スポーツ
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スポーツ 2020年11月20日 11時15分
阪神・ボーア、減額してまでNPBに残りたい理由 意味深な二軍降格は球団の“親心”だったのか
第一希望が叶わなかったので、せめて他球団に…。阪神との再契約に失敗したジャスティン・ボーア内野手が日本球界でのプレー続行を希望し、働きかけていくことが分かった。 >>阪神・ボーア、球団史に残る助っ人だった?「本当に切っていいのか」1年での放出に疑問の声相次ぐ<< 「第一希望は阪神残留だったそうです。阪神側は再契約の意思がないことを伝えており、だったら、どこでもいいから、日本国内の球団と契約したいと」(在阪記者) ボーアの成績は2割4分3厘、本塁打17、打点45。推定260万ドル(約2億7000万円)の高額年俸もネックとなりそうだが、関係者によれば、ボーア側は「減額OK」だという。2019年はメジャーリーグ・エンゼルスに在籍していたはず。親日家ではあったが、「減額までして残りたい」という気持ちは理解できないが…。 「メジャーリーグ各球団はコロナ禍により、経営状況が苦しいんです。今オフは都市部の一部球団しか、大物選手と契約できないと伝えられています。そんな米球界の事情も影響しているんでしょう」(米国人ライター) シカゴ・カブスが経営難を理由にダルビッシュ有の放出を検討しているとのニュースもある。「チームの顔」でもあった先発左腕のジョン・レスター投手を手放し、敏腕のゼネラルマネージャーとして知られるセオ・エプスタイン氏も解雇した。理由は「給料を払い続けることができないから」。こうした米球界の厳しい状況が、日本残留を希望させたのだろう。 「来日1年目の今季は、変化球の多い日本独自の配球に苦しみました。来季はしっかり対応できると判断されれば」(前出・在阪記者) もっとも、同じNPB経験者の助っ人なら、DeNAのホセ・ロペスもいる。DeNAは再契約しないが、来日8年が経過したため、来季から“日本人選手扱い”となる。 「ボーアは米球界時代から左投手が苦手でした。その辺もネックになるでしょう」(前出・同) また、前出の関係者によれば、ボーアは10月上旬から阪神サイドと「来季」についての話し合いを始めていたそうだ。当然、チーム残留が第一希望であり、減額OKの意思も伝えていたはず。しかし、10月22日にボーアは一軍登録を抹消され、そのままシーズン終了を迎えてしまった。チームは中日との2位争いを繰り広げていたのに、だ。 「2位争いの最中だったので、チームは来季のために若手を起用する機会が激減してしまいました。負けられない試合が続く中で、長打力のあるボーアを二軍に落としたわけですから、残留交渉以外の理由があったのではないかと他球団は首を傾げていました」(プロ野球解説者) 「次のステージに進みやすく」という球団の判断だと思われるが、今後の交渉に影響してくるかもしれない。福留、能見、上本らもそうだが、ボーアが“トラの難敵”になる危険性も頭の片隅に入れておいた方が良さそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年11月19日 20時30分
巨人、直江・山下の自由契約は大補強の布石?「人的逃れの可能性もある」今オフ5人目の“育成落ち”に憶測飛び交う
2018年のドラフトでそれぞれ支配下3位、育成1位の指名を受け巨人に入団した直江大輔と山下航汰。19日、巨人が共にプロ2年目・20歳の両者に自由契約を通告したと複数メディアが報じた。 直江は今季一軍で3試合に登板(0勝0敗・防御率3.00)し、山下も一軍出場はないものの昨年7月に支配下契約を結び、昨季ファームで首位打者を獲得するなどどちらもチームの有望株である両名。しかし、直江は10月中旬に椎間板ヘルニアの影響で腰を手術、山下は開幕前の5月下旬に右手有鈎骨を骨折しておりどちらも現在はリハビリ中だった。 報道によると、巨人は育成選手として両名と再契約する方針であるとのこと。育成契約を受け入れれば来季は二・三軍でじっくり治療させ、万全の状態に戻るめどがつけば再び支配下契約に戻すとみられている。 直江、山下の育成落ちを受け、ネット上には「一旦育成落ちさせるってそんなに故障が重いのか」、「見通しが不透明な選手に支配下枠割くのは割に合わないし、育成で様子見るのは妥当」、「2人とも万全なら十分支配下レベルの選手だから焦らずに治療を続けて欲しい」といった反応が寄せられている。 