スポーツ
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スポーツ 2022年01月13日 11時30分
マーベラス宝山愛が渡辺智子からジャイアントキリング!「今後は誰にも偶然とは思わせない勝利を狙う」
“女子プロレス界のレジェンド”長与千種が代表を務めるプロレス団体マーベラスが10日、東京・後楽園ホールで『新春Marvelous後楽園大会』を開催した。 セミファイナルでは、色別対抗タッグ、チームブラックvs (かなりパワーバランスの弱い)黄色軍団として、伊藤薫&渡辺智子のベテランタッグに、宝山愛&岡優里佳のマーベラス&仙女のイエローヤングタッグが挑むチャレンジマッチが組まれ、誰もが予想していなかった結果が待っていた。 試合は、序盤から全日本女子プロレス平成元年組の同期、伊藤&渡辺のイトナベタッグが、長年のチームワークを活かした連携を見せるなど、主導権を渡さない。“塗り壁”のようにそびえ立つ伊藤に、宝山はドロップキックを連発するも伊藤は倒れず、岡が出てきてダブルドロップキックを放つと、ようやく伊藤は崩れるが、すぐに上に乗られてしまい、逆エビ固めでギブアップ寸前に追い込まれてしまう。 しかし、伊藤からタッチを受けた渡辺が余裕を見せつけ過ぎたいのか、なかなか伊藤にタッチをせず、伊藤はイラ立ちを隠せず、「真面目にやって!」とコーナーから連呼。「大丈夫!まだやりたいことがある」という渡辺は、ブーメランアタックを放つと、コーナーに登る。すると、チームイエローのリーダー永島千佳世が、黄色いブラシで妨害するアシスト。しかし、渡辺はセカンドロープからボディスラムを投下。 これをカウント2で返した宝山は、丸め込みを連発。渡辺もラリアットから幸せのパンケーキを放つもカウント2で、渡辺は宝山の頭を掴み起こしてしまう。「真面目にやれ」「早く決めろ」とイラつく伊藤は、渡辺を両手で張ると渡辺が宝山に当たり、反動でエビ固めの形になったところを宝山が全力で押さえてカウント3が入り、昨年デビューしてキャリア1年も経っていない宝山が岡とのタッグながら、ジャイアントキリングを達成している。 試合後、宝山は「今回の試合は、今までは、隊長(永島選手)が隣にいての勝利はあっても、自分で勝てた訳では無かったので、チャンスだと思い立ち向かったのですが、沢山攻められてしまい立てず、ふらついていたところ、智子選手が降ってきてそこを無我夢中で押さえ込みました。何がなんだかわからなかったけど、勝ったとわかった時泣けるほど嬉しかったです。今後は誰にも偶然とは思わせない勝利を狙って頑張ります!」と先輩からの初勝利を喜んでいた。◆マーベラス◆『新春Marvelous後楽園大会』2022年1月10日東京・後楽園ホール▼ 色別対抗タッグ チームブラックvs (かなりパワーバランスの弱い)黄色軍団(20分1本勝負)伊藤薫&●渡辺智子(16分13秒 エビ固め)宝山愛○&岡優里佳(どら増田)
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スポーツ 2022年01月13日 11時00分
阪神・藤浪、復活を模索中も今季は居場所ナシ? 矢野監督は鈴木・桐敷ら新人左腕の起用を優先か
藤浪晋太郎は“数少ないチャンス”をモノにできるのだろうか。 >>阪神・藤浪、菅野からの助言明かすも「今更過ぎないか」の声 指摘された問題点は8年前から変わっていない?<< 阪神が対外試合の日程を含めたキャンプスケジュールを発表した。対外試合の初戦の相手が新庄剛志監督の日本ハムになることはすでに伝えられていたが、キャンプ終盤の2月26、27日にもビジターでの対外試合が組み込まれていた。「キャンプ後半は実戦形式」となるようだ。 そのキャンプのことで、矢野燿大監督はこんなことも話していたそうだ。 「鈴木と桐敷は連れていこうかと…」 ドラフト2位・鈴木勇斗(創価大)と3位・桐敷拓馬(新潟医療福祉大)の両投手のことだ。 この発言は1月9日の新人自主トレを視察した時に出たもの。鈴木、桐敷ともに左のオーバーハンドで先発タイプだ。この2人を一軍キャンプに帯同させたいと語っていた。 「矢野監督は特に桐敷を気に掛けていました。左腕で150キロを計測する直球が投げられるので」(在阪記者) 2人が前評判通りなら、阪神投手陣は大きく様変わりする。 高橋遥人はオフに左肘のクリーニング手術を受けたので、開幕ローテーションには間に合わないだろう。しかし、5月中盤以降の交流戦には復帰してくるはず。昨季はリリーフで頭角を現した及川雅貴の先発転向も決まっている。10勝を挙げた伊藤将司もいる。 西勇輝、秋山拓巳、アルカンタラらもいるので、鈴木、桐敷がいきなり先発ローテーション入りするのは厳しいかもしれないが、「開幕一軍」の可能性は十分にある。