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芸能 2017年10月02日 22時43分
YUKI契約終了にGLAYの影
ソニー・ミュージックアーティスツは歌手のYUKIとの契約が終了したことを発表した。同社がサイト上で「本人の未来への意思を尊重し、円満に契約を終了するという結論へと至りました」と経緯を説明。またYUKIのファンクラブサイト「commune」でも、「今後のYUKIの音楽活動も温かく見守っていただきますよう、よろしくお願い申し上げます」と通知がなされた。 YUKIと言えば「JUDY AND MARY」のボーカルとしてメジャーデビューを果たし、「そばかす」や「散歩道」など多くのヒット曲を飛ばしてきた。ソロとなった後もその勢いは衰えず、女性として初めてバンドとソロの両方での東京ドーム公演を果たした。また、史上3人目の紅白歌合戦出場も果たしている。 最近こそ以前のようなペースで曲をリリースしてはいなかったが、今年3月に発売されたアルバム「まばたき」はオリコン1位を獲得し、歌手生活は順風満帆に見えた。それがなぜ急に“契約終了”となったのか。 そこで浮上したのが「GLAY」の存在だ。2010年、GLAYは当時の所属事務所であるバーニングから独立し、個人レーベルを立ち上げている。YUKIはメンバーのJIROやTAKUROと高校時代から親交があり、YUKIも彼らに影響を受け「個人事務所を立ち上げるのではないか」との見方が強まっているのだ。 独立当初こそGLAYの活動は制限され、いわゆる“干された”状態が続いたが、多くのファンは離れることなく、今年も武道館をはじめとするアリーナツアーのチケットは完売だ。前事務所の圧力なのか以前ほどテレビの出演はないが、デビュー24年目の今も人気が継続しているのは明らかだ。 YUKI側から今後の活動についての詳細は、今のところ発表されていない。しかし45歳を迎えても変わらぬパワフルな歌声とキュートなルックスで男女問わず多くのファンを抱えるYUKIが、独立しても十分にやっていける可能性は高い。 芸能界において、“円満に”という言葉がどこまで真実であるかは分からない。これからは多くの圧力の中で、YUKIの実力が試されるだろう。
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芸能 2017年10月02日 22時28分
豊田真由子 政界の次は芸能界入り?
1日放送のTBS系『アッコにおまかせ』に、豊田真由子衆議院議員がVTR出演。和田アキ子について「大変尊敬している」などとコメントした。 番組では豊田議員の一連の問題と近況が取り上げられ、衆議院選挙を前に「本人」と書かれたタスキをかけ、若者と気さくに写真撮影に応じている様子が紹介される。 「それならばぜひ本人を取材したい」ということになり、ネットの情報を頼りに、『おまかせ』取材班が「お詫び行脚中」という朝霞駅に急行。話を聞くことになった。 『おまかせ』スタッフが取材を申し込むと、「反省」モードの豊田議員はにこやかに対応。そこに秘書や謝罪会見で見せたような高圧的な態度は一切なし。 そんな豊田議員に安心したのか、スタッフが、「アッコさんについてどのように思いますか」と質問。すると豊田議員は「いやもう素晴らしいと思います。実力も人望もあって、長年ああいう世界でご活躍されていて、直接お目にかかったことはないですけども、大変尊敬しております」とコメントする。 この称賛発言には和田も悪い気はしなかったようで、ワイプ越しに驚きの表情を浮かべ、「言いづらいわ」とポツリ。和田は予てから豊田議員について批判的なコメントを連発してきただけに、攻撃的な発言も予想していたのだろうが、送られてきたのは賛美という敵からの塩。ワイプに映る和田の表情は、嬉しさを噛み殺しているようにも見えた。 「豊田議員は東大出で頭脳明晰。自分が次期選挙で勝てないことは、百も承知。よくも悪くも有名になった豊田議員の生きる道は、芸能界しかありません。 計算高い彼女のことですから、芸能界のドンに取り入り、和田の所属事務所であるホリプロ入りに繋げる狙いがあるのでしょう。ホリプロにはお笑い部門もありますから、キレキャラとしてやっていける可能性はあります。 プライドの高さを捨てイジリに耐え、芸人に『このハゲー』と叫ぶ度胸があれば、災い転じて福となすかもしれません」(芸能ライター) まさかの芸能界転身はあるのだろうか?
