女性タレント部門では、綾瀬はるかと浅田真央が首位に並んだ。浅田は14年2月度、8月度に続き3連覇。綾瀬は13年8月度以来の首位返り咲き。男性タレント部門では、錦織圭(テニス)が大きくジャンプアップして初の首位に立った。
同調査は年2回、2月と8月に統計を取っており、今回が85回目。1月31日〜2月8日にかけて、訪問による質問紙留置法で調査。対象となったのは東京駅を中心とした半径30キロ圏内の満10歳〜69歳の男女で、男性タレント、女性タレント、それぞれに対して565人が回答した。
女性タレント部門では、毎回、綾瀬と浅田の争いになっているが、今回は2人で首位を分けた。綾瀬もさることながら、浅田はソチ五輪以降、競技を休養しており、メディアへの露出も控えめなだけに、この2人の好感度の高さは根強く衰えを知らないようだ。
3位には天海祐希が入り、前回と同順位。4位にはDREAMS COME TRUE(前回5位)が入り、5位には前回12位だったベッキーが浮上した。
以下、トップ10の顔ぶれは、6位=ローラ(同8位)、7位=杏(同9位)、8位=松たか子(同13位)、9位=仲間由紀恵(同19位)、10位=吉永小百合(同6位)の順位となった。
11位以下のおもな面々は、11位=上戸彩(同4位)、12位=新垣結衣(同10位)、18位=北川景子(同7位)、20位=米倉涼子(同25位)、23位=深田恭子(同16位)、24位=堀北真希(同30位)、25位タイ=石原さとみ(同20位)といったあたり。NHK大河ドラマ「花燃ゆ」のヒロイン・井上真央は前回の34位から38位に順位を下げてしまった。
男性タレント部門では、昨年来の活躍で世界ランク5位に上げ、CMも増えた錦織が前回の74位タイから一気に首位の座を奪った。14年2月度、8月度と連続首位だった阿部寛は2位に陥落した。
以下、トップ10は3位=マツコ・デラックス(前回14位)、4位=明石家さんま(同2位)、5位=福山雅治(同3位タイ)、6位=松岡修造(同74位タイ)、7位=所ジョージ(同7位タイ)、8位=イチロー(同3位)、9位=タモリ(同17位)、10位=渡辺謙(同43位)の順。
11位以下のおもな順位は、13位=羽生結弦(初ランクイン)、16位=有吉弘行(同13位)、19位=相葉雅紀(同21位)、20位=桑田佳祐(同5位)、23位=ゆず(同9位)、29位タイ=大野智(同41位)、29位タイ=堺雅人(同20位)、34位=バナナマン(同33位)、36位=香取慎吾(同23位)、37位=櫻井翔(同28位)、40位=タカアンドトシ(同6位)、42位=岡田准一(同30位)、48位タイ=二宮和也(同49位タイ)で、ゆずとタカアンドトシは大きく順位を下げた。
(坂本太郎)