スポーツ
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スポーツ 2019年04月26日 17時40分
クックの離脱はむしろプラス? 巨人守護神の二軍落ちは「怪我の功名」
右ひじの違和感により、23日に登録を抹消された巨人の守護神ライアン・クック。患部の状態はさほど深刻ではないようで、翌日には一軍練習に合流しているが、規定により少なくとも10日間の離脱を強いられることになった。 今季から巨人に加わったクックは、抹消時点でリーグ2位となる6セーブをマーク。この部分だけを見ると、チームにとって痛い離脱のようにも思われる。 しかし、実際のところはそうとも限らない、クックはここまで8試合に登板しているが、その内被安打0で締めたのは2試合のみ。その他の試合はいずれも安打を浴びるなど、安定感を発揮しているとは言い難い。 加えて、使う機会がそこまでないという事情もある。チームはクック離脱までに19試合を消化しているが、9回がセーブシチュエーションだったのは8試合。内1試合は菅野智之がそのまま完投したため、実際のところは7試合だけだ。 そもそも“開店休業”状態であったことを考えると、今回の離脱が微々たる損失であることは自明の理。むしろ、今後の用兵次第では、「怪我の功名」となり得る可能性もある。 これまでのチームは外国人枠4枠の内、3枠をクック、アレックス・ゲレーロ、クリスチャン・ビヤヌエバに使用。一方、残る1枠に関しては、テイラー・ヤングマンとC.C.メルセデスを交互に登録・抹消していた。 しかし、今回クックが離脱したことで、「2勝0敗・防御率2.50」のヤングマンと「2勝1敗・防御率2.45」のメルセデスを同時に起用することが可能となる。菅野(3勝2敗・防御率3.82)、山口俊(4勝0敗・防御率1.86)、高橋優貴(2勝0敗・防御率1.10)といった面々にこの両名が合わされば、リリーフ陣の不安をカバーできるほどの先発陣が形成されるのではないか。 ただ、宮本和知投手総合コーチは、今回の一件について、「クックは10日で復帰させる」という旨を各メディアに語っている。投球も“出勤日”も不安定な守護神よりは、計算できる先発を重用した方がいいと思うのだが…文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年04月26日 17時30分
捕手・阿部がスタメンに帰って来る!「小林が対応しきれない…」エース・菅野の背信投球で決断
エース菅野の7失点ノックアウトを受け、原辰徳監督は「必勝の守備シフト」の作戦カードを切る。この作戦はシーズン後半まで温存しておくつもりだったが、そうもいかなくなってきた。 4月25日、敵地・神宮球場で迎えた東京ヤクルト戦、菅野智之投手(29)は12安打を浴び、4回途中で降板した。 「巨人はここまで6連勝。エース菅野で連勝を『7』に伸ばすとみられていました。もっとも、菅野は神宮球場と相性が悪く、公式戦では通算9試合で1勝6敗の成績でした」(ベテラン記者) 巨人関係者によれば、ゼロに抑えていた試合序盤から「イヤな雰囲気」は感じていたという。この日、菅野−小林誠司のバッテリーがウイニング・ショットに選んだのは、外角のスライダー。しかし、ヤクルトの左バッターは右手一本になってでも、そのスライダーを当てに行った。力のない打球が内野手の前に転がった。この様子に、「何でこんなヘンな打ち方をするんだ?」と、菅野−小林のバッテリーはイヤなものを感じていた。 ヤクルト側の作戦は、こうだ。 「菅野はコントロールの良いピッチャーです。変化球も多彩で、一球一球の精度も高い。その変化球を、たとえヒットにならなくてもコツコツ(バットに)当てれば、心理的な動揺を与えられます。ストレート勝負に切り替えさせる作戦」(スポーツ紙記者) 菅野はその術中にはまったというわけだ。 「試合途中で、バッテリーが配球の組み立てを変えるのはよくあること。小林が臨機応変に対応しきれなかったという見方もできます。彼だけのせいにしたら、かわいそうですが」(プロ野球解説者) 巨人は今季、キャッチャー陣を「4人態勢」にして試合に臨んでいる。通常は3人態勢だ。ベテラン阿部慎之助がキャッチャーに再コンバートしたためだが、22試合を消化した同時点でまだ先発マスクをかぶっていない。 「キャッチャーは体力をすり減らすポジションです。