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芸能 2017年10月02日 22時10分
フジ社長が謝罪『みなさんのおかげでした』打ち切りは近い?
28日に放送された『とんねるずのみなさんのおかげでした 30周年スペシャル』(フジテレビ系)が大炎上中だ。 番組序盤に放送された『笑っていいとも』のパロディ『祝っていいとも』は、タモリや笑福亭鶴瓶の協力もあり、かつての昼の顔『いいとも』の根強い人気を感じさせ、ネットの反応も良好だった。 雰囲気が変わったのは、ビートたけし出演パート。『オレたちひょうきん族』で一世風靡した「鬼瓦権造」とともに登場したのが、石橋貴明扮する「保毛尾田保毛男(ホモオダホモオ)」。かつての人気キャラクターで、同性愛者という設定だ。 冒頭部分で木梨憲武扮する「ノリ子」に「あんたホモでしょ?」とツッコまれ、「あくまでも噂なの」とかつてのやりとりを見せその場を笑わせたのだが、視聴者から不快感を露わにする声が続出。 とんねるずにしてみれば「かつてのノリ」だったのだろうが、波紋は広がる一方。LGBT関連団体からフジテレビに対し、「ホモという単語は男性同性愛者への蔑称」「その存在を嘲笑の対象として表現することは性的少数者への差別や偏見を助長する」と厳重な抗議と謝罪要求が入った。 これは受けたフジテレビは、29日に宮内社長が「不快な面をお持ちになった方がいたことはテレビ局としては大変遺憾なこと。謝罪をしないといけない」と発言し、謝罪。トップが頭を下げる事態に。また、一部にはスポンサーが降板を検討しているという話もあり、番組の存続が危ぶまれている。 「保毛尾田保毛男は、リアルタイム時代からその存在が賛否両論だったキャラ。放送当時はインターネットがなく、抗議の声が演者や世間に届かなかっただけ。 そんなキャラを現代に出演させてしまった番組スタッフは、やはりズレていると言わざるをえない。 とんねるずの場合、『おかげです』での女性タレントに対するセクハラまがいの行動など、いろいろな意味で『昔だから許された』ことが多く、今回の件で改めて『昔のノリ』が現代では批判の対象になることが露呈されてしまった。 元々視聴率も高くありませんし、ギャラも高額で『いつ打ち切られても不思議ではない』番組。保毛尾田保毛男騒動でフジテレビが決断する可能性も、あるかもしれませんよ」(芸能ライター) とんねるずにとっては、踏んだり蹴ったりの30周年となってしまったようだ。
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芸能 2017年10月02日 22時06分
放送前から暗雲漂うフジ月9ドラマ
フジテレビが先月30日、女優・篠原涼子主演で10月16日から放送開始予定の月9ドラマ「民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜」を同月23日のスタートに変更することを発表したことを、各スポーツ紙が報じている。 同ドラマは、篠原演じる高校中退の主婦が市議会議員に当選し、世の不条理に挑む物語。衆議院解散で10月10日公示、22日投開票の総選挙実施が決定。第1話に選挙のシーンがあるため、同局は「10月16日が衆議院選挙公示期間中にあたることから、総合的に判断し変更することにいたしました」、「既成の人物や団体、実際の選挙戦などとドラマが結びつけられるのを避けるため延期の判断を下した」などと変更理由を説明したというのだ。 「すでに同ドラマをPRするための看板やポスターが出回ってしまったが、変更したため放送日を書き換えなければならなくなってしまった。それだけで余計な経費がかさんでしまうが、フジの上層部が過敏に反応してしまい放送日変更の決断に至ったようだ」(テレビ局関係者) ここ数年、視聴率が低迷していた月9ドラマ。しかし、山下智久主演の7月クール「コード・ブルー―ドクターヘリ緊急救命―3rd season」は全話平均視聴率14・8%を記録。7月クールの民放キー局の連ドラでぶっちぎりでトップを獲得していた。 今作では篠原のほか、高橋一生、古田新太、余貴美子、田中圭、石田ゆり子ら演技派が脇を固めドラマのクオリティーは高そうだが…。 「『コードブルー』はシリーズの前作からの固定ファンもいて、ある程度視聴率が取れることは計算できていた。しかし、今回のドラマだとどう考えても若い人は興味がない内容。『コードブルー』超えはなかなか難しそうだ。さらには初回放送日の変更という思わぬトラブルまで生じてしまった」(芸能記者) とはいえ、篠原はそれなりに数字を持っている女優だけに、コケたらフジはとてつもないダメージを負うことになりそうだ。
