スポーツ
-
スポーツ 2021年12月24日 11時00分
広島・今村の引退はチーム大改革の序章か 他の3連覇メンバーも危うい? 球団フロントが苦悩する深刻な問題とは
「世代交代」をさらに加速させたということだろう。 広島から戦力外を通告されていた今村猛投手が現役引退を決意した。球団からの発表で明らかになった。関係者によれば、12月22日、今村から鈴木清明本部長に電話があり、そこで引退の意向が伝えられたそうだ。 >>広島・鈴木がマイナー行きに? 現地メディアが指摘、交渉遅延がもたらす最悪の事態を本人も危惧か<< 「一部のメディアに対し、今後も野球に携わった仕事をしていきたいと語っていたそうです」(スポーツ紙記者) しかし、引退決意の電話報告を教えてくれた先の関係者によれば、今村には戦力外を告げるのと同時に、チームスタッフとしての再雇用も打診したという。今回の本部長宛の電話では改めてその話もされたそうだ。 また、今村は松田元オーナーにも直接、引退報告の挨拶もしている。こうした経緯からして、第2の人生も「広島カープの今村」として歩んでいくのではないだろうか。 「今年は大きな転換期にもなったと思います。野手では坂倉、小園、林が成長し、投手陣も先発では玉村、リリーフでは島内、森浦が台頭しました。対照的なのは3連覇を成し遂げた時の主力メンバーです。彼らがシーズンを通して活躍できなくなってきました」 関西で活躍するプロ野球解説者の総評だ。他の解説者、OBに聞いても、世代交代の加速については否定しないだろう。 今村は3連覇に大きく貢献したリリーバーだ。2016年は67試合を投げ抜いた。同年の日本シリーズでは6戦全てに登板し、17年は68試合、18年も43試合に起用された。その後は成績を落とし、21年は一軍登板ゼロだったが、今村がいなければ、「強い広島」の再来はなかったと言っていい。 「広島は支配下で3人のピッチャーを指名しましたが、高校生は一人もいません。即戦力を求めたのはもちろんですが、20代の玉村たちと近い年齢の選手たちで投手陣を再構築しようとしているんでしょう」(前出・プロ野球解説者) 30歳の今村は、その構想から弾き出されてしまったということか…。 戦力外通告を受けた10月14日のことだ。今村は「覚悟していたことなんですけど」の言葉を繰り返していた。勤続疲労による衰え、不本意な結果が続き、メンタル的にも行き詰まっていたのかもしれない。 「21年はコロナ禍に見舞われ、主力選手を欠いたまま交流戦に突入してしまいました。終盤戦の猛追撃があっただけに、コロナ禍によるアクシデントがなければ、優勝争いに加わっていたかもしれません」(前出・同) 優勝を意識しているのは間違いない。チーム功労者が完全燃焼できなかったのは残念だが、こんな指摘も聞かれた。 「広島が最も懸念しているのは、来季の観客動員数ですよ。新型コロナウイルス感染防止のための入場者制限が解除されたら、マツダスタジアムを再び満員にできるのかどうか…。近年は若い世代が応援してくれました。でも、彼らは熱しやすくて冷めやすいので」(球界関係者) 今村はカープ女子たちからも結構人気があった。主砲・鈴木誠也もいなくなる見込みだ。広島はファン層も大きく変わるのではないだろうか。(一部敬称略/スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2021年12月24日 10時50分
新日本エル・デスペラードが高橋ヒロムとの前哨戦で30分ドローの大熱戦!「スッキリしねぇんだ!ヒロムに勝ちてぇ」
新日本プロレスは23日、『Road to TOKYO DOME』東京・後楽園ホール4連戦の3戦目を開催した。今シリーズは年明けの1月4日、5日に東京ドームで開催される『レッスルキングダム16 in 東京ドーム』の前哨戦となる。 メインイベントでは、1.4東京ドーム大会のIWGPジュニアヘビー級王座戦の前哨戦として、挑戦者の高橋ヒロムと王者エル・デスペラードが、それぞれBUSHI、DOUKIをパートナーに激突。試合は序盤からヒロムとデスペラードは意地と意地を真っ向からぶつけ合う。それにBUSHIとDOUKIも呼応するように、試合は白熱の攻防に。終盤、大技を巡る攻防の中、デスペラードはヒロムにロコ・モノからピンチェ・ロコを狙うも、ヒロムはウラカン・ラナで切り返す。