スポーツ
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スポーツ 2021年03月11日 11時00分
マー君の調整遅れは“中6日登板”が原因? 震災から10年の今季、命運を握るのは対巨人戦か
田中将大投手が東日本大震災から10年の節目となる3月11日を前に“熱い思い”を語った。同日に合わせ、メディアが共同で申し込んだ企画取材ではあるが、田中の決意、覚悟がひしひしと伝わってきた。 「調整はやや遅れていると思います。メジャーリーグとは異なる日本の公式球、マウンドの硬さ、登板間隔など、完全にクリアされていません。でも、そんなことは言っていられない、被災地の皆さんのためにも勝ちたいとする思いが語られました」(ベテラン記者) >>「リーグVなんか到底無理」楽天ファンから早くも諦めの声が? マー君・早川ら加入も、OP戦2連敗で期待が萎んでいるワケは<< 次回登板は、13日のDeNA戦。チーム関係者によれば、20日の巨人戦に投げて、開幕第2戦となる3月27日の北海道日本ハム戦に臨むという。 と言うことは、20日の巨人戦が「試金石」となる。 「13、20、27日と日本式の『中6日』の間隔で調整していきます。20日の巨人戦で結果を出せなければ、次はペナントレース本番です。20日に結果を出し、中6日の調整がきちんとできた上で、ペナントレースに臨みたいはず」(チーム関係者) メジャーリーグの中4日間隔、80球から100球で交代するスタイルからまだ抜け出せないでいる。田中は「周りの皆さんが期待してくださっているところはあると思う。そこの期待を超えていくのが、選手として必要なことだと思っている」と語っていた。万全でなくても、結果を出す、勝利という結果にこだわっていくという決意だ。 「田中の話を聞き、オトナになったというか、精神的にも逞しくなったと感じました」 そんな声も多く聞かれた。 2011年3月11日。田中自身も語っていたが、当時の楽天ナインは兵庫県明石市でのオープン戦の最中で、登板予定がなかった田中は横浜への移動中だった。新幹線の中で悲劇に遭い、途中の名古屋まで戻っていた。 田中や楽天ナインが本拠地・仙台市に戻ったのは、4月7日。しかし、それまでの間、二軍調整組とリハビリで宮城県に残っていた一部選手を除き、オープン戦を戦ってきた主力選手たちと首脳陣は、なんとかして合流を果たしている。 その時のことだ。「家族の安否を確かめるため、いったん帰りたい」とする選手たちと、気丈に振る舞おうとする当時の首脳陣が“衝突”した。 どちらも正しい。お互いの言い分が熱くなり、最終的にまとめ役だった山崎武司選手(現・野球解説者)が、双方の間に立った。選手の気持ちを代弁し、改めて「どうすればいいのか」を話し合うことになった。しかし、当時22歳だった田中は“子ども扱い”され、その話し合いには参加できなかった。何人かのベテランが代表となり、首脳陣、フロントと協議した。 「選手の気持ちを伝える上で、ドロをかぶったベテランもいました。まだ若かった田中のことを思って、ベテランたちがかばって議論に参加させなかったのかな…」(当時を知る関係者) 今、田中はチームを牽引する側になった。当時を知る選手も少なくなった。楽天球団として、また田中個人も復興のための活動を続けてきたが、チームを牽引する側の言動の重さは先輩たちを見て学んでいる。 まずは、20日の巨人戦で躍動する雄姿を見せてほしい。今シーズンの田中の快投に期待したい。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年03月10日 19時30分
中日主力に監督が激怒「走らんでええ!」 井端氏が明かした理不尽な指示にファン驚き「志願じゃなくて強制だったのか」
