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レジャー 2007年02月16日 15時00分
確定GIフェブラリーS シーキングザベスト 鉄板
今週は2007年の中央競馬GI第1弾「第24回フェブラリーS」(ダ1600m 18日)が東京競馬場で行われる。ダート王決定戦にふさわしく砂巧者が勢ぞろいしたが、本紙・橋本千春記者はシーキングザベストを◎に指名した。ダートは16戦して15連対の戦績を誇り、特に東京コースは<2100>とベスト。距離も不安はなく、戴冠のチャンスは十分だ。 ダートは16戦8勝、2着7回。9割3分という驚異的な連対率を誇るシーキングザベストが混戦に断を下す。 スタートと同時にさっと好位につけられるセンスの良さと、スピードの持続力が武器で信頼度は高い。前哨戦の根岸Sは11番人気の伏兵ビッググラスに出し抜けを食ったが、2着は確保。ここに望みをつないでいる。 意外にもGIは初挑戦だが、石橋を叩いても渡らなかった森師がついに軍配を返したのだ。これこそ、機が熟した(完成の域に達した)証拠であり、自信の表れと確信する。3走前にここと同じ1600mの武蔵野Sを快勝。さらに、立夏S(ダ1400m)をレコードで圧勝(4馬身差)とコース実績も抜群だ。 円熟の6歳馬だがここまで<8703>と無理使いされておらず心身とも若い。プラスアルファはどの馬より大きいし、一気に頂点を極める。 東京大賞典を4馬身差で圧勝。統一GI4勝目を挙げたブルーコンコルドが強敵だが、2年連続2着のシーキングザダイヤも当然、圏内。 アジュディミツオーほか、△勢の食い込みも。
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芸能 2007年01月23日 15時00分
石原真理子独占インタビュー 「ふぞろい」映画 女石原軍団結成へ
著書「ふぞろいな秘密」(双葉社刊)の発行部数が30万部を突破した石原真理子(43)。映画化も決定し、彼女自身がメガホンを取ることは既にお伝えした通り。記者会見の後で応じた本紙のインタビューで、撮影に本腰を入れるため、クランクインに向けて“女”石原軍団を結成することを明らかにした。この映画にかける彼女の思いについて話を聞いた。 本が出版されたのは去年の12月6日。わずか1カ月半しか経ってないのに、ずいぶん昔のことのように思えるという。 「まるで嵐のようでした。本を出すときにはあれだけ悩んでいたのに、読者から共感や激励のお便りを頂いた今では希望が持てると実感しています」 出版直後の騒がれ方は本の趣旨と違っていたため不満だったと語る。 「でも、読者から寄せられたDVやイジメ、セクハラ、自殺などについての便りを読み、経験した人にしか分からないことを多くの人と分かち合えました。そうした方々と、これから人として触れ合っていけることに大きな意義があったと思います。このような部分を映画に生かしていきたいですね。どんな演技をし、どんな空気が生まれるのか。見ている人が安心できるような雰囲気を画面に出していきたいです」 本が映画化されるとは思ってもいなかったので驚いているという彼女。作品に登場するのは玉置浩二をモデルにした男性だけで、それ以外の12人の男性についてはまったく触れないそうだ。 「1人の女の子が経験する出会いから別れまでの物語。DVなどで受けたトラウマを克服し、再生し、希望を持って歩んでいく人生の流れを描きます。この作品を見て頂ければ、今まで私の作品を誤解されていた方々にも、本来のメッセージが伝わることでしょう」 しかし、監督を引き受けることになるまでは想像していなかったろう。もちろんメガホンをとった経験など皆無だが、遊び半分で引き受けたわけではないと強調する。 「監督のお話を頂いたのは昨年の暮れ。年末年始を通して考え続けました。でも、降ってわいたようなチャンスなので、お受けすることにしました。それに、2人の物語を意味のあるものにしたかったので、自分で監督してみようかなと。私は映画でデビューした女優です。デビュー作『翔んだカップル』の相米慎二監督をはじめ、井筒和幸監督、五社英雄監督といった監督さんと一緒に仕事をし、映画監督というのは威厳のある職業だということが私に伝わりました」 故・相米監督はカメラの長回しなど独自の作風が「相米節」と呼ばれたように、彼女も自分なりの映像美を作り出したいと意気込む。 「役者さんにとって演技しやすい監督になりたいですね。女優として、こういう監督さんとならいい演技ができる…そう思えるような監督像を目指します」 しかし、映画は監督が1人で作るものではない。