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社会 2018年05月31日 21時30分
「自撮りに夢中で引きこもりになった子がいる」尾木ママ、SNSの恐ろしさを語る
5月30日に放送された『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ系)に、教育評論家の尾木直樹氏が出演。SNSや自撮りの恐ろしさを語った。 イギリスのバーミンガム大学が2018年1月、13〜18歳の子供1296人を対象に行った調査結果を基に話を始める尾木氏。「ティーンエージャーはタレントみたいになりたいっていうのが常識だったんですけど、今はほとんど憧れを持たない」と最近の若者は有名人をロールモデルにしなくなったと報告。 続けて、「SNSの同学年とか同級生の子には、プレッシャーや同調圧力を感じて『この子、私と同じ16歳!?私と同い年なのにこんなに可愛い…』とか、そんな可愛い子を見たりして、実際にダイエットをやった子がなんと46%いて、実際に食事制限とか運動を一生懸命やるとか」とSNS上の年の近い人と比較したことがキッカケで、半数近い子供がダイエットに取り組んだらしい。 また、尾木氏は「思春期に“奇跡の1枚”を撮ろうとするんですよ。(あまりに凝りすぎて)学校行くの忘れちゃって、学校行く時間がなくて不登校になったり引きこもりになったり」と自撮りが原因で様々な問題が起きていると話す。 さらに、「19歳の男の子なんですけど、どんなにやっても評価されなくて、自殺未遂したんですよ」とSNSにアップした写真が評価されなかったため、自殺を図ろうとした若者もいたようだ。 2014年9月、ポルトガル有数の観光地「ロカ岬」でポーランドからの観光客夫婦が自撮りをしようとした際、体のバランスを崩し崖から転落死する事故が発生。 2015年9月には、インドの世界遺産「タージ・マハル」で自撮りをしようとし、階段から落ちて転落死した日本人男性もいる。自撮りすることに集中しすぎて、周囲への意識が散漫になり事故にあった人は世界中に多い。 自撮りをSNSにアップして評価されるのはとても嬉しいが、自殺や事故などさまざまな問題を引き起こしているのは事実だ。そろそろ本格的に自撮りやSNSとの付き合い方を考える必要がある。
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芸能 2018年05月31日 21時00分
「パパとして行事にも参加」息子との関係も良好 仁香、16歳年下カメラマンとの熱愛認める
モデルとして活躍している仁香(にか)が自身のブログを更新し、一部で報道されていた16歳年下のカメラマンとの交際を認めた。 人気女性ファッション誌『CanCam』のカリスマモデルとして名を馳せた仁香。現在は40代女性がターゲットのファッション誌『STORY』でレギュラーモデルを務めている。プライベートでは06年に結婚し、08年には長男を出産していたが、14年に離婚していたことを翌年に公表していた。 そんな仁香だが、16歳年下のカメラマン・柴田翔平氏との熱愛が30日、一部で報道された。昨年開かれたイベントで知り合ったといい、柴田が仁香のファンだったことから連絡を取り合うようになり、交際に発展。近い将来の結婚も視野に入れていることも報じられた。 当の仁香は31日に自身のブログを更新し、「ご報告。」というタイトルのエントリーを投稿。「一部報道にありました通りカメラマンの柴田翔平さんとお付き合いをしています」と交際を認めつつ、「16歳という、年の差を一歩ずつ乗り越え息子とも仲良くしてもらっています」「若い頃は確かなカタチが欲しいものですが、40代になった今色々なカタチがあっていいんじゃないかなと思えるようになりました」と語った。 息子を加えた3人の関係も良好だといい、「息子の学校からもご理解頂き彼はパパとして行事にも参加してくれています。シンママならではの葛藤で苦しんできた私の今のカタチです」とつづっていた。 さらに柴田氏も同日インスタグラムを更新し、「報道にありました通りモデル仁香さんとお付き合いさせて頂いています」と報告。「1人の女性として大切に想い愛していると同時に母親としての彼女、仕事人としての彼女をとても尊敬しています」と仁香への愛情をつづった。 この報告にネットからは、「もともとファンだったとしても軽い気持ちじゃ交際できないよね。応援したい」「確かにいろんなカタチがあっていいものだよね」「本人同士が良くて、子供も了解していれば何の問題もないと思う」などの声が集まっており、一様に2人を後押ししていた。記事内の引用について仁香公式ブログより https://ameblo.jp/nica-idea柴田翔平公式インスタグラムより https://www.instagram.com/shohey_shibata/
