スポーツ
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スポーツ 2019年04月24日 17時45分
阪神タイガースの窮地にオーナー動かず! ファンの怒りが爆発
阪神の低空飛行が止まらない。4月21日には甲子園で巨人に敗れ、7勝13敗で単独最下位に転落。しかも開幕からの巨人戦6連敗のおまけ付きだった。 この日の試合は大の虎党である俳優の渡辺謙もバックネット裏から観戦。敗戦を見届けたハリウッドスターは「言葉にならない。1回、ミニキャンプを張るくらいの方がいいんちゃう? こんだけ打てないチームがエラーしてたら、シャレならん」と阪神ファンの怒りを代弁した。 阪神は開幕から新戦力の西とルーキー近本が奮闘するも、福留や大山といったクリーンアップが不発。投手陣も開幕ローテーションのメッセンジャーとガルシアが登録抹消と踏んだり蹴ったりの状態。虎ファンのイライラは早くも最高潮に達しそうだが、火に油を注ぐ発言が報道された。 発言の主は藤原崇起オーナー。22日に阪神電鉄本社内でマスコミ対応したときに発せられた。外国人の獲得など緊急補強をするか問われると「(戦力は)十分ですよ。みんな、すごいメンバーですよ」ときっぱりと否定。打開策について「選手1人1人は自分のやってきたことを信じてやってくれたら、そこで道は開けていくんじゃないか。打開策はそれだと私は思います」とエールを送った。 この発言にファンからは、《すごいメンバーとかそういうのはいいから勝てる選手そろえろよ》《ぶっ殺すぞ無能》《現実逃避もええとこやね。自分のチームしか見てないのがよく分かる。プロ選手の価値なんて相対的なもので対戦相手の方が優れていればいくら阪神の中では上位選手だろうと無価値化するもんよ》《ゴミくそ無能オーナー辞めてくれ》《「あほ」の一言しかない。相変わらず、組織としては本気で勝てるチームを目指しているのか疑問である。それでこのありさまだよ。だから弱いんだよ》 などと怒りを爆発させた。 ここまで阪神の外国人枠は、勝利の方程式を形成しているジョンソン、ドリスは機能しているものの、昨年途中加入のナバーロは打率.220で、0本塁打と大不振。4番候補として獲得したマルテは右ふくらはぎ負傷で出遅れている。それでこの成績なら緊急補強に動いても不思議ではないはずだが…。 しかし、ここ数年の阪神は外国人野手の獲得は失敗ばかり。昨年、鳴り物入りで入団したロサリオは打率.242、8本塁打、40打点と空砲のまま帰国している。それだけに二の足を踏んでいるのかもしれない。だが、今年は昨年以上に厳しい状況だ。これで補強なしとなるとチームの浮上は矢野監督の手腕にかかってくるが、心中はいかがなものか?
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スポーツ 2019年04月24日 17時40分
斎藤佑樹、一軍再合流「負け試合で投げさせて様子を見て…」栗山監督の“温情采配”に応えられるか?