彼女の場合、スタッフがいい人たちばかりだったことが“一緒に映画を作り上げるんだ”という自信につながったそうだ。 「全員一丸となって撮影に取り組むうえでも、“女”石原軍団のようなチームにしたいですね。出演者もスタッフも互いに尊敬し合えるような、アットホームなチームに。そして“この監督やスタッフはこういう仕事をする”という特徴を出していければ」 もちろん彼女は脚本にもコミットしている。製作者サイドと協議し、最終稿を決定する運びだ。 「自殺から再生し、そして希望を抱き自信を回復する…こうした心情的な部分を出すことで、お客さんが感情移入できる部分を考えたいですね」 この映画は実話に基づいたフィクションになる。実名が出てきた原作とは違うものになりはしないのだろうか。 「原作も映画も、もとは私の人生なので全く違う話にはなりません。映画でフォーカスを当てるのは“受動態”。つまり、私の人生の核となる物語であり、今まで私の身の上に起きたさまざまな出来事です。例えばイジメ。いまだに心の傷として残ってます。こうした事実を見てどう思うか、それが重要です。逆に映画を撮影するという行為は“能動態”。とっかかりとしてなくてはならないものです。例えばDVは恨みで描くわけではありません。石を投げてどう波が立つかを客観的に描かなければいけません」 映画監督としての手腕は未知数だが、自分の手で納得のいく演出をしたいと意欲的だ。 「演出には凝りたいですね。それぞれのシーンを絵で描いて色を付け、それを元に撮影を進めていきたいと考えています。映画好きが話題に出すようなシーンを自分なりの作り方で撮りたいですね。そろそろロケハン(撮影現場の下見)も始まりますし、オーディションの募集も1月29日に締め切ります。これまで約600人の応募がありましたが、最終的には1000人程度になるんじゃないでしょうか。キャスティングにはこだわりますよ」 とはいえ、実名を暴露しただけに、プロダクションからさまざまな圧力がありそうなものだが、まったくなかったという。逆に、好意的に感じられるような対応が多かったほどだそうだ。 「映画の公開は夏の予定。配給も現在4〜5社からオファーが来ています。この流れに一番驚いているのは、何を隠そう私自身。こんな形になればいいなという理想への第一歩を踏み出しました。ただ、髪を切ったのは女優を続けていくことへの証。とりあえず監督はこの作品だけに留め、その後は女優一本でいきたいと思ってます」
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レジャー 2006年12月28日 15時00分
大井G 東京大賞典 古谷◎ブルーコンコルド
JRAの有馬記念が終わっても、地方競馬はまだまだ熱い!今年最後のGI「第52回東京大賞典」(2000m)が29日、大井競馬場で行われる。本紙・古谷剛彦は、休み明けで出走してくる“ツータイム・チャンピオン”アジュディミツオーにスキありと見て、中央から殴り込みをかけるブルーコンコルドに自信の◎を打った。 今年のGIを3勝し、東京大賞典3連覇という偉業にチャレンジするアジュディミツオー。帝王賞以来の実戦となるが、今年のメンバーなら主役の座を張ることは確かだ。 左前骨りゅうのためJBCクラシックを早々と回避し、ここに照準を合わせての調整。最終追い切りとなった25日はコアレスデジタルの内に併せ、5Fから62秒4→49秒5→37秒8→13秒0を最後は余力を持ってマーク。上々の仕上がりと見ていい。 しかし、ミツオーはもともと左前の蹄が弱いため、テープを巻いていたが、11月から蹄を保護する目的で使用される鉄橋鉄で調整が進められてきた。 この蹄鉄は、昔でいう「シンザン鉄」みたいなもので、U型の蹄鉄に橋渡しをしているイメージを持って頂きたい。地方競馬では、00年の川崎記念を制したインテリパワーが使用していた。 芝と比べ、ダートの実戦ではマイナス要因にならないとはいえ、地面への引っ掛かりが悪くなることは確か。二枚腰の粘りが身上のミツオーにとって、今までと違う蹄鉄でレースに挑めば、3連覇に影響を及ぼす可能性も極めて高い。当日のパドックでは普通の蹄鉄に戻っているかどうか注意してもらいたい。 狙いは、JBCマイルの覇者・ブルーコンコルドだ。JCダートは直線で前が詰まり通しだったし、度外視できる。デキは絶好で、再度中距離を使ってきた意欲を買いたい。 昨年はスムーズに運べなかったシーキングザダイヤだが、2着を確保したあたりはさすが。追っての甘さはあるが、今年の状態なら、打倒ミツオーも夢ではない。
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レジャー 2006年12月21日 15時00分
