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芸能ニュース 2015年03月26日 15時30分
裁判で醜聞が発覚し当分日本からお呼びがかかることはなさそうなイ・ビョンホン
日本でも人気の韓流スター、イ・ビョンホンに50億ウォン(約5億円)を要求したとして、脅迫罪でそれぞれ実刑の判決を言い渡されていたモデルのイ・ジヨンとガールズグループ・GLAMのメンバーキム・ダヒが判決を不服として行われていた控訴審で、ソウル中央地裁は26日、ジヨンに懲役1年2月、執行猶予2年を、ダヒに懲役1年・執行猶予2年をそれぞれ言い渡した。 2人は昨年8月、飲み会で下ネタを言うビョンホンの動画を撮影し「動画を公開する」と金を要求しビョンホンを脅迫。そのため、逮捕・起訴され、今年1月、ダヒに懲役1年、ジヨンに懲役1年2か月の判決が言い渡されていた。 ところが、公判の中でジヨンがビョンホンと男女の関係にあったことを暴露し、「ビョンホンが別れ話を持ち出してきたため、犯行に至った」と主張。ビョンホンはおととし8月に女優のイ・ミンジョンと結婚していたため、不倫関係を精算しようとしていたことが発覚したのだ。 そんな経緯もあり、ビョンホンは「被告人らの処罰を望まない」との意向を示すなどしたため、2人に執行猶予付きの判決が下された。 ミンジョンが第1子を出産間近とあって、今後は仕事に打ち込まなければならないが、かなり厳しい状況に追い込まれてしまったようだ。 「今回の裁判で不倫が発覚したことにより、ビョンホンの“商品価値”は大暴落。ひと昔前なら、韓国で仕事がなくても日本に来れば稼げたが、すっかり韓流ブームが去り、日本の大手企業がこぞって韓流スターを起用しなくなってしまった。キムタク主演の映画『HERO』(07年公開)に重要な役で出演したこともあったが、もはや、そういう機会もないだろう。最終目標は多くのハリウッドスター同様、ハリウッド進出だが、まだまだ知名度は低く、オファーも少ない」(韓国の芸能界に詳しい芸能ジャーナリスト) ビョンホンの損失は大きすぎたようだ。
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トレンド 2015年03月26日 15時30分
噂の深層 ライザップが絶対に痩せられる理由
芸能人が劇的に肉体改造を遂げたCMで話題のライザップ。「完全個室・マンツーマンのプライベートジム」「効果がなければ全額返金」を売りに、飛ぶ鳥を落とす勢いで店舗を増やしているが、果たして本当に効果があるものなのか。 まず、驚くのはその値段。一番安い2か月間のコースでも約35万円かかる。さらにライザップが勧めるサプリメントを買いそろえると、その値段はあっと言う間に100万、200万に。サプリ購入は強制ではないというが、サラリーマンの年収を軽く超えるコースも存在する。 しかし、実際にトレーニングを体験した現役会員によればその効果は必ずあるという。 「普通のジムなら腕立て伏せ、スクワット、腹筋運動とメニューを組むものですが、ここは今日は足と決めたらもう足しかやらないんです。50分間ただひたすらに足だけを追い込む。マンツーマンのトレーナーは『もう無理』と泣いても笑顔で流されますし(笑)、ジムの帰り道は足の筋肉がプルプルして歩けないほどですよ」 さらには徹底した食事管理。一日三食はもちろん、間食した際にさえ、食べた物を写メールでトレーナーに報告させられるという。 「煮物は糖分が多めなので気を付けましょうなど1日の必須カロリーや摂取すべきたんぱく質量などについて細かい指示がトレーナーから返信されてくる。正直、ここまで管理されたら逆にウザイと感じる人にはおススメできないジムですね」 すべては本人が肉体改造に向けて腹をくくれるか次第なようだ。(明大昭平)*写真はイメージ
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レジャー 2015年03月26日 15時30分
ハッシーの中央競馬新馬セレクション(番外編(1))
