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社会 2019年05月12日 07時00分
村山真紀〜仙台同僚OL殺人事件
2007年6月15日、仙台市内の住宅街で、放置された軽自動車の中から市内のスーパーに勤務する27歳女性の全裸遺体が発見された。8月24日、警察は女性の同僚だった村山真紀(当時33歳)を逮捕した。殺害された女性の31歳の夫は、真紀の元交際相手だった。 スーパーで働いていた真紀は、結婚している身でありながら幹部候補生として入社してきた男性と男女の関係になった。その後、真紀は家を出て男性と同棲するようになり、不倫関係は5年も続いた。 ところが、男性は2006年に入社してきた新入社員の女性と懇意になり、真紀と別れてしまう。 これを恨んだ真紀は、女性にストーカー行為などの嫌がらせを繰り返すようになり、男性と女性の結婚が決まると、スーパーを退職。そして6月14日の夜、帰宅しようとしていた女性を車中で殺害し、遺体ごと住宅街に放置した。 2008年1月31日、仙台地裁は真紀に懲役16年の判決を言い渡した。傍聴席からは「人殺し!」「死んでしまえ!!」などの罵声が飛び交った。
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スポーツ 2019年05月12日 06時30分
GW「平均観客動員数」1位はどの球団? DeNAはスタンド増設の効果か【セ・リーグ編】
GW期間の4月27日から5月6日まで、57試合(セ30試合、パ27試合)が開催されたプロ野球。両リーグの観客動員数は、合計で200万3281人(セ114万394人、パ86万2887人)を記録した。 10連休ということもあり、大いににぎわった各球場。今回はGW期間における各チーム主催試合の内訳をもとに、6球団の集客を見ていきたい(平均、稼働率は四捨五入済みの数字)。広島:3試合/合計9万5907人/平均3万1969人/稼働率96.9%ヤクルト:4試合/合計12万2470人/平均3万0618人/稼働率98.8%巨人:6試合/合計27万2652人/平均4万5442人/稼働率98.8%DeNA:4試合/合計12万7207人/平均3万1802人/稼働率96.4%中日:7試合/合計24万2766人/平均3万4681人/稼働率94.7%阪神:6試合/合計27万9392人/平均4万6565人/稼働率98% 借金が8までふくらんだ4月中旬時点では、集客面を心配する声も多く聞かれた広島。ただ、その後驚異的な盛り返しを見せたことが幸いしたのか、GW期間の集客に関してはそこまで落ち込むことはなかった。 東京に本拠を置くヤクルト、巨人は動員数、稼働率ともにMAXに迫る好調ぶり。ちなみに、東京ドームの収容人数は約4万6000人だが、4月30日(4万6035人)、5月1日(4万6345人)の試合は“満員札止め”と言えるほどの客入りでもあった。 DeNAは稼働率こそリーグ5位だが、今季から右翼側スタンドが増設されたことで、いずれの試合も昨季までの収容人数(3万人)を上回っている。唯一稼働率が95%を割った中日も停滞したのは4月27日(3万327人)、5月6日(3万553人)の2試合のみ。その他は3万6000人以上の観客を集めた。 平時でも多くの観客が詰めかける阪神は、GW期間中もさすがの客入り。収容人数(4万7508人)の多さもあり稼働率はわずかにトップに及ばなかったが、合計、平均動員数はともに文句なしのトップだった。 多少の差はあれ、各球団の動員は好調といえる。久しく続くプロ野球人気は、まだまだ健在と言えるのかもしれない。文 / 柴田雅人
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社会 2019年05月12日 06時00分
コンタクトのまま就寝した女性、角膜が壊死 衝撃の画像にコンタクト使用者から恐怖の声