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芸能 2017年10月02日 22時05分
キングオブコント2017優勝のかまいたち ダブル結婚していた
“浪速のキング”が2度目のファイナリストでついに頂へ――。1日、東京・赤坂のTBS本社で開催された『キングオブコント2017』は、地元・関西で9本のレギュラー番組を抱える売れっ子コンビ、かまいたち(山内健司&濱家隆一)が、第10代目のキングとなった。 異例づくしの節目大会だった。全10組のファイナリストのうち、かまいたちが所属するよしもとクリエイティブ・エージェンシーからは4組(ジャングルポケット、アキナ、GAG少年楽団)が勝ちあがり。所属人数の多さから、毎年過半数を占めていたことを考えれば、異常な少なさだ。入れ替わるように、初出場が6組(わらふぢなるお、アンガールズ、パーパー、にゃんこスター、GAG少年楽団、ゾフィー)。事務所に所属しないフリーが3組(さらば青春の光、にゃんこスター、ゾフィー)。男女コンビ(パーパー、にゃんこスター)ながらも、女性が2人も決勝舞台に立つなど、今年は“初”づくしだった。 そんななか、昨年に続いて2度目のファイナリストとなったかまいたちが、1stステージ3組目で披露したネタ“告白の練習”で、マグマが噴火。「8月の単独ライブで書いたネタ。できてから1か月しか経ってないんで、奇跡の間に合い方をした」(山内)と、新ネタであったようだ。このネタは、5人の審査員が持ち点100点のうち、全員が90点以上を与える高得点だった。ところがその後、結成わずか5か月のにゃんスタが空気を一変させて、なみいる先輩をゴボウ抜き。審査委員長のダウンタウン・松本人志、さまぁ〜ず・三村マサカズが97点という自身最高得点を与える大波乱が起こり、勝負の行方が読めなくなった。 続くファイナルステージでかまいたちは、ウェットスーツが脱げない“軽い気持ちで”というネタで、安定の大爆笑をゲット。ストーリーの設定・展開、言葉のセンス、演技力のすべてが申し分なく、松本も「いちばんウケてましたもんね」と感服。結果、1stステージをトップ通過していたにゃんスタを実力でねじ伏せ、初のキングに輝いた。 昨年は同期のライスが優勝して、3位の結果に悔し涙を流した。「1位を獲らないとダメだなぁと思って。1年前、濱家くんが楽天クレジットカードの審査に落ちてたので(笑)。1週間あけて、イオンクレジットカードにも落ちた」(山内)、「言うなって! その1週間後、イオンモールから営業が入って、すごい複雑でした」(濱家)。 大会後の勝利者インタビューでは、山内のボケにすかさず濱家がツッコミ。関西ではコント、トーク、レポーターの巧みさが浸透しており、12年には『第33回ABCお笑い新人グランプリ』と『第42回NHK上方漫才コンテスト』で優勝。昨年は、『歌ネタ王決定戦2016』も制しており、その実績は折り紙つき。09年には、次世代芸人を集めたフジテレビのコント番組『ふくらむスクラム!!』(のちに『1ばんスクラム!!』に改題)のメンバーに抜てきされたのを機に、東京進出を本気で狙った。しかし、番組が終了して踏みとどまった苦い過去があるだけに、今後は全国区タレントをめざしたい。 山内が、「(東京進出の野望は)めちゃめちゃあります。オファーがどれくらいくるんだろうと思ってます。あとは、(よしもとの)藤原社長にギャラの交渉だけしたい」と本音をこぼすと、「優勝した瞬間に、いなくなりましたからね」と濱家。「このチャンスを生かして、全国区になりたいと思います」と山内は、売れる気満々。濱家は、「優勝して結果を残さへんかったら申し訳ないので、もう浮かれてる気分はなしで、不安のほうが大きい。来年、“あいつら獲ったからよかったな”って言ってもらえるようにがんばりたいと思います」と気合いを入れた。 今年は2月に山内が、5月に濱家が結婚。優勝賞金の1,000万円を山内は、「7月に結婚式を挙げて足が出て、借金が120万円あるので、それを返して。猫の体調が悪いのでそれを治して、残った分は仮想通貨にぶち込みます」と虚実ないまぜの構想を描く。今月、結婚披露宴を控える濱家は、「賞レースで優勝したときは家族にあげるようにしてるけど、今回は額がデカいので(考えを)持ち帰らないと」と優しい一面を見せる。 結成14年目。“笑いの本拠地”関西が生んだパーフェクトコンビにとって2017年は、生涯忘れられないだろう。