これをはねのけたデスペラードが襲い掛かり、ヒロムが首固めに切り返したところで試合終了のゴング。30分時間切れ引き分けに終わった。 バックステージでヒロムはアゴを押さえながら、インタビュースペースに来ると、床に座り込んで、「たまんねぇなぁ、あんなパンチ、ブチ込みやがって!アーーーッ!アーーーッ!アーーーッ!アーーーッ!でもなぁ!最高に楽しみになってきた!ドームでケリつけてやる!お前と俺じゃ、30 分なんて足りねぇか!60分1本勝負!?果たして足りるかな!?でもよぉ、デスペラード、勝つのはこの俺だ!IWGPジュニア王座のベルトを巻くのはこの俺だ!(立ち上がって)俺は、いろんなモンと闘うんだ!でもなぁ、最高の敵は、やっぱりお前だな。やってて気持ちいいぜぇ。『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.』2連覇の俺に勝てるヤツなんていねぇだろう。明日も楽しみだなぁ!ハハハハハハ!」とかなり楽しんでいる様子。 デスペラードはアゴを押さえながら、「あー、痛ぇ。クソが。(しばらく視線を上にやり)強いことはわかってんだよ。でもよぉ、『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.』は終わってんだ。もうな、次のタイトルマッチに流れが行っちまってる以上、ベルト持ってるヤツが1番強えぇんだ、それはアイツも言ってるだろう?……何で引き分ける。(しばらく無言で)勝ち切れねぇ。(アゴの下にベルトを持ってきて)俺がこれを初戴冠する前の、どうしようもないポンコツ時代、俺が持ってたビジョンっつーのは、ヒロムに勝って戴冠して、……今はリュウ・リーか、ドラゴン・リーで初防衛っちゅーモンを考えてたんだよ。したらどうだ、あいつがケガして、いなくなっちって、ベルトが空位になった。そこで出てきたのが BUSHI とファンタズモ。面白いわけねぇじゃん。そこで勝って、1 回コケたけど、それでもよぉ、今現在(ベルトは)もう 1 回ここにあるんだ。これを持った状態で俺はヒロムに勝ってねぇんだ。まだ俺の時間は止まったまんまだ。俺の時間を進めるためにも、これを持って、アイツに勝って……今、俺は暫定(王者)じゃねぇ、それは先に言っとく。今まで防衛戦やら何やらやってきた人間に敬意を払って、俺は暫定じゃねぇが……(声を大にして)スッキリしねぇんだ!ヒロムに勝ちてぇ。ベルトを持った状態で、ベルトが懸かった試合で、俺はヒロムに勝ちてぇんだ。……明日も前哨戦、もう1個あったな。カード覚えてねぇけどよぉ。んなモンすっ飛ばして 1.4まで、さっさと時間が過ぎねぇかな」と語り、チャンピオンとしてライバルのヒロムに勝ちたいようだ。◆新日本プロレス◆『Road to TOKYO DOME』2021年12月23日東京・後楽園ホール観衆 563人▼タッグマッチ(30分1本勝負)△高橋ヒロム&BUSHI(時間切れ引き分け)エル・デスペラード△&DOUKI(どら増田)
-
スポーツ 2021年12月23日 19時30分
日本ハム・鶴岡、西川との“不仲説”を完全否定?「あれはコミュニケーション」疑惑動画の真相告白、昨年の暴言騒ぎから疑問も
今季限りで現役を引退した日本ハムのプロ19年目・40歳の鶴岡慎也。自身の公式ツイッターに投稿した内容がネット上で物議を醸している。 >>日本ハム・近藤、ファンフェス中の一場面に心配の声 「ダメです」右ひざ負傷で綱引きを離脱、重傷ならチームの来季に暗雲か<< 問題となっているのは、鶴岡が23日に自身のツイッターに投稿した内容。鶴岡は同僚のプロ11年目・29歳の西川遥輝が楽天に移籍したことを伝える記事リンクを引用した上で、「遥輝!! 健闘を祈る!!」と新天地での活躍にエール。合わせて、「ちなみに遥輝が僕にオラついてる動画が話題になってましたが、あれは僕とハルキのコミュニケーションです」という一文を添えた。 鶴岡と西川については今年10月20日・西武戦前に、あるプロ野球ファンが自身のツイッターアカウントに投稿した1本の動画が物議を醸している。動画の内容は西武本拠地・メットライフドームの自軍ベンチに座りガムをかみながら手元の紙を見つめる西川が、近づき左肩に手を置いてきた鶴岡の手を2度にわたって払いのけ、直後、鶴岡をにらみつけるような表情も見せていたもの。ファンの間では西川の態度の悪さから鶴岡との不仲説も浮上していたが、鶴岡はこの論調を受け人間関係が悪いわけではないと説明したようだ。 