一方、「今後の補強に備えて支配下枠を空けたかったのでは」、「FA補強に向けた人的逃れの可能性もある」との憶測も飛び交っている。 >>巨人、今オフの狙いは投手と強打の外野手?「国内FA市場にも参戦するつもり」決戦の裏で外部補強は進行中か<< 「今オフの巨人はこれまでに鍬原拓也、堀田賢慎、高木京介を育成落ちさせており、今回の直江、山下を含めると5人目。彼らを育成に落とした分、支配下枠には空きが出ますので、来季に向けてどのポジションの選手を何人補強するかといった戦力整備の計算は立てやすくなります。また、育成選手はFA選手を獲得する際に生じる場合がある人的補償の対象ではないため、支配下28名のみを守るプロテクトリストの作成も容易に。これらの点を踏まえ、巨人がここから積極補強に打って出るのではと予想しているファンも多いようですね」(野球ライター) 今季「67勝45敗8分・勝率.598」でセ・リーグ2連覇を達成したが、助っ人補強、FA補強には積極的に参戦するとみられている今オフの巨人。今回の直江、山下を含めた5名もの育成落ちは、ストーブリーグに向けた布石なのかもしれない。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年11月19日 19時30分
「坂本の時代が来る」元中日・井端氏が感じたのはプロ2年目? 2000本達成のはるか前に見せていた片りんとは
元巨人で野球解説者の井端弘和氏が18日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。自身を驚かせたという巨人・坂本勇人の打撃を明かした。 今回の動画で井端氏は8日のヤクルト戦で通算2000本安打を達成した坂本について、思い出話や今後期待することなどをテーマにトーク。その中で、自身が驚いたという若手時代の坂本のバッティングを明かした。 >>巨人・坂本、昨シリーズの“悪夢”再び?藤川引退の裏でスタメンを外れたワケ<< 2006年のドラフトで1位指名を受け巨人(2007-)に入団し、今シーズンを含め「1785試合・.292・242本・865打点・2003安打」といった成績をマークしている31歳の坂本。数字だけを見ると強打の選手という印象が先行するが、井端氏は「出始めの頃は変化球を(体が)泳ぎながら前で引っ掛けて、サード、ショートへの内野安打が多いバッター」というイメージの方が強かったという。 坂本がプロ入りした当時の井端氏は中日の遊撃レギュラーを務めていたが、巨人との試合では“走り打ち”でヒットをもぎ取ってくる坂本に度々驚かされたという井端氏。そのため、三塁レギュラーの森野将彦と共に、「坂本が泳ぎながら打つのは(一塁到達まで)めちゃくちゃ速いから(送球には)気をつけないかんな」と常に警戒していたという。 普通のバッターは体を泳がせてゴロを打つと走り出しが遅いというが、坂本は「泳ぎ出した時点で一歩目を踏み出していた」と明確な違いを見せていたという井端氏。坂本がプロ2年目・19歳の2008年に行われたオールスターで初めてまともに喋る機会があったというが、その時点で既に「ここからは坂本の時代がくるな」という予感があったと語っていた。 井端氏はこの他にも自身が巨人に移籍した2014年にあった坂本とのエピソードや、今後さらに成績を積み上げていくために大切なことなどについて動画内で語っている。 今回の動画を受け、ネット上には「色んな選手の打球捌いてゴールデングラブも複数回獲ってる井端を驚かせるのは凄いな」、「確かに若い時は俊足巧打って感じの選手だったから、今みたいにホームラン量産する選手になるとは思わなかった」、「同じグラウンドにいる選手もなんか一味違う奴が出てきたなって思ってたんだな」、「足でヒット稼いだことが早くからのレギュラー定着、そして31歳での2000本達成に繋がった一因なのは間違いないだろうね」といった反応が多数寄せられている。 現役時代に中日(1998-2013)、巨人(2014-2015)で活躍した45歳の井端氏と、巨人(2007-)一筋でプレーしている坂本。両者は2007年から2013年にかけ敵同士、2014年から2015年にかけては同僚としてセ・リーグで戦っている。 プロ野球史上2番目の若さとなる31歳10カ月で通算2000本安打を達成したことで、NPBでは過去に張本勲氏しか達成者がいない通算3000本安打、そしてその張本氏が持つ日本記録「3085安打」の更新を期待されている坂本。球史に名を残しつつある名打者は、プロ入り当初から大器の片りんをのぞかせていたようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について井端弘和氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCVhXntGHOpB4vnfkBdN5HlA