ディープ恩返し ファンのため生涯最高の究極仕上げ
「第51回有馬記念」(GI 芝2500m 24日)まであと3日。我らが英雄・ディープインパクトのラストランがカウントダウンを迎えた。ファン投票数は11万9940票。2位以下に有馬記念史上最大となる3万5941票差をつけた。勝ち馬投票券を購入できないチビッコから、80歳を超えるおじいちゃん、おばあちゃんまで。社会現象を巻き起こしたディープの背中には、その“異次元の強さ”に生きる勇気と夢を与えてもらった幾多の人々の熱き思いがあることを忘れてはならない。 「ここまでこれたのも苦しいとき、つらいとき、多くのファンの声援があったからこそ。『頑張らな』と耐えしのげた」一昨年の9月26日以来、約2年と3カ月、ディープの専任調教役を務めながら天国と地獄の紙一重の日々を精進しつつラストランを迎える池江敏行助手はファンの温かい応援に感謝の意を第一に口にした。 先週の調教でのこと。久しぶりに飛んだり跳ねたり、わがままな面を見せるディープを「これはダメなことなんだよ」と20発近くステッキを入れてしかりつけた。51億円でシンジケートが組まれている引退間近の身にもかかわらず…。 それもこれも、「最後の方はオレが甘やかしたために、(武)豊が乗らないとキャンターに行かなくなったメジロマックイーンの苦い教訓があったから」と振り返る。同時に、「これが最後なんだから、もうお釣りを残す必要はないからね」と引退の花道を飾るべく一分の隙もない究極仕上げを全国のファンに確約した。 もっとも、ラストランとなる中山芝2500mの有馬記念は昨年、意表を突いたハーツクライの先行策の前にもがき苦しみ、唯一、日本馬に先着を許した。すでに6冠を手中に収めた英雄にとって、ラストランは“鬼門”克服の試練も待ち受けている。しかし、池江敏助手は周囲の不安をよそに、「何だかんだ言われているが、あのときの一番の敗因は雪による悪天候で思うような調教ができなかったことに尽きるよ」と一笑に伏した。 その昨年は木曜追い切りの予定が雪予報のため、水曜追いへと変更。さらに、直前の金曜日にもDWコースが閉鎖された影響でやむなく大外のEコースへ。そこで時計が出すぎる誤算があった。しかし、今年は一転、晴れ渡る青空の下、「追い切りは水曜朝一番」の定刻通り、無事リハーサルフライトを完了した。DWコースで6F78秒9の猛時計に「思い残すことはない」と池江郎師に言わせれば、見納めのラストランに一点の曇りはない。 「豊も追い切り直後に『落ち着いていて素晴らしかったですよ』と言ってくれた。まさか、オレにうそはつかないからね(笑)。もう何も言うことはない。週間天気予報も、日曜日にはばっちり晴れマークだったしね。3冠が懸かっていた菊花賞や、汚名返上を懸けたJCのときもすごかったけど、いったい当日はどんなすごいことになるんだろうね。おそらく、みんな泣いていると思うが、一番大泣きしているのは間違いなく涙腺ゆるゆるのオレだと思う」 聖なるイブに舞い飛ぶディープを支えし揚力は、ダイヤモンドダストのごとく輝く幾千万の感激の涙にほかならない。
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レジャー 2006年12月18日 15時00分
有馬追い切り バルク 完璧 インパク倒へ渾身仕上げ
今年最後の大一番「第51回有馬記念」(GI 芝2500m 中山24日)に向け、道営の雄・コスモバルク(牡5歳、道営・田部和厩舎)が18日、美浦トレーニングセンターで追い切りを行った。打倒ディープインパクトを狙う陣営は愛馬をこん身の状態に仕上げるべく、意欲的な追い切りを敢行。バルクはデビュー以来、最高といえる状態に仕上がった。 雑草のように、踏まれても倒れても立ち上がるファイティングスピリッツが多くのファンの共感を呼ぶ。道営競馬の星、コスモバルクのことである。打倒ディープインパクトと、悲願の国内GI制覇を合言葉に18日、美浦で追い切りを行った。 美浦に入厩したのは15日。今回が5回目の美浦入りとあってまさに泰然自若。長旅の疲れも見せず、早速、厩舎運動をする姿は悠然としていて、風格さえ感じられる。ビッグレッドファームの認定厩務員・榎並さんに「相手にとって不足はないですね」と水を向けると、「不足はないけど、向こう(ディープインパクト陣営)は何と言うか…」。最後は言葉を濁したが、笑顔の中に決意をみて取ることができた。 宿敵ディープの前に4着と後塵を拝したジャパンCは、10kg増と太め残りが響いたもの。「調教パターンを変えて試行錯誤しながらやっているが、直前のケイコが軽かった」と反省を口にする榎並さん。