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スポーツ 2018年05月31日 20時45分
フジテレビが猛プッシュする格闘家、訴訟沙汰に巻き込まれていた
フジテレビが各大会を中継している格闘技イベント「RIZIN」の主力選手で格闘家の那須川天心が、格闘技イベント「K‐1」の運営会社から訴えられていたことを、発売中の「週刊新潮」(新潮社)が報じている。 フジといえば、かつては中継していた格闘技イベント「PRIDE」がブームになるなど、格闘技コンテンツの充実に力を入れている。 現在、猛プッシュしているのは、ボクシング世界王者の村田諒太、そして、那須川だという。 「正直、RIZINは大した視聴率が取れていないので、中継の継続に難色を示す声もあがっている。しかし、なんといっても、また19歳ながら無敗で神童と呼ばれる那須川がブレークするのを制作サイドは狙っています」(フジ関係者) 那須川は現在まで24戦24勝19KO。神童と呼ばれるのも納得だが、K‐1の運営会社から“場外乱闘”を仕掛けられてしまったというのだ。 同誌によると、K‐1の運営会社は今年2月、那須川、那須川の実父、那須川の所属ジムの会長、そして、RIZINの運営会社を相手取り民事訴訟を提訴。 その理由だが、3年前、那須川がK‐1の看板選手・武尊との対戦を要求するような発言。そのことが、他団体の興行に対する不当な介入に当たると主張しているというのだ。 K‐1サイドによると、その後、対戦が実現せず、武尊は「逃げている」とSNSで中傷されるなどしてダメージを受け、さらにはスポンサーが離れたことも主張。営業妨害にあたるとして、約1・4億円の損害賠償を請求しているという。「訴訟が長引いて泥沼化すれば、今度はフジにも“火の粉”がふりかかる可能性もありそう。かつて、PRIDEは暴力団との関係を報じられたため、フジが放送を打ち切った経緯がある」(格闘技ライター) 那須川をめぐる訴訟の行方が注目される。(リアルライブ編集部)
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芸能 2018年05月31日 20時00分
『水曜のダウンタウン』過激ロケで芸人がブチギレ! Twitterで謝罪も、視聴者から擁護の声
5月30日に放送された『水曜日のダウンタウン』(TBS系)の放送内容が、またも物議を呼んでいる。この日、放送された内容は人気漫画『ジョジョの奇妙な冒険』のエピソードを再現する「数珠つなぎ企画で1番過酷なのジョジョの鉄塔システム説」。 本企画は、ひとりのお笑い芸人を横浜にある倉庫へ閉じ込め、脱出するためには身代わりとなる芸人を電話で呼びつけなくてはならない、という過酷なもの。 最初のターゲットであるコロコロチキチキペッパーズのナダルから、ジャンルグルポケットのおたけ、パンサーの菅良太郎など続々と数珠つなぎに成功。閉じ込められた芸人たちは、企画内容を事前に聞かされてなかったため、多くの芸人が「え!?何どういうこと?」「ここから出せ!」とパニック状態になっていた。 特に物議を呼んだのが、パンサー菅が身代わりとして呼んだマテンロウの大トニーであったという。大トニーは尊敬する先輩の菅から「財布を忘れて店から出られない」と嘘をつかれ、この企画へ参加したのだが、自分が騙されたことを理解した大トニーはカメラが回っているのにも関わらず、ブチギレ。「マジ気持ちわりぃ!」「おい!偉ぇやつ出てこいよ!」「全然面白くねぇんだよ!若手芸人使ってよ!」「お前ら(水曜日のダウンタウン)のやってることなんてお笑いじゃないからな!」と吠えまくった。この大トニーのあまりの剣幕に、スタジオにいるダウンタウンほかゲストもドン引き。観ていた視聴者もテレビらしからぬ大トニーのキレ方に恐怖心を覚える人もいたという。 放送後、大トニーは自身のTwitterにて「お見苦しいとこをお見せしてしまい申し訳ありませんでした。」と視聴者へ謝罪。しかし、あまりに非人道的な企画だったためか、「あれは全然悪くないですよ」「普通に人間不信になる」と大トニーのブチギレを擁護する声が相次いでいる一方、「(大トニーの怒り方が)マジすぎて笑えなかった」との声もあった。 『水曜日のダウンタウン』は、これまで「女芸人のベッドに男を侵入させる」「プロレスラーであるアニマル浜口を本気で怒らせる」などの危険企画を多く放送する番組として知られている。 今回の「大トニーのブチギレ事件」も、『水曜日のダウンタウン』らしい「かなり攻めた企画」とのひとつと言えよう。
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スポーツ 2018年05月31日 19時03分
ホームに一歩及ばずアウトになった高校球児は彼を恨め!