阿部がスタメンに出てくるのは、指名打者制が使える交流戦になると予想されています」(前出・スポーツ紙記者) 阿部のキャッチャー再コンバートだが、「引退も近い。チーム功労者である彼の希望を尊重したもの」との見方が大半だった。間違いではない。しかし、原監督は阿部をキャッチャーで使うタイミングを見計らっていた。 「阿部がキャッチャーに戻るとの一報が出たのは、昨年オフでした。巨人投手陣は『阿部さんにもう一度受けてもらえるんだ』と、喜んでいたんです。長くキャッチャーを務め、投手陣からの信頼は絶大ですからね」(球界関係者) 原監督の狙いはここにある。信頼の厚い阿部にマスクをかぶらせたとき、巨人投手陣の士気は一気に高まる。それを勝負どころで利用しようと考えていたのだ。 「最下位に低迷していた広島が息を吹き返しつつあります。巨人サイドは広島をライバル視していましたが、復調はもう少し後になるとみていたんですが…。ヤクルトも好調です。巨人がこの先も有利にペナントレースを進めるには、今、チームを活気づけるような何かが必要でしょう」(前出・同) それが、捕手・阿部のスタメン起用だ。原監督はペナントレース終盤までこの切り札を温存するつもりだったが、菅野のノックアウトで考え方を変えたそうだ。巨人が「阿部のチーム」だということを再認識させられた。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2019年04月26日 11時30分
「平成最強投手は誰?」ダルビッシュ有が語る“凄い投手”とは
新元号の施行に伴い、各所で取り上げられることもしばしばの「平成最強投手」。その話題にカブス・ダルビッシュ有が言及し、ネット上で話題となっている。 自身のツイッター上で「平成最強投手は?」と質問を受けたダルビッシュは、「上原さん、松坂さん、斉藤和巳さん、杉内さん、和田さん、田中将大、菅野智之はじめすごい投手が良すぎて1人は決められないです」と回答。同時代にしのぎを削った投手を中心に、7名の選手を候補者として挙げた。 また、投手を含めた「ベストナインは?」という質問には、「すごい人多すぎて1チームだと選べません」と返答。余りにも候補者が多いのか、こちらでは特定の選手の名を挙げることはしなかった。 これらのツイートを受けたネット上には、「自分はダルビッシュが1番だと思う」、「時代被ってない菅野を入れてるのは意外」、「数字で見てるのか、それとも感覚で見てるのかも知りたい」といったコメントが寄せられている。また、斎藤雅樹(元巨人)、野茂英雄(元近鉄他)、大谷翔平(エンゼルス)など、思い思いの投手を挙げるコメントも少なくなかった。 「平成最強投手」に言及している人物はダルビッシュだけではない。例えば、大物OBの1人である野村克也氏(元南海他)は20日放送の『S☆1』(TBS系)内において、「色んな球種を投げるし、ストレートも速いし、コントロールもそこそこいい。将来大投手になる予感はあった」という理由で、ダルビッシュを平成ベストナインの投手部門に推している。 また、昨年12月放送の『スポーツクロス』(BS朝日)では、古田敦也氏(元ヤクルト)、松井稼頭央(現埼玉西武2軍監督)の両名が平成ベストナインを選出。古田氏は田中将大(ヤンキース)、松井は上原浩治(巨人)をそれぞれ投手部門で選択している。 個々人によって、十人十色の答えがある「平成最強投手」。それは“選ぶ側”のファンにとっても、“選ばれる側”の選手にとっても変わらないようだ。記事内の引用についてダルビッシュ有の公式ツイッターより https://twitter.com/faridyu文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年04月25日 17時30分
「どうせ春の珍事」“隠れ首位打者”打率.415の小林誠司に向けられる懐疑の目