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スポーツ 2020年11月19日 17時30分
DeNA・三浦新監督が横浜ジャック!「皆さんの力を貸してください」の言葉にファン歓喜
「ファンの方と一緒に戦い、一緒に感動し、一緒に喜びたいと思ってますので、皆さんの力を貸してください」。17日に行われた監督就任会見で、三浦大輔新監督がファンに向けて送ったメッセージ。会見は球団オフィシャルYouTubeとTwitterでも生配信されたことで、タイムリーにファンも呼応し、“番長監督”との共闘を誓った。 17日の三浦監督誕生に合わせて、横浜駅や横浜スタジアムの最寄り駅では大々的に新背番号81を背負った姿に「横浜愛、三浦新監督」の文字の入った広告が掲げられ、ファンに周知。SNS上でも歓迎の投稿が相次ぎ、Twitterでもトレンド入りするなど、改めて人気の高さが浮き彫りになった形だ。 三浦大輔と言えば、言わずと知れたベイスターズ生え抜きのスーパースター。まだ横浜大洋ホエールズ時代の1991年、奈良・高田商からドラフト6位で入団。翌年に大洋のエース・遠藤一彦氏の引退試合、更にホエールズの最終戦でもあった試合でデビューしたことは、偶然ながら時代の継承者としての意味合いを感じてしまう。1998年には念願のエースナンバー18番を手にし、38年振りの日本一に貢献。2008年オフにはFA宣言したが、ファン感謝デーでのファンの「行かないで」の言葉と「強いところを倒して優勝」とのポリシーを貫き残留し、より一層ファンの心を掴んだ。2016年の引退試合では、チケットを求めるファンが横浜スタジアムの周りを囲むフィーバー状態となった際、サプライズで「ありがとうございます」とファンにアナウンスする心遣いも。それからも、引退試合で発した「これからも三浦大輔はずっと横浜です!」の言葉通り、球団アドバイザー、一軍ピッチングコーチ、ファーム監督を経ての監督就任。ベイスターズファンにとって特別すぎる存在が、遂に指揮を執ることとなった。 めざすはズバリ「優勝だけ」と言い切った“ハマの永遠番長”。ファンの圧倒的な後押しを受け、1998年以来のペナントを狙う。 取材・文 ・ 写真/ 萩原孝弘
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スポーツ 2020年11月19日 17時00分
FA残留のヤクルト・山田に「不良債権になりそう」懸念の声? 歴史的な長期契約を手放しで喜べないワケは
2010年ドラフト1位でヤクルトに入団し、今シーズンまでのプロ10年で「1058試合・.293・214本・635打点・1153安打・176盗塁」といった数字を残しているヤクルトの28歳・山田哲人。19日、その山田が今季取得した国内FA権を行使せず残留する見通しとなったことを複数メディアが報じた。 報道によると今季終盤から山田と交渉を重ねてきた球団は、「7年総額35億円+出来高」という大型契約を提示すると同時に、宣言残留も認める方針を伝えたとのこと。これを受けた山田は熟考を重ね、今季終了後も球団と複数回話し合いの場を持った上で18日に契約に合意したという。 山田は前述の成績をはじめ本塁打王1回(2015)、盗塁王3回(2015-2016,2018)、リーグMVP1回(2015)、トリプルスリー3回(2015-2016,2018)といった実績を残している球界トップクラスの二塁手。今オフのFA市場で最大の目玉とされ、以前から巨人、ソフトバンクといった球団が獲得に名乗りを上げることも確実視されていたため、FA権を行使するか否かは大きな注目を集めていた。 >>ソフトバンクのヤクルト山田FA獲得、「“刺激”としては年俸が高すぎる」?池田氏の見解が物議、「福岡に来るわけない」の声も<< 山田の残留報道を受け、ネット上には「絶対出ていくって覚悟してたから残留は本当に嬉しい」、「球団はよく頑張って誠意を見せてくれた、この調子で他のFA勢(小川泰弘、石山泰稚)の引き留めも全力を挙げてほしい」、「7年後は35歳だから、生涯ヤクルトもかなり濃厚な形になったな」といった反応が多数寄せられている。 