今回の鶴岡の投稿を受け、ネット上には「当事者が自ら真相を明かすとは思わなかった」、「別に不仲でいがみあってるわけじゃなかったのか」と驚く声が出た一方、「じゃあ去年の暴言もコミュニケーションの一環だったのか?」、「円陣の時におもんないって言われたのも冗談だったとは到底思えんが…」と疑問の声も数多く挙がった。 「西川は球団公式ツイッターが昨年8月28日・ソフトバンク戦前に投稿した試合前円陣の様子を収めた動画内で、円陣の声出しを終えた直後の鶴岡に『おもんねーなぁ!』と発言。これを受け、ネット上には『先輩に対する態度とは思えない』、『冗談でも言っていいことではない』と批判の声が噴出しました。このこともあってか、あくまでコミュニケーションの一環とする鶴岡の説明は今ひとつ信用ならないと不信感を抱いているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 今オフ日本ハムをノンテンダーとなり、22日に楽天への移籍が決定した西川。ただ、一部からは「移籍後も周囲にこんな態度とるようならチームが瓦解するのでは」と懐疑的な声も挙がっている。文 / 柴田雅人記事内の引用について鶴岡慎也の公式ツイッターよりhttps://twitter.com/Shinya_Tsuruoka北海道日本ハムファイターズの公式ツイッターよりhttps://twitter.com/FightersPR
-
-
スポーツ 2021年12月23日 17時30分
DeNA・今永、舞台挨拶で“投げる哲学者”らしいセリフ連発! ファンの前で来季のリベンジを決意
DeNAは2021年シーズンを振り返る球団公式ドキュメンタリー映像作品「BBB(BAY BLUE BLUES)2021」の劇場公開初日に公開記念舞台挨拶を行い、怪我から復帰したエース・今永昇太が来シーズンに向けての抱負を語った。 作品はチームの裏側に迫るノンフィクション。最下位に沈んだ今シーズン、選手自身も把握していない悩みや苦しみが多々描かれている。今永は「佐野(恵太)もキャプテンとして苦しいシーズンを送っていたんだな、など新しい発見がありました。僕はサポートをしてあげられなかった」と選手会長として反省の弁を口にするなど、トーンも低めになりがちだったが、ファンに向けての決意は今永らしい言葉のオンパレードだった。 映画を見てくれるファンに対しては「今シーズン、このような成績の中で足を運んでくださる方々には感謝していますし、映画を通して僕たちがプレーをしているところに、ほんの少しでも自分の感情を僕たちに託してもらって、それを僕たちが背負って野球をしなければ」と独特の表現でファンとの共闘を願う。逐一カメラが回っていることに関しても「仕事の一部と捉えている。自分の行動に責任を持つためのツールでもあると思う。責任感とか使命感を植え付けさせてくれるような原動力にもなっている」と、選手によっては煩わしさも感じかねない存在をポジティブに捉えるところも今永らしい。 来シーズンに向けて「この状況でも僕たちを応援する理由を見つけて、応援し続けてくれたファンに報いなければ、チームとして、選手としての価値がどんどん薄れてしまう。最後まで応援していただいた方々に、なにか残さなければいけないな」と決意。「来シーズンはたくさんの笑顔を届けられるような映画にしたい。しっかりと先頭で引っ張っていきたいなという気持ちになりました」と宣言した“投げる哲学者”。唯一無二のワードセンスの中に、並々ならぬ闘魂が感じられた。 写真・取材・文 / 萩原孝弘
-
スポーツ 2021年12月23日 15時30分
幕内・英乃海らの賭博疑惑が志摩ノ海の婚約に飛び火? 不祥事の“余波”に心配の声、協会側も今後の展開を危惧
