スポーツ
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スポーツ 2020年11月16日 22時30分
新日本、高橋ヒロムがスーパーJr.初戦で石森太二に雪辱!「次はデスペラード」
新日本プロレスは15日、『ワールドタッグリーグ2020』&『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.27』の開幕戦を愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)で開幕した。 メインイベントでは『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.27』公式戦で、高橋ヒロムと現IWGPジュニアヘビー級王者の石森太二の優勝候補対決がいきなり対決。 8.29東京・明治神宮野球場大会では、石森がヒロムからタイトルを奪取しており、それ以来の再戦となった。試合は両者一歩も引かずハイレベルでスリリングな攻防を展開。ヒロムは石森のYes Lockに追い込まれるも、ブラディークロスをしのぐと、デスバレーボムの連発から最後はTIME BOMBが決まりカウント3。一進一退の攻防を制した上で、リベンジを果たしている。 神宮の雪辱を果たしたヒロムは「プロレスやって、プロレス観て疲れられるなんて、最高に幸せじゃねえか!こんなご時世の中、悪いけどまだまだ疲れてもらうぞ。プロレスファンのみんな、覚悟しておけ!みんなで楽しもうぜー!」と叫び、試合を締めてみせた。 バックステージでヒロムは、フロアに腰を落とすと、「やるなあ、マッスルチワワ。なんて凶暴なチワワだ。さすがチャンピオンだ。こんなギリギリな試合を、残り続けてたら、持たねえよ。これが、これが勝ち点2の、勝ち点2の試合だぞ。ああ……。俺的には……12はある。12はあると思う。ただ、うれしいよな。今のこの状況の中で、これだけの人が、会場にいるんだよ。もちろん、来れない人だっているんだよ。来たくても来れねえ、そんな人は配信を見てるんだろ?」と言うと、TV カメラに視線をやって、「このカメラの向こうに、何万人、何十万人っているんだ。そう思うと、体の底から、力がみなぎってくる。そういうもんだ。リーグ戦、リーグ戦だよ、気が抜けねえな。次は(持参したスケッチブックのエル・デスペラードのページを示して)なんてったってエル・デスペラード。もう今は嫌いじゃない。でも昔は嫌いだった。この意味、この意味をちゃんと俺が理解できれば、勝ちは確実だ」とデスペラード戦に目を向けた。 敗れた石森は「クッソッ!また『スーパーJr.』で、負けたじゃねえか。去年、あいつは出られなかっただろ?だから、一昨年の決勝の借り、返そうと思ったのによ……。でも、俺の狙いは、現チャンピオンのまま、『スーパーJr.』を優勝することだ。まだ初戦だよ。まだ初戦。一番負けただけ。こっから、こっから、マッスルチワワの逆襲を見せてやるよ!」と気持ちを切り替えていたようだ。◆新日本プロレス◆『ワールドタッグリーグ2020』&『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.27』2020年11月15日愛知・愛知県体育館(ドルフィンズアリーナ)観衆 2558人▼ ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.27公式戦(30分1本勝負)○高橋ヒロム(20分06秒 片エビ固め)石森太二●※TIME BOMB(どら増田)
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スポーツ 2020年11月16日 20時30分
元巨人・笠原氏がファンに「ガタガタ言うな」 阪神・藤川本人も呆れ、引退登板の“三振回避”を巡る議論に苦言