一方、「7年はさすがにリスクが大きい、不良債権になりそう」、「成功例がほとんどない7年契約はギャンブル過ぎないか」と懸念の声も複数見受けられた。 「今回山田が結んだ7年契約は、ソフトバンク・松中信彦(2006-2012/総額45億円規模)、楽天・則本昂大(2019-2025/総額21億円規模)、ソフトバンク・柳田悠岐(2020-2026/2020-2023は年俸5億7000万円からの変動制、2024-2026の契約内容は2023オフに決定)と並び日本人選手としては歴代最長タイの長期契約。ただ、松中は7年間で計109本塁打と金額と全く釣り合わない成績に終わり、則本は今季までの2年で計10勝と早くも先行きに暗雲。また、今季『.342・29本・86打点』と好成績だった柳田も現在32歳のため、契約後半の成績下落は避けられないのではと危惧されています。球団がリスク承知で7年契約を提示したことが山田への大きな誠意となったのは確かでしょうが、実際に契約に見合った成績を残せるか疑問に思っているファンもいるようです」(野球ライター) 過去の7年契約選手の中で松中は4年目終了後のオフに球団が5年目以降の条件を見直せる内容だったため減俸されているが、則本は7年全て、柳田も最初の4年間は年俸が出来高などで増えることはあっても減ることはない契約内容だと伝えられている。今回の山田も途中で契約を見直す条項があるとは伝えられていないため、契約期間中に年俸が減ることはないとみられる。 今季は「.254・12本・52打点」と、初めて規定打席に到達した2014年以降ではキャリアワーストの成績で終わっている山田。長期契約がスタートする来季、契約に見合った成績を残すことはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2020年11月19日 11時30分
オリックス、育成D4位の釣寿生と仮契約「打てて勝てるキャッチャーに」
オリックスは18日、兵庫・神戸市内で育成ドラフト4巡目で指名した釣寿生(つりじゅい)捕手と、仮契約を締結した。 釣は京都国際高校の1年時から代打で夏の大会に出場。同秋の近畿大会は出場なく初戦敗退で終え、2年時の春から6番打者で正捕手を務める。府大会準決勝での龍谷大平安戦では、先制打と犠牲フライを記録。続く、夏の予選で決勝戦初進出を果たしたが、立命館宇治高に4打数無安打、2-3でサヨナラ負けを喫している。2年時の秋から編成された新しいチームから5番に抜擢され、敗者復活決勝戦の洛星高戦でレフトへのソロ、2次戦初戦の京学戦でバックスクリーンへの2ランを放っている。3年時、夏の府大会は京都成章に7回0-2で敗れ3回戦で敗退。本人も3打数無安打だった。全2戦で捕手として出場したが、6打数で2塁打1本、0打点と不発のまま高校での野球生活を終えているが、オリックスの入団テストを受けており、福良淳一GM、下山真二スカウトも注目していたことから、育成ドラフト4位で指名されている。 下山スカウトは「背筋力260kg。桁外れな規格外のパワーが魅力。181センチ、87キロと生まれ持った体の強さと、タフな心を持つ強肩強打の大型捕手」と獲得理由を説明しており、福良GMも「釣は体も強い、捕手としての能力も高い。支配下でもおかしくないという評価」と話していることから、キャッチャーが手薄なチーム事情もあって、ファームで結果を残せば支配下登録は遅くないかもしれない。 釣は「仮契約を終え、プロ野球選手になったという実感が増しました。これから気を引き締めて、しっかり練習していい準備をしていきたいと思います。座右の銘の“気合”の通り、苦しい時も根性を見せて乗り越えていきます!誰よりも早く支配下選手になって、打てるキャッチャー、勝てるキャッチャーになれるように頑張ります!」と語り、好リードが出来た上で、打てるキャッチャーを目標に掲げていた。 背番号は014が与えられている。(どら増田)
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スポーツ 2020年11月19日 11時05分
巨人、今オフの狙いは投手と強打の外野手?「国内FA市場にも参戦するつもり」決戦の裏で外部補強は進行中か
