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裁判で醜聞が発覚し当分日本からお呼びがかかることはなさそうなイ・ビョンホン

 日本でも人気の韓流スター、イ・ビョンホンに50億ウォン(約5億円)を要求したとして、脅迫罪でそれぞれ実刑の判決を言い渡されていたモデルのイ・ジヨンとガールズグループ・GLAMのメンバーキム・ダヒが判決を不服として行われていた控訴審で、ソウル中央地裁は26日、ジヨンに懲役1年2月、執行猶予2年を、ダヒに懲役1年・執行猶予2年をそれぞれ言い渡した。

 2人は昨年8月、飲み会で下ネタを言うビョンホンの動画を撮影し「動画を公開する」と金を要求しビョンホンを脅迫。そのため、逮捕・起訴され、今年1月、ダヒに懲役1年、ジヨンに懲役1年2か月の判決が言い渡されていた。

 ところが、公判の中でジヨンがビョンホンと男女の関係にあったことを暴露し、「ビョンホンが別れ話を持ち出してきたため、犯行に至った」と主張。ビョンホンはおととし8月に女優のイ・ミンジョンと結婚していたため、不倫関係を精算しようとしていたことが発覚したのだ。

 そんな経緯もあり、ビョンホンは「被告人らの処罰を望まない」との意向を示すなどしたため、2人に執行猶予付きの判決が下された。

 ミンジョンが第1子を出産間近とあって、今後は仕事に打ち込まなければならないが、かなり厳しい状況に追い込まれてしまったようだ。

 「今回の裁判で不倫が発覚したことにより、ビョンホンの“商品価値”は大暴落。ひと昔前なら、韓国で仕事がなくても日本に来れば稼げたが、すっかり韓流ブームが去り、日本の大手企業がこぞって韓流スターを起用しなくなってしまった。キムタク主演の映画『HERO』(07年公開)に重要な役で出演したこともあったが、もはや、そういう機会もないだろう。最終目標は多くのハリウッドスター同様、ハリウッド進出だが、まだまだ知名度は低く、オファーも少ない」(韓国の芸能界に詳しい芸能ジャーナリスト)

 ビョンホンの損失は大きすぎたようだ。

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