巨人・小林誠司のバットが、快音を響かせ続けている。 9試合に出場したオープン戦の成績は、「打率.200・0本塁打・2打点・3安打」。炭谷銀仁朗の加入もあり、今季は「ポジション争いに敗れて干される」と予想するファンも少なくなかった。 しかし、開幕を迎えると、ここまでスタメンマスクを被った11試合中10試合で安打を記録。19日の阪神戦、23日のヤクルト戦ではどちらも4安打を放つなど、ある意味“らしくない”活躍を継続中だ。 24日終了時点での今季成績は、「打率.415・1本塁打・6打点・17安打」。規定打席には到達していないものの、現在の首位打者(阪神・梅野隆太郎/打率.355)を優に上回る打率を叩き出している。 “隠れ首位打者”小林の活躍に、チームを率いる原辰徳監督は「恐怖の8番打者だね」と各メディア上で絶賛。チームのファンからも、「今までとはまるで別人のようなバッティングだ」、「炭谷の加入でようやく尻に火が付いたのか」、「これだけ打てるならもう正捕手で固定していい」といった称賛の声が挙がっている。 一方、小林の打棒については、「去年もこの時期打ってたから信用ならん」、「1年分のヒットを春にまとめて打ってるだけ」、「どうせ春の珍事で終わるよ」といった懐疑論も少なくない。 昨年4月の小林は、一時「打率.375」で首位打者に立つほど打撃好調だった。しかし、翌月以降打率は降下し続け、終わってみれば「打率.219」、さらに規定打席すら未到達と、お世辞にもいいとは言えない成績となっている。 また、小林は2016年(打率.204)、2017年(打率.206)の2年連続で、規定打席到達者中リーグ最下位の打率を記録してもいる。そんな見過ごせない“前科”を持つ打者が、今後も調子を落とさずに過ごすことができるかは甚だ疑問だ。 現在の好調ぶりを考慮すると、この先他球団のマークが今以上に厳しくなることもまた想像に難くない。2年連続で尻すぼみのラストを迎えることだけは、本人も絶対に避けたいところだろうが…文 / 柴田雅人
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スポーツ 2019年04月25日 17時00分
“怒らない宣言”撤回! オリックス・近藤大亮が闘争心剥き出しで今季初勝利!
「調子は凄くいいんですよ」オリックス中継ぎ陣の一角である近藤大亮に、22日の東京ドーム(ソフトバンク戦)で話を聞くと、こんな言葉が帰ってきた。近藤は2015年のドラフト会議で、パナソニックから2位でオリックスに入団。大阪生まれで、浪速高、大商大、パナソニックと、アマチュア時代はずっと大阪で野球をしており、プロでも地元チームであるオリックスに入団したことで、本人は「生涯オリックス」を明言しているほど、生粋の大阪人だ。新入団選手発表会見では、1位の吉田正尚よりも関西のマスコミがズラリと近藤を囲んでいたことを思い出す。プロ1年目は「チャンスを逃したくない」という気持ちが裏目に出てしまい、開幕ローテーション入りを果たしたものの、僅か1試合で右肩の腱板炎により離脱。実戦復帰はオフのフェニックスリーグまでかかってしまったが、この年の秋季キャンプでは本来のピッチングを取り戻した。 2017年は春季キャンプで近藤の代名詞である「闘争心」溢れるピッチングを見せていたが、違和感から開幕は出遅れてしまう。しかし、5月に昇格すると、まるでシーズン頭から投げていたかのようなフル回転の活躍で、目標としていた55試合に登板。25ホールドと黒木優太とともに、セットアッパーとして「8回の男」を担っている。 昨年は好不調の波が多く、ファームに降格することもあったが、ベンチの近藤に対する信頼は厚く、52試合に登板。セットアッパーを務めた山本由伸に繋ぐ役割を果たした。 近藤といえば、喜怒哀楽溢れる「闘争心」剥き出しのピッチングが特徴なのだが、「怒」が出るときは乱れることも多く、今年は春季キャンプで「怒らない」宣言をしていたのだが、オープン戦でこれを撤回。「怒」により、逆に「絶対に抑えてやる」というスイッチが入り、ピンチの場面でも抑えられるようになったのがその理由だ。 「今年の目標は60試合」 近藤は今年から先発に再転向した由伸に代わって、“8回の男”として返り咲きを狙っていたが、西村徳文監督は吉田一将、澤田圭佑を勝ちパターンのセットアッパーに指名。近藤は先発が5回までしか持たなかった時や、延長戦に突入した時、そして逆転可能なビハインドの場面で起用されるようになり、回跨ぎが可能な山崎福也とともに、試合を立て直す役割を任されていた。 しかし、22日の試合で、吉田一、澤田がそれぞれ失点を喫したことから、24日の試合では、先発の榊原翼の後を受け、8回に登板。チームがこの回に逆転したため、今季初勝利が舞い込んできた。 今回のセットアッパー復活は一時的なものかもしれないが、12試合に登板し自責点1というのは安定しているだけに、こういうチャンスの積み重ねが今後、近藤の起用法に変化をもたらす可能性も十分に秘めている。中継ぎ陣に疲れが見えて来ているときに、セットアッパーとして実績がある近藤の存在は大きい。 近藤の闘争心溢れるピッチングが若きチームのリリーバーを引っ張って行く。取材・文 / どら増田写真 / 垪和さえ