元巨人・笠原将生氏が、16日に自身の公式ツイッターに投稿。今シーズン限りで現役を引退した阪神・藤川球児の引退登板を巡る議論に苦言を呈した。 >>阪神・藤川に「将来の監督に」の声?他球団の“栄誉職”とは違う、球団が新設ポストに就けたワケ<< 藤川は引退試合となった10日巨人戦で9回表に登板。坂本勇人、中島宏之から連続三振を奪った後、重信慎之介を二飛に打ち取り無失点で有終の美を飾った。だが、重信が藤川の2球目にバットを出し結果三振しなかったことについて、ネット上は「重信は空気読んで三振で花を持たせろよ」、「真剣勝負せずにわざと三振する方が失礼」などと議論に。中には、反対意見に対する誹謗中傷も少なからず見受けられた。 16日に自身のツイッターに投稿した笠原氏は、試合から6日経った現在もくすぶっているこの議論について「『わざと花持たせる為に三振しろ』って言ってる人 これは八百長だ!だのこれからもガタガタ言うなよ?」、「『プロである以上真剣勝負しろ』って言って人 引退試合で本塁打打ってもガタガタいうなよ?」(原文ママ)と双方の意見に苦言。 その上で、「結論 正解のない世界で人を悪くネットで言わないでおきましょう」と、明確な正解がない事柄について過剰に議論すること、ましてや誹謗中傷を交えることは控えた方がいいと呼びかけた。 笠原氏の投稿を受け、ネット上には「確かに何でもかんでも白黒つけようとするのは良くない」、「あーでもないこーでもないっていう議論自体は否定しないが、その中で人を馬鹿にしたり貶したりするのは良くない」、「花持たせるのもガチンコ勝負もどちらも間違ってないと思うし、外野がごちゃごちゃ言うものでも無いと思う」、「なんか熱くなってるファンも多いけど、多分藤川は重信が打ちにいったこと何とも思ってないと思うぞ」といった反応が多数寄せられている。 張本人である藤川も15日に自身の公式ツイッターに「必要性を感じない」と投稿しているこの議論。現役最後の投球がここまでの議論になるのも、藤川が一流の選手だった証なのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について笠原将生氏の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/shoki_____藤川球児の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/kyuji22fujikawa
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スポーツ 2020年11月16日 19時30分
日本ハム・西川のMLB挑戦に高木氏が「絶対やめといた方がいい」 元盗塁王が抱える致命的な弱点とは
元横浜で野球解説者の高木豊氏が15日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。日本ハム・西川遥輝のMLB挑戦に“待った”をかけた。 今回の動画で高木氏は今オフ去就が注目される現役選手を複数挙げ、移籍の可否や新天地予想などをテーマにトーク。その中で、今オフポスティングでのMLB挑戦を表明している西川について自身の見解を語った。 これまで日本ハム(2011-)一筋で活躍している28歳の西川は、今シーズンを含め「.286・51本・346打点・1128安打・287盗塁」といった通算成績を残し、盗塁王を3度(2014,2017-2018)している俊足巧打の外野手。昨オフの契約更改の際に今オフのポスティング移籍を球団に要望したことを公言しており、球団も西川のこれまでの貢献度の高さを考慮し認める可能性が高いとみられている。 しかし、西川のMLB挑戦について高木氏は「やめといた方がいいね。絶対やめといた方がいい」と猛反対。「(外野を)守れない、肩が弱すぎる。(MLBに行けたとしても)失敗すると思う」と、仮にMLB球団に移籍したとしても肩の弱さが響いて失敗に終わるだろうと主張した。 高木氏は続けて、「スイングスピードとかそういうものはあるし身体能力も高い。ただ、あの肩じゃやっぱり(外野は)守れないと思う。(移籍先の球団も外野を)守らせてくれないと思う」と発言。打撃力や走力に秀でていることは認めつつも、肩が弱いことから思うように出場機会を得られないのではと推測した。 「(MLBでプレーしたいという)自分の夢を追いかけるという意味では全然反対はしないけど、『どっちでもいいですよ』っていうんだったらやめといた方がいいと思う」という高木氏。長年抱いていた夢をどうしてもかなえたいという気持ちが強いなら尊重するが、そこまで意志が固くないのであればMLB挑戦は控えた方がいいと主張していた。 