に久々やね。野獣、そう言われてもおかしくないし、彼とあんだけの試合をして、ここに立ってられる。それだけで元日2試合できる…ノアの杉浦、そしてノアのタッグの最高峰のベルトを狙える自信になった。1月1日、プロレス初め、2本のベルトを必ず巻きたいなと思います。中西学は野人だったけど、こっちは野獣だからね。野人と野獣、どっちが強いのかわからんけど、2人ともこういう言い方をして失礼かもしれんけど、人間離れしているというか。打っても効いているのか効いてへんのかわからんよね。ヘッドバットもガンガンこっちが打っているのに、僕より(頭蓋骨の)厚みがあるんじゃないかなってぐらいの凄い衝撃がこっちに来たんで。でも、シングルでガッチリやってみて、次にどうやって攻略するか、楽しみになりました」と再戦をリクエスト。 藤田がコメントスペースにやって来ると、カシンが瓶ビールを2本持って登場する。 藤田は「いい汗かいた。(ビールを見て)おっ、さすが。(栓が閉まっているのを見ると)どうすんだよ、これ?栓抜きがないよ!栓抜きがない!」とクレーム。カシンが「栓抜き」と栓抜きを手渡すと、藤田は「最高」と叫び、2人とも瓶ビールをラッパ飲み。藤田は「美味い!美味い!汗かいたあとのビールは最高だね。おかわり!(すでにカシンがいなくなっていることに気づくと)あれ、帰っちゃった?じゃあ、お開き。お疲れさん。来年もよろしく。よいお年を」と試合内容に満足だったのか終始ご満悦だった。◆プロレスリング・ノア◆『杉浦軍興行犬ども全員集合!3』2021年12月27日東京・後楽園ホール観衆 411人▼シングルマッチ(30分1本勝負)△田中将斗(時間切れ引き分け)藤田和之△(どら増田 / 写真・©︎プロレスリング・ノア)
-
スポーツ 2021年12月01日 11時30分
ノア元旦武道館で中嶋勝彦のGHCヘビー級王座に“復活”潮崎豪が挑戦!「“I am NOAH”はノアをさらに上げていきます」
プロレスリング・ノアは、11月28日の東京・国立代々木競技場第二体育館大会で行われたGHCヘビー級チャンピオン中嶋勝彦と、GHCナショナルチャンピオン拳王によるダブルタイトルマッチが、60分時間切れ引き分けに終わり、試合後、負傷による欠場を続けていた潮崎豪が勝彦に挑戦表明したことを受けて、両者によるGHCヘビー級選手権試合を来年元旦に開催する東京・日本武道館大会で行うと発表した。 勝彦は「あのタイミングで来るのはなんだかなあ。まあ、いいけどさ。潮崎豪、復帰しておいしい存在なのか? やってみなきゃわからないか。でも、俺がノアだ。潮崎豪、武道館で終わらせてやる」と元相方を潰す考え。 勝彦に勝てなかった拳王は「クソ…。夢だった日本武道館大会メイン…これだよ、失ったな。そして、なんだよ、おい、今までただただ家でぐうたら生活してたヤツがなんで出て来るんだよ? 俺はな、テメーが家でぐうたらしている間も、ノアのため、自分のために体を張ってやってきたんだよ。おいしいところは全て持っていくのか? そんなんでな、I am NOAH? 俺がノアだ? そんなこと言っている場合じゃねーぞ。おい、いいか、テメーら。またいつか必ず俺がテッペン行ってやるからな。とりあえず今日はビッグマッチのメインイベンターとして失格だな。また一からやり直してやるよ」と悔しさを滲ませていた。 潮崎は「怪我の状態、それを聞きますか? 万全だからこそ今日この代々木に来たんですよ。いつでも行けるから。そして、メインでああいう試合を見せられて、黙ってられないと。やはり復帰して、狙うはGHC。なぜなら“I am NOAH”だ!やっぱりあのベルトの居場所はこの俺の腰だと感じてますし、試合を見てよりその気持ちが強くなりましたね。武道館だからこそという試合もできると思いますし。自分が欠場していた期間、いろんな選手の手に渡って、GHCのベルトの色も重みもまた増した雰囲気を感じましたよ。だからこそ元日、日本武道館、俺が行くしかないでしょ?まだまだファンのみんなも声が出せない状況なんで。でも、みんなの気持ちはリング上でヒシヒシと感じるものがありました。次は元日、日本武道館のメイン。“I am NOAH”はノアをさらに上げていきます」とベルトを取り戻す決意を述べている。(どら増田 / 写真・©︎CyberFight)
-
-
スポーツ 2021年04月20日 17時30分
ノア拳王欠場もマサ北宮が武藤敬司からギブアップ勝ちでGHC王座獲りを猛アピール!