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芸能 2017年10月02日 20時05分
主演ドラマの視聴率次第でヌード披露もありそうな篠原涼子
女優の篠原涼子(44)が主演するフジテレビ系月9ドラマ「民衆の敵〜世の中、おかしくないですか!?〜」が思わぬ事態に見舞われてしまった。 当初、同ドラマは10月16日にスタートの予定。ところが、劇中で選挙シーンが登場するため、衆院選の公示期間であることに配慮。22日の投開票日翌日の23日にスタート日を変更することを発表したのだ。「現場のモチベーションはダダ下がり。すでに完成した印刷物なども刷り直しで、上層部のあまりに“逃げ腰”に制作サイドはあきれ返っています」(フジ関係者) 篠原演じる高校中退の主婦が市議会議員に当選し、世の不条理に挑む同ドラマ。市議会選のライバルとして、大河ドラマ「おんな城主直虎」で一躍ブレークした高橋一生(36)が出演しているが、おそらく、高視聴率獲得が見込めそうな要素は高橋のキャスティングぐらいだ。「7月クールのドラマでは真木よう子が主演ドラマをPRしようとTwitterを開設したが、結局、大炎上。ただでさえ、2人の子育てと夫で俳優の市村正親のサポートで忙しい篠原にTwitterをやっているヒマはない」(同) となると、ドラマがコケても巻き返す術がなかなか見当たらないが…。「ここに来て、篠原は一部週刊誌で撮り下ろしのグラビアを披露。色気ムンムンの美熟女ボディーを披露した。このところ、色気に磨きがかかっているので、市村は浮気を心配しているほどなのだとか。篠原は若いころから脱ぎたい願望があったようだが、脱がずにここまで来てしまった。そのため、来るべきヌード披露に向け女を磨いているようだ。いざとなったら、ドラマのため、リアルにひと肌脱ぐことになりそう」(出版関係者) 脱いだらたちまち話題になりそうだ。
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芸能 2017年10月02日 17時17分
赤西仁が元SMAP3人に合流!?
元SMAPの稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾の3人がジャニーズ事務所を離れてから身を寄せているのが、元SMAPのチーフマネジャーの飯島氏が社長を務める新事務所「株式会社CULEN(カレン)」だ。3人が立ち上げた公式ファンサイト「新しい地図」など、打ち出している戦略が業界内で注目を集めているが、ここに、近い将来、入ってもおかしくないといわれ始めているのが、ジャニーズを辞め、個人で活動を続けている赤西仁だ。 ジャニーズ時代はKAT―TUNのメンバーとして活躍したが、2014年に契約満了で退所。個人事務所を立ち上げて活動を続けている。ある芸能関係者は「赤西はツイッターで今回の『新しい地図』の告知ツイートに『いいね』していたように、どうやっていくのか、興味は持っているのでしょうね」という。 元ジャニーズだから、興味を持っているから、個人でやっているからといって、3人のところに合流できるわけではない。「赤西のいたKAT―TUNは飯島氏の管轄でもないし、飯島氏が山下智久を担当しているときに、赤西とは近づかないようにと注意したぐらいです。合流できるとは思えない」(前出の関係者)。 それでも、合流してもおかしくないといわれるのは赤西を支えるスタッフだ。ある芸能プロ関係者は「そもそも赤西本人にその合流したいという意思があるとは思えませんが、可能といえば可能です。というのも、赤西がいまの事務所を立ち上げるときなど、いろんなスタッフが手助けをしているんですが、そのうちの何人かは飯島さんと親密な関係と言われているんです。そのスタッフが間を取り持てば問題ないだろうということ。そもそも赤西も日本というよりもアジアなど海外への進出を見据えているし、方向性は似通っていますからね。赤西もかつてほどの勢いがなくなっているし、スタッフの後押しがあればってことで密かに動向が注目されているんです」という。赤西の動きには注意が必要かもしれない。
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社会 2017年10月02日 15時00分