今年は左の好投手を大量に抱えた布陣となりそうだ。 「鈴木、桐敷を救援で使うとしたら、もったいないのひと言。でも、オープン戦では先発登板で調整させるようです。そうなると、藤浪に何回、チャンスが回って来るのか…」(球界関係者) 藤浪が宿敵巨人の菅野智之の自主トレに合流し、投球フォーム改善のアドバイスを受けているのは既報通り。意気投合している様子も伝えられたが、 「巨人とはライバル同士です。宿敵チームのエースとの合同自主トレはさすがに勘弁してくれ、と…。藤浪の復活には期待していますが、そのきっかけを巨人からもらったとなれば、阪神愛の強い人たちは面白くないでしょう」(前出・同) と、藤浪の今後を懸念する声もないわけではない。 矢野監督は「先発」への執着心を見せた藤浪に対し、「6、7回は投げられないと…」とも語ってきた。 額面通りに捉えれば、「先発投手としての責任イニングを投げてくれ」だ。それが先発起用の合否基準になると思われたが、そうではないという。藤浪は打者2巡目でいきなり別人となり、四球連発で試合をブチ壊してきた。「長いイニングを任せるのがコワイ。そこを何とかしてくれ」の意味合いだそうだ。 阪神OBのプロ野球解説者がこう続ける。 「高橋が復帰するまでの間、藤浪も先発で使ってもらえると思います。それまでに結果を出さなければ…」 藤浪は圧倒的なピッチングを見せる以外に生き残れる道はないようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年01月13日 10時50分
高岩竜一「オマエはガンプロを背負っていく人間」と岩崎孝樹を次期挑戦者に指名!
サイバーファイト傘下のガンバレ☆プロレスが10日、東京・板橋グリーンホールで「トロピック・サンダー2022」を開催。初代スピリット・オブ・ガンバレ世界無差別級王者の高岩竜一が同団体代表・大家健を退け、同王座初防衛に成功。今年初のビッグマッチとなる2月27日の東京・後楽園ホールで岩崎孝樹の挑戦を受けることが決まった。 昨秋に行われた「ガンバレ☆クライマックス2021」トーナメントを制し、初代ガンバレ王座に就いた高岩は「このベルトをIWGP、GHCのレベルまで引き上げる」と宣言し、初V戦の相手に団体の顔である大家を指名した。創設早々ベルトが団体外に流出しただけに、大家としてはなんとしてでもガンプロに取り戻したいところ。 序盤は高岩がチョップ連打、逆片エビ固めで優位に進めたが、大家もブレーンバスター、ミサイルキックで反撃。高岩はエプロンでデスバレーボムを繰り出す荒技を見せると、垂直落下式ブレーンバスター、ラリアットで怒涛の攻め。負けじと大家もラリアット、みちのくドライバーIIで猛攻。しかし、炎のスピアがカウント2で返されると、高岩が高岩ドリラー、ラリアット、デスバレーボムと波状攻撃。粘る大家はこれを返したが、最後は高岩が雪崩式デスバレーボムを決めて、トドメを刺した。マイクを持った高岩は「大家! ガンプロの思い、すごい伝わった。いつでも、また這い上がってベルトに挑戦してこい。待ってるぞ!」とその健闘を称えた。大家は倒れ込んだまま、「俺は悔しいんだよ。またイチから出直して、そのベルト、オマエから絶対に獲るからな。でも、今日はありがとうございました」と言うと、両者はガッチリ握手を交わす。 続けて、高岩は「次は誰かな?(1.8)北沢タウンホールで、俺に痛い蹴りを食らわした岩崎!どこだ?」と呼び出して、岩崎がリングインすると次期挑戦者に逆指名した。これに対して、岩崎は「高岩選手、アンタがこのリングに上がってきた時から、闘いたくてウズウズしてました。大家さんのあんな熱い姿を見て、黙ってられるわけない。こちらこそよろしくお願いします」と応じた。 すると、高岩は「オマエはガンプロを背負っていく人間だ。だからこそ、俺の胸を貸してやる。後楽園でタイトルマッチしよう。メインイベントだ。後楽園のメイン、オマエは初めてかもしれない。よろしく」と決戦の場を2.27後楽園に指定。この提案に異存などない岩崎は、高岩が差し出した右手を握り返すと、「後楽園ホール、この熱くて温かいガンプロユニバース。そしてガンプロの選手たち、すべての魂背負って、僕がメインに立ちます」と決意表明している。(どら増田)
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スポーツ 2022年01月12日 22時30分
今年もサイバーファイトフェス開催!高木三四郎社長「我々の持ってる魅力を伝えていくために開催するべき」