この他にも高木氏は今オフのFA市場で最大の目玉と目されるヤクルト・山田哲人の動向予想や、巨人・菅野智之のMLB移籍の可能性について動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「肩が弱点っていうのはその通りだと思う、指標もかなり悪いし」、「変に行って失敗するくらいなら残留してほしい、日本ハムにとっては欠かせない主力だし」、「肩が弱いっていう不安材料を、足が速い、年俸が安いといった好材料でどこまで補えるかが今後を左右しそう」、「MLB球団もその辺考慮して足元見てくるはずだから、行きたいなら相当な覚悟が必要だな」といった反応が多数寄せられている。 >>MLB志望の日ハム・西川に「菊池みたいになる」の声日本人野手は苦戦続き、“買い手無し”を回避するカギは<< 「高木氏に肩の弱さを危惧されている西川ですが、今シーズンの守備成績をみると補殺数はわずか『2個』。また、ARM(送球により走者の進塁をどれだけ抑止したかを表す指標)も『-3.8』で、他のポジションを守っていない外野専門の野手としては12球団ワーストの数字と肩の弱さが浮き彫りとなっています。このあたりのデータはMLB球団も把握しているとは思いますので、西川は仮にポスティングを利用しても、肩の弱さを理由にマイナー契約や春季キャンプでの招待選手といったシビアな条件を提示されるかもしれませんし、最悪の場合買い手なしに終わる可能性もゼロではないでしょう。それでも本人が挑戦の意思を崩さないのは長年の夢であることに加え、走力の高さやリーズナブルな年俸(今季年俸2億円/推定)といった好材料を売り込めば移籍を実現できるという自信があるからなのでしょうが、『最初は低評価でも結果を出してのし上がってやる』という強い意志がない限りはMLBに挑戦しても挫折する可能性は高いと高木氏は考えているようです」(野球ライター) 16日午後6時時点で、移籍先のMLB球団について具体的な名前は挙がってきていない西川。果たして今後獲得に名乗りを挙げる球団は現れるのか、そして移籍後に結果を残せるのか。ファンの注目が集まる状況はもうしばらく続きそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について高木豊氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCgr5CkgytiVfdnk4C0M42nQ
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スポーツ 2020年11月16日 17時30分
DeNAキャプテン・佐野がファンに感謝「無観客でも背中を押してくれていました」 最終戦で首位打者戴冠決定!
ベイスターズの2020年シーズンが14日に終わった。宿敵ジャイアンツにサヨナラ勝ちした興奮冷めやらぬ中、一年間の戦いを振り返るVTRの後、キャプテンとしてチームを引っ張った佐野恵太が挨拶した。 「今シーズンは無観客の中、開幕という異例のシーズンでした。スタンド見渡しても、ファンの方が誰一人といない、そんな中で野球をするのはとても寂しく感じていました。しかし、たとえ無観客でも、ファンの皆様の応援は僕たちに届いていましたし、背中を押してくれていました。優勝することができず、期待に応えられないこの悔しさは、来シーズン、必ず晴らしたいと思います。そして、またいつか、満員のハマスタで勝利の喜びを皆様と分かち合える、そんな日を楽しみに待っています。一年間応援ありがとうございました。来シーズンも熱い応援をよろしくお願いします」と視線を下げることなく、スタンドを見渡すように自分の言葉を発する姿は、ゲーム以外でもチームの核となっていることを改めて印象付けた。 打率.328でチームメイトの梶谷隆幸と5厘差で首位打者のタイトルを獲得。バッターにはシーズン中、波があるのが普通のことだが、6月から9月までの月間別打率で.330を下回ることはなく、安定してヒットを積み重ねたことは特筆もの。左肩のケガで10月25日を最後に戦列を離脱し、106試合の出場ながらホームランも20本と大台に乗せ、「こだわっている」と重要視していた打点もリーグ8位の69。チームの絶対的支柱だった筒香嘉智がメジャーに旅立ち、大きく空いた“4番”と“キャプテン”の座をがっちりと埋める、周囲の期待を大きく上回る活躍を見せた。何より、プレッシャーが一気に圧し掛かる状況を力に変える、その精神力の強さにはただただ驚かされた。 15日には、来年からは背番号44から7へと変更されることも発表され、ますますチームの顔としての期待が増す佐野恵太。来シーズンは新監督と共に、待望の優勝へ向けチームを導いていってくれるはずだ。取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2020年11月16日 15時30分