JCでの敗戦を教訓にこん身の仕上げで臨む。 その言葉通り、今朝の追い切りでは榎並さんを背に、Wコースで5F64秒6→49秒9→36秒8→12秒4。前半は引っ掛かる素振りを見せたが、すぐになだめられ、道中は絶妙なラップを刻んだ。直線で一杯に追われると抜群の反応。軽快な脚さばき、素軽い身のこなしを披露した。前走の敗因にもなった太め残りについても、榎並さんは「前日は520kgくらいだったが、追い切り後の計測で518kg。木曜にも追う話があったけど、これならあとは運動だけで大丈夫」と満足げな表情。愛馬のコンディションに太鼓判を押した。 攻守ところをかえ、コスモバルクには追い風が吹いている。中山は弥生賞、セントライト記念の2重賞(皐月賞2着)を勝っているゲンのいいコース。「左回りは内にモタれる癖がある。右回りの方がスムーズに走れる」と強調する榎並さん。万全の出走態勢が完全に整い、好走条件もそろったここを先途と、必死の闘いを挑む。 JCは0秒6差、天皇賞・秋が0秒3差(4着)。この着差なら巻き返しは十分可能だろう。悲願の国内GIを目指すコスモバルクに、千載一遇のチャンスがめぐってきた。
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レジャー 2006年12月16日 15時00分
GII阪神C 芝の長いニュー阪神は札幌巧者を狙え チアフルスマイル
今年の中央競馬も残すところあと2週。24日に行われる「有馬記念」(GI 芝2500m 中山)で今年最後の大勝負をするためにも、まずは今週のレースで軍資金を確実に稼ぐ必要がある。そこで本紙特捜班は、今年新設された「第1回阪神C」(GII 芝1400m 阪神17日)を勝負レースに、独自の視点と分析で確勝級の一頭を導き出した。 的中馬券を確実にゲットするためには、まずはリニューアルされた阪神コースの特性を把握することが必要不可欠だ。 「ジャイアント馬場」と称される外回りコースは直線距離が延長され、タフなコースへと大きな変ぼうを遂げた。一方、今回「阪神C」が行われる内回りコースは、直線は352.5mから356.5mと4m微延長されただけだが、コース幅が広くなって各馬が力を存分に発揮できるようになったといわれる。 ニュー阪神のここ2週の芝1400m戦を振り返ると、3鞍が行われ、2歳未勝利戦で3番人気のシャウトライン、2歳500万特別の千両賞で8番人気のマザーズウィッシュ、古馬1000万のゴールデンサドルTで2番人気のアドマイヤディーノが勝利と、人気馬も伏兵馬も関係なく好走している現状。3頭の脚質も差し、先行、追い込みとまちまちで、狙いを絞り込む材料は見い出せない。 しかし、ニュー阪神について各ジョッキーの話に耳を傾けると、実に興味深いコメントが聞かれた。どのジョッキーも口々に「芝が長い」と語っているのだ。天才・武豊騎手も開幕週の折に「芝が長くてタフな馬場になった」と口にしている。実際、現在開催中の3場を比較しても中山、中京が野芝6〜8cmと洋芝10〜14cmの混合芝に対し、ニュー阪神は野芝6〜8cmと洋芝12〜16cm。ニュー阪神攻略には長い芝の克服が絶対条件といえる。 長い芝といえば、洋芝100%の札幌競馬場が思い起こされる。10月デビューのシャウトを除く、ニュー阪神芝1400m戦の勝ち馬2頭は、マザーズが新馬戦で0秒3差2着、Aディーノは<1112>と札幌で好成績を残していた。札幌でのコース実績が、そのままニュー阪神でも反映されるとみる。 そこで本紙特捜班は「阪神C」の初代チャンピオンに札幌コース巧者を指名。狙いはこれまで札幌でこそ力を発揮してきたチアフルスマイルだ。 札幌での3歳夏のデビュー戦は後続を1秒1も突き放すという、ケタ違いの強さを発揮する内容だった。昨年のクイーンSでも3着しているし、今夏に待望の重賞初勝利を挙げたのも札幌でのキーンランドCだった。パワーを要するタフな長い芝でこそチアフルはポテンシャルを全開する。 近2走のスプリンターズS、スワンSで(6)(15)着と大敗したのも、芝の短い軽い馬場が合わなかっただけ。これまでは洋芝100%の札幌こそ主戦場だったが、馬場改修されたことで、今後は阪神がもうひとつの“自分の庭”となるはず。 1400mも3勝を挙げている適距離。1週前追い切りで長めから追われたのに続き、今週も素軽い身のこなしと軽快なフットワークを披露しており、出走態勢も万全だ。また、キーンランドCでスマイルを勝利に導いている岩田騎手とのコンビ復活も心強い。 有馬記念を前に、何が何でも軍資金を稼ぎたい読者の皆さまは、この馬から勝負すべし!