斎藤佑樹(30)が一軍に再合流したからか、北海道日本ハムファイターズの栗山英樹監督(57)が「オープナー」に関する心境を吐露した。やはり、斎藤を戦力に引き上げるにはこの起用法しかないようだ。 そもそも、オープナーとは昨年、メジャーリーグで流行した変則の投手継投策だ。タンパベイ・レイズのケビン・キャッシュ監督が、リリーフ専門のピッチャーを先発マウンドに送った。先発投手の頭数が慢性的に不足していたからだが、当時40歳と若かったキャッシュ監督は、「メジャーリーグでは初回の防御率がもっとも悪い」というデータにも着目し、「だったら、1イニングを零封することを仕事とするリリーフ投手に初回を任せ、その後、リリーフ投手を総動員してしのげばいい」と思いついたのだ。 この采配が見事に的中し、レイズは57試合もオープナーを使い、シーズンを通して90勝を挙げる好成績も収めた。 「シーズン途中、このオープナー采配を模倣する球団も現れました。オープナー役の救援投手の後に、本来の先発投手が登板する試合もありました」(米国人ライター) この試合開始の1イニング目からせいぜい2イニングまで、この変則的な投手起用法を、ここまで栗山監督は用いてきた。 4月2日の楽天戦と同6日の西武戦で先発マウンドに加藤貴之(26)を立たせたが、2試合とも2、3回で交代させている。そして、斎藤も4月4日の楽天戦で“オープナー”を務めたが、結果は残せなかった。「斎藤が二軍調整を終え、20日のロッテ戦から再合流しました。一度、負け試合で投げさせて様子を見て、その結果次第で、再度オープナーとして起用するものと思われます」(スポーツ紙記者) 今季の日本ハムだが、変則的な采配が多い。特定の選手に対し、内野手を外野に走らせて、「外野手4人態勢」にしたこともあれば、極端に守備位置を右方向に寄せるシフトも見せた。日本ハムはメジャーリーグのシステムに敏感な球団でもある。しかし、当の栗山監督は「オープナー」について、こんなことも漏らしていたそうだ。 「もし、そのオープナーが絶好調でパーフェクトに抑えていたら、その時も交代させていいのか?」 斎藤はともかく、加藤は6日の西武戦でヒットこそ打たれたが、無失点に抑えている。同日の試合を落とした敗因だが、3回からマウンドに上った金子弌大が本調子ではなかったからである。野球に「もしも」はないが、加藤をもう少し続投させていたら、試合は違う展開になっていたかもしれない。 勝ち星もつかずにマウンドを下りるオープナーの気持ちに寄り添うところは、栗山監督らしい。しかし、プロ9年目で通算15勝、キャリアハイがルーキーイヤーだった11年の6勝という斎藤を見ると、この先、先発ローテーション入りして活躍するとは思えない。 また、登板準備で肩を作るのが遅いため、救援投手もままならない状況を考えると、オープナーでしか生き残れるのではないだろうか。栗山監督の心配を現実にするくらい、斎藤には頑張ってもらいたい。変則的な采配とは、イマイチな選手を生かす“思いやり”とも言えそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年04月24日 17時30分
「ちょっと酷すぎない?」ダルビッシュ有の“野球ゲーム能力”にネット民が反応
23日、2018年シーズンの選手能力から、2019年シーズンの選手能力にアップデートが実施された人気野球ゲーム『実況パワフルプロ野球2018』(パワプロ)。その中に収録されたダルビッシュ有(カブス)の能力に、ネット民が様々な反応を見せている。 アップデート前の時点では、球速「159km」、コントロール「B」(75)、スタミナ「S」(90)となっていたダルビッシュの基礎能力。アップデート後は球速こそ変わらなかったものの、コントロールは「D」(55)、スタミナは「A」(80)にそれぞれ数値が下落している。パワプロは最高がS(100)最低がG(1)と、S→A→B→C→D→E→F→Gの順番で能力が評価されている。そのため、スタミナが減少し、コントロールも良かったものが普通くらいになってしまったと言える。 加えて、プラス効果をもたらす青特殊能力も前年の5個(対ピンチA・キレ○・尻上がり・奪三振・球持ち○)から4個(キレ○・尻上がり・奪三振・球持ち○)へ減少。一方、マイナス効果をもたらす赤特殊能力は4個(クイックG・一発・スロースターター・負け運)から7個(対ピンチF・対左打者F・ケガしにくさF・クイックG・一発・寸前・負け運)に増加した。 