栗山監督の続投で「後任がいないのか」日本ハムフロントにブーイング? 2年連続Bクラスでも留任に動いたワケは
今シーズン「53勝62敗5分・勝率.461」でパ・リーグ5位に沈んだ日本ハム。16日、その日本ハムが栗山英樹監督に来シーズンの続投を要請する意向であることを複数メディアが報じている。 監督に就任した2012年以降、チームにリーグ優勝2回(2012,2016)、日本一1回(2016)をもたらしている栗山監督。しかし、今シーズンは8月(13勝11敗)以外は全て月間負け越しと終始貯金を作れず。優勝争いはおろかCS圏内の2位争いにも加われないまま、就任後初となる2年連続Bクラス(両年とも5位)でシーズンを終えている。 報道によると、球団は2年連続Bクラスに終わった結果を重く受け止めた上で検討を重ねた結果、チーム再建を託すため続投を要請する結論に至ったとのこと。また、栗山監督が要請に応じることは確実とも伝えられている。 >>日本ハム・清宮、不振の原因は“迷い”? OB岩本氏が打席での“異常”を指摘「手先でボールをこねていた」<< 栗山監督の続投報道を受け、ネット上には「続投なら素直に嬉しい、ちゃんと補強すれば全然戦えるはず」、「ソフトバンクにカモにされた(6勝17敗1分)のが低迷の主原因だからここをどうにか対策してほしい」、「また来年も同じ野球を見せられるのかと思うと気が滅入る」、「有原(航平)、西川(遥輝)が今オフメジャー行くかもしれないし、監督も代えてチームを一から作り直すべきだ」と賛否の声が多数寄せられている。 一方、「去年も進退伺突っぱねて続投させたけどそんなに後任がいないのか?」、「普通なら解任に動く方が自然、それでも続投ということは他になり手が見当たらないということなのかもしれない」といったコメントも複数見受けられた。 「栗山監督は5位に終わった昨シーズンオフ、成績不振の責任を取って球団に辞任を申し出。報道では次期監督候補として侍ジャパン・稲葉篤紀監督、中日・小笠原道大二軍監督(現日本ハム一軍ヘッド兼打撃コーチ)ら複数OBの名も挙がっていましたが、球団側は『ケジメをつける、責任を取るのであれば、来年勝つことも責任だろう』と説得し栗山監督を翻意させています。こうした経緯も影響しているのか、球団が今オフも結果を出していない栗山監督の留任に動いているのは『監督オファーを受けてくれそうな人材がいないからなのでは』と考えているファンもいるようです」(野球ライター) 2年連続で不振に終わっても、栗山監督を続投させる方向で動いている日本ハム。実は監督候補の人材不足に悩んでいる可能性もあるのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年11月16日 12時45分
プロバスケ選手、“渋滞による練習遅刻”でチーム契約解除? チームは「事実と異なる」と発表、意見食い違う
プロバスケットボールBリーグ3部のさいたまブロンコスに所属していた山口力也選手が、突然選手契約解除されたことを明かし、物議を醸している。 問題となっているのは、13日にさいたまブロンコスが発表した山口力也選手との選手契約解除の発表。公式サイト上には「双方合意のうえ」と記されており、山口選手はこの発表について、自身のツイッター上で「今まで応援してくださり開幕を楽しみにしてくれた家族、仲間、先輩、後輩、スポンサーになってくださった方々、去年一緒にプレーして一緒に頑張ってきたチームメイト達に凄く申し訳ありせん」と謝罪した。 >>矢口真里の元夫、中村昌也 現在はバスケ関連の仕事で重宝されている?<< 公式サイト上には契約解除の理由が記載されていなかったことから、ファンらの間で困惑が集まることに。一部では「事件を起こしたのでは」といった噂も飛び交うことになったが、これを受け山口選手は14日にツイッターを通じて、「そのような問題は一切起こしていませんので安心してください」と否定。