11月場所(同月14~28日)では幕内に在位し、「8勝7敗」と勝ち越した木瀬部屋所属の英乃海。22日、同部屋の幕下・紫雷と共に違法賭博に関与していた疑いがあると日本相撲協会が発表したことを複数メディアが報じた。 >>横綱・白鵬に貴乃花親方が激怒「一番後ろに行け!」 大麻解雇・貴源治が巡業中のトラブルを暴露、その後も遺恨は残り続けた?<< 報道によると、両名は埼玉県内の違法カジノ店に出入りしていた疑いがあるといい、師匠・木瀬親方(元幕内・肥後ノ海)の判断で来年1月場所(同月9~23日)は休場。また、協会・芝田山広報部長(元横綱・大乃国)が「この2人だけの調査なのか、それにまた含まれている者がいるのか。2人だけに限るのかもまだ分からない」、「行っちゃいけないというのは師匠もわれわれも十分に言っている。だけどそういうところに行っているとなれば手に負えない」と困惑のコメントを口にしたことも伝えられている。 角界では2010年5月、一部週刊誌が大関・琴光喜の関与を報じたことをきっかけに野球賭博問題が勃発。琴光喜と大嶽親方(元関脇・貴闘力)が解雇、他にも大量の力士・親方が処分を受ける事態となっている。過去のケースを踏まえると、英乃海、紫雷も関与が事実なら厳しい処分は避けられなさそうだ。 両名の賭博疑惑浮上を受け、ネット上には「過去に大騒動になってるのになぜ賭博に手を染めたのか理解に苦しむ」、「英乃海は今年幕内定着、紫雷も次場所で新十両と結果出してたのにこれで全部台無しだ」と失望するコメントがある一方、「同部屋の志摩ノ海も話題消されて可哀想過ぎる」、「直前に婚約発表した志摩ノ海は今相当複雑だろうな…」と、同部屋力士の志摩ノ海への同情コメントも数多く挙がった。 「志摩ノ海は22日、先代井筒親方(元関脇・逆鉾)の長女で元タカラジェンヌの福薗清香さんと婚約したことを発表。同日に木瀬部屋で行われた婚約会見では『支えてくれる相手ができたので、相撲に集中できる。幕内に定着したんですけど、しっかり三役、上をめざして稽古に精進して頑張っていきたいと思います』と今後の抱負を述べたことも伝えられていました。ただ、この直後に報じられた同僚らの賭博問題により、婚約の話題は完全にかき消される形になってしまっています」(相撲ライター) 芝田山親方も危惧しているように、他にも関与力士がいる可能性も考えられる今回の賭博問題。一部からは「万が一志摩ノ海も関与してたら婚約は確実に白紙になるのでは」と今後の展開への懸念も挙がっている。文 / 柴田雅人
-
-
スポーツ 2021年12月23日 11時00分
巨人・桑田コーチ、来季守護神に畠を大抜擢? 正守護神残留の裏で浮上するブルペン改革とは
NPB史上最速の166キロをマークしたチアゴ・ビエイラ投手の巨人残留が決まった。32試合連続無失点の球団新記録も樹立したクローザーである。 しかし、これで来季の守護神問題は“完全解消”されたわけではない。原巨人では「リリーフ陣の配置換え」も検討されているそうだ。 「来季から投手陣を統括するのは、桑田真澄コーチです。先発ローテーションを6人から5人とし、登板間隔も縮めるプランを打ち明けていますが、改造するのは先発投手陣だけではないようです」(球界関係者) >>巨人・桑田コーチが投手陣に不満?「プロ野球選手にならないほうが良い」 中4ローテ継続はドラ1育成にも影響か<< リリーフ陣の配置換えは、桑田コーチの独断ではないという。 「ビエイラを故障で欠いた終盤戦、その影響でリリーフ陣は大忙しとなりました。守護神不在から、投手陣全体が不安要素として蔓延し、士気にも影響しました」(スポーツ紙記者) もう一人、クローザーを託せる投手が必要で、その筆頭候補が畠世周だという。 今季は先発ローテーションの谷間を埋め、リリーフ登板にしても、ワンポイントもあれば、イニング跨ぎ、そして、臨時で9回最後のマウンドも託されたこともあった。 畠のクローザーテストと聞いて、思い当たる話もある。12月21日の契約更改後での会見だった。いかようにも解釈できる“玉虫色の発言”をしていた。 「希望は先発だが、『ここを頼む』と言われたところで全うしようという気持ちでいっぱい」 「いろんなことにチャレンジして、緩急でずらしたりというのをやってみたい」 その後、「やりたいのは、先発」と言いながらも、先発と中継ぎの配球論を語っていた。 「緩急で相手の裏をかく」のピッチングは、基本的に先発投手の配球だ。「希望は先発でも、リリーフをやれと言われればやる」「リリーフをやれと言われればやるが、先発投手の投球スタイルを磨いて行く」――。 翌日のスポーツ新聞で、畠に関する記事が「先発トライ」「フォア・ザ・チーム」に割れたのは言うまでもないだろう。 巨人戦の中継を担当することの多いプロ野球解説者がこう言う。 「畠は良い意味でテンネン。性格も明るい。ただ、彼の投げる直球のスピード、精度の高さから『このレベルで終わる投手ではない』と、歴代の巨人コーチは惜しんでいました」 「守護神をやれ!」