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スポーツ 2019年04月25日 16時00分
「テメエ、俺と戦え」新日本ライガー引退ロードに鈴木みのるが名乗り
来年1月の新日本プロレス東京ドーム大会をもって引退すると表明している“世界の獣神”獣神サンダー・ライガーに、“プロレスの王様”鈴木みのるが待ったをかけた。 20日の愛知・愛知県体育館大会の第2試合、両者は10人タッグマッチで激突したが、みのるがライガーを挑発。試合後には2002年11月30日にパンクラス横浜文化体育館大会で、パンクラスルールでシングル対決した時のことを引き合いに出し「あの日のことを忘れたのか?あの時、お前はこう言った。『2年ぐらい時間よこせ』と。何を思い出に浸ってやめていこうとしてるんだ。俺はいつでもOK。何のルールだって構わない。テメエ、俺と戦え。やめるかどうかはその後に決めろ」と挑発。一方のライガーは試合後、興奮冷めやらぬ様子で「ケンカ売るなら買うぞ!このガキ!」と受けて立つ姿勢を示した。 今シリーズ、開幕戦からタッグマッチで対戦してきた両者だが、24日の後楽園ホール大会ではライガー&タイガーマスク&田口隆祐対みのる&金丸義信&エル・デスペラードというカードが組まれた。この日は1989(平成元)年にライガーが東京ドーム大会でデビューをした記念日で、ライガーのデビュー30周年を記念した試合だった。 記念試合でみのるはライガーとリングで対峙すると、改めてライガーを挑発。そして「30周年のプレゼントだ」と、パンクラスで対戦した時に使用していたオープン・フィンガー・グローブをライガーの足元に投げつけて試合開始。金丸がタイガーを丸め込み、鈴木軍が勝利したが、みのるのライガーへの挑発は止まらず、場内は大ライガーコールに包まれた。 みのるはオープン・フィンガー・グローブを口にくわえながら花道を退場。怒りが収まらないライガーは「ケンカしてやろうじぇねぇか」とマイクでアピールすると、みのるも引き返し、再び一触即発の状態に。ライガーは「お前のケンカなんて誰も見たくねぇわ。新日本、出ていけコラッ!」と吐き捨て、両者は控え室に戻っていった。 みのるがライガー戦にこだわるのには理由がある。みのるは、パンクラスから主戦場をプロレスのリングに移すきっかけになった試合が、2002年のパンクラス・ライガー戦だったとたびたび口にしている。この試合、当初は違う相手と戦う予定だった。新人時代に「東京ドームのメインで戦おう」と誓い合った佐々木健介氏が相手のはずだったが、当時の複雑な事情により、このカードが中止に。急遽、ライガーがパンクラスルールでみのると試合を行うことになったのだ。 準備期間が少ないライガーに勝ち目はなかったが、それでも明らかに準備をしてきたライガーの肉体を見たみのるには、感じるものがあったという。この試合を最後にみのるは総合格戦技の試合はしていない。ライガーの「2年ぐらい時間よこせ」という言葉が関連しているのかは定かでないが、ライガーが引退する前に決着をつけておくべき相手であることは間違いない。 一度口にしたら実現するまで追い続けるのがみのるのスタイル。2人のシングル対決はいつになるのか注目である。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2019年04月25日 11時40分
【DeNA】嗚呼7連敗…それでもファンは「信じるしかない」
ベイスターズが苦しんでいる。4月14日でのカープに勝利した際は、順位も2位まで浮上。その日は日曜日のデーゲームだったこともあり、ご機嫌なファンが「今年はイケる」との手応えを感じ、所々で祝杯をあげる光景が横浜の街にあふれていた。 しかし火曜日からは、横浜での開幕カードで勝ち越したドラゴンズ戦で連敗。その後、同じくホームで勝ち越していたカープに3連敗。本拠地に帰ってきたタイガース戦でも連敗してしまうと、連敗は7まで伸びてしまい、遂に最下位と落ちるところまで落ちてしまった。 連敗中は特に打線の不調が目立つ。バッティングのいいベイスターズとのイメージだが、昨年は筒香嘉智、ホセ・ロペス、宮崎敏郎、ネフタリ・ソトの“BIG 4”のホームラン攻勢での得点が主で、総得点572、チーム打率は.250とリーグワーストだった。 