株式会社サイバーファイトが11日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を開き、6月12日にさいたまスーパーアリーナ・メインアリーナで、DDTプロレスリング、プロレスリング・ノア、東京女子プロレス、ガンバレ☆プロレスの傘下4団体による合同興行「CyberFight Festival 2022」を開催することを発表した。昨年6月6日、同所での大会に続き、2年連続での開催となり、同大会は動画配信サービス「WRESTLE UNIVERSE」で独占生配信される。 サイバーファイトの高木三四郎社長は「もともと音楽フェスなんかはいろんなアーティスト、タレントの魅力を伝える場という意味合いだったんですけど。サイバーファイトフェスはサイバーファイトが運営している4団体の魅力が前面に出た大会だったと思うんです。WRESTLE UNIVERSEで独占生配信させてもらったんですけど、過去一番のリアクションがあったので、もっと世間にプロレスの魅力、我々の持ってる魅力を伝えていくために開催するべきじゃないかと思いまして、今回の開催に至りました」と経緯を説明。 丸藤正道副社長(ノア)は「昨年のフェスでは各団体の色を出しつつ、イデオロギー的な部分の闘争もあり、フェスにふさわしい大会になったと思うんです。そこから何かしらの交流、その他いろいろあるかなと思いつつも、この1年は各団体それぞれが力をつけてきたと思うので、次のフェスではその部分のさらなる成長を見せ合うことになると思います。各団体が一つの大会を盛り上げるという部分で、昨年よりさらにおもしろいものになると思います」とコメント。 彰人副社長(DDT)は「毎年6月に続けて行って、プロレスファンの中で、“毎年6月にはサイバーファイトフェスがあるんだ”という認識が植え付けられるくらい、毎年のようにやって、そういうお祭りにできればなと思います。各団体各々、自分のところは自分のところ、よそはよそみたいな感じで、同じ会社だけど、各団体が独立した感じになっていたんですけど。昨年のサイバーファイトフェスを経て、お互いのことをいい意味で気にするようになったし、横をしっかり見るようになった。今年はより良いものになるんじゃないかと思います。昨年は対抗戦とかタイトル戦とか提供試合という形が多かったんですけど。まだやれてないことがあると思うので、昨年やれなかったこととかもチャレンジしていきたいと思います」と話した。 東京女子・甲田哲也代表は「昨年のサイバーファイトフェス開催の会見で、自分はノア、DDT、ガンバレ☆プロレスのファンの方に、“東京女子を見つけてほしい”、そして東京女子のファンには、“さいたまSAで東京女子が勝つところをお見せしたい”と言いました。選手たちは鮮烈な印象を残してくれたと思います。その後、新規と言っていいファンの方たちに、会場に足を運んでいただきまして、また東京女子のファンの人に勝つところをお見せできたと思ってます。ただ、昨年は東京女子があまり知られていなかったからこそ、“こんなすごい試合するんだ”“こんないい選手がいるんだ”って驚きを持って見てもらった部分はあると思います。今年は同じ状況ではないと思っております。ノア、DDT、ガンプロの選手たちも昨年以上に、東京女子は侮れないという気持ちで試合をすると思いますし、ファンの方たちも大きな期待を持って東京女子の試合を見てくれると思っております。他団体の選手、ファンのそういったものを含めて、サイバーファイトフェスに対して、“サイバーファイトフェスかかってこいや!”、そういう気持ちで東京女子は闘って、今年も大勝利をめざしたいと思います」と宣言。 ガンプロの大家健代表は「昨年のフェスで、ガンプロは爪跡を残せたのではないかと思っております。ただ、これじゃ俺たちは満足してないです。東京女子、ノア、DDT、各団体に負けません。魂のこもった熱い大会を今回も見せます。日本には祭りがいっぱいありますよね。フジロックフェスティバルとか、だんじり祭りとか、祇園祭とか。そういう祭りと同等、いやそれ以上の祭りにしたいと思ってます。ここにいる各団体の代表、サイバーファイトの選手、スタッフ。画面を通して見ているオマエら、みんな祭りなんだぞ! ワクワクするようなことをいっぱい考えて、サイバーファイトフェスやります。みんなが盛り上がって、でっけえ日本一、世界一、宇宙一の祭りにしようぜ!」と立ち上がって熱弁を振るった。 タイトルマッチの開催や対抗戦などは、今後検討していくとのこと。(どら増田)
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スポーツ 2022年01月12日 20時30分
大関・貴景勝、右足首故障・休場に「キャリアが崩壊しかねない」心配の声 押し相撲一本はもはや限界?