これは要するに「ピンチに強く、変化球のキレが良く、試合終盤に強く、三振を奪え、球持ちもいい」というプラス能力から、「ピンチの強さ」が消えてしまったことを意味する。また、マイナス能力の方は「クイックが下手で、本塁打を打たれやすく、試合序盤は弱く、打線の援護を得られない」というものに、「ピンチと左打者に弱くて怪我をしやすく、5回と9回に弱い」というものが追加されてしまったということになる。 右ひじの故障による離脱もたたり、昨年は「8試合・1勝3敗・防御率4.95」と目立った成績を残せなかったダルビッシュ。その右腕に下された辛口の評価に、ネット民は「ダルビッシュの能力ちょっと酷すぎない?」「球速やスタミナは高いけど、特殊能力が…」「パワプロの査定担当(選手の能力を決める人)は何か恨みでもあるのか」「本人に見せたらツイッターでめっちゃ文句言いそう」といった声を挙げている。 一方、中には「怪我もあったしこれくらいが妥当」、「去年の不振を考えたらまだマシな方だろ」、「これでも相当忖度されてるようにしか思えん」、「コントロールもスタミナも甘すぎ、温情査定だわ」といったコメントも。擁護の材料となるような結果を残していないだけに、能力の劣化を致し方ないと考えるネット民も少なくないようだ。 年をまたいだ今季も、「5試合・1勝3敗・防御率5.96」と序盤から苦しい投球が続いているダルビッシュ。ここから成績を盛り返し、名誉挽回の評価を勝ち取ることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年04月24日 11時30分
“よそ見”疑惑の審判に与田監督が再び激怒!「納得しない」ミスを認めなかったことで怒り広がる
中日ドラゴンズ・与田剛監督が23日、21日の対ヤクルト戦で2塁塁審の今岡諒平審判が、1塁を見ていたにもかかわらず、セカンドベース上のジャッジを行った件について、改めて怒りを口にした。 問題のプレーは、21日の中日対ヤクルト戦の5回表に発生。1アウト2塁でスワローズ・上田剛史がセカンドフライを打ち上げ、2塁手の堂上直倫がキャッチすると、2塁走者の雄平が飛び出してしまう。 堂上はセカンドに送球し、カバーに入ったショートの京田陽太がキャッチ。タイミングは完全にアウトだった。ところが、2塁塁審の今岡審判は1塁を見ており、キャッチする瞬間を見ていなかった。そして、セカンドに目線を向けると、セーフのポーズを2回繰り返す。 この判定に与田監督が激怒。これまで見たことのないような形相で、今岡審判に詰め寄った。結局このプレーはリクエストとなり、アウトとなったが、中日側は納得せず、「プレーを見ていない審判がなぜ判定を下すのか聞きたい」とNPBに意見書を提出していた。 この件について今岡審判は試合後、目線を外していたことについて問われると、「見ていました」と「よそ見」を否定するコメントを行う。しかし、VTRには明らかに目線を外す様子が映っており、「嘘」とも取れる発言に批判が集中し炎上となった。 そして22日夜、中日の加藤宏幸球団代表が、NPBから「打球判定の確認で1塁塁審を見たため確認が遅れた」と回答があったことを公表。さらに、与田監督が審判に詰め寄ったことについては、「直ちにリクエスト要求するべきだった」と記載されていたという。なお、抗議に行った後にリクエストを要求することはルール上できないことになっている。 回答を受けた与田剛監督は23日、「見てましたと言っていた方が見てなかったのであれば、それに対してちゃんと答えを出さないと最終的な結論にはならない。我々だけではなくファンも納得しない」と激怒し、今岡審判の「見ていました」という発言を激しく糾弾し、説明を求めた。 この件については、ネット上でも厳しい意見が寄せられており、「ミスは仕方ないけど嘘をついたことは問題」「VTR検証が認められているのだから、素直に非を認めて検証すれば笑い話で済んだ」との声が。また、「審判の権威を勘違いしている」「説明責任を果たすべき」という指摘も上がっている状況だ。 「咄嗟のプレーなので、審判にミスが出てしまうことはあります。今岡審判も内心は『やってしまった』と感じ、とりあえず自分の目で見た場面はセーフだったということにしたのでしょう。 おそらく、アマチュアの場合であれば、タイムを掛け4審判で協議した上で結論を出すものと思われますが、プロはあまりそういうことをしません。