先週で新馬戦が終わり、当コラムも次世代のデビュー戦まで内容を変更し、その週の注目3歳馬を取り上げていく。 今週の注目3歳馬は、3月28日(土)中京競馬第10R大寒桜賞に出走予定のレトロロック。ほとんど追うことなく勝った新馬戦。2戦目は向正面最後方から3コーナー手前でマクリ先頭に立つと、最後は交わされたもののハナ差の2着。前々走はスタート後にかかり、直線では内で包まれ力を発揮出来ず。前走にしても4コーナーでは抜群の手応えだったにも関わらず伸び切れなかった。走りを見る限り荒れた馬場は合わないタイプで、前走の敗因は明白。今回は開催5日目の中京で馬場コンディションはまだまだ良好。現時点での天気予報では良馬場が見込め条件が好転。ここ2戦の敗戦で人気が落ちるようなら配当妙味もあり絶好の狙い馬。※出走予定競走には、馬の体調、抽選非当選により出走しない場合があります。<プロフィール> ハッシー 山梨県出身。北海道・浦河にある生産牧場での牧童経験を活かし、馬の適正を見極める。特技は寝わら上げ。本サイト毎週火曜掲載の「ハッシーの地方競馬セレクション」、土曜掲載の「ハッシーのロックオン〜狙ったレースは逃さない!〜」も担当している。
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芸能ニュース 2015年03月26日 15時30分
「テレビタレントイメージ調査」 好感度の高さ衰えぬ綾瀬はるか、浅田真央 男性では錦織圭がジャンプアップ
タレントにとって、生命線ともいえるのが“好感度”だ。その好感度を調査する「テレビタレントイメージ調査」2015年2月度の結果を、ビデオリサーチ社が発表した。 女性タレント部門では、綾瀬はるかと浅田真央が首位に並んだ。浅田は14年2月度、8月度に続き3連覇。綾瀬は13年8月度以来の首位返り咲き。男性タレント部門では、錦織圭(テニス)が大きくジャンプアップして初の首位に立った。 同調査は年2回、2月と8月に統計を取っており、今回が85回目。1月31日〜2月8日にかけて、訪問による質問紙留置法で調査。対象となったのは東京駅を中心とした半径30キロ圏内の満10歳〜69歳の男女で、男性タレント、女性タレント、それぞれに対して565人が回答した。 女性タレント部門では、毎回、綾瀬と浅田の争いになっているが、今回は2人で首位を分けた。綾瀬もさることながら、浅田はソチ五輪以降、競技を休養しており、メディアへの露出も控えめなだけに、この2人の好感度の高さは根強く衰えを知らないようだ。 3位には天海祐希が入り、前回と同順位。4位にはDREAMS COME TRUE(前回5位)が入り、5位には前回12位だったベッキーが浮上した。 以下、トップ10の顔ぶれは、6位=ローラ(同8位)、7位=杏(同9位)、8位=松たか子(同13位)、9位=仲間由紀恵(同19位)、10位=吉永小百合(同6位)の順位となった。 11位以下のおもな面々は、11位=上戸彩(同4位)、12位=新垣結衣(同10位)、18位=北川景子(同7位)、20位=米倉涼子(同25位)、23位=深田恭子(同16位)、24位=堀北真希(同30位)、25位タイ=石原さとみ(同20位)といったあたり。NHK大河ドラマ「花燃ゆ」のヒロイン・井上真央は前回の34位から38位に順位を下げてしまった。 男性タレント部門では、昨年来の活躍で世界ランク5位に上げ、CMも増えた錦織が前回の74位タイから一気に首位の座を奪った。14年2月度、8月度と連続首位だった阿部寛は2位に陥落した。 以下、トップ10は3位=マツコ・デラックス(前回14位)、4位=明石家さんま(同2位)、5位=福山雅治(同3位タイ)、6位=松岡修造(同74位タイ)、7位=所ジョージ(同7位タイ)、8位=イチロー(同3位)、9位=タモリ(同17位)、10位=渡辺謙(同43位)の順。 11位以下のおもな順位は、13位=羽生結弦(初ランクイン)、16位=有吉弘行(同13位)、19位=相葉雅紀(同21位)、20位=桑田佳祐(同5位)、23位=ゆず(同9位)、29位タイ=大野智(同41位)、29位タイ=堺雅人(同20位)、34位=バナナマン(同33位)、36位=香取慎吾(同23位)、37位=櫻井翔(同28位)、40位=タカアンドトシ(同6位)、42位=岡田准一(同30位)、48位タイ=二宮和也(同49位タイ)で、ゆずとタカアンドトシは大きく順位を下げた。(坂本太郎)
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芸能ネタ 2015年03月26日 15時00分
プロフェッショナル巧の格言 笑福亭鶴笑(落語家) “パペット落語”が国際問題を解決「お笑いの可能性は世界共通」(2)