12日に日本相撲協会に「右足関節靱帯(じんたい)損傷で約2週間の治療期間を要する見込み」との診断書を提出し、同日の1月場所4日目から休場となった大関・貴景勝。同日に伝えられた師匠・常盤山親方のコメントがネット上で話題となっている。 >>平幕・宇良、取組後の退場シーンに驚きの声「脳震とうでは」 土俵下に激突し頭部に大ダメージ? 八角理事長は取り口に苦言<< 貴景勝は前日11日の3日目に平幕・宇良と対戦し取り直しの末敗れたが、一度目の取組で倒れ込んだ際に右足首を負傷。取組終了後に本人から報告を受けた常盤山親方は一旦様子を見ようと話をしたが、12日朝になり貴景勝から「やっぱり相撲を取れない。休場させてください」と申し出を受けたため休場に至ったという。 また、常盤山親方は今場所の再出場についても「多分出られない。そんなにすぐには治らない。今場所中に相撲を取れる状態にはならないと思うので(残りは)全休ですね」と、患部の状態が思わしくないため困難という見方を示したという。 常盤山親方の発言を受け、ネット上には「自分から休むって願い出たということは相当状態悪そうだな」、「来場所はカド番になるけど回復は間に合うんだろうか」と驚く相撲ファンの声が見られる。一方「また下半身痛めたのか…もうここまでくると押し相撲だけというのは難しいんじゃないか」、「そろそろ取り口を見つめ直さないと、キャリアが崩壊しかねない事態になるのでは」と今後を危惧するコメントも多数挙がった。 貴景勝は当時22歳だった2019年5月場所で、日本出身力士としては史上最速の所要28場所で新大関に昇進。しかし、昇進以降は右膝関節内側側副靭帯損傷(2019年5月)、左大胸筋肉離れ(2019年9月)、左膝内側側副靭帯損傷(2020年7月)、左足関節靭帯損傷(2021年1月)、頚椎椎間板ヘルニア(2021年7月)と下半身を中心に故障が頻発している。 「貴景勝は身長175センチ・体重163キロと小柄な体格を生かした、下から上に相手を突き上げる押し相撲を武器に大関まで上り詰めた力士。ただ、押し相撲は相手を組んだ状態から勝機をうかがう四つ相撲に比べ、相手のバランスを崩すため休まず攻める必要がある分、体への負担が大きいとされています。加えて、自分より大柄な力士を押すという行為によって人一倍ダメージが生じているものと思われます。実際、近年は毎年のように故障が相次いでいるわけですが、どこかのタイミングで押し相撲一本からの脱却を図らないと、今後も故障が連続し落ち目になっていくのではと不安を募らせているファンも少なからずいるようです」(相撲ライター) このまま再出場がなければ1月場所は負け越しとなり、次場所の3月場所はカド番として迎えることになる貴景勝。負け越せば関脇に陥落する3月場所までに、故障続きの現状への打開策を見つけることはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年01月12日 15時30分
阪神・藤浪、菅野からの助言明かすも「今更過ぎないか」の声 指摘された問題点は8年前から変わっていない?