本当に『とりあえず』の判定だったように見て取れます。 誰でもミスはあるので、あまり糾弾はしたくありませんし、ミスした人間の気持ちもわかるのですが、彼らは審判のプロですし…。誤審はともかく、『見ていないものを見た』と言ってしまうのは、流石に擁護のしようがありません。 あのプレーの時点で、『自分のミスで目を離してしまいました。VTRで検証します』といえば、許してもらえたはず。審判の負担を軽減するための措置でもあるリクエストを使いたくないというプライドは、捨てた方がいい。 逆に言えば、リクエストという救済措置が用意されているにもかかわらず、適当なジャッジをすることはありえないと言わざるを得ないです」(アマチュア野球審判経験者) 素直にミスを認めなかった今岡諒平審判の行動と言動が残念でならない。
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スポーツ 2019年04月23日 22時30分
プロレスラー世界遺産 伝説のチャンピオンから未知なる強豪まで── 「ボボ・ブラジル」幻のNWA王者だった“黒い魔神”秘話
日本においてはヒールサイドに立ち、ジャイアント馬場らのライバルとなったボボ・ブラジル。キャリア晩年には、今となっては懐かしい花束嬢から受け取ったそれにかじり付くという怪奇派の面も見られたが、本国アメリカでは絶対的なベビーフェイスであった。※ ※ ※ 1948年にNWAが創設されてから、有色人種で初めて世界王座を奪取したのは、’74年にジャック・ブリスコを破ったジャイアント馬場である。 しかしながら、馬場のケースは日本のみでの王座戴冠という、いわゆる“レンタル王座”であり、基本的にはアメリカもしくはカナダ出身の白人王者が、その座を占めてきた。 例外としては馬場のほかに、ニュージーランド出身のパット・オコーナーと、日本人の母親を持つリッキー・スティムボートがいるものの、前者はアメリカでプロデビューした白人であり、後者はアメリカ生まれのアメリカ育ちである。 黒人として初の同世界王者となったのは、’92年のロン・シモンズだが、このときのNWA王座は、事実上、日本に権利譲渡されていたような状況にあり(藤波辰爾や蝶野正洋、グレート・ムタらが戴冠している)、シモンズが獲得したのは、そこから分裂したアメリカ版王座とでもいうべきWCWの方だった。 正統のNWA王座を黒人レスラーが獲得したとなると、’02年のロン・キリングスまで待たなければならない。もっともその頃のNWA王座は、とても世界の頂点とは言えないようなローカル王座であった。 「キリングスは王座獲得の前に、『俺はこれまで人種差別のために活躍できなかった』とアピールしましたが、これはあながち間違ってはいない。アメリカのプロレス史を見渡しても、黒人系レスラーが長くトップの王座に君臨した例は、90年代後半からWWEで活躍したザ・ロックぐらいしか見当たらないのですから」(プロレスライター) そもそも50年代より以前は、黒人レスラー自体がプロレス界に受け入れられない状況にあった。白人レスラーたちが黒人と肌を合わせることを嫌ったことが大きな理由であり、現在の感覚からするとひどい話だが、当時、そうした差別はごく普通に存在していた。 「プロレスに限ったことではなく、例えば、アメリカにおいて黒人スイマーが少ないのは、もともと白人が黒人と同じプールに浸かるのを嫌がって、これを除外してきた歴史と無縁ではありません。プロ野球でも’48年まで、黒人は“ニグロリーグ”として別枠の扱いだったのです」(同)★馬場と大木からインター奪取! こうした状況に変化が訪れるのは、50年代半ばに公民権運動が盛んになってからであり、プロレスの世界において黒人初の世界王者といわれるベアキャット・ライトが、WWA世界王座に就いたのは’63年8月23日である。キング牧師が人種差別撤廃を求めるワシントン大行進において、かの有名な「アイ・ハブ・ア・ドリーム!」の演説を行う5日前のことだった。 そのライトとタッグを組むなど、同時期に活躍した黒人レスラーがボボ・ブラジルで、同じくWWA世界王座を獲得して黒人2人目の世界王者となっている。 強靭な筋肉に覆われた巨躯と、ジャンピング頭突き“ココバット”を武器とした明解なパワーファイトで人気を博したブラジルは、実は幻のNWA世界王者でもあった。 ’62年、オハイオ州での選手権試合において、ブラジルは王者バディ・ロジャースをココバットの連打からリング下へ投げ落とし、カウントアウト勝ち。