疲れた時に、うっかりコンタクトレンズをつけたまま眠ってしまうという人もいるかもしれない。だが、それは「してはいけない」とコンタクトレンズの注意書きにも書いてあるし、眼科医に注意された経験がある人もいるだろう。 アメリカではコンタクトレンズをつけたまま就寝し、恐ろしい感染症に罹患した女性がいる。 海外ニュースサイト『DailyMail』は5月3日、アメリカのノースコロラド州に住む眼科医のパトリック・ボルマー氏が、コンタクトレンズをつけたまま寝てしまった女性の角膜がバクテリアによって壊死した写真をインターネット上にアップし、多くの人に衝撃を与えていると報じた。 紹介されている写真に写っている目は、緑膿菌性角膜潰瘍にかかっており、黒目の部分が黄緑色になり、白目は真っ赤に充血し、目の周りにはねっとりとした大量の緑の膿が滲んでいる。この女性の場合は、抗生物質を点眼し、傷が残るリスクを避けるためにステロイドを処方することで、失明の事態は免れた。それでも、若干の視力の低下が残る可能性はあるという。同記事によると、緑膿菌は毒性が強く、角膜の傷から感染し、細菌の毒素が涙液を介して結膜にも炎症を起こすので結膜も充血し、かなりの痛みも伴うという。運が悪いと24時間以内に潰瘍が生じ、最悪の場合は失明へと至る危険なものと報じられている。また、日本眼科学会の公式サイトによると、緑膿菌性角膜潰瘍は、重度の視力障碍につながる疾患で、緑膿菌が角膜感染することによって引き起こされるという。日本でもコンタクトレンズ利用者の増加によって、感染者の若年化が進んでいるとのことだ。 ネット上では、「コンタクトレンズをつけたまま頻繁に寝てしまうことを数年間続けていたら、角膜が変形し始めていると診断されたことがある」といった実際にコンタクトレンズによる事故の当事者と思われるユーザーからの声や、「この女性は一生悔やむに違いない」「怖くてもうコンタクトレンズを使えない」「これは閲覧注意だね」「画像を見たらトラウマになりそう」「緑膿菌って確か角膜を食べて分解するんだって」といった声も寄せられた。さらに、「ぶっちゃけ2〜3か月は着けっぱなしにしている」「ワンデーのコンタクトレンズを1か月くらい消毒して使ってるけどヤバイのか?」など、ずさんなコンタクトレンズの使用をしているというネットユーザーからの声もあった。 コンタクトレンズ総合メーカー「メニコン」公式サイトによると、コンタクトレンズの正しい使い方は「装着時間を正しく守る」「コンタクトレンズやケア用品(特にコンタクトレンズケース)は常に清潔に保つ」「自覚症状がなくてもコンタクトレンズに傷や汚れがついていることがあるので定期検診を受ける」ように注意喚起されている。 コンタクトレンズを着用している人は、その危険性を甘く見がちだ。慣れているからと言って、感染症や失明の恐れがある以上、そのリスクを軽視するべきではない。また、当たり前のことだが、必ず夜眠る前は必ずコンタクトレンズを外す習慣をつけないと、明日は我が身かもしれない。
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ミステリー 2019年05月11日 23時00分
三代将軍・徳川家光の父は徳川家康で母は春日局だった?
参勤交代の制を整えるなど、江戸幕府の基礎を築いた三代将軍・徳川家光の父は徳川家康、母は春日局だったいう奇説があるという。 徳川家光は二代目将軍である徳川秀忠の嫡子であったが、幼い頃から病弱で無口な子供だったという。そのため、周囲も弟である忠長の方が将軍に向いていると考えており、家光は母親であるお江の方にも疎まれており、思いあまって自殺を図るほどであった。 これを重く見たのが乳母の春日局であった。江戸城大奥の礎を築いたとも言える彼女は、稲葉正成の妻で慶長九(1604)年に家光の乳母となるために江戸へ赴いた。なお、大奥入りの前に夫とは離別している。江戸城で彼女は家光に対し、乳母として愛情を注いでいたが、家光の置かれた現状に憤慨して、伊勢参りを口実に江戸城を出ると、当時駿府にいた大御所である徳川家康に現状を直訴しに行ったのである。その結果、家康からの言もあり、家光は三代将軍になることが決定したのである。 しかし、一介の乳母に過ぎない春日局に、大御所である家康を動かす事ができたのだろうか? 家康が旧来の「家督は長子が継ぐもの」という考えを揺るぎなく持っていたという事も考えられるが、前述のように家光が実は自分と春日局の子だったから、という説が存在しているのだ。確かに、そう考えると実の母に邪険にされたり、乳母の春日局がまるで生母のように家光を溺愛した理由も解らなくもない。 