7年ぶりの2ケタ勝利クリアを目指す今季に向け、1月6日から巨人のプロ10年目・32歳の菅野智之の自主トレに帯同している阪神の10年目・27歳の藤浪晋太郎。12日に伝えられたコメントがネット上で話題となっている。 >>日本ハム・新庄監督が藤浪の獲得に本気か 「俺のところ来たら化ける」阪神への要求に驚きの声、原巨人よりは好機アリ?<< 藤浪が参加を直接志願し、菅野が快諾したことから実現したという両者の合同自主トレ。報道によると、藤浪は自主トレが公開された11日に報道陣の取材にリモートで対応。その中で、菅野から受けているアドバイスについて「軸足の話が重点的。あとは自分のフィジカル面で弱いところを指摘していただいたりしています」、「スクワット的な動作をする時に右足が折れるだとか、左腹斜筋の引っ張る力が弱いだとか、前鋸筋を使えていないだとか、そういう話をたくさんしていただきました」などと語ったという。 投手にとって軸足は投球フォームの中でも特に重要な箇所の一つで、体重を乗せる際に膝が深く曲がったり外側に向いたりするとその分、球威・制球が安定しなくなるとされている。また、軸足を安定させて力強く球を曲げ込むには相応の筋力も求められるが、菅野はこれらの要素に改善の余地があるとして藤浪にアドバイスを送っているようだ。 藤浪の発言を受け、ネット上には「合流してまだ1週間経ってないけど、早くも自主トレの効果が出てるようでいいね」、「沢村賞2回獲ってる菅野直々の助言はかなり効果ありそうだな」と期待する声が多い。一方「軸足はともかく、フィジカルが課題っていうのは今更過ぎないか」、「上半身は知らんが、下半身については能見さんや落合さんから走り込めって注文つけられてたよね」と、過去の助言を絡めた疑問のコメントも多数挙がった。 藤浪については過去にも複数の現役・OBがフィジカル、特に下半身強化の重要性を説いている。能見篤史(当時阪神、現オリックス)は2014年3月23日の『東京スポーツ』(東京スポーツ新聞社/電子版)の記事内で、「30代の僕と同じランニング量だったとしたらおかしいですよね。もっと走れ! 知らん間に(手を)抜くことを覚えてますからね」と手を抜かずに走り込みをした方がいいと指摘した。 また、元中日監督・落合博満氏も2018年1月3日の『スポニチアネックス』(スポーツニッポン新聞社)の記事内で「あれ(藤浪の不振)はランニング不足。下半身が弱いと思う」、「投げ方を完全に忘れさせるほど走らせないとダメだと思う。下半身を作らないと。投げる体力がないと思う」と、前年3勝に終わった藤浪に下半身を走り込んで徹底的に鍛えるべきだと主張している。両名が藤浪本人に直接助言したかは不明だが、こうした指摘が過去にあることから「まだフィジカル面の課題は解消されていないのか?」と疑問に感じたファンも少なからずいるようだ。 12日の報道では菅野が「いい試合だったりファンの方が待ち望むような戦いができればいいなと思います」と、今季の投げ合いの実現を願っていた。敵球団のエースからの貴重なアドバイスを活かし、長引く不振から脱却を果たすことはできるだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年01月12日 11時30分
ノア清宮海斗、新日本オカダ&棚橋戦敗戦後の涙を払拭「今年はホントにもう止まってられないから!」
新日本プロレス1.8神奈川・横浜アリーナ大会『レッスルキングダム 16 in 横浜アリーナ』のメインイベントIIで、武藤敬司と組んで、IWGP世界ヘビー級王者のオカダ・カズチカと、IWGP USヘビー級王者の棚橋弘至の新日本ツートップと対戦したプロレスリング・ノアの近未来エース清宮海斗。清宮は新日本勢を相手に健闘も、最後はオカダのレインメーカーに沈み敗戦。 試合後、号泣する清宮にオカダが喝を入れる場面があった。バックステージでオカダは「『新日本プロレスのお客さんを持って帰る』って言ってましたけども、アレじゃ持って帰れないだろうと。まぁ悔しいなら、新日本プロレスに来ればいいしね。いいじゃん、またノアに戻ればいいんだから。海外修行のように、何年か上がって、自信がつけば、またノアに戻る。そんぐらい、俺はしてもいいと思うけどね。そうしないと、いつまでもノアの中で育って、ノアでトップになれるかもしれない。でもいざプロレス界、外に出てみたら、海は広いなと。それぐらい、差があったと思います」と清宮との差について語っていた。 清宮の去就に注目が集まる中、10日の神奈川・横浜ラジアントホール大会でのスペル・クレイジーとの試合に快勝後、清宮が口を開いた。 清宮「(笑顔で)どうせ…聞きたいんでしょ?いろんなことを横浜アリーナで痛感しました。でも今年はホントにもう止まってられないから!ノアのために今年はやっていくんで!2022年、プロレスリング・ノア、よろしくお願いします!」 ――オカダは新日本への武者修行も提案していたが? 清宮「いやぁ…今の立場であんまり言えることもないですけど、やっぱり俺が大事にしたい世界っていうのは、やっぱりここ(ノア)にあるんで。世の中広いとしても、俺はここを大事にしていきますよ」 ――改めての目標は? 清宮「まずはベルト獲らなきゃ。俺でチャンピオンになって、それこそが俺の本当に求めるプロレスだから。まったく迷いはないから。ノアのために今年はホントにやっていく。それは誓いますよ」――笑顔が印象的だが、涙は捨てた? 清宮「泣きすぎたから。もう止まんないくらい泣いたから(笑) もう出ねえな、涙は」――今年は笑って歩いていく? 清宮「笑って歩くっていうか、ノアが最終的に笑えるような年に、俺は絶対するよ。俺の居場所、立場っていうのは、この間の試合で分かったから」――対新日本は? 清宮「俺個人としては、現状では何も言える立場じゃないなっていうのはホント思ってるから。でも……忘れることはないですよ」 2日前には同じ横浜で泣き崩れていた清宮の姿はもうなかった。しっかりと切り替えはできたようだ。ただ、あの日の試合後、号泣した事実だけは消すことができないだけに、心身ともにさらに強くなった上で、再びレインメーカーの対角線に立ちたいところだ。(どら増田 / 写真・©︎プロレスリング・ノア)
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スポーツ 2022年01月12日 11時00分
阪神・佐藤に今季スタメン落ちの危機浮上か 井上ヘッドの「地獄の猛特訓」宣言の裏にある攻守の難題とは
阪神優勝のキーマンは佐藤輝明だろう。その佐藤に対し、井上一樹ヘッドコーチが今春キャンプでの“地獄の猛特訓”を宣言した。 >>阪神・矢野監督、佐藤の三塁守備は「まだまだダメ」ラジオでの辛口発言に反響、糸井と真逆の評価に疑問も<< これは同コーチが言っていたことだが、落合博満氏の発言が影響しているという。佐藤が昨季後半戦で失速し、その原因について質問された落合氏が「体力不足」と評した。2022年の飛躍のため、佐藤をしっかりと鍛え上げるというわけだ。 その佐藤の練習量について、対照的な声が聞かれた。 「練習量はむしろ多い方。不振で苦しんでいた時も早出特打ちをやっていました」 複数の在阪メディアが“目撃談”として、そう答えていた。 しかし、阪神戦の中継を担当することの多いプロ野球解説者の見解はちょっと違う。 「阪神の中ではしっかりと練習している方だと思います。だけど、佐藤の素質を考えたら、それで良いのかどうか…。チーム首脳陣に聞くと、『去年は新人なので(練習量を)セーブさせていた』と言っていました」 昨季は24本のホームランを放ったが、リーグワーストの173個の三振も喫した。 23号アーチが出たのが8月19日で、24号は10月24日。59打席連続無安打のNPB野手ワーストタイ記録の屈辱も味わった。 「佐藤が打撃不振に陥るのと同時に、チームも失速しました」(在阪記者) 1月9日のことだ。鳴尾浜球場での自主トレ中、佐藤は視察に訪れていた井上ヘッドを見つけるなり、近寄っていき、新年の挨拶をしていた。その表情を見る限り、明るく、2年目の躍進にも自信に満ちていたようだが、こんな指摘も聞かれた。 「秋季練習中、藤井康雄・新コーチから打撃フォームの指導を受けていました。でも、不振脱出のきっかけを掴んだのかどうかは、実戦を見てみないと分かりません」(前出・在阪記者) ほかに不安要素があるとすれば、「守備」だろう。今季も「佐藤はライトのポジションを守ることになる」という。佐藤の本来のポジションは三塁だ。チーム関係者は大山悠輔(三塁)、マルテ(一塁)との兼ね合いから、「ほかに外野を守れる選手がいないから」と言っていた。しかし、 「昨季57試合に出場した島田海吏、3年目の井上広大がいます。ドラフト6位の豊田寛の評判が良い。彼らが順調にキャンプを送れば、佐藤を内野に戻さなければなりません」(前出・プロ野球解説者) 矢野燿大監督の構想では、中堅・近本光司、左翼はロハス・ジュニア。佐藤に内野と外野の両方を準備させるのは良策ではない。また、昨季の打撃不振から抜け出せていなかった場合、「スタメン落ち」の可能性もある。 「昨季、後半戦の失速で優勝を逃したせいもあり、今年の矢野監督は非情采配に徹するようです」(前出・同) 佐藤は不振でもスタメンで起用してほしい選手なのだが…。井上ヘッドは佐藤をどう導くのか、“地獄の猛特訓”宣言のウラには「スタメン落ちの危機」を自覚させる意味合いも含まれていたようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年01月12日 10時55分
スターダム赤いベルトの挑戦権を巡り岩谷麻優、ジュリア、中野たむが3WAYマッチで争奪へ!