州のルールでリングアウトでもタイトル移動となっていたため、いったんはベルトを手にしている。 しかし、その後にロジャース側から、「オーバー・ザ・トップロープの反則があった」とコミッショナーへの訴えがあり、これが認められたため、王座を剥奪されてしまったのだ。 この幻の王座移動については、「ブラジルの人気にあやかった一種のレンタル王座だった」とする説がある一方で、「他地区のプロモーターたちが黒人王者を認めなかったため」との声もある。 今となっては事の真相を知る由もないが、日本からはうかがい知れないほどに、アメリカにおける人種差別が複雑であったことに違いはあるまい。 一方で黒人への差別意識が薄く、純粋に強さの象徴として畏怖する傾向にあった日本においても、ブラジルの活躍は目覚ましい。’57年の初来日からココバットで力道山を苦しめると、馬場や大木金太郎という時々のエースを破り、至宝であるインターナショナル王座を奪取している。 馬場はブラジルへのリベンジのため、32文ロケット砲の3連発という、自身のキャリアの中でも異例の大技を繰り出している。そのことからもブラジルの実力や存在感が、いかに突出していたかがうかがえよう。ボボ・ブラジル***************************************PROFILE●1924年7月10日〜1998年1月20日、アメリカ合衆国ミシガン州出身。身長195㎝、体重127㎏。得意技/ココバット、ドロップキック。文・脇本深八(元スポーツ紙記者)
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スポーツ 2019年04月23日 22時30分
長州力ファイナルマッチのカード決定!チケット完売につき全国ライブビューイング開催
『POWER HALL 2019』後楽園ホール大会(6月26日)で現役最後の戦いに挑むプロレスラー“革命戦士”長州力の対戦カードが決定した。 長州は最後の相手として、永遠のライバル藤波辰爾を指名していた。藤波に加え、古巣・新日本プロレスから真壁刀義と石井智宏が参戦。ここに国内復帰戦となる武藤敬司と、平成維震軍の越中詩郎も加わる。最後を飾るにふさわしいカードが実現した。 長州は越中、石井と、藤波は武藤、真壁とそれぞれトリオを結成、6人タッグマッチを戦う。長州の維新軍をモチーフに、越中が平成維震軍を結成するなど、越中は当時長州に抵抗する立場にいたが、平成維震軍解散後は長州の側近に。長州が新日本を退団しWJを結成すると越中も追随している。石井は天龍源一郎氏主宰のWARでデビューしているが、WARの解散に伴い、フリーとしてインディー団体を渡り歩いていたときに、長州がWJを設立すると弟子入りを志願。長州とともに新日本にも参戦し、現在に至っている。 武藤と長州は近年、バラエティー番組で共演し、武藤がプロデュースしているプロレスリング・マスターズに参戦するなど交流を深めている。新日本時代、武藤、蝶野正洋、故橋本真也さんの闘魂三銃士にとって長州と藤波の壁は高かった。武藤がシングルで長州に初めて勝ったのはグレート・ムタとしてだ。武藤はムタとしてIWGPヘビー級王座を奪取している。真壁は若手時代に長州の付き人を務め、タッグを組みIWGPタッグ王座に挑戦したこともあった。 長州と藤波のシングルを期待する声も多いようだ。ただ、21日のドラディション大阪大会では、2人が対峙しただけで「涙モノ」の空気感が会場に満ちあふれたそう。この2人が向き合いさえすれば、それだけで2人にしか作れない空気感を後楽園ホールでも感じることができるのは間違いない。今大会はカード発表前からチケットが完売してしまったが、「見たい」というファンからのリクエストに応える形で、全国の映画館を使いライブビューイングを開催することが急遽決定した。こちらもプラチナチケットになるのは確実だ。 5月19日には宮古島で試合を行う長州。怪我なく、万全な体調でファイナルマッチに臨んでほしい。なおファイナルマッチのレフェリーは長州と行動をともにし続けたタイガー服部が務める。取材・文 / どら増田写真 / ©️リデットエンターテイメント
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スポーツ 2019年04月23日 20時00分
飯伏幸太「棚橋さんが言ってた覚悟がわかった」新日本プロレスに“生涯”入団発表!