また、この説の証拠となる文献が存在するという。江戸城に存在した紅葉山文庫の蔵書『松のさかへ(栄え)』の記述だ。『史籍雑纂』第2巻にも収録されており、内容は徳川家内々の話をまとめたものとなっている。巻一は「東照宮様御文」、つまり家康から送られた言葉となっており、そこには息子である秀忠の正室、お江の方へ子供の教育方法を述べている内容が書かれている。ちなみに信長の命によって切腹することになった長子、信康に対する自分の教育の失敗を述べている内容もあり、 家康本人の子育てに対する苦悩が窺える文章となっている。 そして、この箇所の文末に下記の記述が存在する。 「秀忠公御嫡男 竹千代君 御腹 春日局、三世将軍家光公也/同御二男 國松君 御腹 御臺所 駿河大納言忠長公也」 つまり、家光を産んだのは春日局であると書かれているわけだ。また、日光山輪王寺には、家光が生涯持っていた「御守袋=細い和紙」には、「二世権現、二世将軍」と書いているのだ。つまり、初代権現の家康の次の権現というわけだ。実際は二代目将軍は父親である徳川秀忠が務めているが、秀忠を差し置いて「二世権現」と言えるのは、彼が家康の子である証拠に他ならないというのだ。果たして、これは真実なのだろうか。(山口敏太郎)
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社会 2019年05月11日 23時00分
強姦相手に借金を申し込んだ男のあっけない結末〜大阪
大阪市に住む51歳の男・Hは、2人の息子の父親だが、うつ病で会社を辞めることになり、生活保護を受けていた。だが、家賃の支払いを滞納し、「明後日までに25万円支払わなければ部屋を追い出される」という窮地に立たされた。 そこでHはなぜかレイプを計画。刃物やレイプ道具をポーチに入れて外出し、見知らぬ女性の後を付け、同じマンションの住人を装ってエレベーターに乗り込んだ。女性が降りてから追跡し、玄関ドアを閉める前に包丁を突き付けて押し入った。「静かにしろ。騒ぐと殺すぞ!」 Hは服を脱がし、女性を強姦。コトが終わると、Hは布団の上に座り、身の上話を始め、“本題”を切り出した。「オレはずっと建築関係の会社で働いてたんだ。30歳で結婚し、2人の息子を授かったよ。40歳で離婚するまでは、そらぁ幸せな人生だった。ところが、好事魔多しだ。50歳になるとうつ病を発症し、会社を辞めることになった。まだ未成年の子を抱えて、生活保護を受ける身になることをアンタは理解できるか?」 それこそ女性にはどうでもいい話だったが、またレイプされてはたまらないので黙って聞き入った。「そこでアンタに頼みがあるんだが、25万円貸してくれないか? 明後日までに払わないと、住んでるとこを追い出されるんだ。頼むよ」 女性は1万5000円しかないと断ったが、「何とかもう少し…。誰も頼る人がいないんだ」と言われ、女性はこんな図々しい頼みも聞かざるを得なくなった。「とりあえずあるだけ」ということで、ATM で3万円を下ろした。「ありがとう。このお金は毎月1万円ずつ、ポストに入れて返すから」 Hは息子の友人に残りのお金を借りて、このピンチをしのぎ切った。 ところが、大恩あるレイプの被害者にHは律儀にも約束通り、金を返そうとしたが、防犯カメラで人相を特定されており、返しに来たところを警察に捕まった。
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芸能 2019年05月11日 22時30分
3回目の改名で成功を収めた華原朋美、下ネタを連呼の衝撃“アイドル”時代【有名人の消し去りたい“黒歴史”】
歌手の華原朋美が、妊娠6か月で8月末に出産予定であることを正式に発表し、大きな話題となっている。お腹の子どもの父親は、外資系企業勤務の一般男性で、昨秋ごろ知人の紹介で知り合い、交際間もなくして子宝に恵まれた結果となった。 華原というと、昨年引退した音楽プロデューサーの小室哲哉氏に見初められ1995年にメジャーデビュー。『I BELIEVE』『I’m proud』などミリオンヒットを連発したシンデレラガールである。日本レコード大賞(新人賞や優秀作品賞)を始め、音楽界の名だたる賞を総なめ。96年からの3年連続を含め、紅白歌合戦にも5度出場を果たし、単に運だけではなく、歌手としての実力を見せつけた。 