元巨人で野球解説者の上原浩治氏が9日に自身の公式ユーチューブチャンネルに投稿した動画に、元中日で侍ジャパン内野守備・走塁コーチ兼強化本部編成戦略担当の井端弘和氏がゲスト出演。楽天などで監督を務めた星野仙一さんとの過去を語った。 今回の動画で井端氏は、自身が現役時代に参加した国際大会での思い出をテーマにトーク。その中で、2008年北京五輪の出場権がかかった2007年アジア野球選手権大会での試合中に、当時日本代表監督を務めていた星野さんから激怒されたエピソードを明かした。 >>元巨人・井端氏、北村のせいで見知らぬ人に怒鳴られた?「お前何時だと思ってるんだ!」祝福が仇となった思わぬトラブルに驚きの声<< 同大会で日本代表に選出された当時プロ10年目・32歳の井端氏だったが、決勝リーグ1回戦・フィリピン戦で左ふくらはぎに死球を受けて負傷交代。試合後も満足に歩けないほどの痛みが残ったというが、同大会では選手は出場の可否にかかわらず全員ベンチ入りしなければならないルールがあったため、翌日の次戦・韓国戦では一塁コーチャーを務めていたという。 ところが、その韓国戦で阿部慎之助(現巨人二軍監督)が二塁打を放ち無死二塁となった場面で、星野さんが突然井端氏に自身の元に来るよう手招き。井端氏が向かうと、星野さんは代打で出場してバントを決めるよう指示してきたという。 それまでは「絶対(試合には)出ないもんだと思ってファースト(付近)でボーっとしてた」という井端氏は、突然の出場指示に驚き「俺走れませんよ?」と、星野さんに試合に出られるようなコンディションではないと返答。ただ、星野さんから「走らんでええんじゃ成功すりゃあ!」とどなられ、井端氏は「成功すれば自分はアウトでいい」とあくまでバントを決めることだけに集中して打席に向かったという。 ただ、打席に入った井端氏は指示通りにバントを成功させるも、打球を転がした際に普段のクセが出て一塁に走ろうとしてしまったとのこと。すると、その様子を見ていた星野さんから「走らんでええ!」と、これ以上無理なプレーはするなと再びどなられてしまったという。 後続の稲葉篤紀(現代表監督)がタイムリーを放ちチームが1点を奪ったため、“強行バント”は報われる形となった井端氏。ただ、星野さんの指示に対しては「なんでここで俺バントしなきゃ(いけないのか)…」と、なぜ負傷中の自分にバントを任せたのかモヤモヤを抱えていたことを笑い交じりに明かしていた。 井端氏は動画で強化本部編成戦略担当の仕事内容や今年予定される東京五輪への思いについても話している。 今回の動画を受け、ネット上には「この試合は中継で見てたけど、志願じゃなくて強制出場だったのか」、「前日負傷した選手をどなって起用って理不尽過ぎない?」、「確かに成功すれば走らなくてもいいけど、やってる身としては相当な重圧もかかるし大変だっただろうな」、「故障持ちの井端を強行起用した理由はなんなのか」といった反応が多数寄せられている。 一方、「この大会は韓国に負けたらほぼ終戦だったから、星野監督が執念を見せたのはわからなくもない」、「井端はバントの名手だったから、故障を差し引いても使いたいほど信頼してたんだろう」、「負傷中の井端をあえて使うことで、選手やファンの士気を高める狙いもあったんじゃないか」といった理解の声も複数見受けられた。 「今回のエピソードの舞台となった2007年アジア野球選手権大会は、シード枠の日本、韓国、チャイニーズタイペイに予選リーグ通過国(フィリピン)を含めた4チームで総当たりの決勝リーグを行い、1位になったチームのみに北京五輪出場権が与えられる大会。出場権争いは日本と韓国の一騎打ちとみられていたため、韓国相手には何としても勝利が欲しい状況でした。井端氏はプロ入りから2007年まで通算157犠打をマークし、2004年にはセ・リーグ最多犠打(18犠打)を決めた選手でしたので、星野さんも奥の手、勝負手として井端氏を送り込んだのだと思われます」(野球ライター) 同大会で日本はフィリピン(10-0)、韓国(4-3)、チャイニーズタイペイ(10-2)をいずれも下し、3連勝で北京五輪出場権を獲得している。その裏で井端氏に強行出場指示が出されていたことに驚いたファンも多かったようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用について上原浩治氏の公式ユーチューブチャンネルよりhttps://www.youtube.com/channel/UCGynN2H7DcNjpN7Qng4dZmg
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スポーツ 2021年03月10日 17時30分
K-1不可思「マジで勝つと思ってる」3.21有明大会に向けて公開練習を披露!