野球の4つのベースを結ぶいわゆるダイヤモンドの大きさを“適当に決めた”のは、1845年に世界最初の野球チームを創設したアレクサンダー・カートライトさん。 「ダイヤモンドの大きさは、対角線の長さを126フィート(約38メートル)とする」と、さもしっかり考えて決めたかのように宣言したが、それは彼が本塁から二塁方向へ、また、一塁と決めたところから三塁方向へ42歩ほど歩いて、「うん、こんなもんだろう!」と思った距離が、たまたま126フィートだったにすぎない。 そんな男の気分と歩幅が作ったこの経緯に関しては、塁へ走るも一歩及ばず涙を飲んだことのある野球経験者にとって、知らない方が良かった事実かもしれない。
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芸能 2018年05月31日 19時00分
あの名物番組、伝説の映画にも出演 いか八朗さん死去…天国のテルマエへ
タレントのいか八朗さんが5月28日に亡くなり、「天国のテルマエに旅立ちました」と所属事務所が発表した。 いかさんは、1934年生まれの84歳。身長144センチの小柄な体格を生かして、映画や舞台に出演していた。コメディアン、俳優としてだけでなく、作曲家として日本マーキュリーレコードに在籍していた時期もある。 いかさんは、夢野久作の幻想小説を実験映像の旗手である松本俊夫が映画化した1988年公開の『ドグラ・マグラ』に出演したほか、林海象監督、永瀬正敏主演の私立探偵濱マイクシリーズの第1弾『我が人生最悪の時 THE MOST TERRIBLE TIME IN MY LIFE』に出演するなど、コアな日本映画には欠かせない人物であった。2012年公開の『テルマエ・ロマエ』では銭湯にいる老人役で話題となった。2017年には大東建託の「いい部屋ネット」のCMに出演し、桜井日奈子や鈴木福とも共演している。 いか八朗の芸名のモデルは、プロボクサーからコメディアン、俳優に転じたたこ八郎から取られている。たこは1985年に海水浴中に亡くなってしまい、以降は「本家」不在の状態となった。 いかさんはコメディアンとしてショーパブにも出演もしており、新人時代のB21スペシャルのヒロミなどもお世話になったようだ。さらに、2000年代に入ると老人ビンボーさんとして、『銭形金太郎』(テレビ朝日系)にも出演した。対応したレポーターは激しいツッコミで知られるくりぃむしちゅ〜の上田晋也であったが、いかさんのマイペースぶりに完全にのまれていた。この時は、古びたアパートに住んでいたので、晩年はつつましく暮らしていたのかもしれない。 通夜は6月2日、お別れ会は6月3日に執り行われる。広い世代から“かわいい笑顔”と愛された、いかさん。ご冥福をお祈りしたい。
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レジャー 2018年05月31日 17時50分
横浜、初夏の風物詩!「GREENROOM FESTIVAL‘18」2日目はロック色強めのアツい空間に
2018年5月26日(土)、27日(日)の2日間、横浜赤レンガ地区野外特設会場にて「GREENROOM FESTIVAL‘18」が開催された。 同フェスは、2005年よりスタートし今年で14回目の開催。“サーフカルチャー、ビーチカルチャーをルーツに持つ、“MUSIC・ART・FILMのカルチャーフェスティバル”で、“Save The Beach Save The Ocean”のコンセプトを掲げ、急速に減少しているビーチと海の環境を守る為の活動も行っている。 多くのファンが毎年心待ちにしている、初夏を代表するフェスティバルの一つであり、同フェスの開催で夏が近いことを実感する人も多いという。両日で合計11万人が来場し、さわやかな潮風の中音楽を楽しんだ。 曇りがちだった初日に比べて、朝から晴天の2日目。メインステージGOOD WAVEに最初に響き渡ったのは、サンボマスターの雄叫びとファンの熱い声援。「オシャレフェスに呼んでもらったからには、俺達には横浜でやることがあるんだよ!」と、ボーカル山口隆の熱いメッセージと演奏で、会場のボルテージはファーストアクトから最高潮に。