また、小室氏とはプライベートでも親密交際に発展したが、破局が伝えられた1999年に華原は倒れ、芸能活動を一時休止した。度重なる騒動を経て00年にも再び休養。07年には所属事務所から契約を解除され、12年12月に復帰するまでに5年の歳月を要した。近年は、馬術選手としての活躍で話題を呼んだが、かつての歌姫は“お騒がせキャラ”としての地位を確立してしまった。 ここまでの話は、華原の「栄光と転落」として世間に知れ渡っているようだが、華原が芸能活動を始めたのは1993年。小室氏と出会う2年前までの華原の姿は“黒歴史”に等しいだろう。 「華原は1990年に『国民的美少女コンテスト』に応募したのだが、本選前の親子面接で母親が芸能界入りを反対し、出場を断念したそうだ。だが、方々からのスカウトによって、結果的には芸能界に足を踏み入れた。当時は、“三浦彩香”と名乗り、たわわな乳を武器にグラビアアイドルとして活動を始めたという。女性誌のモデルや、『さんまのナンでもダービー』(テレビ朝日系)でアシスタントを務めるなど、ちらほら露出を遂げていった」(芸能関係者) だが、2015年11月に放送された『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』(日本テレビ系)に出演した華原は、“三浦彩香”時代は「歳をごまかしてクビになった」と激白。「4つぐらいサバ読んで、19くらいの時に15…。顔が幼いからそれでいいって言われて」と年齢を偽っていたことを告白した。 また、1994年に“遠峯ありさ”に芸名を改めた当時を回顧し、「アイドルという言葉は私に適してないと思い、下ネタとかも言っていた」とぶっちゃけた。さらに華原は、「あの頃が一番楽しかった。イキイキしている本当の自分が出せていた時期」と、歌姫時代よりもまんざらではなかったと語った。 「華原は、深夜番組『天使のU・B・U・G』(フジテレビ系)に出演。番組恒例の『水中カルタ』では、自慢のボディーを惜しげもなく披露し水槽に入り、対戦相手とは決死の乱闘を繰り広げた。時には“V字”全開などのサービス旺盛さで番組を盛り上げていたが、想いが通らないとフテ腐れ、知能の低さを物語っていたという。また、事務所社長には暴言を吐き捨てた挙句、ケリを入れる始末。かと思いきや、華原自身の局部を自ら社長の顔に押し付けMっ気満載なサービスを放出し、下ネタを連呼する天真爛漫な“やさくれキャラ”で馴染まれていたという。さらに、『とんねるずのみなさんのおかげです』(フジテレビ系)の“近未来警察072”のオーディションに参戦し、松嶋菜々子とともに最終選考まで残った逸話もあるそうだ。惜しくも落選したが、仮に合格していたら“華原朋美”は存在しなかっただろう」(芸能ライター) 華原は、前出番組で“華原”への改名について、「ある出会いをきっかけに“トモちゃん”という名前が出てきて、それは計算された不思議キャラだった」と告白している。世間は、筋金入りの“天然”かと思い込んでいたが、実際は巧妙に計算尽くされた芸能人生であったのかも知れない。 今回、妊娠までの展開が早過ぎて不安視されているようだが、下積み時代のようなたくましさで、高齢出産を乗り越えて欲しいものだ。
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レジャー 2019年05月11日 22時00分
女がドン引く瞬間〜初対面でチェックする“あの部分”〜
髪型やファッションなどに気を使っていても、ある部分が汚いと台無しになってしまうケースがある。瑠衣さん(仮名・22歳)は、相手の歯が汚いとドン引きしてしまうという。「初対面の人と会話した際、私はついつい相手の歯を見てしまいます。もしその人がどれだけイケメンでトークが上手くても、笑顔になった時に歯が汚かったりすると、ドン引きしてしまいますね。その時点で恋愛の対象からは外れます。多分、タバコやコーヒーの影響か、虫歯なんでしょうけど、一度気になるとそこばかりに目がいってしまい、相手の話が入ってこないこともあります」 歯といえば、5月7日にAbemaTVで配信されたバラエティ番組「陸海空こんなところでヤバいバル」にて、出演者である元AKB48・西野未姫の発言に注目が集まった。西野は「AKBのファンはみんな歯ないよ。