理由について改めて、「練習に遅刻したということです」と明かした。 山口選手によると、遅刻の原因となったのは圏央道の事故渋滞で、事前に連絡を入れていたとのこと。しかし、マネージャーからその日に4日間の自宅待機と反省文提出を求められ、応じたこと明かした。その後、自宅待機明けに印鑑を持って事務所に来るよう指示があり、向かったところ、マネージャーから唐突に契約解除の合意書に署名押印を求められたといい、一度は拒んだものの、取り付く島がなく、結局署名押印したとのことだった。 その後、山口選手はファンからの質問に答える形で、遅刻については「7月から……2回目になります」と告白。普段の素行については「指摘された事はありませんし規律違反と判断される行動を取った覚えもなく、模範的行動を取っていたとは言いませんが至って平均的なレベルでの行動であったと断言できます」とした。 一方、さいたまブロンコスは告発を受け、15日にツイッターで「事実と異なる」とする文書を発表。契約解除については、遅刻が直接的な原因ではないとし、「契約やチームの規律に違反する行為があり、それが看過できないものだった」「契約違反に加えて、当社経営陣とも直接話し合いの場を設けて真摯に伝えてきました。その結果、残念ながら契約解除という選択を決断」したとした。 この食い違いに、バスケットボールファンからは、「本人が納得してたらツイートしないはず」「Bリーグ全体のためにも真相を明らかにすべき」「選手が公表してる以上、クラブもすべての事実を話すべき」といった声が聞かれている。果たして、この食い違いは解決するのだろうか――。記事内の引用についてさいたまブロンコス公式サイトより https://broncos20.jp/さいたまブロンコス公式ツイッターより https://twitter.com/saitamabroncos山口力也公式ツイッターより https://twitter.com/ricky22596
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スポーツ 2020年11月16日 11時35分
ロッテ、今オフ主力が大量流出か 「内々に調査されていた時期が…」球団は井口監督の采配にもメス?
澤村、鳥谷、チェン・ウェインの去就は…。パ・リーグのクライマックスシリーズ(以下=CS)に敗退し、千葉ロッテはさらなるチーム強化に乗り出す。井口資仁監督は“鬼”に成り切れないかもしれない。 >>ロッテ・細川、“ベニー首投げ事件”の裏話を告白「引っ張っても全然動かなくて…」同僚がドン引きした衝撃の光景とは<< 「CSの舞台となったペイペイドームのネット裏には、メジャーリーグの関係者も来ていました。米スカウトではなく、日本国内で契約しているスポーツマネジメント会社のスタッフでしたが」(地元メディア) お目当ては澤村拓一投手だ。9月に千葉ロッテに移籍して以降、強気のストレートが蘇り、150キロ台のフォークボールがメジャースカウトの目にも留まった。すでに海外FA権を取得していることから、米メディアも「お手頃価格」として、千葉ロッテ移籍後の活躍を伝えていた。 CS第2戦後、澤村は「悔しい気持ちしかない」と敗戦を悔やんでいた。そのコメントから、“完全に千葉ロッテの一員”になったとも捉えることもできたが、こんな情報も聞かれた。 「今年に入り、澤村はスポーツマネジメント会社と契約しています。その会社にはロッテの吉井理人投手コーチもいます。メジャー移籍のための準備であり、千葉ロッテ移籍もそのルートが絡んでいたと思われます」(球界関係者) また、残留か否かで情報が錯綜しているのが、鳥谷敬内野手だ。新型コロナウイルスに感染してチームを離れてしまったこともあるが、出場試合数は42。打率1割3分9厘、打点6は物足りない数字だ。“元身内の関係系メディア”は「来季も!」と現役続行を伝えていたが、CS終了後の第一声は「球団がどういう風に考えているかが分からない」だった。額面通りに捉えれば、鳥谷自身と球団は「来季の話」を全く交わしていないことになるが…。 パ・リーグに詳しいプロ野球解説者がこう言う。 「CSの敗因は、打線です。チーム打率が12球団ワーストではソフトバンクの投手陣を打ち崩せません。