「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K'FESTA.4 Day.1~」(3月21日、東京ガーデンシアター)のセミファイナル、スーパーファイト/K-1スーパー・ライト級(3分3R・延長1R)で山崎秀晃と対戦する不可思が9日、クロスポイント吉祥寺で公開練習を行った。 「コンディションはいい感じですね。体の調子もいいし、メンタル的にもいい感じに持ってこれてます」という言葉通り、公開練習でも鋭いミット打ちを披露。昨年の3.22「K’FESTA.3」で安保瑠輝也とのK-1スーパー・ライト級タイトルマッチに敗れて以降、K-1ルールへの適応に取り組んでいたという不可思だが、続く9.22K-1大阪大会でも平山迅に敗れるなど、試行錯誤が続いていた。 「ガンガン行くところが僕の試合のいいところだと思うので、そこをうまくK-1のスタイルで作っていこうとしている中で見失っちゃった部分もあった」と、自分の良さが発揮できない状況に陥っていたという。 だが「自分の良さというか、もともと持っているものをいかに出すかっていうことが一番大事」と思い立ち、昨年12月のK-1両国国技館大会では鈴木勇人との打ち合いを制してKO勝利。「K-1に適応する練習をしながら、自分の一番いいところをなくさないようにっていうのを意識してやってます」と、山崎戦に向けてファイトスタイルの進化に取り組んでいる。 山崎との対戦の話を聞いた時は「12月の試合が終わって、次の年の終わりぐらいにでもやらしてもらえるようにと思ってたんですけど、それが一発目できたんで、いきなりきたかっていう感じですね」と驚いたという不可思。チャンピオンになった山崎に関して、「倒すか倒されるかの熱い試合をする選手だなというのは昔からあって、そのイメージは変わらないです。もちろんすごい楽しみです」と、待ち望んでいたカードだったようだ。 下馬評では不利ともされているが「そういうふうに見られているなら、僕が勝った方が面白くて盛り上がると思う。そういう意味ではいいんじゃないかなと思っています」と意に介さず。ここまでの練習によほど手応えがあるようで、「試合に向けてやっていく中で、自信も少しずつつかめてきて、今はマジで僕が勝つと本気で思ってます」と、自信たっぷりに語っていた。 不可思の潜在能力はまだまだK-1のリングで発揮されていないだけに、この試合から再びタイトル戦線に入っていくような戦いを期待したい。(どら増田/写真(C)K-1)
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スポーツ 2021年03月10日 15時30分
巨人・野上、クビ候補から開幕一軍入りに急浮上?「大竹みたいになれる」約1年半ぶりの一軍投球に称賛の声
9日に行われた巨人対ソフトバンクのオープン戦。「3-5」で巨人が敗れたが、同戦に登板したプロ13年目・33勝の野上亮磨の投球がネット上の巨人ファンの間で話題となっている。 2008年ドラフトで2位指名を受け西武に入団した野上は、2009~2017年にかけ「207登板・53勝56敗2セーブ7ホールド・防御率4.03」をマーク。同年オフに3年総額4億5000万円(推定)という条件で巨人へFA移籍した。 しかし、巨人加入後の野上は昨季まで「38登板・5勝6敗4ホールド・防御率4.53」と振るわず、2019年10月に左アキレス腱を断裂した影響で昨季は一軍未登板。同年オフには1億2000万円ダウンとなる年俸3000万円で契約を更改したが、一部ファンからは「残しても意味がない」と辛らつな声も寄せられていた。 >>巨人の大リストラに「何で野上も切らないんだ」ファン激怒 残留確定とは限らない? 今季未登板のFA投手が含まれなかったワケ<< ただ、この試合で3番手として7回裏から登板した野上は、「2回無失点・被安打2・4奪三振」と好投。野上が一軍マウンドに上がったのは2019年8月6日・中日戦以来実に581日ぶりだったが、先発のサンチェスが「4回3失点(自責2)・被安打4・2奪三振」、2番手・平内龍太も「2回2失点・被安打2・2奪三振」と失点を喫する中で堂々の投球を見せた。 野上に、ネット上には「一軍で見るのは久しぶりだったけど、今日の投手陣の中では一番良かった」、「ストレートは浮き球もあったが変化球は低めに集まってて安心して見れた」、「今後の結果次第では開幕一軍入りも十分に可能性がありそう」といった反応が多数寄せられている。 同時に、「野上は復活の兆しが見えたな、ここからの頑張り次第では大竹みたいになれるぞ」、「不振からはい上がった大竹と同じ道をたどってほしい」、「大竹のようにここからもう一花咲かせてくれることを願いたい」と、同僚の大竹寛を絡めたコメントも複数見受けられた。 