歯溶けてるの」「女も歯溶けてるから。アイドルに憧れてカワイイ洋服着て髪巻いてきて『未姫ちゃん好きです』って……、歯溶けてる」と、女性の歯にもドン引きした過去を告白した。 だが、瑠衣さんは、異性の歯の方が気になるという。「女の子なら、性的な関係にはならないんで我慢できるんですよ。でも、男性の場合、仲良くなったらキスをする可能性があるじゃないですか。けど、歯が汚い人とは、何か移りそうで絶対にキスをしたくない。なので、男性の歯は最初の時点でチェックします」 異性と出会う前は、ホワイトニングなどを駆使して歯のケアをした方がいいかもしれない。写真・mliu92
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社会 2019年05月11日 22時00分
福田和子〜松山ホステス殺害事件
1982年8月19日、愛媛県松山市で市内に住むホステス(当時31歳)が行方不明になり、後日、近くの山林から遺体で発見された。事件直後、被害者の同僚である福田和子(34歳)の行方がわからなくなっていることが判明。 和子の夫を呼んで事情を聞いたところ、和子が口論の末にホステスを殺害して現金や家具などを運び出したことや、和子が逃亡したことなどがわかった。そこで警察は夫を逮捕するとともに、和子を全国に指名手配。 ところが、和子の消息はぷっつりと途絶えた。のちに判明したが、事件後に和子は東京や大阪で整形手術を受け、逃亡中は20以上の偽名を使い、体型も変化させ、さまざまな人格を演出していた。そのため、警察の手配写真は22種類にも及んだ。 逃亡中の和子は概して評判がよく、周囲の信頼を得ていた。色気もあったので男性にも人気だったという。だが、少しでも疑われると、すぐに逃亡する足の速さで警察の手から逃れていたのだった。 しかし、1997年7月29日、和子は時効の21日前についに逮捕された。無期懲役が確定していたが、2005年3月10日、服役していた和歌山刑務所で脳梗塞のため死亡した。57歳だった。
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レジャー 2019年05月11日 21時30分
放映したVTRに本物の犯罪行為が!「ビデオテープ押収事件」【放送事故伝説】
平成元年(1989年)〜平成4年(1992年)にかけて放送されたTBSのバラエティ番組『ギミア・ぶれいく』。 大橋巨泉を筆頭に関口宏、石坂浩二、ビートたけし、竹下景子、藤子不二雄Aなどの人気芸能人、文化人が集結した「大人向け」のバラエティ番組を目指した本作は、当時の30代〜40代のサラリーマン世代の視聴者に受け入れられ、平成初期を代表する番組のひとつとなった。 さて、そんな『ギミア・ぶれいく』だが、放送中の1990年。己のジャーナリズムに徹しすぎたためか、全国放送に相応しくない衝撃的な映像を全国に向けて放送してしまったことがある。それが俗に語られる「TBSビデオテープ押収事件」である。 1990年(平成2年)3月20日、『ギミア・ぶれいく』は「テレビ初公開!ヤクザ組長襲名披露!過激取り立て現場に密着侵入取材!」なるタイトルのVTRを放送。 タイトルからわかる通り、この映像は実在する暴力団グループに番組が完全密着したもので、放送時間は10分程度だったものの、暴力団の組員が無抵抗の人間を事務所へ連れて行き、「ぶっ殺すぞ」「命がほしかったら金持って来い!」と脅迫する様子などが放送された。 この映像はTBSから委託を受けた『ギミア・ぶれいく』の制作会社が手掛けたもので、不審に思った警視庁が調査を行い、これら脅迫の映像が本物であることを確信。組長を逮捕し、5月16日にはこれら映像が収められたビデオテープ29巻を証拠品として差し押さえたほか、被害者から「事務所にビデオカメラを持った男がいた」なる証言が得られ、「TBSの番組が暴力団と協力し収録を行った」ことが明らかとなった。 TBS側はビデオテープの差し押さえ取消を求め、東京地裁に準抗告を申し立てたが棄却。その後も最高裁に特別抗告を行ったが、こちらも棄却されてしまい、テープは警視庁に没収されている。 この事件は、当時の新聞社会面でも大々的に報じられ、TBSは「視聴者の信頼を取り戻せるようにしたい」と謝罪した。ところが、この事件から6年後の1996年。TBSスタッフがオウム真理教関係者に取材テープを渡し、その結果3人の命を失う「TBSビデオ問題」が発覚。TBSは再度、「報道の在り方」を見直すこととなった。文:穂積昭雪(山口敏太郎事務所)