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レジャー 2006年12月09日 15時00分
GI朝日杯FS 藍子 オースミダイドウ 逆らえない
今週は2歳王者決定戦「第58回朝日杯FS」(GI 芝1600m 10日)が中山競馬場で行われる。女優・佐藤藍子はデビューから無傷の3連勝、将来性十分なオースミダイドウに熱視線。「勝つのはこの馬で間違いない!」と確信を抱く自信の◎を打った。 来年のクラシック戦線を占う意味でも非常に楽しみな「朝日杯FS」。今年はデビューから無傷の3連勝を飾っているオースミダイドウが人気を集めていますが、私もこの馬の能力は頭ひとつ抜けていると思います。まずはこの馬の単勝を。 ダイドウに関しては、私の母がスペシャルウィーク産駒が大好きということもあって、デビュー前から評判をさんざん聞かされてきました。しかも、新馬の際はテレビでも評論家の方がダイドウを強く推奨しているではありませんか。実際、レースを見たら評判にたがわぬ大物感を漂わせていたし、「やっぱり強いんだ」と私も強く感じました。 ディープインパクトは超特別なので、それほどの馬になるかまでは分からないけど、来年のクラシック戦線をにぎわすことは間違いないはず。大げさに言えば、私にはこの馬の“ヴィジョン”が見える!父スペシャルウィークが制したダービーを勝って、ぜひ親子2代制覇を成し遂げてもらいたいです。 サンデーサイレンス亡き今、SSに匹敵するような種牡馬はまだ出ていないけど、私も大好きなその仔SWが、父に匹敵する活躍を見せてくれるのでは、と期待してます。SSの孫でズバ抜けた強さを誇る馬が見たい。ダイドウはそんな馬になってくれるんじゃないかな。 今回は武豊騎手からペリエ騎手への乗り替わりになるけど、ユタカはまだ朝日杯FSは勝ったことがないので、むしろペリエ騎手の方がいいんじゃないでしょうか。 単勝でもう一頭狙いたいのはマイネルシーガル。同じ事務所の後藤騎手が手綱を取るので“声援”を送りたいと思います。 一昨年はマイネルレコルトに騎乗してこのレースをレコード勝ち。近況も先々週のJCダートをアロンダイトで制し、先週も日曜中山メーンのターコイズSを勝つなど、目下絶好調。今週もやってくれる気がします。(プレゼンターを務めた)JCダートのときもそうだったけど、私が競馬場に足を運んだときには後藤騎手が勝つんです。今回は競馬場に行けないけど、気持ちは競馬場にいるつもりなので、好騎乗を期待します。 今週はダイドウで頭は間違いないと思っているので馬単で勝負します。 まずはダイドウを頭に、シーガルに。あとはステイゴールド産駒のドリームジャーニーを狙います。 父のステイゴールドは現役を引退してからもヤンチャなままで、ステイ産駒はそんな父の性格が受け継がれているようです。父同様に小柄(前走時420kg)なジャーニーは毛色の違いこそあれ、まさに父の生き写しといった感じ。前々走の芙蓉Sで1600mを勝っているし、父譲りの気性の強さが、GIという大舞台で爆発するんじゃないかな。 また、私は馬体の写真を見て馬券を買うことがあるんですが、今回ひかれたのがフライングアップルとローレルゲレイロの2頭。特にアップルはお尻の筋肉がいい!東スポ杯2歳S2着の実績もあるし、ぜひ押さえたい。ゲレイロも胴が短くマイルは合いそうだし、皮膚が薄く全体的にシャープな感じの馬体が好印象です。 現在の2歳馬のアドマイヤコジーン産駒はかなりデキがいいとの情報を聞きました。実際、私がグリーンチャンネル「競馬場の達人」に出たときに、パドックを見てピンときたAコジーン産駒も勝ったんです。Aコジーン産駒には2歳から力を発揮するタイプが多そう。アドマイヤヘッドは札幌2歳S、京王杯2歳SとGIII、GIIで(2)(3)着と結果も出しているし、好勝負に持ち込みそうです。 本命のダイドウと本賞金(3100万円)が同じマイネルレーニアも実績的に押さえます。