「一部から引き合いに出されている大竹は広島(2002-2013)で『246登板・74勝78敗1ホールド17セーブ・防御率3.75』といった数字を残したものの、巨人(2014-)では故障・不振に陥り2018年まで『65登板・23勝21敗・防御率4.01』と今一つだった投手。ただ、同年オフに巨人監督に復帰した原辰徳監督の意向でリリーフに転向したことも功を奏し、2019年から昨季までは『61試合・5勝2敗24ホールド・防御率2.68』と復調しチームのリーグ2連覇に貢献しています。そのため、2018年までの大竹と同じように故障・不振に苦しんでいる野上にも劇的な復活を果たしてほしいと願っているファンは少なくないようです」(野球ライター) 今春キャンプは二軍スタートだった野上だが2月1日の初日からブルペン入りするなど調子は良好で、翌2日に二軍キャンプを視察した原監督が「どこかでチャンスを与える」と語ったと伝えられていた。今回の好投は原監督の言葉を胸に、その後もしっかりと調整を続けていたことの証明だといえるだろう。 同戦後に宮本和知一軍投手チーフコーチは「リリーフ陣の中で調子が悪いのがいたら(代わる候補は)野上が筆頭。滑走路で待機している感じ」と、開幕一軍入りの可能性を示唆した。好投を足掛かりに復活を遂げることはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2021年03月10日 13時30分
清原のタトゥー除去報告に「なんで刺青いれた?」総合格闘家が批判し物議 過去には「タトゥー文化最高」で炎上
総合格闘家の平本蓮が、タトゥーを除去することを明かした元プロ野球選手でタレントの清原和博に苦言を呈し、ネット上で批判を集めている。 清原は7日、ツイッターで母の命日である5日にタトゥーの除去を開始したことを報告。痛みを感じない施術もあったというが、清原は「痛みを感じる方を選びました」とのこと。「一歩踏み出せた気がします」と禊の意味も込めていることをつづっていた。 そんな中、平本は8日にツイッターを更新し、清原のツイートを引用した上で「なんで刺青いれた?笑」と揶揄。さらにツイッターユーザーから寄せられた、発言を咎めるツイートに対し、「刺青消したら善人に一歩近づくみたいな方が気持ち悪いだろ」と断罪していた。 この平本のツイートにネットからは、「噛み付くようなことじゃないでしょ…」「入れるのも消すのも自由なはず」「刺青を入れる格好良さがあるなら消す格好良さがあってもいいはず」という批判の声が集まっている。 「平本と言えば、今年1月にツイッターにボクシング世界チャンピオンの井岡一翔と中指を突き立てた写真をアップ。『タトゥー文化最高』とつづり、炎上しています。その頃、井岡は大みそかに開催されたWBO世界スーパー・フライ級タイトルマッチで、試合中に腕に彫られたタトゥーで物議を醸していた最中。挑発していると受け取られ、多くの呆れ声を集めていました」(芸能ライター) >>清原和博氏、伝説の“一塁号泣”の真相を明かす 嬉し涙では無かった? まさかの原因に東尾元監督も驚愕<< 実は平本、これまでもSNSバトルを繰り広げてきたという。 「同じく1月には、ツイッターでタトゥー問題に言及したタレントの武井壮に『ごちゃごちゃうるせーよ』と苦言。また、井岡問題の際には『井岡さんのタトゥー問題JBCマジでくだらない』と批判し、寄せられた批判に対し、『人生負け犬のお前らに何言われても俺はまだ負けてねーんだよ』『アンチはマジでくたばれ』と挑発していました」(同) タトゥーや刺青の話題に敏感に反応するようだが、あまりに攻撃的なその態度にネットからは、「こういう人が逆に入れ墨への偏見を深める」「刺青はこういう人が入れるものだと思われる」という呆れ声も寄せられていた。記事内の引用について清原和博公式ツイッターより https://twitter.com/kiyohara3_5_114平本蓮公式ツイッターより https://twitter.com/ren___k1
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スポーツ 2021年03月10日 11時30分
千葉ロッテ新スタジアムDJにYUIさんを採用!「マリーンズらしさを掴んだパフォーマンスを」