新日本プロレスは22日、東京・後楽園ホールで緊急記者会見を開き、飯伏幸太が新日本プロレスと20日付で契約を交わし、所属選手になったと発表した。 菅林直樹会長が同席した。飯伏は20日の愛知・愛知県体育館大会で、ザック・セイバーJr.を相手にIWGPインターコンチネンタル王座を防衛。その際、新日本の所属選手になったと“フライング”発表しており、それを受けての会見となった。飯伏は2013年から2016年にかけて、DDTプロレスと新日本の2団体に所属していた時期があったが、当時はスケジュールの兼ね合いもあり、新日本にはスポット参戦にとどまっている。 「3年前はダブル所属だったけど、今回は新日本専属。フル参戦を希望します。出られるところは出られるだけ出たい」 フリーになってからの3年間はインディー団体を渡り歩いてきたが「夢だった新日本プロレス所属」を諦めなかったという。フリーとして新日本に参戦した際、棚橋弘至から「プロレス界を背負っていく覚悟はあるのか?」と投げられたこともあった。 「棚橋さんが言っていた覚悟がやっと分かった。(団体に所属することで)責任感が生まれる。去年の段階で(再入団する)気持ちは決まってたけど、言えるタイミングが2月(の大阪大会)だった」 飯伏は棚橋から突きつけられた「覚悟」の意味を理解した上で、新日本に再入団する決意をし、2月の大阪大会では復帰のあいさつで「僕はどこにも行かない」と発言している。「自分のピークはココかなと。プロレスをどんどん広めていきたいので、新日本が広まればプロレスも広まるのかなと。今はインターコンチのベルトを防衛し続けることで精一杯」という飯伏は、会見の最後に「ここが最後。死ぬまで契約してください」と菅林会長に終身雇用を直訴した。 気になるユニットに関しては「どこでやってもできる自信はあるけど、本隊だと思います」と、再入団を後押しした棚橋とともに新日本本隊を盛り上げていく意向を示した。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2019年04月23日 18時00分
予選落ち連発! 腰痛再発の石川遼はタイガー・ウッズになれない!