原巨人が日本シリーズ第一戦の舞台となる京セラドームに移動した11月18日、球団は育成12位指名の選手との契約合意を発表した。これで支配下7人、育成12人の全指名選手の入団が確定した。確か、ドラフト会議当日、「育成枠なら進学する」とガッカリしていた高校生投手もいたが…。担当スカウトが粘り強く説得したのだろう。 発掘と育成の元年と称し、「3、4年後のドラフト1位を獲れた」とも球団幹部は話していたが、育成枠でこれから入団する投手が、本当に“菅野智之”になれるのだろうか。 「今年の巨人は、引退選手を含め、約20人の選手が解雇されています。大学に行って伸びる選手もいれば、たとえ育成でもプロ野球の世界に入った方が良い選手もいます。プロの世界で成功するかどうかは、やはり本人次第」(ベテラン記者) だが、今年の日本シリーズのカギを握りそうなのは、「育成出身の選手」のようだ。 「打線のキーマンは松原聖弥です。16年育成5位、2年目の18年途中、支配下に昇格しました」(前出・同) 今季中盤以降、スタメン右翼の座も勝ち取った。俊足堅守のイメージも強いが、関係者によれば、実際は違うそうだ。 「高校は強豪の仙台育英ですが、大学は首都リーグ二部の明星大学。高校時代はベンチ入りもできなかった年もありました」(球界関係者) 当時は、守備難の選手だったという。繰り返しになるが、肩は強く、俊足だ。しかし、打球判断がイマイチで、とくに後方のフライの目測を誤ることも少なくなかったそうだ。「俊足、強肩」の素材力で育成指名され、プロ入りした後で守備難を克服した。本人の努力もあるが、コーチ陣の辛抱強い指導が必要だ。 「原監督は『吉川尚、松原』の1・2番で臨むつもり。松原が出塁すれば、クリーンアップは長打を狙わずに済み、シングルヒットで得点を挙げられます」(前出・ベテラン記者) 京セラドームに到着するなり、報道陣はシャットアウト。出発前の東京ドームでの練習も非公開時間が長かったが、京セラでは攻撃に関するサインプレーの確認がされたという。吉川尚、松原が出塁することを大前提とした練習だろう。 >>巨人・原監督がコーチ陣に毎日説教?日シリを前に過熱する対策、厳重警戒する昨年の敗因とは<< 「外国人投手、外野を守れるスラッガータイプの助っ人を獲得する方向で現地担当者が動いています。国内FA市場にも参戦するつもり」(前出・同) 育成のチームへの舵を取ったが、外部補強も続けるようだ。何よりも、勝たなければ意味がない。 今年の日本シリーズも落とすようなことになれば、これからジャイアンツのユニフォームを着る新人たちのモチベーションにも影響してくる。原辰徳監督の責任は重大だ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2020年11月18日 19時30分
プロ野球ベストナイン、“リリーフ部門”を元巨人・上原氏が提案 「ベストナインとなったらほぼ先発」地位向上への訴えに賛同の声
元巨人で野球解説者の上原浩治氏が17日、自身の公式ユーチューブチャンネルに動画を投稿。プロ野球ベストナインの“部門増設”を提案した。 1940年に創設されたベストナインは毎年オフにプロ野球担当記者による投票のもと、セ・リーグでは7部門・9名(外野は3名)、パ・リーグではDHを含めた8部門・10名(同)がそれぞれ各ポジションで最も活躍した選手として表彰される。今回の動画で上原氏は今季のパ・リーグベストナインを部門ごとに予想し理由などについてトークしたが、その中でセ・パ両リーグの投手部門の増設を提案した。 現行制度では先発、リリーフの区別なく最も活躍したと評価された投手1名がベストナインとして選ばれているが、上原氏は「投手(部門)は3ポジション作ってほしい。(内訳は)先発・中継ぎ・抑えで」と、投手部門を2枠増設し先発・中継ぎ・抑えで細分化するべきではと提案。 続けて、「中継ぎ・抑えは絶対ベストナインに選ばれないからかわいそう」、「セットアッパー賞(最優秀中継ぎ投手)やクローザー賞(最多セーブ投手)はあるけど、ベストナインとなったら(選ばれるのは)ほぼ先発」と、これまでの選出投手が先発に偏っている点を理由として挙げた。 また、上原氏は「先発の人はそれ(ベストナイン)以外にも沢村賞があるけど、中継ぎ・抑えはその1個(ベストナイン)しかない」ともコメント。先発投手はベストナイン以外にも先発のみを対象として選考される沢村賞があるが、中継ぎ・抑えには沢村賞に該当する賞は存在しないため、部門を新設して中継ぎ・抑えが評価される機会を増やすべきではと指摘した。 一昔前とは違い現代では投手分業制が確立していることも踏まえ、「(これからはベストナインに)セットアップ賞(中継ぎ・抑え部門)を作ってもいいと思う」と改めて主張した上原氏。仮に部門が増設された場合、中継ぎではロッテ・唐川侑己やソフトバンク・モイネロ、抑えでは西武・増田達至やソフトバンク・森唯斗が今シーズンの有力候補になるだろうと語っていた。 