外国人選手を含め、『打撃力優先』の補強をしないと、来季は厳しい」 鳥谷の打率は1割台。残留は難しいというわけだ。もっとも、12球団ワーストの打率でもCS進出を果たせた勝因だが、投手の継投策に尽きる。「唐川、ハーマン、益田」と繋いでいく勝利の方程式が出来上がり、それを補う澤村の存在も大きかった。 澤村のメジャー移籍志望を分かっていて途中加入させたようだが、やはり、慰留の説得は行うべきだろう。打撃面の強化は投手陣の安定が大前提だ。 「ロッテ打線はバントを1回で決められない、得点圏に走者を進めても、『あと1本』が出ないという拙攻が目立ちます。攻撃面での参謀が悪いのか、それとも、井口監督の采配に原因があるのか、内々に調査されていた時期がありました」(前出・関係者) 先発のコマ不足を補うためにシーズン終盤で獲得したチェン・ウェインは、メジャー復帰を第一希望としているそうだ。 逆転優勝を懸け、終盤戦で緊急補強した澤村、チェン。そして、若い野手陣をサポートするために獲得したベテランの鳥谷の去就が気になる。優勝を狙うチームに進化させるのなら、井口監督は自身の采配を含め、冷静に補強ポイントを整理しなければならないだろう。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年11月16日 11時30分
楽天2017年D1位、近藤弘樹が戦力外!コーチ陣も大幅に配置転換
東北楽天は14日、プロ3年目の近藤弘樹投手に来季2021年シーズンの選手契約を行わないことを伝えたと発表した。第二次戦力外通告だ。 近藤は2017年に岡山商大からドラフト1位で楽天に入団。即戦力ルーキーとして期待されたが、1年目は9試合、2年目も2試合の登板にとどまり、今季は中継ぎで6試合に登板して1ホールドを挙げたものの、通算17試合、0勝4敗、防御率7.00。ドラフト1位の選手で、3年で戦力外になるのは異例である。 2017年のドラフトで、楽天は清宮幸太郎内野手を北海道日本ハムに、村上宗隆内野手を東京ヤクルトに続けて抽選で外しており、近藤は外れ外れ1位だったが、球団の期待は高く、残念ながら3年間でその期待に応えることが出来なかった。 近藤は「現役続行の道を探りながら、トライアウトを受ける方向で考えています」と現役続行の意志を持っており、トライアウトに向けて準備を進めているとのこと。 楽天時代の思い出は「一番最初に東京ドームで先発した日です。あと、本拠地で初めて先発した時の声援というのは忘れられないです」と語り、「3年間で一度も勝利することができず、1位で入団したにもかかわらず、チームに貢献できなくて本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」と期待に応えられなかったことを謝罪した。 ファンに対しては「これからも頑張っていきたいと思います。いつも温かい応援、ありがとうございました」と感謝の意を述べている。 また、石井一久新監督のもと、コーチ陣の配置転換も発表された。既に三木肇前監督の二軍監督への配置転換が発表されているが、野村克則一軍作戦コーチは育成捕手コーチに、真喜志康永育成総合コーチは一軍ヘッドコーチに、石井貴二軍投手コーチは一軍投手コーチに、奈良原浩二軍監督は一軍内野守備走塁コーチに、今江敏晃育成コーチは二軍打撃コーチに、塩川達也一軍内野守備走塁コーチは二軍内野守備走塁コーチに、垣内哲也二軍打撃コーチは育成打撃コーチに、永井怜育成コーチは育成投手コーチに、酒井忠晴二軍内野守備バントコーチは育成守備走塁コーチに、それぞれ配置転換され、優勝、CS争いに加わるチーム作りを行っていく。(どら増田)
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スポーツ 2020年11月15日 17時00分
阪神・福留、ロッテ・楽天は獲得の価値アリ? バットの実力以外にも、44歳の大ベテランがもたらすメリットとは