と言われれば、それなりの成績を残せそうだが、こんな指摘も聞かれた。 「今季は新型コロナウイルスの影響で『9回打ち切り』でした。来年はどうなるのか、最終決定はまだですが、延長戦突入となりそう。9回ゲームセットを狙って投入したクローザーが失点し、延長戦に突入したら、延長戦の最終イニングを託す『2人目のクローザー』も必要です」(前出・プロ野球解説者) 今季の巨人はリーグ最多の20試合の引き分けをカウントした。9回打ち切り制ではなかった20年シーズンで、2ケタの引き分け試合となったのは、両リーグ合わせて2球団だけだ。21年は10球団が15試合以上の引き分けを記録する“異常事態”であり、来季は延長戦の戦い方がカギとなる。 リリーバーにも着手する“桑田革命”に注目だが、畠がキーマンともなりそうだ。(スポーツライター・飯山満)
-
スポーツ 2021年12月23日 10時50分
新日本US王者KENTA前哨戦で棚橋弘至をKOし独演会!「俺、コストコのこと“コスコ”って言うから」
新日本プロレスは22日、『Road to TOKYO DOME』東京・後楽園ホール4連戦の2戦目を開催した。今シリーズは年明けの1月4日、5日に東京ドームで開催される『レッスルキングダム16 in 東京ドーム』の前哨戦となる。 メインイベントでは、1.5東京ドーム大会のダブル前哨戦、棚橋弘至&ロビー・イーグルス&タイガーマスクが、KENTA&石森太二&エル・ファンタズモのバレットクラブと対戦。1.5東京ドーム大会でKENTAが保持するIWGP USヘビー級王座に挑戦する棚橋、IWGPジュニアタッグ選手権試合3WAYマッチを行う王者組イーグルス&タイガーと石森&ファンタズモがそれぞれ激しくやり合う。バレットクラブは悪のインサイドワークで切り崩しにかかるも、棚橋組もこれを読んでいたかのように応戦。だが、終盤にKENTAがイーグルスにイス攻撃、さらにファンタズモがサドンデスで棚橋とイーグルスの動きを止めると、タイガーを石森のサイファーウタキからKENTAがgo 2 sleepでカウント3。バレットクラブが勝利を収めた。 試合後、バレットクラブは棚橋を捕まえると、リングに積んだイスの山に向けて3人がかりのパワーボム。そして、KENTAはKO状態の棚橋に向け、「オマエからはこのベルトに対する愛が、一つも感じねえんだよ。あんだけ普段、愛叫んでるクセにな!結局、俺が何を言いたいかというと、1月5日、このベルト、最後に持って立ってるのは俺だってこと!」とUSヘビーを手に挑発しバックステージへ。 バックステージでKENTAはテレビカメラに向かって、「見た?見た、今日?(肩にかけた US ヘビー級ベルトを見せながら)これ似合ってんだろ?似合ってんだろ、これ?似合ってんな?似合ってんだろ?なあ?誰も頷かねえじゃん!似合ってねぇみてぇじゃねぇかよ。なんだ今日の解説?天山がいたぞ、天山。解説できんのかよ、あいつ!?(肩にかけた US ヘビー級のベルトをカメラに見せながら)違和感ある、これ?ずっと持ってたかのようなこの……似合ってる?似合ってんだろ?(テレビカメラが無反応なのを見て)何回聞いても頷かねえな、オイ!ちょっと座らせてくれよ。あいつがどんなこと言おうとよ、どんな薄っぺら~い気持ちを述べようと、このベルトに対する思いなんかちっとも感じねぇんだ、あいつから。そうだろ?俺の方がこのベルトに相応しいに決まってんじゃん。そう思うだろ?そう思うだろ?(と、またもテレビカメラに問いかけるが無反応なのを見て)いや、誰も頷かねえのかよ、今日!どうしたんだよ!?日本語わかんない!?スタッフも外国人になった!?USなだけに。全然頷かねぇじゃん。なんで俺の方が似合うかわかる?そもそも俺の方がUSタイトルをつけた感じも似合ってるし、なんで俺がふさわしいかわかる?俺、コストコのこと“コスコ”って言うから。俺の方がアメリカ。IKEAのこと俺、“アイケア”って呼ぶから。ほんで、ビタミンのこと“ヴァイタミン”って言うし、コラーゲンのこと“コルジェン”って言うし、どう考えたって、俺の方がこのUSのタイトルに相応しいだろ!?そうだろ!?ついでに言えば俺はマイルの方がしっくりくるし、キロよりもうポンドの方がなんかわかりやすいし、リットルで言われるよりガロンの方がしっくりくるわ。これは俺の。(テレビカメラに向かって)わかった?分かった? Do you understand?