『NOAH THE INFINITY 2021』
2021年3月21日
東京・後楽園ホール
【決定カード】
▼GHCナショナル選手権
<選手権者>拳王 対 藤田和之<挑戦者>
※第3代選手権者の7度目の防衛戦。
▼タッグマッチ・敗者ユニット吸収マッチ
モハメドヨネ&谷口周平 対 齋藤彰俊&井上雅央
▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権
<第42代選手権者チーム>小川良成&HAYATA 対 原田大輔&宮脇純太<挑戦者>
※第42代選手権者の4度目の防衛戦。
拳王は7日にケンドー・カシンを破り王座を防衛したが、「ケンドー・カシン、ある意味ではめちゃくちゃ怖かった。クセの強い相手を倒すことができてナショナル選手権の価値を上げることができた」と満足している様子。
次期挑戦者に指名した藤田和之との対戦が実現することについては「誰がどう見てもすさまじく強いだろう。プロレスラーは強くなくてはならない。その象徴が藤田和之。俺がその相手を倒して最強であることを証明する。だから指名した。ナチュナルな強さを持った藤田和之を倒す。それが今回の俺のテーマだ」と語った。
一方で、桜庭和志、船木誠勝、カシンと格闘技色の強いレジェンドを立て続けに破り続けているレジェンドキラーとあって、「プロレスリング・ノアが老人化している。俺がナショナル選手権で戦った選手はほぼ50代。ノアの未来を見据えるためにも、50代の生き生きしているヤツらを全員倒す!」と引き続きレジェンド狩りをすると宣言した。
このままGHCヘビー級王者の武藤敬司までたどり着くのか?それとも新たなる格闘技色の強いレジェンドを相手にしていくのか?全ては藤田戦をクリアしてからということになるのは言うまでもない。
「前々から言ってる。プロレスラーは強くなくてはならない。強さの象徴のようなものだろ?藤田和之は。拳王が"強い"ということを示せる相手だからだ」と藤田戦を指名した理由を「強さ」と言い切った拳王。夢の続きを見せていくためにも後退は許されないのだ。
(どら増田)