パペット落語を創り上げたことで、お笑いの可能性に目覚めた鶴笑の関心は、海外に向かう。 「お笑いの可能性いうのんは世界共通。でもこれは、ほんまに外国に行ってみんことにはわからへん。そう思って、まず行ったんが大道芸の本場、ニューヨークのバッテリーパーク。ここでウケたんがクセになって、次がオーストラリア。ここではブリスベーンからシドニーまで、お客さんからの投げ銭だけで行ったんですよ。ここまでやったら次は活動拠点を移そうとなって、家族でシンガポールへ移住しました。なんで移住したのかというと、腰を据えてやりたかった。何日か出かけてやるのと、拠点を移してやるというのはやっぱり違いますもんね。しかし、いきなり欧米というのはやっぱり不安。それでちょっとでも日本と共通点が多い東南アジアに行ったんです。シンガポールでは、テレビの番組ができるわ、華僑や日本人会からのお呼ばれはしょっちゅうで、えらい売れっ子になりました。でも、その環境がぬるま湯に思えるようになって、次はロンドンで路上の芸からやり直しました」 どこへ行っても、パペット落語、紙切り、南京玉すだれの三点セット。言葉より笑いのコミュニケーションで押し通す。公演の傍ら、各地のコンテストに参加し、'98年のハンガリー国際人形劇フェスティバルをはじめ数々の大会で優勝。そして国際派の芸人という評価が高まった'01年、9・11の同時多発テロに遭遇した。 「あの時、僕はロンドンにいたんですけど、あっちの芸人さんはテロの報に接するや、異文化交流と平和な笑いの必要性を訴えて、すぐにボランティア活動をやりだした。阪神大震災でボランティア活動の重要性をわかっていた僕も、あの行動力には驚かされました。芸人でもこんな形の社会貢献ができるんや…。そういう思いが高じたのが『国境なき芸能団』です」 NPO法人『国境なき芸能団』は'08年にロンドンで結成され、大阪を拠点に活動を開始。鶴笑以外のメンバーは、ボランティアの趣旨に賛同した芸人をその都度ピックアップする。費用はすべて手弁当の完全ボランティア。出発前に集まったカンパや募金はすべて援助物資にあてられる。 それにしても『国境なき芸能団』とは何とも洒落たネーミングだ。命名のきっかけは国際ボランティアの本家『国境なき医師団』との出会いである。 「トルコでお会いした『国境なき医師団』の方々が『肉体的な病は医学で治せるけど、精神的な病は笑いでしか治せない』と言わはるんです。それであの人らが『医師団』やったら、こっちは『芸能団』や、となったんですね」 その後、文字通り世界を駆け巡り、『国境なき芸能団』で訪れた国はこれまで40数カ国に及ぶ。 「最初の公演は南米ドミニカ。開拓移民であっちに行った人たちを励ますつもりで行きましたが『私たちよりあちらの人を…』と言われて励ましてきたんは、現地の貧しい人たち。次にストリートチルドレンに笑ってもらいたくてブラジルへ。ポルポト政権の悪夢が残るカンボジアにも行きました。それから戦乱の難民キャンプに笑いを届けようということで、イラク、アフガニスタンにも行ってます」 紛争地域へ出向くにあたっては、外務省や関係当局から自粛勧告もあった。さらに「売名行為」という批判の声も飛んできた。 「アフガンの首都カブールでボランティア公演をやってたところを地元のテレビで紹介され、それを見た外務省の関係者が飛んできて帰国勧告です。ちょうどその頃、イラクでは湯川さんがイスラム国に拘束されていたんですね。いま思ったら、そういうことも関係してたのかもしれません」
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芸能ニュース 2015年03月26日 14時30分
GENERATIONSは食べ盛り? 白濱亜嵐、HIROと焼肉会食の裏側明かす
7人組ボーカル&ダンスユニット・GENERATIONS from EXILE TRIBEが26日、都内で行われたブルボン『フェットチーネグミ』の新CM発表会に出席。白濱亜嵐はつい先日、プライベートで所属事務所の社長でもあるHIROに焼肉に連れて行ってもらったエピソードを振り返って、会食の席でのメンバーの食べっぷりのすごさを暴露した。 白濱は「本当についこの間連れて行ってもらったんですけど。タンからはじまっていろんなものを巡り巡って、それを3、4周? はしたんじゃないですか」と現場の様子を紹介。「気がついたらもう一回タンから仕切りなおしてという感じでした。なかなか食べれないような肉ばかりで」とにっこり。数原龍友も「限界まで食べるという感じでした」と白濱の言葉に同調。