朱里が保持している“赤いベルト”ことワールド・オブ・スターダム王座戦線に動きがあった。朱里は1.29愛知・愛知県体育館大会で、MIRAIの挑戦を受けることが決定しているが、その勝者に挑戦すべく3人の選手が名乗りあげた。 中野たむ「ジュリア、おい、また厄介なヤツら連れてきたよね。でも私は、アンタと闘いたい。アンタと殴り合ってると、全身の血が沸騰するみたいだよ。ねえジュリア。私たちさあ、またシングルしようよ」 ジュリア「いいよ、でもただシングルマッチしてもつまんなくない?何懸けて闘う?」 中野「何懸けるか?そんなの決まってるでしょ。髪…」 ジュリア「髪の毛はやめとこう!せっかくここまで伸びたから。髪の毛以外で、私、挑戦したいベルトがある」 中野「それなら、私もあるよ」 ジュリア「は? 何?」 中野「先言えよ」 ジュリア「オマエが先言えよ。……。せーので言う?」 中野&ジュリア「赤!」 と言ったところで岩谷麻優が現れる。 岩谷「ちょっと待て。今赤って言った?2022年、岩谷麻優、必ずシングルのベルトを巻くって誓いました。2人が赤、そこに自分も入って3WAYで、先に勝った人たち?が順番に挑戦していく」 ジュリア「?つまり、3WAYやって最初に勝った人が抜ける1回ってことかな?」岩谷「詳しいルールは後でということで、だけど3WAYで赤いベルトどうなるかわからないけど、この3人の誰かが挑戦、どうでしょうか?」 ジュリア「いいね、赤いベルト次期挑戦者決定3WAYということで、おもしろいんじゃないの。どうでしょうか?」 中野「いいよ」 ジュリア「では決定で、お願いします。よろしく、よろしく、よろしく!そういう流れになりました。私と岩谷麻優と中野たむで赤いベルトの挑戦者決定3WAYを希望してみました。形式がどうなるかわからないですけど、この3人のうちの2人が両国国技館、3月26日、27日の2日間赤いベルト挑戦権を得るということで、朱里かMIRAIかどっちが両国に立つかわからないですけど」 中野「やっぱりドンナ・デル・モンドは、ジュリアは私の闘争心に火をつけてくれます。全身の血が沸騰するってこういうことを言うのかなって、今感じてます。赤いベルト挑戦権をかけて3WAY決まりましたけど、岩谷麻優、中野たむ、ジュリア、白いベルトを落として次の夢を掴みにいこうと思ってたところだったから、ジュリアも同じこと考えてたなんて思ってもみませんでした。岩谷麻優もジュリアもノックアウトして、そして赤いベルトの挑戦権、私が掴み取ってみせます」 3人によるこんなやり取りで決まってしまうのがスターダムの凄いところだが、1.29愛知県体育館大会のセミファイナルで3WAYマッチを開催することが正式に決定した。3.26、27の両国国技館2連戦のメインイベントを左右するカードになるだけに、この試合は注目だ。(どら増田 / 写真・ブシロードファイト)
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スポーツ 2022年01月11日 22時30分
新日本vsノアでザック・セイバーJr.がかつての師匠と対戦「ヨシナリ・オガワは史上最高のレスラー」
新日本プロレスは8日、神奈川・横浜アリーナで、『レッスルキングダム16 in 横浜アリーナ』を開催した。同大会は約5年ぶりとなるプロレスリング・ノアとの団体対抗戦が開催されるとあって、チケットは前売りの段階で完売している。 第7試合は、かつてノアに所属していたザック・セイバーJr.&金丸義信組が、ノアの重鎮タッグであるGHCタッグ王者の丸藤正道&GHCジュニアタッグ王者の小川良成と対戦。ザックはかつての師である小川と高度な技術戦を展開。若手時代から切磋琢磨してきた金丸と丸藤も、意地を剥き出して激しくやり合った。終盤、金丸のウイスキー攻撃を切り抜けた丸藤は、虎王の乱れ打ちから不知火につないでカウント3。ノアが鈴木軍となったかつての盟友を倒した。 バックステージで丸藤は「見ての通りだ。あぁ。まぁ懐かしい空気も確かに感じたけど、オイ金丸先輩、どうした!オイ!どこ行っちゃったんだ、金丸義信は?なぁ。オイ、一つだけ、大先輩にひと言もの申す。酒は、飲むもんだ」と金丸に忠告。 ザックは「ナツカシイナー。(以下英語)『WRESTLE KINGDOM』でニュージャパンのリングだけど、またあのグリーンのマットに立ってる感じがした。