(またも無反応なのを見て)何人なんだよ!日本語わかんねえし、英語もわかんねえし、ぜんぜん頷かねえじゃん!何だよ、これ!まあ、いいや。もうわかんねえ。結局、俺が何を言いたいかって言うと、今年は…今年じゃない、来年だった…。来年はこのベルトを防衛しながらやりたい相手がいるんだよ。だから、それまでこのベルトを落とすわけにはいかねえんだよってこと」と独演会を繰り広げてから控室に引き揚げた。◆新日本プロレス◆『Road to TOKYO DOME』2021年12月22日東京・後楽園ホール観衆 433人▼6人タッグマッチ(30分1本勝負)棚橋弘至&ロビー・イーグルス&●タイガーマスク(16分36秒 片エビ固め)KENTA○&石森太二&エル・ファンタズモ※go 2 sleep(どら増田)
-
スポーツ 2021年12月22日 15時30分
ソフトB・松田、中日へ移籍の危機? 球団ワースト級の大減俸で人的流出説浮上、立浪新監督の意向にも合致か
2006年のプロ入りからソフトバンクでプレーし、今季までに「1867試合・.266・301本・984打点・1811安打」といった通算成績を残しているプロ16年目・38歳の松田宣浩。21日の契約更改で、球団史上最大タイとなる3億円のダウン査定を受けたと複数メディアが報じた。 >>ソフトB・和田の更改後コメントに驚きの声「相当なビッグマウス」 史上5人目の快挙達成を宣言、不甲斐ない先発陣への怒りも?<< 2019年オフに年俸4億5000万円(推定)プラス出来高の2年契約でサインし今季で同契約が終了した松田。報道によると、球団はこの2年間の成績が振るわなかったことを理由に、松田に対し3億円ダウンの年俸1億5000万円(推定)を提示。松田は大減俸をのみサインはしたが、更改後会見で「合意に至るまでは相当な時間がかかった」、「(自ら自由契約になる可能性も)ゼロではなかった」と苦渋の決断だったことを明かしたという。 松田は2019年に「143試合・.260・30本・76打点・139安打」と好成績を残しオフに2年契約を結んだ三塁手だが、翌2020年は「116試合・.228・13本・46打点・90安打」と数字が急落。今季も「115試合・.234・14本・47打点・83安打」と数字は持ち直せず、後半はスタメン落ちする試合も目立った。 松田の3億円ダウン更改を受け、ネット上には「この2年は明らかにコスパ悪すぎたから当然」、「本人はかなり不満そうだが数字が数字だし仕方ない」と納得する声がある一方で、「ここまで金額下げたら又吉の人的で獲られる可能性もあるのでは」、「現実的な年俸になったことが人的の人選に響かなきゃいいけど…」と今後の影響を懸念するコメントも数多く挙がった。 ソフトバンクは20日に中日・又吉克樹をFA獲得したことがNPBから公示されたが、又吉は人的補償が発生するBクラス選手のため、公示日から2週間以内に28名のプロテクトリストを中日側に提出する必要がある。松田は年齢面や近年の成績面からプロテクト外が濃厚とされる一方、旧年俸が4億円超と高く中日は手を出せないとみられていたが、今回の大減俸を受けプロテクト外なら流出の展開もあり得ると危惧しているファンも少なからずいるようだ。 「現在中日の正三塁手はプロ10年目・27歳の高橋周平ですが、今季は『137試合・.259・5本・39打点・123安打』と本塁打、打点の数字は松田以下。加えて、チーム全体で見ても松田以上の本塁打・打点を記録したのはビシエド1人(17本・70打点)と長打力不足は明白なため、高橋をはじめとした野手陣へのテコ入れとして松田を獲得するのも一手と言えます。なお、今オフの中日はコロナ禍を理由に新助っ人の獲得調査を一時凍結していますが、来季の来日・活躍が不透明な助っ人よりは、近年は不振ながら実績は確かな松田に補強資金を充てる方が手堅いともいえるでしょう」(野球ライター) 中日・立浪和義新監督が14日に出席した岐阜県でのイベントの中で「欲しいのは投手か内野手」と口にしたことも伝えられている又吉の人的補償。一部ファンからは「ソフトバンク側はプロテクトしきれない若手を守るために松田を撒き餌に使おうとしているのでは」という見方も挙がっている。文 / 柴田雅人
-
スポーツ 2021年12月22日 11時40分
阪神・藤浪、菅野との合同自主トレで“内角球”復活か 批判浴びるも過去の合体劇とは一味違う?