メンバーによれば一番の大食漢は関口メンディーだといい、その関口は「太りやすいので普段はセーブしているんですけど」と謙遜しつつ「豚足が好きなんですけど豚足なら10人前は食べれます」と豪語して報道陣を驚かせた。 HIROについては普段から面倒見がよく、よくメンバーの誕生日を祝ってくれたりするといい、片寄涼太は「こないだは中華料理を食べに連れていってもらったんですけど、おいしかったです」とにんまり。佐野玲於はHIROがGENERATIONSのリハーサルに激励に現れた際にかけてくれるという「期待しています」という言葉にいつも刺激をもらっているといい、「HIROさんが言うと、普通の人の30倍くらいパワーがある。自分たちに火を灯してくれる」と改めてHIROの存在の大きさを語った。 白濱も「僕とメンディー君はEXILEのメンバーでもあるんですけど、『どこに行くにしても、一人でどこかの現場に行くにしても、常に自分はEXILEだ、というものを持って仕事をしろ』という言葉をかけてくれる。深いなと思う」と大先輩の偉大さをしみじみ。報道陣から「(HIROさんを)越えたいですか?」と声をかけられると「越えるには何億年もかかりそう」と話してメンバーを笑わせていた。 GENERATIONSが出演する本商品の新CMは、4月7日より全国でオンエアされる。(取材・文:名鹿祥史)
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ミステリー 2015年03月26日 14時00分
韓国哨戒艦沈没事件の謎は解明されるのか?(1)
ちょうど5年前の2010年3月26日、朝鮮半島西方黄海上の韓国と北朝鮮との境界海域で、韓国海軍のコルベット(哨戒艦)天安が突如として爆発、沈没した。爆発によって46名の乗組員が犠牲となり、朝鮮半島は高度な軍事的緊張状態に陥った。しかし、幸いにも天安の沈没が軍事的衝突へ発展することはなく、国際的な協力体制のもとで真相の究明が図られることとなった。だが、韓国海軍創設以来で最悪の事件となった天安沈没の闇は深く、いちおうの結論が出た後もなお新たな謎が浮上したのである。 まず、事件の流れをかいつまんで説明すると、現地時間21時45分頃(日本との時差はない)にペンニョン島近海を航行していた天安の後方で大爆発が発生、船体は衝撃で折れ、たちまち沈没した。生存者の救出や遺体の収容とともに船体の引き揚げも勧められ、翌月には前半部の浮上と回収に成功する。残骸を調査した結果、爆発は船体内部で発生しておらず、外部からの衝撃で破壊されたことが確定し、天安は何者かによる攻撃を受けて沈没した可能性が極めて高いとされた。 現場は韓国と北朝鮮の見解が対立している境界海域で、前年にも両国の軍事的な衝突が発生していた。そのため、国際的な真相究明機関が設置され、中立的観点からの調査が行われたが、当初から北朝鮮による破壊工作説がささやかれていた。そして、事件から数週間後に米英豪、スウェーデンの専門家を含む軍民合同調査団が、天安は北朝鮮の攻撃によって沈没したとの調査結果を発表したのである。その根拠はいくつかあるが、爆発音の記録や引き上げられた船体の損傷状況からの情報に加えて、北朝鮮の水噴出推進式魚雷の破片を回収したとされることなどだ。そして、魚雷は付近に潜伏していた北朝鮮の小型潜水艇から発射されたも可能性が高いと結論づけていた。 調査結果を受け、サミットや国連安保理では北朝鮮を非難する宣言や声明が出されたものの、北朝鮮はそれらを完全に無視した他、韓国の国内でも調査結果に疑問を持つ人々が独自の調査を開始していた。たしかに、北朝鮮はこれまでにも韓国へのテロ攻撃を行っていたし、前年に発生した軍事衝突の報復を目的としていたとの仮説にも説得力はあった。また、哨戒艦は水中から隠密侵入を試みる潜水艦を発見、阻止するのが任務であり、それが目標たる潜水艦の攻撃によって撃沈されたというのは、いささか不名誉な結論でもあった。 そのため、主に韓国では合同調査団の報告とは異なる仮説がいつくか唱えられ、最近ではそのひとつが注目を集めている。だが、それはより衝撃的かつ、韓国海軍にとって不名誉な内容であった。(続く)
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トレンド 2015年03月26日 14時00分
人気YouTuber・はじめしゃちょー&はに丸のコラボ動画がヤバすぎる!