千葉ロッテマリーンズは9日、ZOZOマリンスタジアムのスタジアムMCに「YUI(ゆい)」さん(男性・33歳)を新たに採用することとなったと発表した。YUIさんは横浜DeNAベイスターズでスタジアムDJの経験がある。 YUIさんは12日のオープン戦中日ドラゴンズ戦(ZOZOマリンスタジアム、13:00試合開始)からスタジアムMCとして、選手呼び込みコールや試合開始前セレモニーでのMC、ホームランコール、イニング間イベントでのMC等の業務を担当するとのこと。 なお、これまで2005年から16年にわたりZOZOマリンスタジアムにてスタジアムDJを務めた野田美弘さんが、2021年から放送室でのディレクター業務を担当することが併せて発表されている。野田さんのDJも人気があっただけに残念だが、今後も裏方としてマリーンズを支えていくというニュースは朗報と言っていいだろう。 YUIさんのプロフィールとコメントは次の通り。1987年12月19日、神奈川県生まれ。日本語と英語、中国語のトライリンガル。NHK BS1「ワールドスポーツMLB」プロ野球ナレーション(2020年)、横浜DeNAベイスターズスタジアムDJ(2017~19年)他。野球に精通しているだけに、マリンスタジアムの演出を盛り上げる即戦力として期待が高まる。 スタジアムMCに決まったYUI さんは「初めてマリーンズの試合を観戦した際に、地鳴りの様な熱狂的な応援に圧倒されたことを鮮明に覚えております。1日でも早くその一員になれるよう、しっかりとマリーンズ“らしさ”を掴んだパフォーマンスができるように努力してまいります。沢山勉強し、『優勝』に向け毎試合全力でMCに励みますので、皆さまのお力添えをよろしくお願い致します」とチーム優勝の力になりたいとコメント。場内アナウンス担当の谷保恵美さんと一緒にマリンスタジアムを盛り上げてくれるはずだ。 まずは12日のデビュー戦に注目したい。(どら増田)
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スポーツ 2021年03月10日 11時15分
新日本NJC永田裕志が1回戦突破で「IWGP最年長戴冠記録を更新する」
新日本プロレスは9日、春の最強戦士決定トーナメント『ニュージャパンカップ2021』(NJC)を岡山・ジップアリーナ岡山で開催した。 第5試合は『NJC』1回戦、永田裕志vs辻陽太がラインナップ。昨年に続き出場のチャンスを得たヤングライオンの辻は、歴戦の猛者を相手にひるむことなく対抗。持ち味を発揮して奮闘する。だが、永田はそのすべてを受け止めると、最後はカウンターのフライングニールキックからバックドロップホールドにつないでカウント3。永田が2回戦に駒を進めている。 コメントブースで永田は「まずは『ニュージャパンカップ』1回戦突破ということで。相手は辻とは言え、一部ファンの下馬評では、俺がやられんじゃないかと。まあ、そういうのはファンは好きだからね。そう考えたい気持ちはわかりますけども、そんな甘いもんじゃないですよ。まあそれはそれで、サプライズを期待したファンには残念な思いをさせてしまいました。永田裕志はとりあえず、日に日に成長していくしかないです。まあ、この『ニュージャパンカップ』前に、IWGP戦線に関してね、ベルトが統一され、“世界”という名が付くということで、かなり賛否……というよりも、否の意見というか、今までの過去をなくすことに対する否定的な声というかね、残念な声が多いですが、ベルトに“世界”が付く、それをプラスにとらえて。今まで“世界”が付かなかったベルトがこれから、世界ナンバー2の新日本プロレスが世界によりはばたく上では、“IWGP 世界”という名が付いた、“世界”が付いただけで大きく世界に躍進できるじゃないかと思ってます。まあ俺自身、IWGP最年長戴冠記録を更新するという目的は、もしかしたら“世界”が付いたことでなくなってしまったのかもしれません。だけど、“世界”が付いたベルトだからこそなおさら狙いがいがあるというか、これからも、たとえいくつになろうとも、IWGP世界のベルトを、ヘビーのベルトを狙っていきたいと思ってます。これはもうできるできないとかじゃなく、世界のベルトを獲って。そしたらもう、何も思い残すことなく引退できるなと思いますんでね。俺ぐらいの年齢だと『いつまでやるんだ』という声がいろんなところから聞こえてくるけど、世界のベルトを獲るまでは辞めれない。ずっと追い続けます。そして、しっかり戴冠して、それからその後のことを考えます。以上です」と決意表明。 2回戦で永田は、この日のメインイベントで勝利を収めたSANADAと対戦する。両者は2.17東京・後楽園ホール大会で内藤哲也が欠場したことにより、急遽シングルマッチが実現。この時はSANADAが勝利しているため、永田は連敗を防ぎたいところだ。◆新日本プロレス◆『ニュージャパンカップ2021』2021年3月9日岡山・ジップアリーナ岡山観衆 1000人▼『ニュージャパンカップ2021』1回戦(時間無制限1本勝負)○永田裕志(13分42秒 バックドロップホールド)辻陽太●※永田が2回戦進出。(どら増田)
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スポーツ 2021年03月10日 11時00分
今季の巨人にまさかのBクラス転落危機? 天敵への“負けっ放し”に懸念、アレルギー克服のカギは桑田コーチ補佐か