「ミラクルをキミとおこしたいんです」「できっこないを やらなくちゃ」「世界はそれを愛と呼ぶんだぜ」と、ヒット曲3連続で更にオーディエンスを盛り上げる。「くそ面白くねえことがあったらまたライブに来てくれ」と、見る者全てを励ます言葉からのラストソングは、「YES」。サンボマスターから観客に、楽曲の形で熱いラブレターが届けられた。 その他、在日ファンクやASIAN KUNG-FU GENERATION、向かいのBLUE SKYステージでは、GRAPEVINE、水曜日のカンパネラ等、個性的なアーティストが好演。GOOD WAVEステージのThe Wailersのライブでは、生前のボブ・マーリーが歌った往年の楽曲をオーディエンスが合唱し、RED BRICKステージでは、韓国から参戦したHYUKOHやKANDYTOWNなどが盛り上げた。GALLERYステージで行われたMONDO GROSSOのライブでは、450人以上のファンが列を作る場面も。 フェスも終盤に近付き、BLUE SKYステージのUAが夕陽をバックにエモーショナルなステージで観客を魅了。GOOD WAVEステージのトリSublime with Romeは、登場とともに大歓声が上がり、激しいパフォーマンスで満員の会場をロックした。 横浜の美しいロケーションの中、観客はそれぞれ最高の2日間を過ごしたようだ。
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スポーツ 2018年05月31日 17時30分
【DeNA】交流戦好発進!3年目のラミレス・ベイスターズは期待度大
☆悪夢の交流戦 ベイスターズに限らず、セ・リーグとしては嫌な思いしかない交流戦。過去13回で、ジャイアンツが2回優勝しているだけで、セ・リーグファンからは「パ・リーグという盗賊が、勝ち星とセ・リーグの観客のからチケット代をかっさらっていくイベント」とまで言われている。中でもベイスターズは、勝ち越した年が3回のみで、最下位は5回を数える。勝率は4割にも満たない.389で、まさに散々たる成績である。 しかし、この数字はいわゆる"暗黒時代"3年連続最下位の"安定の6勝18敗"も含まれる。また、2015年のリーグ戦で首位を走っていたが、交流戦の3勝14敗が元凶で最下位に転落した"キヨシの悲劇"のインパクトも大きい。さらに、三浦大輔がソフトバンク柳田に、「3番石川」の左側まで飛ばされた"スコアボード破壊弾”の映像が、幾度となく流されるなど、交流戦の負のイメージはもはやトラウマ級だが、ラミレス監督が指揮を取るようになった2016年は、7勝11敗と少しは持ち直し、去年は9勝9敗の5割と目標の数字に届いた。ラミレス監督も「去年はいい戦いができた。今年は準備も出来ているので、5割以上を目指せる」と自信を感じさせるコメントを残した。☆絶好のスタート そんな中29日、楽天を本拠地横浜スタジアムに迎えての交流戦開幕。昨年はケガの為、交流戦の登板がなかったジョー・ウィーランドが先発。4回まではイマイチ投球だったが、5回からはストレート勝負に切り替えると、4者連続を含む奪三振ショーを見せる。すると打線も、3対2と一点差に迫られた8回に遂に爆発。梶谷のスリーランなどで6点を挙げ、試合を決めた。この日はベイスターズ以外のセ・リーグ各球団が負けた為、いわゆる「一人勝ち」となり、2位に浮上。最下位の楽天相手とは言え、上々のスタートを切った。☆期待のレフティパワーピッチャー ラミレス監督の過去2年間の交流戦の戦績では、ソフトバンクと日本ハムに1勝5敗と大きく負け越している。今週末は去年の日本シリーズで、胴上げを見せつけられた福岡ヤフオクドームで再びホークスと対決する。ローテーション通りであれば、石田健大と浜口遥大が先発してくるはず。イマイチ調子の上がらない開幕投手石田と、故障上がり4戦目の浜口が勝利を手にする事が出来るか、注目したい。浜口が去年、3勝を挙げ、日本シリーズでもあわやノーヒットノーランの快投を演じた。石田も結果こそ出ていないが、去年より球速は上がり、奪三振率は8.79と高い。今永昇太も昨年防御率2.57の数字を残している。今年もオリックスのルーキー・田嶋大樹も既に5勝を挙げていることから、パ・リーグ相手には、特に左のパワーピッチャーが有利のようだ。 ウィーランドと好調の左腕、ルーキー東克樹を加えた4本の柱に、再調整明けの今永まで戦力になることになったとしたら、パ・リーグに一泡吹かせられるのではないか。希望的観測は多いが、今週末の期待度は高い。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2018年05月31日 17時20分