サイバーファイトのプロレスリング・ノアは、発熱で4月18日の東京・後楽園ホール大会を欠場した拳王、ならびに濃厚接触者の疑いがある征矢学、覇王、タダスケ各選手の状況について発表した。 拳王が17日に民間のPCR検査を受けた結果、陽性と判定されたという。18日に、改めて医療機関で再検査を行い、20日に判明する結果次第で拳王の陽性と3選手の濃厚接触が正式に認定される可能性があるとのこと。 団体広報は「現在は正式な認定前ではありますが、拳王選手並びに濃厚接触者となる可能性のある征矢学・覇王・タダスケ各選手につきましては、4月24日横浜ラジアントホール、4月29日名古屋国際会議場の両大会を欠場とさせていただきます。ファンの皆様、関係各位の皆様には大変ご迷惑・ご心配をおかけいたしますが、何卒ご理解ご了承のほどよろしくお願いいたします」とし、4選手を当面の間、欠場させることを発表。 団体としては「プロレスリング・ノアではこれまで取り組んできた新型コロナウイルス感染症対策を継続し、民間の検査機関による定期PCR検査を受け、医療機関での再検査及び感染対策指導にしたがっての対応をさらに徹底し、選手・スタッフ・関係者の安全を確保しつつ、ご来場のお客様がこれまで以上に安心してご観戦いただける環境づくりに努めてまいります」と今後も新型コロナウイルス感染症対策を徹底していく考えを明らかにしている。 その結果、4.24神奈川・横浜ラジアントホール大会のカードを次のとおり変更した。『NEO BREEZE 2021シリーズ』2021年4月24日神奈川・横浜ラジアントホール▼第1試合・シングルマッチ大原はじめ 対 藤村加偉 ▼第2試合・タッグマッチ稲村愛輝&宮脇純太 対 岡田欣也&矢野安祟 ▼第3試合・シングルマッチ杉浦貴 対 仁王 ▼第4試合・タッグマッチ中嶋勝彦&マサ北宮 対 モハメド ヨネ&谷口周平 ▼第5試合・シングルマッチ小川良成 対 NOSAWA論外 ▼第6試合・タッグマッチHAYATA&進祐哉 対 鈴木鼓太郎&日高郁人 ▼第7試合・6人タッグマッチ丸藤正道&吉岡世起&YO-HEY 対 清宮海斗&小峠篤司&原田大輔 拳王はこれまでノアを引っ張ってきただけにしっかり静養してもらいたいところ。拳王率いる金剛は、中嶋勝彦とマサ北宮がGHCタッグチャンピオンチームとして君臨しており、4.29愛知・名古屋国際競技場大会で北宮がGHCヘビー級チャンピオンの武藤敬司に挑戦。4.18東京・後楽園ホール大会では、北宮が武藤からタッグマッチながら監獄固めでギブアップを奪えば、GHCジュニアヘビー級チャンピオンの小峠篤司に挑戦して敗れたものの熱戦を繰り広げており、拳王ら欠場組にエールを送っている。(どら増田)
-
スポーツ
いよいよ明日開催!武藤敬司グランドスラムなるか?ノア2.12日本武道館大会開催
2021年02月11日 22時30分
-
スポーツ
ノア2.12武道館大会は16時半開始に変更!丸藤副社長「新ロゴのデザインを楽しみに」
2021年02月02日 18時30分
-
スポーツ
ノア船木誠勝が武道館前哨戦で拳王を絞め落とし「負ける気しない」
2021年02月01日 22時30分
-
スポーツ
WWE中邑真輔が3年ぶりの優勝に向けてロイヤルランブル参戦決定!アスカは王座防衛
2021年01月27日 22時30分
-
スポーツ
ノア拳王が村上和成を締め落とし、2.12武道館で最強の船木誠勝と防衛戦決定!
2021年01月25日 20時30分
-
スポーツ
ノアが1.23大阪&2.12武道館の追加カードを発表!拳王と村上和成に緊張走る
2021年01月18日 23時00分
-
スポーツ
ノア2.12武道館に秋山準参戦!丸藤とタッグで、清宮&稲村の超新星タッグと対決
2021年01月12日 22時30分
-
スポーツ
ノアナショナル王座戦線、桜庭和志に続いて村上和成が拳王を狙う!「記者推薦って書いとけ」
2021年01月06日 22時30分
-
スポーツ
日高郁人参戦でノアジュニアはさらに混沌!武道館大会参戦もアピール!
2021年01月05日 21時45分
-
芸能ニュース
ノア今年もイッテンヨン後楽園開催!カードは当日発表!サプライズは?
2021年01月01日 22時30分
-
スポーツ
拳王の声が届いた!ノアが11年ぶりに“聖地”日本武道館進出!潮崎豪対武藤敬司のGHCヘビー戦決定
2020年12月29日 06時30分
-
スポーツ
ノア杉浦貴&桜庭和志でら強い!12.29杉浦軍興行は「PPVで観戦してください」
2020年12月21日 22時30分
-
スポーツ
ジャガー横田が初代タイガーマスク興行に初参戦!「私からフォール取ればいい」
2020年12月16日 20時30分
-
スポーツ
今年のプロレスインディー大賞候補!阿部史典がケンドー・カシン戦決定に「普通のことはしたくない」
2020年12月15日 22時30分
-
スポーツ
ノア潮崎豪と武藤敬司のGHCヘビー戦は2.12武道館で正式決定!武藤「俺はあのスタイルに付き合わない」
2020年12月08日 22時30分
-
スポーツ
ノア潮崎豪、杉浦貴を相手に50分超え防衛!次期挑戦者に武藤敬司が名乗り!
2020年12月07日 22時30分
-
スポーツ
ノアGHC王者、潮崎豪が中嶋勝彦戦で40分超え防衛!「次は杉浦貴」
2020年11月25日 06時30分
-
スポーツ
ノア11.22横浜武道館で、潮崎豪対中嶋勝彦のGHCヘビー級王座戦が正式決定!
2020年10月13日 22時30分
-
スポーツ
ノア佐野巧真が36年間の選手生活にピリオド「三沢さんは懐が深かった」
2020年10月12日 22時30分
特集
-
少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
-
ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
-
-
Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
-
一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
-
株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分