桑田真澄投手チーフコーチ補佐がチームに再合流した。その狙いは――。 福岡PayPayドームで行われたオープン戦で(3月9日)、福岡ソフトバンクが対巨人の連勝を「12」まで伸ばした。 巨人サイドから見れば、“負けっ放し”ということになる。2019、20年の日本シリーズで4連敗を喫しており、19年交流戦3戦目からオープン戦含め、一度も勝っていない。左アキレス腱の断絶から復帰してきた野上亮磨投手の好投、売り出し中の秋広優人内野手が適時打を放つなど明るい材料もあったが、スタンドのファンはこう思ったはずだ。「このままでは、勝てそうにない」と…。 「これ以上、負けると、今季のペナントレースにも影響してきますよ。オープン戦とは言え、尾を引きそう」(プロ野球解説者) 過去にも、同じようなことが起きていた。83、87、90年、巨人は日本シリーズで西武ライオンズに負け続けた。 「90年シリーズで4連敗を喫し、翌91年はそのショックからか、12年ぶりのBクラスに低迷しました」(ベテラン記者) 当時のことは、筆者も知らない。だが、「西武に勝てない悪夢」を振り払うことができた94年日本シリーズは目の当たりにした。「今日は3対1で勝つ」と言って、本当にそのスコアで日本一になった長嶋茂雄監督(当時)の神懸かり的な采配にも驚かされたが、常勝西武を破ったキーマンは投手・桑田だった。 >>巨人・桑田コーチ補佐、若手選手の印象は「Mattを見ているようなもの」? 独特の指導法を明かし反響「時代には合ってる」<< 桑田のクレバーなピッチングとその分析力に、今日のソフトバンクに対応するヒントがあるのではないだろうか。 「94年シリーズ第1戦、先発マウンドを任されたのは桑田でした。巨人は5投手をつぎ込み、11失点と大敗しました」(前出・同) シリーズでの1試合11失点は巨人史上ワースト。26年後の昨季シリーズで13失点に更新された。 「桑田は6回4失点で敗戦投手になっています。でも、後日談として、桑田は西武打線のデータを取るため、勝負どころで意図的に甘いボールを投げていたとの話もあるんです」(球界関係者) 第2戦の先発マウンドは槙原寛己。完封勝利を収めたが、槙原-村田真一のバッテリーに桑田が助言を送っていた。スコアラーがシリーズ前に集めたデータに補足を加えていったそうだ。 「90年と94年では、選手もほとんど入れ代わっています。チーム再建には時間が掛かりますが、昨季シリーズでは、巨人の各投手は球種を狙い打ちされている印象も受けました。ソフトバンク打線を洗い直す必要があります」(前出・同) 桑田コーチは札幌遠征には参加せず、このソフトバンク戦から一軍に再合流した。帰京後の合流ではなく、わざわざ福岡まで呼び寄せたのは何か目的があったはずだ。桑田コーチの眼にソフトバンク打線はどう映っていたのだろうか。(一部敬称略/スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2021年03月09日 22時30分
ノア拳王、藤田和之を次期挑戦者に指名したのは「強さの象徴だから」
プロレスリング・ノアは7日の『GREAT VOYAGE 2021 in YOKOHAMA』神奈川・横浜武道館大会の結果を受けて、21日に開催される『NOAH THE INFINITY 2021』東京・後楽園ホール大会の決定カードを発表した。『NOAH THE INFINITY 2021』2021年3月21日東京・後楽園ホール【決定カード】▼GHCナショナル選手権<選手権者>拳王 対 藤田和之<挑戦者>※第3代選手権者の7度目の防衛戦。 ▼タッグマッチ・敗者ユニット吸収マッチモハメドヨネ&谷口周平 対 齋藤彰俊&井上雅央 ▼GHCジュニアヘビー級タッグ選手権<第42代選手権者チーム>小川良成&HAYATA 対 原田大輔&宮脇純太<挑戦者>※第42代選手権者の4度目の防衛戦。 拳王は7日にケンドー・カシンを破り王座を防衛したが、「ケンドー・カシン、ある意味ではめちゃくちゃ怖かった。クセの強い相手を倒すことができてナショナル選手権の価値を上げることができた」と満足している様子。 次期挑戦者に指名した藤田和之との対戦が実現することについては「誰がどう見てもすさまじく強いだろう。プロレスラーは強くなくてはならない。その象徴が藤田和之。俺がその相手を倒して最強であることを証明する。だから指名した。ナチュナルな強さを持った藤田和之を倒す。それが今回の俺のテーマだ」と語った。 一方で、桜庭和志、船木誠勝、カシンと格闘技色の強いレジェンドを立て続けに破り続けているレジェンドキラーとあって、「プロレスリング・ノアが老人化している。俺がナショナル選手権で戦った選手はほぼ50代。ノアの未来を見据えるためにも、50代の生き生きしているヤツらを全員倒す!」と引き続きレジェンド狩りをすると宣言した。 このままGHCヘビー級王者の武藤敬司までたどり着くのか?それとも新たなる格闘技色の強いレジェンドを相手にしていくのか?全ては藤田戦をクリアしてからということになるのは言うまでもない。 「前々から言ってる。プロレスラーは強くなくてはならない。強さの象徴のようなものだろ?藤田和之は。拳王が"強い"ということを示せる相手だからだ」と藤田戦を指名した理由を「強さ」と言い切った拳王。夢の続きを見せていくためにも後退は許されないのだ。(どら増田)