石川遼のいない国内ツアー開幕戦(4月21日最終日/東建ホームメイトカップ)は、多くの課題を浮き彫りにさせた。「最終日、首位スタートだった小田孔明が逆転で3位に沈み、オーストラリアのブレンダン・ジョーンズに優勝をさらわれてしまいました。石川が出ていたとしても、優勝争いに影響は出なかったと思いますが…」(スポーツ紙記者) 石川が欠場した理由は、「腰痛の再発」だ。16日にツアー国内開幕戦の舞台ともなる三重県で選手総会が行われ、そこで欠場が発表された。石川は所属事務所を介して「軽症」を強調していたが、選手総会も欠席している。ツアー優勝から遠ざかって久しいが、石川は会長業務だけは怠ったことがなかった。ゴルフ人気の低迷に歯止めをかけるため、ファンサービスなどを積極的に行ってきたことは周囲も認めていた。 「その開業業務まで休んだということは、本当は軽症ではないのでは?」 そんな声も聞かれた。また、腰痛には苦い思い出もある。 「石川が勝てなくなったのは、腰痛のせいです。16年シーズン中から腰痛を抱え、以後、腰に負担をかけないために、パワーではなく、技術で距離を出すフォームに修正しました。新フォームがしっくりいかないらしく、今も成績不振のままです」(専門誌記者) 16日の発表通りなら、GW中に戦線に復帰することになるが、こんな声も聞かれた。 「これまでも腰痛をごまかしながら出場してきたとも聞いています。選手会長の責任感も重なって、強行出場ということになりそう」(同・記者) 去る同大会はネットで700万件の映像アクセスがあったとされる。これに安堵する向きもあれば、「ギャラリーが増えなかった」と肩を落とす声も聞かれた。 こういう状況からして、選手会長・石川が責任感で強行出場してくるのは必至。ということは、やはり、予選落ちのスパイラルは今年も続きそうだ。
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スポーツ 2019年04月23日 17時30分
元・柔道金メダリスト内柴正人「ルールはわかりませんが…」総合格闘技団体REAL福岡大会に年内参戦
総合格闘技団体REALは21日、神奈川・横浜アリーナで緊急会見を開き、アテネ、北京両オリンピックの柔道金メダリスト内柴正人の参戦を発表した。同団体の小林繁之取締役が明らかにした。 内柴は2011年に準強姦罪で懲役5年の判決を受けて服役。日本柔道連盟から事実上の永久追放処分を受けている。2017年の仮釈放後は、REAL・山田重孝代表のバックアップのもと、柔術を学びアマチュア大会に出場している。コンプライアンスの壁が厳しい社会において、格闘界としては素質のある内柴を使いたくても使えない状況が続いているが、REALはプロデビューさせる決断をした。 「確かに内柴は捕まりました。まだ彼についていろいろ言われるのも事実です。大手を振って頑張れよという状況ではない。柔道で2度もオリンピックに出た選手ですから、社会的な影響も大きかったんだと思います。九州(熊本県)出身である内柴にはこの大会に出場することで前向きに歩いてもらいたい」 小林取締役は決断した理由についてこのように説明。試合は8月から10月の間に予定している『REAL-6』福岡大会で行うという。ルールについては「打撃はない」とした上で「ジャケットマッチになると思う。柔道なのか柔術なのかは分からないが、MMA(総合格闘技)ではない。本人がMMAに興味がない。相手に関しては調整中」とした。 内柴は「山田さんにいろいろサポートしてもらい、キルギスでの仕事が埋まりました。キルギスで生活する中で格闘技とも出会いました。ルールは分かりません。日々生活する中で広がった私のトレーニングの種目に合うものであれば、地元での大会で体を使ってやってみたいと思います。ルールは決めてほしいですが、全て師匠である山田さんに託します」とのコメントを寄せている。現在、キルギス共和国の柔道連盟総監督を務めている内柴だが、帰国後に会見もしくは公開練習を行う予定。ここで内柴が何を語るのか注目される。 なお同大会ではRIZINでインパクトを残したホベルト・サトシ・ソウザの兄のマルコス・ソウザが参戦が決定している。取材・文 / どら増田写真 / ©️REAL / ARZALET
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スポーツ 2019年04月23日 17時30分
阪神 矢野監督が批判上等のエース藤浪「中継ぎ起用」
藤浪を使う! 低迷する矢野阪神が「無期限調整中」のエース候補を矢面に立たせようとしている。 「14日の14試合を終えた時点で、4勝9敗の5位。下は広島ですが、どちらに優勝の可能性があるといえば、答えるまでもありません。キャンプの雰囲気がよかったので、勝率5割ラインはキープできると思ったんですが」(在阪記者) 不振の原因はいくつかある。ベテランに頼りきった現状が最大のそれだが、優勝戦線に復帰するだけなら、もっと簡単な方法がある。藤浪晋太郎(25)の復活だ。 3月12日のオープン戦で“ノーコン病”を再発させた藤浪は試合後、矢野燿大監督(50)らと話し合い、二軍再調整が決まった。それも、時期を区切らない無期限…。その後の様子は、進歩ナシだという。 「二軍選手と一緒にアップ運動、キャッチボールをやったら、1人で別メニュー。調整方法や練習も本人任せなので、よくなったのか誰も分かりません」(関係者) 良くも悪くもマイペースの藤浪を再昇格させるという、その理由が興味深い。 「金本知憲監督時代は先発で再テストしていました。