第7試合では、GHCタッグ選手権試合、第57代王者組の武藤敬司&丸藤正道に、田中将斗&望月成晃が挑戦するM'sアライアンス同門対決が行われた。田中は自身が所属するゼロワン東京・後楽園ホール大会からのダブルヘッダーだ。試合はお互いに知り尽くしてるとあって、白熱の攻防を展開。最後は、武藤がシャイニングウィザードをカウント2で返す粘りを見せた望月に足4の字固めを極めてギブアップ勝ち。武藤&丸藤が初防衛に成功している。
【バックステージのやり取り】
武藤「ありがとう」
丸藤「ありがとうございました」
武藤「俺はね、特に望月だけど、いいお年玉もらったよ。ある意味、これだけコンディションのいい二人に勝てた。本当に自信になった。望月、田中ありがとう」
※田中&望月も加わる
武藤「お前にいいお年玉もらったよ。今日お前らに勝ったことによってホント自信がついたよ。一年の計は元旦にありということで、こいつらからいい応援もらったから。次の試合も頑張ろう」
丸藤「ホント今日ね、望月さんもそうだし、田中さんなんて昼に杉浦貴とタイトルマッチやってきて…」
武藤「そんな風に見えないよ」
田中「いやぁ二つとも獲れないとは思わなかった。悔しい」
武藤「作戦練ってよ、杉浦に足だったら足、腕だったら腕。壊しとけとかさ」
望月「田中さん、ほぼ無傷で帰ってきましたからね」
武藤「俺よりコンディションいいよ」
丸藤「いやあ、みんなコンディションいいですね」
望月「その分、僕がね、頑張らなきゃいけなかったんですけど、後楽園の借り返したかったんですけど」
武藤「いや、お前もシャープな動きしてたよ。いつも目が覚めるよ、試合やっててよ」
望月「最初のグラウンドでスタミナが100%中40%消されました。もう動けなかったです。でも、こういう元旦・武道館という舞台でやらせていただいたことで、僕はまたこの年でもステップ踏むことできたんで、次はベルト獲るところに到達したいですね」
武藤「最初のグラウンドの時よ、ウルフ・アロンの視線がよ、気になって、つい力がよ…」
望月「ああ!それで意地でも…」
武藤「いいとこ見せなきゃと思って。俺、柔道出身だから」
望月「いつもならもうちょい取り返させてくれるんですけど、今日は一切動けなかったですね」
武藤「ウルフの目が光ってたからよ」
望月「ウルフの目が光ってたらですね。しょうがないです」
武藤「頑張ります」
丸藤「本年もよろしくお願いします!」
試合中に実況席のゲスト解説に来ていた、東京オリンピック柔道金メダリスト、ウルフ・アロンに目が行くとはさすが武藤敬司だ。今年も武藤がノアマットで何かを起こしてくれるだろう。
◆プロレスリング・ノア◆
『NOAH "THE NEW YEAR" 2022』
2022年1月1日
東京・日本武道館
観衆 3181人
▼GHCタッグ級選手権試合(60分1本勝負)
<王者組>○武藤敬司&丸藤正道(20分50秒 足4の字固め)田中将斗&望月成晃●<挑戦者組>
※武藤&丸藤が初防衛に成功。
(どら増田 / 写真©︎プロレスリング・ノア)