父グラスワンダーと同じく筋骨隆々でお尻もプリップリなんです。左回りでしか勝っていない点が若干気掛かりだけど、いかにも走りそうな馬ですよね。 あとは3連単で勝負。今回と同じ1600mのデ杯2歳Sの1、2着馬を高く評価。でも、やっぱり勝つのはダイドウだと確信しています。フォーメーションで1着欄はダイドウ、2着欄にゲレイロとシーガル、3着欄にはゲレイロとシーガルの2点で勝負します。 (11)と(12)の単勝、馬単は(11)を軸に、(12)(3)(7)(9)(14)(4)へ。3連単はフォーメーションで(11)→(9) (12)→(9)(12)。以上10点に100円ずつの合計1000円。
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レジャー 2006年12月07日 15時00分
GI朝日杯FS マイネルレーニア 血の魔力で勝つ
2歳王者決定戦「第58回朝日杯FS」(GI 芝1600m 中山10日)まで、あと3日と迫った。谷やんこと栗東キャップの谷口昭弘記者が、今年の注目株として熱視線を送るのは大挙4頭がエントリーしてきたマイネル軍団の中でも最多の3勝を挙げているマイネルレーニアだ。中間の気配も絶好で、陣営も待望のGI奪取に意欲を見せている。 「絶好調」(西園調教師)の言葉通り、京王杯2歳Sの覇者となったマイネルレーニア。 栗毛の雄大な馬体と、前肢を高らかに舞い上げターフを叩きつける豪快なフットワークは、まさしくグランプリ3連覇(98年有馬記念、99年宝塚記念、有馬記念)の偉業を成し遂げた父グラスワンダーからしかと受け継いだDNA。京王杯2歳Sから朝日杯FSという父も歩んだ栄光の蹄跡を踏むべく、陣営のボルテージも早、臨界点の“熱さ”だ。 「競馬は『ブラッドスポーツ』と呼ばれているが、あの(武)豊が99年の有馬記念でスペシャルウィークに騎乗、ゴール板できっちり差し切ったと思ってガッツポーズ、ウイニングランをして引き揚げてきたのに、結果はグラスワンダーのハナ差勝ち。こういう血の因縁はその産駒たちにも巡るものだよ」と、西園師は開口一番、この2歳王者決定戦で1番人気と目されるスペシャルウィーク産駒の無敗馬オースミダイドウに堂々の挑戦状を叩きつける。 決戦の舞台となる中山のマイル戦についても、「押し出されて目標になった新潟2歳Sこそ不覚を取った(3着)が、自分のペースをきっちり守って走った前走の京王杯は位置取りには関係なく結果が出せた。しかも、不得手の雨も降っていたなかで。とにかく、直線入り口でジョッキーがステッキを落としながらも勝ったダリア賞を見ても分かるように、スピードがあって自分で競馬をつくれる脚質は、小回りの中山1600mにおいては大きなアドバンテージ」とベストマッチを断言する。 古馬1000万のタムロイーネーを外から並ぶ間もなく交わし切った1週前の追い切り以上に、単走で切れに切れた6日の超抜の最終調整(CW6F80秒6、ラスト3F36秒5→11秒2)を目の当たりにすれば、「素晴らしい動きだったし、顔つきはもちろんのこと、日に日に走るフォームが父親のグラスに似てくるんだ」と師のほおも緩んで当然だ。 最後に、「谷口、いい話を教えてあげようか」と、師が私めだけに肩を抱いて耳打ちしてくれた話を内外読者にもコソッとお教えしよう。 「レーニアのネーミングは母親のチェリーラブにちなんだもので、アメリカンチェリーの最高級品種のこと。オレのアンチャン時代から知っているおまえだから覚えていると思うが、初めてジョッキー時代に重賞を勝たせてくれたのがチェリーテスコで、区切りの300勝達成馬がウインドチェリー。そして、調教師になって初めてのGI勝ちが阪神JFのタムロチェリー(01年)。これだけチェリーに縁があるのは、ホント珍しいこと。何だか、プンプン甘い香りがしてるんだ。京王杯2歳Sから朝日杯を勝ってスターダムに駆け上がったグラスワンダーのように」 師の“予言”通り、ここは迷わずサラブレッドの血の魔力を信じてみようではないか。