天下の猛妻 -秘録・総理夫人伝- 田中角栄・はな夫人(下)
自宅を一歩出ると政治の権力闘争に明け暮れ、一方でノビノビと「女遊び」などの“私生活”を満喫する田中に対して、妻・はなは家庭を守ることに徹した女性であった。 「田中の初出馬から、一度として応援に選挙区(旧新潟3区)に入ることはなかった。女性票獲得には奥さんが顔を出してくれることが一番強いのだが、後援会幹部も諦めていました。田中も、そうしたことは一切関わらなくていいと奥さんに伝えてあったことによります。田中の母親のフメさんが亡くなってからは、法事には必ずいらっしゃるが、終わるとすぐ実家の2階にこもってしまうなど、我々と話すこともまったくなかったのです」 政治絡みのことはもとより、とにかく外部との接触は“ノー”に徹していたと、強大無比を誇っていた田中の後援会『越山会』の幹部は、このように証言していたものだ。 そうしたはなの心境が窺える、雑誌に発言した一文がある。 田中が39歳で、郵政大臣になった昭和32年の弁である。自己主張を譲らぬ昨今のカミサンとは一味変わり、“含蓄”がある。 「男が外回りするときは女は家の中、女が出歩くときは男は家で留守番、昼寝と決まっているんだと主人がよく申します。私は娘時代、箱入りと言われたほど外出せずで世間知らずでございましたが、妻の座にすわってからも、また子供の母となった現在も、そうした考えは少しも変わりません。 主人は私に、結婚のときからお互いの責任を次のように明確にしております。仕事の責任は主人、掃除と戸締りの責任は私、子供の教育は二人の責任でございます。主人は、『仕事のことはお前には分からなくていい。仕事や実社会は苦労が多いものだ。お前が仕事の内容を知っても、苦労するだけで得はない』と、結婚当初から言っております。スピーディな生き方の主人とあまりハキハキしない私との家庭ですが、あまりケンカもありません。『自然の姿が一番いい』と主人はいつも言いますし、私もその意味が分かる年頃になりました。世間一般には通用しない型ではありますが、幸福でございます」(『婦人公論』より) 一方、田中は首相になる前の外遊にはこうした妻を同伴せず、ほとんど一人で行ったものだが、そのあたりを見ていた娘の田中真紀子(元外相)が、こんなエピソードを披露している。 「汗っかきの父は、ちゃんと汚れ物の下着と、ワイシャツを別々のビニール袋に入れて帰って来ていました。ところが、首相になっての初の日米首脳会談だけは、母も私も一緒に行きました。このときはあれほどキチッとしていた父が、靴下は母にはかせてもらうし、年上女房というより、年下亭主を満喫していたみたいでした。 一方で、母をファーストレディとして同伴したものの、父はまるで母への気遣いはなく、さすがに母は『私のことも少しは気を遣って下さいよ』と言ったものですが、父いわく『政治家のオレはこの国に戦争に来ているんだッ』と、真顔で言ったのを覚えています」 ここでは、何事も全力投球、真剣勝負だった田中の政治姿勢も窺えたのだった。 田中は首相に就任する約1年前、自らの議員生活25年を祝うパーティーに出席した。 その挨拶で、それまで公の場で妻のことに一度として触れたことはなかったが、いかにもテレ臭そうに初めてこう“謝意”を口にしたのである。 「今朝、家を出る前に言ったんです。『大変、ご苦労だった』と、女房に頭を下げたのであります。そしたら、エプロン姿で台所にいた女房が、エプロンを取って言ったんですナ。『あなたこそ、本当にご苦労さまでした』と」 波乱の多かった政治家人生を振り返って、あるとき田中は側近議員にこう口にしたことがある。 「オレがいろいろ苦境を持ちこたえられたのは、家族が塞がずにいたからだ。そうでなければ、オレはとっくに潰されていたかも知れんな」 はなのファーストレディ2年余は、田中に巻き起こった金脈・女性問題のスキャンダルの集中砲火を浴び、嵐の中で通り過ぎた。首相退陣後も、ロッキード事件での嵐が吹きまくった。田中の華やかだった女性関係も含め、51年に及んだ結婚生活は、はなにとってはある意味で田中以上の激動の歳月と言えた。 そうしたはなを、娘の真紀子は「結局、母は優雅なんです」と評した。また、はな自身は、端から見れば“我慢の一生”ではあったが、言葉少なにこう振り返ったものであった。 「お父さんに対して我を張らないこと。それだけを心がけてまいったつもりです」 日本にとっては、終生、頭の上がらなかった「静かなる猛妻」と言えたのではないか。=敬称略=小林吉弥(こばやしきちや)早大卒。永田町取材48年余のベテラン政治評論家。抜群の政局・選挙分析で定評がある。著書に『決定版 田中角栄名語録』(セブン&アイ出版)、『21世紀リーダー候補の真贋』(読売新聞社)など多数。
