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高額の義援金を寄付した著名人たち

 発生から10日が経過し死者・行方不明者が2万人を超える未曾有の被害となった東日本大震災。各界の著名人たちもこの震災に立ち上がり続々と義援金を寄付しているが、高額の義援金を寄付した著名人たちの顔ぶれをみてみよう。

 まず国内では過去に例をみない10億円の寄付を発表したのは、カジュアル衣料品店「ユニクロ」の運営会社「ファーストリテイリング」の柳井正会長兼社長。会社ではなく個人としての寄付で、同社のグループ5社で3億円、全世界のグループ従業員約4万7000人の有志から1億円を募り、合計14億円を贈る。さらに支援物資として防寒衣料ヒートテック30万点を始め、肌着、ジーンズ、タオルなど7億円相当を寄付する。
 また、被災地・仙台に本拠地を構える東北楽天の社長で、楽天グループの三木谷浩会長兼社長も個人として同額を用意する意向だという。

 フリーアナウンサーの久米宏は朝日新聞と朝日新聞厚生文化事業団の「東日本大震災救援募金」を通じて2億円を、95年に神戸市内の合宿所で阪神・淡路大震災を経験している米大リーグ・マリナーズのイチローは日本赤十字社を通じて2億円を寄付した。
 被災地に多くのファンがいる韓流スターのペ・ヨンジュンは日本の首相が直接総括する内閣府傘下の政府基金を通じ10億ウォン(約7250万円)を寄付した。

 大リーグ・アスレチックスの松井秀喜は出身地にある日本赤十字社の石川県支部能美市地区に、歌手の安室奈美恵は日本赤十字社を通じて、東北地方で主演ドラマ「アイリス」のロケを行ったこともある韓流スターのイ・ビョンホンは大韓赤十字社を通じそれぞれ5000万円を寄付。
 こちらも被災地に多くのファンがいる東方神起から分裂したジュンス、ユチョン、ジェジュンのユニット・JYJは国際救護団体「ワールドビジョン」を通じて6億ウォン(約4300万円)を、浜崎あゆみは公益法人と日本の赤十字社を通じ3回にわたって計3500万円を寄付した。

 ここにあげた著名人たちは義援金を送ったほかにそれぞれ独自のチャリティー活動を行っているが、今後も多くの著名人たちが今までに寄付した著名人たちに触発され義援金&チャリティー活動に名乗りをあげそうだ。

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