今度こそ、「復活」となるのではないか? 去る12月20日、巨人・菅野智之投手が沖縄県伊良部島での自主トレに出発した。ということは、阪神・藤浪晋太郎投手も来季に向けてスタートを切ったわけだが、菅野との合体は復活を果たす上で、“ベスト・チョイス”と言えるのではないだろうか。 >>阪神・藤浪は「もう無理」金村氏の辛らつコメントに怒りの声 不振脱却はもはや絶望的?「先発固定なら芽はある」反論も<< 「藤浪が菅野と自主トレを一緒にやると分かったのは、菅野が契約更改に臨んだ16日でした。更改後の会見で、『自主トレには巨人以外の選手もいるのか?』と質問され、藤浪の名前が出たんです」(スポーツ紙記者) ひと足先に契約更改を終えた藤浪は、ひと言もそんなことは言っていなかった。いや、先発登板への執着に質疑が集中し、自主トレのことまで質問できなかったこちらのせいでもあるのだが…。 「侍ジャパン(野球代表チーム)の悪い方での影響でしょう。阪神、巨人はライバル同士、その主力投手同士が一緒に練習するなんて、手の内を明かすようなもの」(阪神OB) これも、時代の流れだろう。藤浪は若手時代から“他球団選手との練習”に熱心だった。2015年は前田健太投手、16年はダルビッシュ有投手、田中将大投手…。また、一昨年の秋季キャンプで臨時コーチを務めた中日OBの山本昌氏も慕っており、米トレーニング施設の講習を受けた年もあった。 「色々と挑戦してみるのは悪くないが、もっと腰を据えてじっくりと…」 近年、練習パートナーを変えてばかりいるせいか、そんな声も聞かれた。 巨人・菅野との合体にも批判的な声が多かったが、それは違う。藤浪と菅野には共通点がある。今オフの自主トレの課題も合致している。 「菅野は球威を蘇らせること、右打者への内角球の精度の見直しが課題だと聞いています」(球界関係者) 菅野のウィニング・ショットはスライダーだ。藤浪もスライダーを得意としているが、ピッチングが安定しないのは「右打者への内角球」が使えないからだ。 「今季の菅野は、前年オフの米球界挑戦で思うような練習時間が取れず、内角球に威力がありませんでした。外角を攻めるスライダーを活かすには、それを効果的に見せる内角球が必須」(プロ野球解説者) 藤浪は内角球が使えないのも同然。スッポ抜けて、相手打者に直撃なんてことも多々見られた。「内角球の精度を高める」という点で、菅野と藤浪の自主トレの課題は合致している。菅野との合体は、復活への足掛かりともなるのではないだろうか。 前出の球界関係者が、球団の垣根を超えた自主トレが定着した昨今について、こんな舞台裏も教えてくれた。 「他球団の選手と一緒に練習をして、球場設備や練習場のことで、色々と情報交換もしているようです。契約更改の席で『ある球団にはサプリメント・バーがあった』とか、『こういうトレーニングマシンをウチにも取り入れてほしい』とか、他球団との比較を口にする選手も増えました」 菅野を質問攻めにするのは結構だが、くれぐれもピッチングやトレーニング理論のことだけにしてもらいたい。(スポーツライター・飯山満)
-
-
スポーツ 2021年12月22日 11時30分
DDT竹下幸之介「新年早々、日本マット界注目の対抗戦があると思うんですけど」新日本vsノアを意識!
DDTプロレスが21日、東京・渋谷区のAbemaTowersで今年最後のビッグマッチ「NEVER MIND 2021 in Yoyogi」(同26日、東京・国立代々木競技場第二体育館)に向けて記者会見を行い、竹下幸之介が保持するKO-D無差別級王座に挑む岡林裕二(大日本プロレス)がベルト獲りを高らかに宣言した。岡林は「D王GPに参戦させていただいて、思いっきり闘えました。初戦で竹下選手と30分ドロー。ホンマに悔しい。終わった後も寝れなかった。その大田区の続きをベルトを懸けて、代々木で闘ってぶち倒したいと思います」とキッパリ。 竹下は「自分と岡林選手の闘いは言葉のいらないプロレスだと、それを見せられると確信しています。今の気持ちとしては岡林選手とのタイトルマッチが楽しみで仕方がない。でもタイトルマッチであり、DDTと大日本の対抗戦であるというところでは、新年早々、日本マット界注目の対抗戦(1月8日、横浜アリーナでの新日本プロレスVSプロレスリング・ノア)があると思うんですけど、そこも意識して。今こそ、DDTと大日本さんがやってきた意地を見せる時だと思うので、僕たちの試合を大いに期待してください」と語った。 前回の一騎打ちでは30分時間切れ引き分けに終わっているが、「決着をつけるポイントは?」と問われると、岡林は「隙を突くことです。竹下選手と闘ったらたぶん長期戦になる可能性があります。人間疲れたらそういうのが出てくると思うので」と、竹下は「隙というのは、人間誰しも持ってることだと思いますけど。