これまで中日(1999-2007)、カブス(2008-2011)、インディアンス(2011)、ホワイトソックス(2012)、阪神(2013-)でプレーし、NPBでは「1909試合・.289・281本・1057打点・1909安打」をマークしている43歳の福留孝介。11日、その福留が選手、スタッフらに退団のあいさつを行ったことを複数メディアが報じた。 今シーズン「43試合・.154・1本・12打点・12安打」と不振に終わった福留は、今シーズン限りで阪神を退団することを6日に球団が発表。同日に二軍で選手、スタッフにあいさつしたが、一軍の最終戦が11日に行われるのに合わせ、試合前に甲子園のロッカールームを訪れ一軍選手やスタッフとも別れのあいさつを交わしたという。 >>阪神、今オフ大激震か矢野監督も“フロント主導”に混乱、能見の戦力外は大幅リストラの布石?<< 来シーズン以降の現役続行を希望しているため、今後は他球団から誘いがあるかが焦点となる福留。一部ファンからは今季の成績や来年44歳を迎える年齢面を踏まえ新天地探しの難航を予想する声もあるが、獲得がメリットになりそうな球団がないわけではない。 福留は今シーズンこそ上記のように成績は振るわなかったが、それ以前は毎年2ケタ本塁打や100安打前後をコンスタントにマークしていた選手。通算得点圏打率「.290」と勝負強さも兼ね備えているため、打力に乏しい球団ではスタメン・代打の両方でまだまだ戦力になれる可能性は少なくない。 今シーズンの各球団のチーム打撃成績を見ると、チーム打率はヤクルト(.242)、ロッテ(.235)、代打打率は巨人(.189)、楽天(.149)がそれぞれのリーグでワーストの数字となっている。他選手へのアドバイスといった間接的な好影響も含め、このあたりの球団には獲得のメリットがあるのではないだろうか。 中でも、特に獲得のメリットが大きそうなのはロッテ、楽天のパ2球団。ロッテは今シーズンのチーム内首位打者が中村奨吾の「.249」と貧打に苦しんでおり、代打も佐藤都志也(.310)以外に常時送り出せる人材は不足しているため、スタメン・代打のどちらでも福留が戦力として貢献できる可能性は十分。また、昨オフ阪神を退団後入団した鳥谷敬が練習態度やアドバイスで若手に好影響を与えている点を踏まえると、福留獲得でも同様の効果が期待できるかもしれない。 楽天は浅村栄斗(.280・32本・104打点)、鈴木大地(.295・4本・55打点)、ロメロ(.272・24本・63打点)といった補強組の打者が活躍した一方、生え抜きの打者で彼らに追随するような選手が思うように出てきておらず、この点が今季リーグ4位に終わった一因ともいわれている。ただ、裏を返せば生え抜きが力をつければ必然的にチーム順位も上がるという見方もできるため、福留をコーチ兼任のような形で招いて生え抜きの底上げを図るのも一手かもしれない。 6日の二軍でのあいさつを伝える報道の中では、「体は元気なんで。気持ちが折れていない分、『まだまだ』というところ」と現役続行へ闘志を燃やすコメントもあった福留。その福留の獲得の手を挙げる球団は果たして現れるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年11月15日 11時00分
ソフトB、CS突破・日本一は柳田次第?「ロッテとの大きな違いは…」工藤監督も球界一の“長所”に期待か
ペナントレース最終戦の試合前、ソフトバンクホークスの工藤公康監督は、クライマックスシリーズ(CS)に向けての意気込みを語っている。「ロッテとの大きな違いは長打力」と自チームを評した。そう指揮官が語った、絶対的な信頼を寄せる打線の象徴的な存在が、ホークス背番号9・柳田悠岐だ。 今シーズン、初となる最多安打のタイトルを獲得するとともに、主要打撃部門(打率、本塁打、打点)でも全てベスト3に名を連ねる成績を残した。 確実性、勝負強さと何れも特徴の一つだが、やはり相手投手の脅威となるのが長打力。2018年まで4年連続でリーグトップを記録した長打率も、今季両リーグ通じて唯一の6割台(.623)で、再び1位に返り咲いている。そして、その豪快なスイングから放たれ、球場のあらゆる方向に打ち込むことが出来るホームランこそ柳田の魅力だろう。 9日の西武との最終戦でも、独特のアーチを描いた打球が今季29本目の本塁打となっている。 3回の第二打席、西武の左腕、齊藤大将が投じた初球、外角への変化球を捕らえると、あっという間にボールはレフトスタンドポール際へ吸い込まれていった。バットの先で合わせただけにも見えたものの、逆方向へと飛距離が伸びていく、まさに「ギータ」にしか打てない一発だった。自身は30本に届かなかったこともあり、「惜しかった。