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今回の動画で里崎氏は、全12球団の開幕3連戦(6月19~21日)についてそれぞれ解説。阪神相手に3連勝を飾った巨人の解説内で、21日の3戦目に先発したサンチェスの名を挙げた。
同戦で「5.2回1失点」の投球を見せ、来日初勝利をマークしたサンチェス。そのサンチェスについて、里崎氏は「僕的にはまだサンチェスは信用できない」とコメントした。
“信用できない”理由について、里崎氏は「荒れ球過ぎて相手が(狙い球を)絞り切れないというところもあるけど、ボール先行(の場面)も結構多い」と説明。同戦のサンチェスは「4被安打・4与四球」と制球難で相手に多く出塁を許してもいるが、里崎氏はこの点を今後不安だと考えているようだ。
課題を露呈したサンチェスだが、里崎氏は「対戦相手が変わる次回登板でどうなるのか楽しみ」とも。「もしサンチェスがグッと(調子を上げて)くるようだったら、巨人は本当に強い(と思う)」と、優勝を左右する存在にもなれるのではと期待を寄せていた。
今回の動画を受け、動画のコメント欄やネット上には「21日の試合はたまたま抑えられたけど、制球難が続くなら今後の先発は相当不安」、「打撃力がそこまで無い阪神だから1失点で済んだけど、これが中日や広島といった打撃力のあるチームならそうはいかないと思う」、「来日初先発だし多少制球が乱れるのは仕方ない、本当の実力が出るのは次の登板からじゃないか?」、「球速は平均150キロ以上くらい出てるから、ストライクゾーンにそれなりに投げれれば勝ち星はついてくるはず」といった反応が多数寄せられている。
サンチェスについては、巨人・堀内恒夫元監督も21日に投稿した自身のブログで言及している。堀内氏はブログ内で「コントロールがまだ甘い」、「今日は(小林)誠司が上手くリードしてたね。チェンジアップ・スライダーなど変化球を多く投げさせて 言葉は悪いかもしれんが上手くごまかした」と、里崎氏と同じく制球難が課題と指摘している。
登板間隔を中6日と考えると、次回登板は6月28日のヤクルト戦になると予想されるサンチェス。真価が問われる来日2度目の先発で、OBたちの不安を払しょくするような投球を見せることができるだろうか。
文 / 柴田雅人
記事内の引用について
里崎智也氏の公式ユーチューブチャンネルより
https://www.youtube.com/channel/UCFCtAX45lgHcf4s0vAgAxww
堀内恒夫氏の公式ブログより
https://ameblo.jp/horiuchi18/