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芸能 2019年05月11日 21時00分
平成芸能史に残る大ゲンカ! 有名作家が有名監督に右ストレートの大乱闘<共演NG?【犬猿の仲】の有名人>
年号が「令和」に移り変わり、30年の歴史に幕を閉じる「平成」。東日本大震災をはじめ、歴史的な出来事や事件が次の時代へと語り継がれていく中で、芸能界でも数々の珍事件が蘇ってくる。そこで今回は、“平成史上の大ゲンカ”を厳選してみたい。 平成生まれの若者は、日本映画界を代表する名監督の故・大島渚さんと、作家の故・野坂昭如さんが引き起こした騒動を知っているだろうか。 大島さんというと、『愛のコリーダ』『愛の亡霊』『戦場のメリークリスマス』などの名作を手掛け、今も続く長寿番組『朝まで生テレビ!』(テレビ朝日系)のパネリストとして活躍していた。当時の大島さんは、討論相手に「バカヤロー!」などと一喝する場面も多々あり、血の気がみなぎる熱い男だったのだ。 一方の野坂さんというと、反戦小説として知られる『火垂るの墓』の作者である。この物語は、戦時中に起こった兄弟の悲劇を描いた作品だが、野坂さんの実話自伝だとも言われている。無類の酒好きで知られた野坂さんの酒豪伝説は、語り始めれば止まらない。ある時は、泥酔状態で番組に出演して爆睡することも。現代では考えられない仰天エピソードの持ち主であった。 その酒癖の悪さが引き金となった大トラブルが起こったのは1990年10月、平成2年のこと。東京プリンスホテルで大島さん・小山明子夫妻の結婚30周年パーティーが開催され、そこに野坂さんの姿もあった。出席者が約1500人にも上った盛大なパーティーの締めくくりに事件は起きたのだ。 野坂さんは祝辞を披露するこの日のために、10日ほど前から和歌を6首も作って張り切っていたという。野坂さんは非常にシャイな性格で知られ、テレビに出演の際には緊張を紛らせるために酒に頼ることが多々あった。 この日は挨拶までの間に、ダブルのウイスキーを10杯ほど飲んでいたとされている。自らがホスト役も務めていた大島さんは、バタつく進行の中、野坂さんが途中で帰ってしまったと早とちり。肝心の挨拶をカットしてしまったのだ。だが、野坂さんの存在に気付いた大島さんは慌てて壇上に野坂さんを招き入れたが、すでに泥酔状態だった。 無論、会場はざわつきながらも、壇上に上がった野坂さんは落ち着いて祝辞の和歌を読み上げた。会場は大いに盛り上がり、大島夫妻にも笑顔がこぼれた。そして、大島さんが「ありがとうございました」と言いかけたその瞬間に、突如大島さんの頬に野坂さんの右フックが入ったのだ。大島さんのメガネはズレ落ち、よろけて後ろに倒れそうになりながらも、すぐさまマイクで野坂さんを反撃した。そのとき、マイクの電源は入っており、野坂さんの頭を叩く「ゴン!」という鈍い音が響き渡り、再び会場内は騒然となった。 大島さんに忘れられ怒りが込み上げた野坂さんは、ついつい乱闘騒ぎに導いてしまったようだ。突然の騒動に招待客らは呆然としたが、冷静に笑顔で2人を取りなす明子夫人の“大人の対応”でその場は収束した。 最終的には、大島さんが「悪いのは僕です」と非を認め場内にアナウンスしたものの、野坂さんは「わざと俺を忘れただろう!」とわめき散らした。そして、怒り心頭のまま関係者に引きずられ場外へ消え去って行った。 だが、すぐさまお互いが謝罪し合い、遺恨は消えたようだ。驚くことに、この件をきっかけにこれまで以上に交流が深まったという。まさに「拳で語り合う」“昭和の男たち”であった。 2013年1月、大島さんは肺炎により80歳で、そして15年12月に心不全で野坂さんも85歳で生涯を終えた。 あらゆる分野で多大な功績を残し歴史に名を刻んだ両者は酒豪で知られ、やりたいことを貫いて生き抜いた。あちらの世界でも熱い討論を繰り広げ、酒を酌み交わしているであろう。
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