師匠の喜びもひとしお?九重部屋・千代の海が新十両昇進へ
日本相撲協会が30日に開催した、7月場所に向けての番付編成会議と臨時理事会。関脇・栃ノ心の大関昇進が最大の注目点であった今回の会合だが、その一方で、新十両昇進を決めた力士が2人いる。そのうちの1人が千代の海だ。 今から遡ること3年前、2015年4月に九重部屋に入門した千代の海。5月場所で初土俵を踏むと、そこから7月場所(序の口・7戦全勝)、9月場所(序二段・7戦全勝)と連続優勝を飾った。その後、右ひじの怪我もあり一時は番付を落としたものの、昨年9月場所から4場所連続で勝ち越し、その番付を勢いよく押し上げていた。 迎えた5月場所も4勝3敗の成績を残し、見事に5場所連続の勝ち越しを決めた千代の海。西幕下筆頭での勝ち越しということもあり、同じく4勝3敗の東幕下4枚目・木瀬部屋の木崎改め美ノ海(ちゅらのうみ)と共に晴れて新十両へ昇進する運びとなった。 今回の昇進をもって、力士として一人前になった証とされる関取の仲間入りを果たすことになる千代の海。その喜びは、筆舌に尽くしがたいものがあるだろう。また、師匠である九重親方(元大関・千代大海)にとっても、千代の海の昇進は非常に感慨深いものになったはずだ。 5月場所時点では幕内に4名(千代大龍・千代翔馬・千代丸・千代の国)、そして、十両に1名(千代の皇)と、計5人の関取を擁している九重部屋。2016年7月に亡くなった先代の九重親方(元横綱・千代の富士)の指導の元、彼らはその才能を花開かせてきた。しかしその一方で、現在の九重親方が2016年8月に部屋を継承して以降、新しく関取となった力士は出ていなかった。 次代を担う力士がなかなか出てこない状況は、角界屈指の名門部屋を預かる九重親方にとっても苦境であったことは想像に難くない。それだけに、今回の昇進に対しては、ある意味で弟子以上の喜びを感じていることだろう。 偉大な先代の死を乗り越え、部屋の歴史に新たなる1ページを刻んだ千代の海と九重親方。今後の歩みにも大いに期待したいところだ。文 / 柴田雅人
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社会 2018年05月31日 16時00分
世の中おかしな事だらけ 三橋貴明の『マスコミに騙されるな!』 第272回 忌まわしき税金
2018年5月15日、日経新聞が'19年10月に予定されている消費税増税の悪影響に対する「対策」を、政府が検討していることを報じた。具体的には、住宅や自動車の購入者に減税を実施し、増税後の買い控えを防ぐという。また、商品価格の急激な上昇を防ぐ対策も、増税ショックを軽減するとのもくろみだ。 '14年の消費税増税の際には、筆者らわずかな例外を除き、ほとんどの学者、ジャーナリスト、経済界、エコノミストたちが、 「消費税を増税しても景気の影響は軽微」 と嘘八百を主張し、実際に増税された途端に消費が激減した。 '14年度の民間最終消費支出(個人消費)の実質値は、対前年比で8兆円(!)も減少。直近の実質消費('18年3月)を見ても、相変わらず対前年比マイナスで▲0.7%。 '14年度の増税時、「消費税増税の悪影響は軽微」といったでたらめを吹聴した吉川洋、伊藤隆敏、伊藤元重、土居丈朗ら財務省の御用学者たちは、今でも政府の要職にある。当時、消費税再増税をアピールし、日本国民を貧困化させてしまったことに対し、何ら責任を取っていない。 ここまで「朽ちた国」が、現在の日本国だ。 しかも、'14年の増税の影響がいまだに継続していることからも分かるが、消費増税の悪影響は「長期化」する。それにも関わらず「増税後の買い控え」を防ぐという名目で、 ○住宅ローン減税の拡充 ○自動車関連税制の見直し という、泥縄対策で政府は増税路線を突き進んでいる。 泥棒が入ってから縄を編み初めるくらいならば、泥棒に入られないように戸締りを厳重にするべきだろう。すなわち、消費税増税の凍結だ。