SJカップは12月22日&23日に後楽園ホールで開催されるが、かねて出場をアピールしていたディーノは、正式にエントリーが決まり「ようやく私の心の中の叫びが伝わったわ」と満足げ。
なぜJカップにこだわるのかについては、男色ならではの理由があった。
「昔から思っていたのよ。ジュニアの一番を決めるというなら、なぜ私を呼ばないのか。ジュニアといえば私。いいジュニアを持っているし、ジュニア・ソムリエよ。私が査定しなければ何も始まらないわ」
ジュニア違いも甚だしい。言うまでもなく、SJカップのJはジュニア・ヘビー級を指すものだが、ディーノは男性のシンボルと解釈。認識の違いを正すと「片腹痛いわ。ジュニアにはそういう意味しかないのよ。ジュニア違い? 私のジュニアに謝ってほしいわ」と語気を荒らげ、自分の考え方がノーマルであることを強調した。
SJカップには16人の選手が参加、トーナメントでジュニアのナンバーワンを決めることになるが、ディーノは闘いたい選手にデヴィットの名前を挙げている。
「デビちゃんのジュニアは日本人離れしていると聞いたから、もう興味津々。デビちゃんとやるまでは負けられないけど、1回戦で当たれれば言うことはないわ」と、すでにデヴィットの研究には余念がなく、戦う前に相手を丸裸にするつもりである。
「ほかのメンバーは、あまり興味はない」というディーノだが、ソムリエという立場から、邪道&外道には厳しい目を向け、「彼らのジュニアはおそらく粗末。私としては参加してほしくなかったわ」と表情を曇らせた。