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スポーツ 2021年03月09日 20時10分
阪神・矢野監督、藤浪の開幕起用は“ギャンブル”ではない? 本人も驚きの大抜擢、エース・西より優先した狙いは
2012年ドラフトで1位指名を受け阪神に入団し、昨季まで「152登板・51勝46敗・7ホールド・防御率3.32」といった成績を残しているプロ9年目・26歳の藤浪晋太郎。9日、その藤浪が今季の開幕投手に決定したことが明らかになったと複数メディアが報じた。 報道によると、この日取材に応じた矢野監督は前日8日、藤浪に26日の開幕戦・ヤクルト戦での先発起用を通達したことを明言。「あいつも苦しんだ中からここまできたのもあるし、このキャンプの姿を見ても、あいつに開幕(を託す)」と、昨季までの不振や今春キャンプ以降のプレーを全て踏まえた上での決断と語ったという。 >>阪神SA・藤川氏、巨人と阪神の決定的な差をズバリ指摘 キャンプで目の当たりにした光景にため息?「勝負をさせないと」<< 藤浪は2013~2015年にかけ3年連続2ケタ勝利をクリアするなどプロ入り当初は好調だったが、翌2016年から昨季まで5年連続2ケタ未到達と一転して低迷。ただ、昨季は白星こそ1勝にとどまったものの、リリーフに転向した中盤以降は自己最速となる162キロをマークするなど復調。今春キャンプでは開幕ローテ入りに向けて調整を重ねており、直近の登板となった5日のオープン戦・ソフトバンク戦では「4回無失点・被安打3・2奪三振」と好投を披露していた。 藤浪の開幕投手決定を受け、複数の球界OBがSNSや出演したTV番組を通じコメントしている。元ソフトバンク・斉藤和巳氏は、9日に自身の公式ツイッターに「チームも藤浪晋太郎も… 勝負の年やな!」と投稿。26日の開幕戦は藤浪、チームの双方にとって、今季を占うような一戦になるのではと期待を寄せた。 9日放送の『朝生ワイド す・またん!』(読売テレビ)に生出演した元日本ハム・岩本勉氏は、番組内で「矢野監督も別にギャンブルに出たわけじゃない」、「彼(藤浪)はやっぱりそれだけ注目を集める投手。その投手が個人、チームの滑り出しを良くすることによって開幕ダッシュ、優勝争いというのが待っている」とコメント。矢野監督は近年不振にあえいでいた藤浪を開幕起用して自覚や奮起を促すと同時に、その藤浪が勝つことでチームが開幕から勢いづくことも計算に入れているのではと推測した。 今回の一件を受けて、ネット上には「藤浪開幕起用は驚いたけど、実戦ではここまで1失点(4試合・計12イニング)しかしてないし納得できる」、「今の藤浪なら十分期待できる、意気に感じて大役を果たしてほしい」といった賛同の声が挙がる一方、「矢野監督の決断は尊重したいけど、前年1勝の藤浪を開幕に据えるのはさすがに不安」、「エースの西(勇輝)を順当に開幕投手にしなかった理由はなんなのか」といった否定的なコメントも散見された。 「今回矢野監督が昨季11勝を挙げたエース・西ではなく藤浪を開幕投手に据えた理由ですが、岩本氏が指摘した藤浪の奮起を促す以外の理由も考えられます。開幕カードから外れた西は裏ローテの1番手として平日カードの次カード・広島戦(3月30日~4月1日)に回るとみられていますが、開幕直後の阪神はここから『広島→巨人→広島→巨人』という流れで平日カードが組まれています。昨季の西は広島に『4勝0敗・防御率2.00』、巨人に『3勝1敗・防御率1.77』とどちらも好相性でしたので、西を裏ローテに回す方が白星の期待値は高いと言えるでしょう。阪神は昨季最初の5カードで『4勝10敗』とスタートダッシュに失敗していますので、矢野監督も『昨季の二の舞は避けなければ』と考えているのではないでしょうか」(野球ライター) 矢野監督からの開幕投手任命に、「驚きしかないが、チームに勢いがつくような投球をしたい」と意気込みを述べたことが伝えられている藤浪。プロ9年目で初めて任された大役を務め上げることはできるだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用について斉藤和巳氏の公式Twitterよりhttps://twitter.com/kazumi_saitoh
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スポーツ