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レジャー 2006年12月04日 15時00分
GI朝日杯FS オースミダイドウ V4で2歳王者 クラシックヘ 無敗街道
ここまで無傷の3連勝。しかも、そのすべてが他馬を小バカにするような圧倒Vばかりだ。オースミダイドウにとってはここも単なる通過点にすぎない。 もちろん、ただ勝つだけでは意味がない。朝日杯はクラシックに直結しない。1994年の3冠馬ナリタブライアンを最後に、すっかりと定着してしまったこの“負のデータ”をはね返すには中身も要求される。無論、ダイドウにはそれができるポテンシャルが備わっている。とにかく、前走のデ杯2歳Sが強烈だった。 新馬→野路菊Sを軽く連勝しての重賞初挑戦となったが、デビュー2戦が逃げ切り勝ちだったのに対し、位置取りは後方4、5番手から。無理に抑えた感の強いこのポジショニングに、道中は口を割るほどの行きたがりよう。加えて勝負どころでは前が壁になり、なかなか外に持ち出せない。普通なら、間違いなくジ・エンドとなってしまうところだが…。「肝を冷やしたね。あれだけチグハグな競馬になってもうたら、さすがに負けを覚悟するわ。でも、それを勝ちよったし、逆にいえば馬込みが大丈夫ということも分かった。いい瞬発力も見せてくれたからな」 “予想外”の競馬に中尾正師は冷や汗をにじませたが、期待以上の収穫があったのもまた事実。「結果オーライやな」と最後は笑顔で振り返った。レース直後からここに目標を定めてきたとあって、中間は順調そのもの。1週前追い切りでは6F78秒8(ラスト3F38秒6→12秒9)という驚がくの全体時計を計時。その日のDWコースの一番時計をマークし、報道陣からも感嘆のため息を誘った。 「スッキリした体形で、ムダなぜい肉がないから調整はすごく楽。体はつくりやすいね。ストームキャットの肌にスペシャルウィークやからうるさいのは確かやけど、レースのときは装鞍所まではおとなしい。パドックからググッと気合が乗ってくる感じやね。オンとオフがはっきりしとる」続けて師はかつて手掛けたイブキマイカグラについての思い出をこう語り始めた。「イブキは丸い馬場を四角に回ってくるような馬で、管理するのにホンマ、往生したんや。戦闘態勢に入るとダイドウも手が付けられんところがあるけど、あれに比べると頭はええわな(笑)」 イブキマイカグラといえば1990年の阪神3歳Sで西の2歳王者に輝いた実力馬。師はそれと同等以上のジャッジを下している。「何度も言うけど、負けパターンの前走で、追い出したら一気に追い上げてきたやろ。あれでまた力を再確認させてもらったわ。中京で結果を出しとるように輸送も心配あらへん。ノンストップで?うん、そうやな。負けなしで(クラシックに)行こか。ワッハッハ」 東スポ杯2歳Sを制したフサイチホウオーに、札幌2歳チャンプのナムラマース、その他POGをにぎわす評判馬たちの多くは阪神・ラジオNIKKEI杯(GIII 芝2000m 23日)に駒を進める。一部では“空き巣”ともささやかれる朝日杯FSに挑むダイドウにとっては、圧倒的勝利こそが“至上命題”となる。
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レジャー 2006年12月02日 15時00分
GI阪神JF 藍子 イクスキューズ
