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スーパータイガーは初代の悪を引き継ぐ

 二代目スーパー・タイガーが、初代タイガーマスクの怖さを受け継ぐ。

 タイガーは現在、バトラーツのB1リーグ戦に出場中だ。あす6日の北千住・東京シアター大会で優勝者が決定するが、Bブロックで首位に立つタイガーには、リーグ戦制覇しかみえていない。
 さらに、ホームリングのリアルジャパンでは、初代タイガーの宿敵である鈴木みのるに弟子入り。初タッグを結成した6・17後楽園大会では思うような戦いができず、鈴木からは「今日で二代目スーパー・タイガーは死んだ」と言われたが、むしろそれでふっ切れた。

 9・11後楽園大会では鈴木と組み、長井満也&ザ・グレート・サスケと対戦。求めるものは結果と内容、そしてすごみになる。
 「時間がない。初代タイガーがあと何年持つかわからない中で、スーパー・タイガーを早急に完成させないといけない。だからこそ鈴木みのるに弟子入りした。初代タイガーのそばにいても、僕自身があまり変わらない気がする。鈴木さんは僕に足りないものは毒だという。タイガーマスクは4代目がいて、正義の味方は4代目でいいと思う。スーパー・タイガーは佐山聡の一番怖い部分、初代タイガーの裏の顔を引き継いでいきたい」。スーパー・タイガーは、己の信じた道を突き進む。

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