長州、藤波に前田もやってきた!武藤軍VS蝶野軍、ドン・フライがまさかの…!【プロレスリング・マスターズ】
2019年02月18日 17時40分
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スポーツ
大谷翔平は不振スタート必至?オープン戦もマイナー調整も
2019年02月18日 17時30分
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「アッパレをけしかけないで」 張本勲氏と関口宏に不仲説? コーナーを外された競技も
2019年02月18日 12時00分
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車から降ろされ強制ランニング? 有名選手の「卓球スパルタ教育」にネット上から疑問の声も
2019年02月18日 11時45分
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“とばっちり”は大嶺兄弟だけじゃない? 巨人・陽岱鋼が元ホークスの実兄と「絶縁」したワケ
2019年02月18日 06時00分
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今年も続く「敢闘精神あふれる力士」アンケート 初場所の登場回数トップ3は?【十両編】
2019年02月17日 17時00分
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イチロー「3月22日引退」米報道いよいよ日本球界復帰②
2019年02月17日 17時00分
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「目を覚ませ!」天山広吉が“友情”を取り戻せるか?飯塚高史引退試合のカードが決定!
2019年02月17日 06時00分
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「実績のない張本」セルジオ越後の毒舌に乾貴士が噛みつき場外乱闘!
2019年02月16日 17時50分
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胴上げ翌日にクビ、元ホークス寺原、五十嵐 新天地・ヤクルトでベテランの意地を見せる
2019年02月16日 17時30分
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今年も続く「敢闘精神あふれる力士」アンケート 初場所の登場回数トップ3は?【幕内編】
2019年02月16日 17時00分
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ジャイアント馬場追善興行、アントニオ猪木氏来場!ドリー・ファンクJr.&馳浩氏も!
2019年02月16日 06時00分
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オリックス西村監督、紅白戦途中切り上げに「怪我は避けなければならない」
2019年02月15日 21時30分
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メジャースカウトが日ハム・清宮を無視!最も印象に残ったのはあの新入団選手
2019年02月15日 17時30分
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阪神から移籍の竹安大知、オリックス紅白戦で2回無失点も「反省だらけ」ブルペンへ直行!
2019年02月15日 11時40分
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自分の数倍大柄な力士に勝利! 大相撲顔負け、「白鵬杯」少年同士の名勝負がSNSで話題沸騰 現役力士も称賛
2019年02月15日 11時30分
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“キャプテン”川渕三郎氏も呆れた「高野連の頭の固さ」
2019年02月14日 17時50分
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DeNA・今永選手らと“交換留学” 豪リーグの親日家投手がベイスターズキャンプに参加
2019年02月14日 17時30分
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IWGP新王者ジェイ・ホワイト「NJCで実力を証明してみろ!」と内藤哲也を挑発!
2019年02月14日 06時00分