また、個人的にはこちらのほうが問題だと思うが、政府は'19年度の増税時に、 ○「消費税還元セール」を禁じた転嫁対策特別措置法の見直し ○増税後の値引きセールを解禁 など、販売店に「値下げ」をさせることで、値上げの印象を薄れさせ、増税反動の需要減少を抑制しようとしているのだ。 例えば、税抜き100円の商品について、増税により110円で売らなければならない際に、「消費税増税分還元セール」として、108円で売らせれば、確かに「値上げ」は目立たない。とはいえ、その分、販売店が2円、損をしているのだ。デフレ脱却を主張しながら、消費税増税を強行し、値上げ分を販売店に「値下げ」を求める。やっていることが滅茶苦茶だ。 政府はいずれにせよ消費税増税により徴税を増やす。とはいえ、消費税増税は「強制値上げ」になるため、消費が激減する可能性が高い。というわけで、小売店に値上げ分は「飲んでくれ」と要求しているわけだ。まさに、無責任内閣である。 増税後の需要急減が怖いのであれば、普通に消費税を凍結すれば済む話だ。この手の当たり前の政治判断すらできないとなると、わが国の未来は暗いと断言せざるを得ない。 そもそも、消費税は「忌まわしき税金」だ。消費税は、 「課税によって人々の経済活動が影響を受けずに、民間の資源配分をかく乱しない」 という課税の中立性原則の観点から一番望ましい税制であるといわれている。確かに、人間は消費しなければ生きていけないため、消費税からは誰もが逃れられない。また、高所得者も低所得者も、消費をするたびに「同じ税率」の税金を徴収されるわけだ。まことに公正という話なのだが、本当にそうなのか。 当たり前だが、どれだけ所得が高い人であっても、お腹が一杯になればそれ以上は食べられない。金持ちが消費を増やすとはいっても、限界があるのだ。というわけで、高所得者層の消費性向(所得から消費に回す割合)は低い。 逆に、低所得者層は所得のほとんどを消費に使わざるを得ないため、消費性向は高まる。つまりは、支払った消費税が所得に占める割合を比較すると、低所得者層の方が高所得者層よりも高くなってしまうのだ。消費税は間違いなく「逆累進性」が強い、格差拡大型の税制なのだ。 ところで、財務省が消費税率引き上げを主張する際に使われるレトリックに、 「消費税は安定財源」 というものがある。確かに、景気によって上下の振れ幅が大きい所得税、法人税に比べ、消費税の安定感は抜群だ。消費税は増税時('97年、'14年)に対前年比で増加する(当たり前だが)のを除くと、ほぼ「対前年比ゼロパーセント」で推移している。増えもしなければ、減りもしない。すなわち、安定財源である。 財務省としては、景気変動の影響を受けない消費税は、実に「扱いやすい」税収になるのだろう。とはいえ、そもそも所得税や法人税が景気変動の影響を受けるのには、それなりの理由があるのだ。 税金には、好景気の時期には高所得者から多く徴収し、支出を減らすことで景気を鎮静化し、不景気の際には、負け組である失業者や赤字企業の税負担を減らすことで復活を助けるという役割がある。いわゆる、税金のビルトインスタビライザー(埋め込まれた安定化装置)機能である。“安定財源”である消費税には、スタビライザーの機能が一切ない。失業者だろうが、赤字企業だろうが、消費税は容赦なく徴収される。 すなわち、消費税は元々が国民の所得格差を拡大する傾向が強い上に、かつ不況期に「弱者に冷たい」税金なのである。こう言っては何だが、高所得者層は消費税が5%だろうが、8%だろうが、10%だろうが、ほとんど気にならない。とはいえ、日本国民の多数派にとっては、そうではないだろう。 特に10%への消費税増税はまずい。理由は「10%」の消費税率では、徴収される税金がいくらなのか、誰にでも即座に計算できてしまうためだ。消費税率10%への引き上げの悪影響は、8%へ税率が引き上げられた'14年時を上回るだろう。 忌まわしき税金である消費税は廃止するか、もしくはせめて増税凍結が必要なのである。みつはし たかあき(経済評論家・作家)1969年、熊本県生まれ。外資系企業を経て、中小企業診断士として独立。現在、気鋭の経済評論家として、分かりやすい経済評論が人気を集めている。
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