僕も岡林選手も日頃のトレーニングで、たとえばデッドリフト10回5セットというメニューがあったら、最後まで全力で出し切る、一切手を抜かない。それをやってる者同士だと思うので。この間は30分時間切れ引き分け。代々木はその30分の先が見られるんじゃないですか」とコメント。 12月18日、名古屋国際会議場イベントホール大会での前哨戦では、竹下の新兵器ジャンピング・ニーパットが効果を発揮したが、竹下は「前回の時間切れだった試合の時は、純粋な力比べをしたいなと思っていて。もちろん10個力比べをしたら、8つは岡林選手が勝つと思うんです。でもスピードとか、何より身長が岡林選手より高いので、高さという有利な面があると思うので、上から行くという。絶対バッチンバッチンぶつかり合う場面は出てくると思うので、その時にジャンピング・ニーで上から岡林選手を打ち落とすことができたら一気にチャンス。勝機が巡ってくると思います」と話した。 岡林はこれまでも多くの大型選手と対戦してきたが、「(竹下は)本当に素晴らしい選手。俺が見てきた選手だと、フィジカル面ではプロレス界ナンバー1。でもパワーじゃ負けんぞと。ここで本当に全力を出し切って、お互い闘い抜いて、そして最後は俺が勝つ」と述べた。ベルトを岡林が奪取すれば、来年、DDTでの防衛戦が組まれていくと予想されるが、「DDTさんにはやりたい相手がいっぱいいる。最近体が大きい選手とか結構いるから。ベルトを獲ったら、全員ぶち倒していきたいと思います」とコメント。ベルト獲りに強い意欲を見せている。(どら増田)
-
スポーツ
ヤクルト・山崎、三塁目前で突然急停止! 「1点は確実だったのに」走塁ミスに批判、解説・金村氏も苦言
2020年06月25日 15時45分
-
スポーツ
巨人、鍬原の一軍昇格が決まったワケ 直近の登板は大炎上、今後の投球に阿部二軍監督の手腕が試される?
2020年06月25日 11時50分
-
スポーツ
ヤクルト坂口智隆の第1号など打線爆発で快勝!「良い結果になって良かった」
2020年06月25日 11時45分
-
スポーツ
那須川天心の対戦相手が“シュートボクシングの新鋭”笠原友希に決定!
2020年06月24日 22時30分
-
スポーツ
マエケンも「しっかり仕上げます」と闘志! MLB開幕日決定に選手・ファンが歓喜、OB上原氏は優勝のカギを指摘
2020年06月24日 20時30分
-
スポーツ
広島・森下、投球フォームに致命的な欠点? 高木豊氏が「苦しむ」と危惧、身近な元投手が参考に
2020年06月24日 19時30分
-
スポーツ
新大関・朝乃山“昇進パーティー”ご祝儀ウン千万円がコロナでお預け状態
2020年06月24日 18時00分
-
スポーツ
バーバー矢野の悪夢が再び?新日本NJC優勝を狙う高橋ヒロムに立ちはだかるY.T.R(ヤノ・トー・ルー)
2020年06月24日 17時30分
-
スポーツ
元巨人・上原氏、イチロー氏からメールを無視されていた? 仰天の言い訳に「また連絡します」とタジタジ、ファンからも驚きの声
2020年06月24日 17時00分
-
スポーツ
ヤクルト・イノーア、今季を左右する存在に? 4失点KOも見せた光明、高津監督は我慢を貫けるか
2020年06月24日 11時30分
-
スポーツ
オリックス、今季初ホームランはジョーンズ「ウエルカム・トゥ・ジャパン!」
2020年06月24日 11時00分
-
スポーツ
ノア有観客試合再開!清宮海斗、真のエースを目指し武藤敬司と再戦
2020年06月23日 22時30分
-
スポーツ
不振の阪神・ボーアに「スタメン落ちしてしまう」 元阪神桧山氏が分析、“歯車を狂わせた”投手の存在も指摘
2020年06月23日 19時30分
-
スポーツ
女子ゴルフようやく開幕もコロナ禍で“韓国お色気軍団”来日できず…
2020年06月23日 18時00分
-
スポーツ
新日本プロレス“34年ぶり”金曜夜8時の生中継が決定!7月3日にBS朝日で実現
2020年06月23日 17時30分
-
スポーツ
巨人サンチェス初勝利も「まだ信用できない」元ロッテ・里崎氏、堀内元監督も指摘 女房役が“ごまかした”課題とは
2020年06月23日 17時00分
-
スポーツ
広島・スコット、ボーア以上に「使えない」? 新人を裏切る大炎上、MLB大物選手の獲得はあるか
2020年06月23日 11時35分
-
スポーツ
ロッテがオリックス6連戦で、プロ野球初のリモート応援システムを導入!
2020年06月23日 11時00分
-
スポーツ
ロッテ監督が審判の判定に激怒! 執拗な抗議に審判もまさかの行動? 疑惑の判定が呼んだボイコット寸前の大騒動
2020年06月23日 07時00分