今年の開幕当初は、移籍2年目コンビの大和と伊藤光のバッティングが特に好調。BIG4の“顔”に威圧された相手投手の「隙をうまく付いている」とラミレス監督も分析していたように、意外性のある下位打線がつながりを見せ、貴重な得点源となっていた。しかし、大和は13日から23日までで14打数1安打。同期間、伊藤も19打数3安打とピタリと当たりが止まってしまった。もちろん、彼らだけがスランプなのではなく、ホームランは出ているものの打率の低いネフタリ・ソトや、本調子ではない宮崎敏郎は打率2割を割り込み、未だに打点4と大誤算。右肘にデッドボールを受けた影響か、開幕から好調を保っていた筒香嘉智もここのところ“らしさ”が見られない。故に連敗中の安打数は6,7,8,6,8,6,6本で、得点は1,1,1,2,4,3,1点しか奪えていない。この状況にも、ファンは「まだ始まったばかり。リカバリーできる」、「我々に出来ることは応援する事だけ」、「いまが底」と、サポートする声が大きい。うなだれる新規のファンに、オールドファンが「まだまだ今はいい方だよ。昔はいい試合が見られれば納得」と、暗黒時代のエピソードを持ち出して慰める光景も見られた。 幸い今季は今永昇太が絶好調で、他の先発陣もなんとか踏ん張っている。彼らが頑張っているうちに、早めのオフェンス陣の建て直しが待たれる。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2019年04月24日 22時30分
20人目の「X」は誰だ? 新日本プロレスBOSJの参加選手決定、鷹木信悟が初出場
新日本プロレスは23日の東京・後楽園ホール大会で、ジュニアヘビー級最強戦士決定リーグ戦の出場者を発表した。次期シリーズ『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.26』(BOSJ)で開催される。今年は20選手が参加、A、Bの2ブロックに分かれて総当たりリーグ戦を行い各ブロックの最高得点獲得者が優勝決定戦を闘う。 シリーズは5月13日宮城・仙台サンプラザホール大会で開幕。優勝決定戦は6月5日に東京・両国国技館で行われる。BOSJを両国で開催するのは今回が初めて。ただし獣神サンダー・ライガーがジュニアの顔となった前身の『トップ・オブ・ザ・スーパーJr.』では、1991、92年と2回使用しており、実に27年ぶりの開催となる(日本武道館では1997、99年に開催)。 なお、今シリーズ終盤の『レスリングどんたく2019』福岡国際センター大会(5月3日)のメインイベントで、石森太二がドラゴン・リーのIWGPジュニアヘビー級王座に挑戦する。この試合の結末や試合後の展開によって、今年のBOSJに向けた選手間の関係は変わっていくだろう。 BOSJを「両国に連れて行く」と口にしていたKUSHIDAがWWEへ移籍したが、ジュニアの層は年々厚みを増している。昨年のBOSJは地方会場でも好勝負となり、全国のファンを熱狂させた。昨年覇者の高橋ヒロムはけがで長期欠場中だが、ヒロムの欠場で他のジュニア選手たちに「ヒロムが帰ってくるまでジュニアを盛り上げ続ける」という気持ちが芽生えたのは間違い。それは外国人選手にも波及している。 強豪ぞろいの今年のBOSJだが、注目は初出場の鷹木信悟だろう。鷹木はジュニア離れしたパワーの持ち主。BUSHIとのタッグでIWGPジュニアタッグ王座を獲得するなど、昨年10月の登場以降、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのメンバーとして、存在感を示してきた。本来はシングルプレーヤーなだけに、新日本ジュニアの強豪とシングルでどういう結果を残すのか注目したい。 鷹木が将来的にヘビー級への転向を視野に入れているとすれば、飯伏幸太、ケニー・オメガのようにIWGPジュニア王座の獲得は必須。BOSJで優勝すれば当然挑戦権が舞い込んでくるだけに、このチャンスは1回でつかんでおきたいところだろう。今年もBOSJは見逃せない闘いが全国で繰り広げられそうだ。出場選手は次の通り。田口隆祐(14年連続16回目、2012年優勝)タイガーマスク(18年連続18回目、2004年、2005年優勝)ロッキー・ロメロ(3年ぶり7回目)SHO(2年連続2回目)YOH(2年連続2回目)ウィル・オスプレイ(4年連続4回目、2016年優勝)石森太二(2年連続3回目、2018年準優勝)エル・デスペラード(3年連続4回目)TAKAみちのく(2年ぶり7回目)金丸義信(3年連続3回目)BUSHI(4年連続7回目)フリップ・ゴードン(2年連続2回目)ティタン(6年ぶり2回目)マーティー・スカル(3年連続3回目)ドラゴン・リー(3年連続3回目、現IWGPジュニアヘビー級王者)ロビー・イーグルス(初)ジョナサン・グレシャム(初)バンディード(初)鷹木信悟(初)X(20人目の出場者)※ブロック分け、対戦カードは後日発表される。取材・文・写真 / どら増田