130万以上のチャンネル登録数を誇る人気YouTuberのはじめしゃちょーと、NHK教育テレビの子供向け番組「おーい!はに丸」で人気を博した埴輪キャラ・はに丸が、コラボレーション動画を配信した。 同番組は2014年に「はに丸ジャーナル」として復活し、大きな話題を呼んだ。沢山の視聴者から好評を得たこともあり、なんと5月から新レギュラー番組として放送される。はに丸はリポーター役として番組を盛り上げ、大奮闘する。 そして、新番組「はに丸ジャーナル」の放送を記念して、はに丸が様々なキャラクターとコラボし、その模様を収めた動画を公開。第一弾はYouTuberのはじめしちゃちょーで、「古いもの縛り しりとり編」が現在配信されている。はじめしゃちょーは、はに丸を生で見てビックリ! 得体の知れないはに丸に、やや怯えつつ挨拶するはじめ。一方、はに丸は「はにゃ?」とあっけらかん。そんな2人が「しりとり」でヤバすぎるバトルを展開する! はに丸は、他にも最新ロボット、メトロン星人など個性豊かなキャラとコラボ。3月26日(木)より全12本の動画が順次公開される予定で、注目の動画は、「YouTube」、「NHKどーがステーション」、「ニコニコ動画」で堪能できる。【動画:YouTube NHKonline】https://www.youtube.com/user/NHKonline
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その他 2015年03月26日 14時00分
徹底検証・徳川埋蔵金の真実 トレジャーハンター・八重野充弘 第12回 徳川埋蔵金に最も近い男(前編)
トレジャーハンターの資質として最も重要なのは、情報収集能力と論理的思考力である。伝承や物証の内容を鵜呑みにせず、犯罪捜査のように自分の足で伝承のウラを取り、埋蔵の証拠を集め、「誰が」「いつ」「どこに」「何を」「なぜ」「どのようにして」隠したかというストーリーが成り立つかどうか、分析をしなければならない。ターゲットを徳川の埋蔵金に絞り、40年以上にわたってそれを実践してきた男がいる。渋川市在住の高橋喜久雄だ。 筆者が初めて高橋と会ったのは1992年のこと。折しも赤城山麓でのTBSテレビの発掘番組が高視聴率を取っていたころで、テレビ朝日が二匹目のドジョウを狙って筆者の元へ相談に来た。ゴールデンタイムに埋蔵金発掘の生中継をやりたいという。 場所はどこでもよかったのだが、TBSは素人が根拠もなく、ただショー的に掘って見せているだけだったので、同じ徳川でもっと可能性のあるところを掘ろうと提案した。二つの素材のリサーチとロケハンを同時に進めながら、最終的にはどちらか手応えのある方に絞り、本番で掘ることにした。 このとき、筆者は古兵法研究家のAが突き止めたという場所を、『八門遁甲』的解釈の筋道をたどり、妙義、榛名、赤城の上毛三山のそれぞれのポイントを2カ月あまりかけて調べていたが、途中で論理的破綻が生じたため、高橋の説を取り上げることにした。高橋とは、筆者が当時埋蔵金秘話を連載していた雑誌の編集長兼社長の紹介で知り合ったのだが、小学生のころのある発見がきっかけで、埋蔵金に興味を持ったということだった。 夏場によく泳いでいた沼田市上久屋町の片品川のほとりの崖に、直径1メートルほどの白くて円い岩があった。人工的に埋め込んだトンネルのふたのようにも見えるし、何かの目印のようでもある。その謎の解明に着手したのは、成長した10代の終わりごろ。もしかしたら、噂に聞く徳川の埋蔵金の隠し場所かもしれないと、遊び仲間数人と崖の上から命綱を下ろし、丸い岩を剥がしにかかったのだ。 しかし、その奥にイメージしたようなトンネルはなかった。白い部分が剥がれただけ。ただ、その場所に腰を下ろして川の方に目をやると、対岸にまるで古墳のように見える小高い山があった。地元では「丸山」と呼ばれていた。 丸山に近づいてみると、不思議なことがいくつかあった。自然の山のはずだが麓の一部が人工的な石積みに見える。また、頂上付近でジャンプすると異音がして、空洞があるような感じだ。常識的に考えれば大事なものを川べりなどには隠さないはずだが、ここは洪水になっても沈まない。 さらに、村史の中の幕末のころの記述を細かく調べると、このあたりで川舟から大きな荷物が陸揚げされたり、夜、たいまつの明かりが目撃されたりしていることがわかった。 