しかし、藤浪がそれに応えられないと、試合序盤でゲームが壊れてしまいます。その反省を踏まえ、今度は中継ぎで使うようです」(同) 今の阪神は、試合中盤で敗戦濃厚となる試合も多い。客が途中退席する前にワンポイントで藤浪を出し、勝敗に直接関係のないところで投げさせるというのだ。 これでは無期限調整の約束を反故にすることになるが、その理由は投手の頭数が足らないからではない。 「藤浪を見捨てていないことを、チーム内外にアピールする必要が出てきました。矢野監督の知らされないところで『藤浪の長期不振』の分析がまた始まり、精神的原因のほか、技術不足論、ついには故障説まで出てきたのです」(ベテラン記者) 藤浪はルーキーイヤーの’13年に130イニング以上を投げ、翌年からは3年連続160イニング以上を投げた。それが今年のオープン戦途中、いきなり自らスリークオーターに投球フォームを変更したため、「肩の痛みを誤魔化すため」とする説が急浮上。それを矢野監督らが「知らない」となれば、大問題になってしまう。 当然、藤浪をエースに育てたい経営陣はこの使い方に不満だが、「環境を変えてやれば…」という関係者も出始めている。その言葉には、トレードだけではなく中継ぎも含まれている。 とはいえ、藤浪で試合を落としても首脳陣の責任は問われない。いい言い訳になりそうだ。
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WBC世界フライ級タイトルマッチまであと4日 2年に及ぶ因縁ついに決着
2009年11月25日 15時00分
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WBC世界フライ級タイトルマッチまであと4日 内藤 興毅の“罠”にはまる
2009年11月25日 15時00分
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「ビバ!メヒコ メキシコ通信局」次代のニューヒーロー・ソンブラ
2009年11月25日 15時00分
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SJカップ出場の男色ディーノがチン発言
2009年11月25日 15時00分
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新宿プロレス エスパー伊東がプロレスデビュー
2009年11月25日 15時00分
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「時代」を彩った男と女・あの人は今 元プロ野球投手・小池秀郎さん
2009年11月25日 15時00分
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全日本 武藤 アメリカ進出へ
2009年11月24日 15時00分
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全日本 曙が大醜態
2009年11月24日 15時00分
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Fカップで2冠王の女子レスラー・大畠美咲
2009年11月24日 15時00分
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12月27日後楽園大会で日向あずみ引退
2009年11月24日 15時00分
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新日本 社長また襲われる!!
2009年11月24日 15時00分
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新日本 永田「青義軍」大暴れ
2009年11月24日 15時00分
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ノア 12・6 GHCタッグ秋山欠場
2009年11月24日 15時00分
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「時代」を彩った男と女・あの人は今 スキーモーグル選手・里谷多英さん
2009年11月24日 15時00分
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亀田家大逆襲 WBA「大毅VSデンカオ再戦」決める
2009年11月21日 15時00分
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大日本 葛西VS伊東 極限デスマッチ
2009年11月21日 15時00分
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サスケ “覆面はぎ”決定的
2009年11月21日 15時00分
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リアルジャパン リアルダーク離脱危機
2009年11月21日 15時00分
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リアスポ週間バトルナビ
2009年11月21日 15時00分