拳王が17日に民間のPCR検査を受けた結果、陽性と判定されたという。18日に、改めて医療機関で再検査を行い、20日に判明する結果次第で拳王の陽性と3選手の濃厚接触が正式に認定される可能性があるとのこと。
団体広報は「現在は正式な認定前ではありますが、拳王選手並びに濃厚接触者となる可能性のある征矢学・覇王・タダスケ各選手につきましては、4月24日横浜ラジアントホール、4月29日名古屋国際会議場の両大会を欠場とさせていただきます。ファンの皆様、関係各位の皆様には大変ご迷惑・ご心配をおかけいたしますが、何卒ご理解ご了承のほどよろしくお願いいたします」とし、4選手を当面の間、欠場させることを発表。
団体としては「プロレスリング・ノアではこれまで取り組んできた新型コロナウイルス感染症対策を継続し、民間の検査機関による定期PCR検査を受け、医療機関での再検査及び感染対策指導にしたがっての対応をさらに徹底し、選手・スタッフ・関係者の安全を確保しつつ、ご来場のお客様がこれまで以上に安心してご観戦いただける環境づくりに努めてまいります」と今後も新型コロナウイルス感染症対策を徹底していく考えを明らかにしている。
その結果、4.24神奈川・横浜ラジアントホール大会のカードを次のとおり変更した。
『NEO BREEZE 2021シリーズ』
2021年4月24日
神奈川・横浜ラジアントホール
▼第1試合・シングルマッチ
大原はじめ 対 藤村加偉
▼第2試合・タッグマッチ
稲村愛輝&宮脇純太 対 岡田欣也&矢野安祟
▼第3試合・シングルマッチ
杉浦貴 対 仁王
▼第4試合・タッグマッチ
中嶋勝彦&マサ北宮 対 モハメド ヨネ&谷口周平
▼第5試合・シングルマッチ
小川良成 対 NOSAWA論外
▼第6試合・タッグマッチ
HAYATA&進祐哉 対 鈴木鼓太郎&日高郁人
▼第7試合・6人タッグマッチ
丸藤正道&吉岡世起&YO-HEY 対 清宮海斗&小峠篤司&原田大輔
拳王はこれまでノアを引っ張ってきただけにしっかり静養してもらいたいところ。拳王率いる金剛は、中嶋勝彦とマサ北宮がGHCタッグチャンピオンチームとして君臨しており、4.29愛知・名古屋国際競技場大会で北宮がGHCヘビー級チャンピオンの武藤敬司に挑戦。4.18東京・後楽園ホール大会では、北宮が武藤からタッグマッチながら監獄固めでギブアップを奪えば、GHCジュニアヘビー級チャンピオンの小峠篤司に挑戦して敗れたものの熱戦を繰り広げており、拳王ら欠場組にエールを送っている。
(どら増田)