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芸能 2017年10月02日 12時23分
妻の病気告白で追い込まれる渡辺謙
昨年3月に乳がんの手術を受けた女優の南果歩が1日、都内で乳がんの早期発見を促す「ピンクリボンシンポジウム」に出席し、今春から精神疾患を患っていることを告白したことを、各スポーツ紙が報じている。 南は昨年3月に乳がんの手術を受けてから療養。今年7〜8月に放送されたNHK―BSのドラマ「定年女子」に主演したが、収録時期を振り返り、「身体的には元気だったけど、精神的な重荷がある時期だった。この春から精神的な疾患が出て、(がんとは)別の闘病が始まりました」と告白。 そのため、同ドラマのオファーを一度は断ったというが、「目の前のいろんな人を信じられなければ私は一生、人を信じられないかも」と考え直し、オファーを受けたことを明かしたというのだ。 病状や精神疾患を患った理由については語らず。しかし、3月に夫の渡辺謙と元ホステス女性との不倫が発覚したことが影響していると思われる。 「渡辺は7月に釈明会見を開き、夫婦関係修復に向け歩み寄っていることを明かしたが、南はまったく歩み寄る気がないようだ。そうしているうちに渡辺は来年の大河ドラマ『西郷どん』の撮影に入り、南との話し合いが困難な状態。大河の撮影が終わらないと何も進展しないだろう」(芸能記者) 「西郷どん」をめぐっては、主治医の男性とW不倫関係にあったことを認めた女優の斉藤由貴が降板を発表。 同じく不倫を認めた渡辺が降板しなかっただけに、現場の空気はかなり微妙なようだ。 「主演の鈴木亮平がなんとか現場の空気をよくしようとつとめて明るく振る舞っているようだが、渡辺に対してはなんとなく距離を取っている感じ。南の告白で渡辺の立場がますます悪化してしまっただけに、共演者たちは渡辺にはより絡みづらくなってしまった」(NHK関係者) 大河の撮影終了後、渡辺はプライベートの問題をきちんと解決しなければならなくなりそうだ。
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芸能 2017年10月02日 12時20分
ジャニーズ退所問題が解決しない今井翼
9月18日をもって活動休止に入った男性デュオ「タッキー&翼」の今井翼が来年6月9日公開の「終わった人」(中田秀夫監督)で映画デビューすることを、一部スポーツ紙が報じている。 同作は俳優の舘ひろしと女優の黒木瞳がW主演。舘演じる、仕事に未練を残したまま定年を迎えたエリート銀行員が、もがき苦しみながら居場所を見つけていくハートフルコメディー。記事によると、今井が演じるのは主人公の第2の人生に影響を与えるIT企業の社長役。主人公とスポーツジムで出会う設定のため、役作りで66キロから2か月間で3・5キロ減量し8月上旬から行われた撮影に臨んだという。 取材は活動休止発表前に行われたというが、同映画にちなんで今井は自身の第2の人生を問われると、「(ジャニーズ以外は)考えられない」と断言。「13歳から(ジャニーズ事務所の)ジャニー(喜多川社長)さんのもとで、この世界でいろんな出会い、経験をいただいてますから」と95年から所属するジャニーズ一筋を誓っていたというのだが…。 活動休止後、一部が報じたところによると、今井がジャニーズ事務所の次期社長で現在は関連会社社長の藤島ジュリー景子氏と大げんか。今井はすでに腹をくくっており、退所した元SMAP3人に合流する可能性も浮上しているというのだ。 「報道によるとケンカの原因は敬愛しているSMAPの解散についてジュリー氏に異を唱えたため。もともと快く思っていなかった相方の滝沢秀明はSMAP解散騒動の渦中、一部メディアに対して完全に“事務所寄り”のコメントをしていて、そのことも腹に据えかねていたようだ」(週刊誌記者) 今井の退所問題が浮上しているにもかかわらず、どこのメディアも後追いせず。そんな最中にジャニーズにとっては都合のいい記事が出たが、今井の今後の動向が非常に注目される。
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