(この成績が)現時点での力」と控え目に心境を口にしつつも、最後までスラッガーとして、ファンの期待に応え続けた。 早くも今シーズンのMVP候補にも挙げられているが、昨年怪我で不本意なシーズンに終わった柳田にとって、2年ぶりに離脱なく迎える短期決戦が目の前だ。一昨年のCSでは、ライオンズとのファイナルステージで2本塁打を記録し、MVPに選出される活躍を見せていて、短期決戦でこそ、その打撃はチームに最も勢いを与える強力な武器となることは明白だ。今季のCSはチームにとっても3年連続日本一への最初の関門であり、唯一シーズン対戦成績で負け越している千葉ロッテ打倒の為には、柳田の「一発」が必須であることは言うまでもない。 異例の長期契約で、「生涯ホークス」を宣言したのがおよそ1年前。チームへの愛着と想いを、プレー、そして成績で体現した今季、最後までチームの先頭に立ち、CS突破、そして日本シリーズへと突き進む。球界No1を誇るフルスイングの「破壊力」で、柳田悠岐は鷹軍団を更なる上昇気流に乗せていく。(佐藤文孝)
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2018年07月11日 17時50分
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スポーツ
そこに“心技”は無し 千代の国の逆襲を招いた高安の甘さ
2018年07月11日 17時40分
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スポーツ
ファンからは落胆の声も 日本を破ったベルギーがフランスに惜敗
2018年07月11日 17時30分
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スポーツ
新たな背番号は29!オリックスから電撃トレードの伊藤光がDeNA入団会見
2018年07月11日 17時15分
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スポーツ
本田圭佑、GK川島…ヴィッセル神戸が獲得を狙う世界の大物選手
2018年07月10日 18時00分
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スポーツ
新旧背番号「1」の共演に ヤクルト・山田哲人がサイクルヒットを達成
2018年07月10日 17時40分
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スポーツ
「今年はノーバンで!」オリックス、川栄李奈が2年連続始球式!
2018年07月10日 17時30分
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スポーツ
プライドぶつかる準決勝 大手ブックメーカーの予想は?
2018年07月10日 08時30分
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スポーツ
監督不在の楽天が石井氏にGM要請した本当の理由は…
2018年07月10日 06時30分
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スポーツ
【DeNA】やはり頼れる"ハマの宇宙人"井納翔一が鮮烈復帰!
2018年07月10日 06時20分
特集
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【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能ニュース
2025年04月28日 19時03分
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【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
芸能ニュース
2025年04月18日 20時55分
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【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分