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スポーツ 2019年04月24日 18時00分
マラソン日本記録保持者の大迫傑が陸連に選考基準の明確化を要求! 波紋を呼ぶ
男子マラソン日本記録保持者の大迫傑が、4月23日に投稿したツイッターの内容が話題になっている。大迫はトラックでの日本選手権出場を“却下”されたと投稿。《日本選手権、[本連盟強化委員が特に推薦する本連盟登録競技者]という枠で出場しようと試みましたが、叶いませんでした.....。陸連強化委員からの[大迫くんが日本選手権でいい走りをするとそれに負けた選手のランキングが下がり、不平不満が出るから]という理由でした。すごい理由だな。笑笑》 とツイートした。大迫は続けて投稿し、《考えられる建前は、ランキング制が適応されたので公正を期したい。だと思いますが、そう考えると矛盾が多々あります。1)なぜこの様な項目を入れたのか→おそらく強化委員所属チームのお気に入りの選手を出場させたいから。2)北京世界陸上の年の日本選手権10000m , 特定の選手をペースメークする為に外国人選手の出場を認めたが、それは公正を期していると言えるのか。》 などと、却下された理由を推測しつつ、その上で、《以前から強化委員所属チームの選手が陸連合宿に優先参加出来たり、陸連計画の遠征に参加出来たりと色々ありましたが、そろそろ陸連を私物化するのはやめた方がいいと思う。》 と、陸連を批判した。さらに、《もしランキング制が採用されて日本選手権参加基準に矛盾が生じてしまうのであれば、変更すれば良いだけ。変更しなかったという事はその必要が無かったと陸連が判断したと思ったので、今回出場申請した次第でした。どういう選手が推薦出場に値するのかちゃんと明記して欲しいですね》 と苦言を呈した。 その後も大迫のツイートは止まらず、《こう言う後出しジャンケンで、もやっと煙に巻くのは辞めてもらいたい。僕らはそのメールを断られた際ではなく、僕がツイートして問題になった時に担当者に送られてきました。》 と陸連の対応をけん制。そして大迫は自らの現状について、《僕がこの問題を提起している事で、それなら日本選手権前に10000を走れば良い、と思ってる人も多いでしょうしかし短期間で2レース走る事は東京マラソンからトラックに移行する中でリスクが大きく、負担になると判断しました。特に今回は9月にMGCもあり、そのリスクが特に大きいと感じた為申請しました》《標準記録を突破せず参加を試みた これが僕の選択で却下された場合は別の方法でトラックにしばらく重点を置く事を考えていました。ではなぜツイートしたかと言うと、理解し難い却下理由と規定•選考の不透明さを以前から感じていた為です。明記できない規定は外すべきではないでしょうか。》 と、厳しいことを説明している。 大迫の投稿についてネットからは、《同じ陸上やってる者として本当に許せません 大迫選手応援してます!》《陸連は自分たちが正しいことをしてると印象操作してますね 大迫選手を応援します》《癒着、コネ、馴れ合い。。どんな社会にもありますね。大迫の勇気が風穴を開けますように。応援しています。》《発言力のある方が問題提起をしないと変わらない。大迫さんの考えを明らかにしてくれてありがとうございます!支持します!》 などと応援の声ばかり。陸連は河野匡長距離・マラソンディレクターがカタールでNHKの取材に応じ、大迫が訴えた推薦基準の明確化について難しいという考えを示した。 国際陸上連盟は来年の東京オリンピックについては大会に出場する選手のうち50%は参加標準記録を満たした選手、残りの50%は来年7月1日に国際陸連が発表する世界ランキングで上位に入っている選手にするとしている。 この制度では、日本選手権もポイント付与の対象となっていて大会の順位が世界ランキングに影響するため、選手に大きく影響を及ぼす。果たして陸連は大迫の苦言に何とか答えるのだろうか?