今週は「第58回阪神JF」(GI 芝1600m 3日)が阪神競馬場で行われる。2歳女王を決定する少女たちの一戦とあって、1992年の「第6回国民的美少女コンテスト」でグランプリを受賞している“2歳女王(?)”女優・佐藤藍子も熱視線を送る。そして“国民的美少女”にはイクスキューズをノミネートした。 先週のジャパンCは本命に推したドリームパスポートが2着に好走。しかも勝ったのは、3連複、3連単の軸馬にしていたディープインパクト。なのに、もう1頭の3連複、3連単の軸馬ハーツクライがいない!10着に大敗してしまうなんて。う〜ん、ニアミスかぁ…。 レース当日は仕事で青森にいたんですが、発走時刻の3時20分にはテレビを見られる状態でした。でも、いざテレビをつけたら、競馬中継が映らない!?フジ系列の岩手めんこいテレビの映像が青森では受信できなかったんですよ。後から実家に電話して聞いたら、予想はニアミスだったし…。レースも見られず、私にとって二重苦の結果でした。 でも、ニアミスまで来たということは、初的中の日も近いはず。2歳の女王を決める今週の「阪神JF」での初ゲットは間違いないですよ! 92年の「第6回国民的美少女コンテスト」で、グランプリを受賞させていただいた私が考える少女の頂点を極めるポイントは? う〜ん、人間と馬では違うと思うけど、私の場合は負けん気が強かったことが良かったのかな。コンテストに限らず何に対しても「誰にも負けない!」って気持ちを常に持っていましたね。今回の「阪神JF」の勝負のポイントは、負けん気の強さだと思います。 今回のメンバーの中で最も負けん気が強そうなのはイクスキューズです。 前走のファンタジーSではスタートで出遅れ、直線でも前が壁になる場面がありながら2着に好走。そのレースぶりを見ても、かなりの負けん気の強さを持った馬だと思います。鞍上の藤田騎手も自分を貫いている人。私は個性の強い人が好きだし、人馬ともに人一倍(馬一倍?)負けん気が強いとあれば頂点をつかむことができるでしょう。 1500mと1800mで勝っている実績を見ても、1600mが守備範囲であることは明らか。右回りの芝でも勝っているだけに、リニューアルされた阪神競馬場もまったく問題ないはず。札幌2歳S、ファンタジーSと、近2走はGIII戦で(3)(2)着と好走している結果を見ても、GIでも勝機はあると思います。単勝はこの馬に賭けます。 現在、私のへアメークを担当するのが馬渡さんという女性で「まーちゃん」と呼ばれているんです。だから、アストンマーチャンも狙いたい。 先週、私がプレゼンターを務めさせていただいたJCダートでは同じ事務所の後藤騎手が勝利を収めたし、今回は「まーちゃん」、しかも「馬」に「渡」で馬渡と「馬」の文字が入っている名前となればきっと活躍するはず。実績を見ても断然って感じだし、鞍上は先週のJCダートで1番人気のシーキングザダイヤを、きっちり2着に導いた武豊騎手なので、上位に食い込んでくるのは確実。馬単でイクスキューズとの表裏で勝負します。 3連単はフォーメーションで、1、2着欄にイクスキューズとマーチャン、3着欄にマイネルーチェとクラウンプリンセスのスペシャルウィーク産駒2頭を押さえます。 ルーチェは父SW、母父がサッカーボーイという血統が魅力的です。SWはもともと母が大好きで、ウンチクをさんざん聞かされているうちに好きになった馬。一方、サッカーボーイは引退後に、ある取材陣が牧場を訪れた際に、寝ていてオナラをブブブッとしていた、と。しかもスタッフの肩口に顔を乗せて歯をむき出しにしていたそうなんです。そんなエピソードを聞き、実際に写真でも見て「カワイイ」って思って大好きになった馬なんですよ。それにSW産駒はシーザリオ(オークス、アメリカンオークスを勝利)を筆頭に、優秀な牝馬を輩出しているので押さえたい一頭です。 もう一頭のクラウンは名前が気になりましたね。クラウン(王冠)で、しかも、プリンセス(お姫様)って。今年はカワカミプリンセスが大活躍しましたが、この馬も来年にはカワカミに負けない活躍をするんじゃないかと期待させるネーミングじゃないですか!? 馬券は(16)の単勝に200円、馬単で(9)と(16)の表裏に200円ずつ。3連単で(9)(16)→(9) (16)→(7)(12)の4点に100円ずつの合計1000円で勝負です。
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