上原氏はこの他にも4名の名を挙げるほど悩んだ部門や、開幕前に活躍すると考えていたが予想が外れた選手について動画内で語っている。 >>元巨人・上原氏、田澤の目前で「なんでドラフトにかけなアカンの」 NPB未経験者の“縛りルール”に苦言<< 今回の動画を受け、ネット上には「確かにリリーフはどれだけ好成績挙げても選ばれない印象が強い」、「リリーフの受賞者は全然思いつかない、佐々木(主浩/元横浜他)ぐらいしかいないんじゃないか?」、「今は投手の役割分担がはっきりしてるから、時代に即して増やすのはいいかも」、「今すぐにっていうのは難しいだろうが、こうやって声を挙げることで機運が高まる可能性はなくはないと思う」といった反応が多数寄せられている。 「今年で創設からちょうど80年となるベストナインですが、中継ぎ・抑えを本職とする投手の選出はこれまでほとんど例がなく、セでは1998年の横浜・佐々木のみ。パでは1度も選出例がなく、2017年にプロ野球新記録となる『54セーブ』をマークしたソフトバンク・サファテも選ばれていません。上原氏は現役時代に日本球界では唯一となる通算『100勝100ホールド100セーブ』を達成するなど先発・中継ぎ・抑え全てで活躍していますが、それ故に中継ぎ・抑えの地位も先発と同じレベルまで向上してほしいという思いは人一倍強いのかもしれません」(野球ライター) 1975年にパ・リーグがDH制を導入したことを受け、同年からパでDH部門が新設されるなど部門が増えた例はあるベストナイン。投手部門の増設の可否は、今後も議論の余地があるのかもしれない。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGynN2H7DcNjpN7Qng4dZmg
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スポーツ 2020年11月18日 18時30分
楽天、岸孝之が月間MVP受賞!「ファームで調整して鍛え直した」
10、11月度の『大樹生命月間MVP賞』が18日に発表され、パ・リーグ投手部門で東北楽天の岸孝之が受賞した。 岸は10、11月に6試合で先発し、すべての試合でクオリティ・スタート(6イニング以上を投げ自責点3以下)を達成。5勝0敗、防御率1.38の好成績を収めた。10月15日に千葉・ZOZOマリンスタジアムで行われたロッテ戦では、被安打2、13奪三振のピッチングを披露し9回115球で完封勝利。CS進出につなぐピッチングを見せた。 会見に臨んだ岸は「今シーズンの振り返りとなってしまいますが、前半戦は何の役に立てず、今年も(チームに)迷惑をかけてしまいました。復帰してからはしっかりと結果(9月13日に一軍復帰以降は6勝0敗)を残して、チームに貢献できたかなと思います。その結果、こういう賞をいただいてすごくうれしく思います」と振り返った。 いいピッチングが続けられた要因について「体調面、体の部分で、夏場にファームでしっかりと調整して鍛え直してきたことがやはり一番で、良い結果に結びついたかなと思います」と分析した。印象に残っている試合については「やはり千葉ロッテ戦で完封できた試合(10月15日)ですかね。もちろん渡辺直人選手の引退試合(11月6日)の完投も、僕の中ではすごく印象がよかったですが、2位を争っている中で、千葉ロッテ戦を完封できたことが、一番よかったと思います」とした。 来シーズンに向けては「毎年変わらず、もちろん怪我をしたくてしているわけではないのですが、怪我なく、シーズン序盤からしっかりと働けるようにしたいと思います」とシーズンを通し、怪我なく活躍することを誓っていた。 セ・リーグ投手部門は広島の森下暢仁、打者部門はDeNAのタイラー・オースティン、パ・リーグ打者部門はソフトバンクの柳田悠岐が選ばれている。(どら増田 / 写真提供・楽天野球団)
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スポーツ 2020年11月18日 17時30分
オリックス、アルバースが帰国「納得できる登板も増えた」来季の契約は未定