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スポーツ 2019年04月24日 17時50分
それでも「打席に立つ」イチロー“球団買収説”が浮上
「後悔などあろうはずがない!」イチロー(45)の引退会見での言葉だ。3月、東京ドームで行われたメジャーリーグ開幕戦を最後に引退したイチロー。そのセカンドキャリアに関する怪情報が飛び交っている。 「有り余る金で米独立リーグの球団を買収するのではないか、との情報が急浮上している」(特派記者) 田中将大は年俸2200万ドル(約24億円)で、ダルビッシュ有は2000万ドル(約21億円)。メジャーリーガーの年俸が高額なのは、説明するまでもないだろう。 それに比べ、イチローの今季の年俸は2万ドル(約2200万円)ほどと報じられている。果たして、金銭的にそれほど余裕があるのか。 「確かに、今季はペナントレースを全うしていないので、それぐらいの額になります。しかし、イチローがメジャーリーグにいた18年間で稼いだ年俸総額は1億6708万ドル(183億円)ですよ。弓子夫人も財テク上手で知られていますからね。米独立リーグの球団なんか安いもんですよ」(同) しかも、イチローはマリナーズ時代の年俸の一部を、5.5%の利息を付けて後払いにしているので、来年から十数年にわたって毎年4〜5億円が球団から支払われることになっている。 「昨年序盤にGM付特別アドバイザーという肩書きになり、選手登録を外されたときもチームに帯同して練習は欠かさなかった。正式に引退した今は、さすがにその時とは状況が異なりますが、それでもジムに行くなど、現役時代と変わらず鍛え続けています。今後も野球を続けるため、何か別の方法を考えていてもおかしくない」(球界関係者) オーナーになれば、自由にチームを動かせる。極端な話、「代打、オレ」でも、誰も逆らえない。 「本人は、まだまだ真剣勝負の野球がしたいんでしょうね。イチローは、郷里で少年野球大会を主催するなど、野球人口の底辺拡大、若手の育成などにも熱心でした。その活動拠点としても、米独立リーグの球団は最適なんじゃないでしょうか」(同) 前述の後払い年俸以外にも、62歳から「MLB年金」が毎年約1110万円も支給されるなど、バラ色の老後を迎えるイチロー。野球の本場、米独立リーグの球団で日本の若手選手を育成し、日本球界に“逆輸入”なんてプランを描いているのかもしれない。イチローが日米の、いや、世界の野球を変えていく。
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Dynamite!! 吉田 石井デビュー戦ボイコット説浮上
2009年11月30日 15時00分
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2009年11月30日 15時00分
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ZERO1 日高 天下一ジュニアトーナメント初制覇
2009年11月30日 15時00分
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WBC世界フライ級タイトルマッチ 興毅ガックリ内藤“敵前逃亡”
2009年11月28日 15時00分
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三男・和毅11連勝で兄・興毅に景気づけ
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リアルジャパン 初代タイガーが折原ら“一蹴”
2009年11月28日 15時00分
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風香 仙女・里村と初対決
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ZERO1会見 菅原「牧場でヤギを買いたい」 願いごとを語る
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リアスポ週間バトルナビ
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WBC世界フライ級タイトルマッチまであと2日 本紙独占直前情報
2009年11月27日 15時00分
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大相撲九州場所土俵外情報 今度は九重親方が“危ない”
2009年11月27日 15時00分
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ノア 12・6日本武道館で復帰する丸藤を独占直撃
2009年11月27日 15時00分
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虎が吠える 佐山サトル見参!!(13) 猪木にみる闘いのセンス
2009年11月27日 15時00分
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ZERO-1 田中将 12・9開幕「風林火山」貰った
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爆弾抱えた合流興行 大みそか「戦極」&「Dynamite!!」
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ボクシング 「坂田&久高」連合VSJBC WBA世界フライ級戦めぐりドロ沼戦争へ
2009年11月26日 15時00分
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内藤VS興毅 決戦直前情報
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WAVE キャプテンは誰だ! 女子プロ奇妙な試合
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野球 「スカパー! ドラマティック・さよなら賞」表彰式
2009年11月26日 15時00分