高橋は八門遁甲的な痕跡も探った。白い岩を割るとき、崖の上に石の目印のようなものがあり、そこからロープを下ろすと、白い岩の真ん中に到達したことを思い出したからだ。八門遁甲では石を目印に使う。移動も消滅もしない“不動のもの”である。 範囲を広げて調べてみると、何と次々にそのものズバリの「不動」が見つかった。丸山の北の上久屋神社、西の赤城山川龍寺、東の十二山神社に、不動尊が祀ってあったのだ。さらに南には、石尊と並んで鳳凰を抱いた不動明王が建っていた。そして、東西・南北の不動尊を結ぶラインの交点に丸山はあった。 物理的探査も行った。頂上付近にかけた地中レーダーは、空洞と思われるものを捉えた。お膳立てが調い、後は本番で掘るだけ。 '92年4月22日、テレビ朝日の『水曜特バン!』は、予定通り午後7時から放送された。しかし、結論を述べると、丸山を掘ることはできなかった。放送間際まで交渉を続けたのだが、地主が承諾してくれなかったからだ。仕方なく、丸山の可能性をさまざまな根拠を示しながら説明した後、そこからは至近の距離の片品川のほとりを掘った。もちろん、何かが出てくるはずもない。視聴者には申し訳ないが、お茶を濁しただけだった。 丸山の状況は現在も変わっていない。まだ誰も手を付けられないでいる。諦めたわけではないが、丸山はあくまで候補地の一つ。高橋の地道な調査は以後も続いていて、御用金は赤城以北の複数の場所に、分散埋蔵されていると考えている。それは筆者の見解とも一致する。 そのようなわけで、筆者は以来20年以上、高橋に協力して群馬県内の数カ所で発掘調査を行ってきた。(続く)八重野充弘(やえのみつひろ)=1947年熊本市生まれ。日本各地に眠る埋蔵金を求め、全国を駆け回って40年を誇るトレジャーハンターの第一人者。1978年『日本トレジャーハンティングクラブ』を結成し代表を務める。作家・科学ジャーナリスト。
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芸能ネタ 2015年03月26日 13時00分
島崎遥香vs宮脇咲良 深夜ドラマ好調でAKB次期エース争い
『AKB48』の深夜ドラマが絶好調。時間帯トップという評判もあり、この背景には島崎遥香(20)と『HKT』にも所属する宮脇咲良(17)の次世代トップ争いに注目が集まっている。 多くのマスコミが報じているが、AKBのドラマ『マジすか学園4』(日本テレビ)の視聴率が上々だ。月曜日の深夜24時59分からという放映ながら1月の初回が視聴率5.2%。2回目4.4%…以後3〜4%台を維持。同時間帯ではトップという視聴率を得ている。 「関東ローカルという限定になりますが、寝ている人が多い夜1時台に5%近い視聴率を出しているのは脅威的。実質、関東地区での占有率は20%前後と考えられ、大ヒットドラマともいえる」(テレビ評論家) “4”という数字が付いていることでもわかるように、『マジすか学園』はシリーズもの。 「3作までテレビ東京が放映。その人気に目をつけた日テレが、今作を獲得したという秀作です。まだ放映中ですが、視聴率好調で5作目を作ることを、AKB総合プロデューサーの秋元康氏は明かしています」(アイドル誌記者) 昨今のAKBは人気下降気味とされる。ところが、ドラマはヒット。不思議な傾向でもある。 「内容は不良女子高・マジすか学園(馬路須加女学園)でテッペンを争うというもの。テッペンは昔でいうスケ番長です。これは1作目から変わらない設定で、だれが見てもわかる。ワンパターンだという声もありますけど、反面、その単純さがまたいいのでは」(同) 今作は、ドラマ内でさくら(宮脇)とソルト(島崎)がテッペンをかけてタイマンを張るというもの。 「最近のAKBのパワーダウンを、人気の島崎と宮脇で再浮上させたいところでしょう。2人はAKBの中でも、人気上位のライバルですから」(投稿雑誌編集者・藤井直樹氏) 昨年の選抜総選挙では、“ぱるる”こと島崎は7位、宮脇は11位。島崎は昨年12月、恒例の米映画サイト『世界で最も美しい顔100人』ランキングで50位にランクインしている逸材だ。 「3月30日で21歳になる、ぱるるは期待のわりには伸び悩み。実際には崖っぷちに近い。一方、宮脇は年齢的に次世代のエース候補。お互い将来がかかっている。ドラマでも仕事でも、マジでガチな対決」(同) やはり、ドラマは見る価値大だ。