オリックスは17日、3年目のアンドリュー・アルバース投手が帰国したと発表した。これで、アダム・ジョーンズ外野手、ブランドン・ディクソン投手、タイラー・ヒギンス投手、アデルリン・ロドリゲス内野手、スティーブン・モヤ内野手と併せて、今シーズン、オリックスと契約していた外国人選手は全員帰国した。2年契約のジョーンズは来シーズンが契約2年目、ヒギンス、モヤは来シーズンの契約が濃厚で、ロドリゲスは微妙なところ。ディクソンとアルバースは新外国人選手との兼ね合いを見ながら、契約の可否を決めるものと思われる。 来日1年目の2018年には19試合に登板、9勝2敗の好成績を収め、先発ローテーションの左腕として、チームに貢献したが、昨年は13試合の登板にとどまり、2勝6敗と1年目の活躍とは裏腹の成績に。勝負をかけた今シーズンは、16試合に登板、4勝8敗でシーズンを終えた。10月24日の千葉ロッテ戦では6回2/3を2安打、無失点の好投を披露。「今日は調子自体もよかったし、その中でも特にスライダーがよかった」とアピールしたが、10月31日の日本ハム線では5回1/3を6失点の内容で終えたため、首脳陣に良い印象を与えてシーズンを終えられなかったのは、残念なところだ。 アルバースは「2018年後半にケガをして以来、なかなか思うようなピッチングができず、自分自身、不甲斐ない思いもありました。しかし、今シーズンは体もほぼ100%に近い状態まで戻り、納得できる登板も増えました。チームとして優勝できなかったことが悔しいですが、例年とは全く違うシーズンとなった今年でも、ファンのみなさんの応援はいつも力になりました」とアルバース先生の愛称で親しまれたファンに感謝するとともに、コンディションは持ち直していることを明らかにしており、今シーズンは、ヒギンスがセットアッパー、ディクソンがクローザーだったこともあり、アルバースが先発を務めた試合は、枠の問題から、外国人選手が1人“上がり”となるなど、チームの編成面で苦悩しただけに、来シーズンまたアルバース先生と再会できるのかどうかは、もうしばらく時間がかかるかもしれない。(どら増田)
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川島永嗣、“戦犯”からW杯後“歴代最高キーパー”へ 長友、本田らも「異常な風当たりの強さ」に警鐘
2018年07月18日 12時20分
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スポーツ
新日本、ジェイの大暴走でCHAOSも内紛か?ファレの選択はバレットクラブOG!
2018年07月17日 21時45分
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スポーツ
新日本G1大荒れのAブロック、4年ぶり無冠で出場のオカダ・カズチカ連敗スタート!
2018年07月17日 21時15分
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スポーツ
新日本G1、ケニー対内藤が昨年を超える大激戦!矢野は日大レスリング部OB魂が爆発?
2018年07月17日 20時45分
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スポーツ
「山崎康選手が…」横浜ベイスターズのツイッターが炎上? なぜか殺到する批判に疑問の声
2018年07月17日 19時00分
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スポーツ
アルビレックス新潟 ホームでの苦闘と微かな希望
2018年07月17日 17時45分
特集
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【独自】元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能ニュース
2025年04月28日 19時03分
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【独自】YouTuberゆたぼん、短期間留学で“自分に勝つ” 昨年のホリエモン、DAIGOとのレスバの思い
芸能ニュース
2025年04月18日 20時55分
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【独自】MEGA BIG2億円当選者・造船太郎、“楽して”儲けたい 興味はNHK党への出資が0円になるか3億円になるか
社会
2025年04月21日 18時25分
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カラテカ入江慎也、闇営業で得た教訓は「人と人をつなぐ怖さ」 反社の見極め方は「金の使い方」
芸能ネタ
2025年06月01日 12時00分