調査は1月5日〜9日にかけ、10代〜50代の全国の男性オリコンモニター500名を対象にインターネットを通じて実施され、綾瀬はるかが堂々の2連覇を達成した。
同ランキングは今年で8回目となるが、綾瀬はその半分である4回首位を獲得しており、まさに絶対王者といえそうだ。
主役を務めた13年のNHK大河ドラマ「八重の桜」以降、露出は控えめだった綾瀬だが、昨年10月期に放送された「きょうは会社休みます。」(日本テレビ)では、恋愛経験なしで、年下の恋人役・福士蒼汰との交際に臨む30歳OL役を熱演した。
綾瀬の魅力はなんといっても、癒し系な雰囲気、清廉性、天然さなどで、その牙城は当分揺るぎそうにない。
2位には昨年4位だった石原さとみが浮上した。昨年はフジテレビの月9ドラマ「失恋ショコラティエ」、「ディア・シスター」(フジ)、映画「幕末高校生」などに出演。従来、備えていた清楚系なイメージに、小悪魔的な要素も兼ね揃えるようになり、人気が上昇したようだ。
3位には堀北真希(昨年3位)、4位には一昨年首位だった新垣結衣(昨年2位)が入り、綾瀬とともに、この3人は例年、同ランキング上位の常連だ。
5位は有村架純で昨年と同順位。6位には昨年圏外だった能年玲奈が急浮上した。能年はNHK朝ドラ「あまちゃん」以降、連ドラへの出演はないが、昨年は映画「ホットロード」「海月姫」で新境地を開拓した。
7位は本田翼(昨年9位)、8位は宮崎あおい(昨年7位)で、この2人もすっかり、同ランキングの常連となった。
9位には弱冠16歳の広瀬すずが入った。現在、日本テレビで放送中の「学校のカイダン」で連ドラ初主演。オンエア中のCM、JR東日本「SKISKI」、ロッテ「Fit's」も好評で、来年は一気に上位に食い込んでくる可能性も十分。
10位は“人妻”上戸彩で、昨年と同順位だった。
意外だったのは、同ランキングの常連で昨年6位だった北川景子が圏外に落ちたこと。昨年は「ジャッジ!」「抱きしめたい -真実の物語-」「悪夢ちゃん The 夢ovie」と3本の映画に出演。連ドラでも、木村拓哉主演の「HERO」(フジ)でヒロインを務めるなど大活躍したが、DAIGOとの交際報道が響いてしまったのか?
また、これまた常連で昨年8位だった長澤まさみもランクから消えた。来年はどんなメンバーがランキングに顔を出すか?
(坂本太郎)