舟に戻ってきたような感覚だったよ。俺が初めて来日したのは23歳の時で、当時はノアにいた。(ノアで過ごした時間は)俺の人生の中で最も大事な経験だ。4年半、プロレスリング・ノアの道場で過ごした。中でもヨシナリ・オガワとタッグを組んでいた2年半は俺にとって一番大事な思い出だ。彼は史上最高のレスラーの一人だよ。そう思わない奴がいたら、間違いなくバカだ。それだけじゃない、彼は俺が出会った中で最も性格が良い人なんだ。彼のタッグパートナーとして活動していたことを俺は一生嬉しく思い続ける。2年半の中で俺は彼から本当にたくさんのことを教わった。彼には借りがある。でも俺もこんなに成長した!ザッキー・ビッグ・テッカーズ!プロレス界最高のテクニカルレスラー!誰も俺のレベルには届かない。トーキョードームでタッグ王座から陥落したからって、俺の実力を甘く見るなよ。この俺が世界一だってことをもう一度オマエらにしっかり思い出させてやる。それから…ヒサシブリ、マルフジ。マルとはまだ一度しかシングルで当たったことはない。GENIUS OF THE ARK(方舟の天才)…その通りだよ。でも俺はザッキー・ビッグ・テッカーズ。イイネ。世界最高のテクニカルレスラー vs GENIUS OF THE ARK、どうだ?(日本語で)オモシロイネ。オモシロイ」とノア時代の師匠、小川良成との思い出を語るとともに丸藤とのシングルを熱望していた。◆新日本プロレス◆『レッスルキングダム16 in 横浜アリーナ』2022年1月8日神奈川・横浜アリーナ観衆 7077人▼タッグマッチ(30分1本勝負)ザック・セイバーJr.&●金丸義信(15分20秒 体固め)丸藤正道○&小川良成※不知火(どら増田)
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何かがおかしいDeNA…首都圏初の有観客で、屈辱の3タテ食らい4位転落
2020年07月20日 17時30分
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スポーツ
元巨人・上原氏も「いい気しない」 DeNA・ラミレス監督の“山崎交代”にファン・OBから苦言、本人の弁明も物議
2020年07月20日 15時30分
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スポーツ
張本氏「話にならないね」川藤氏も「凡ミス」 サンモニでの指摘が物議「サッカー知らない人が語らないで」
2020年07月20日 12時05分
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スポーツ
レイズ・筒香、「1番」でMLBデビュー? 守備位置も4ポジションで準備中、前代未聞の奇策の思惑は
2020年07月20日 11時50分
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スポーツ
オリックス、ソフトバンク戦1勝5敗で単独最下位に…西村監督「しっかり戦っていかないと」
2020年07月20日 11時00分
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スポーツ
大相撲4カ月ぶりの場所再開も問題山積…出稽古禁止で人気力士も不安顔
2020年07月19日 12時00分
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スポーツ
ソフトB・柳田が「めちゃくちゃダサい」と落胆? 阪神・ボーアの珍打で話題、本人も予想外の“劇的10m弾”
2020年07月19日 11時00分
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スポーツ
ソフトB・川島の足を日本ハム選手が破壊! 巨人パーラの守備妨害にも影響、ルール変更に繋がった危険スライディング
2020年07月18日 11時00分
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スポーツ
与田監督の采配に「意味が無い」 元中日・山崎氏、無計画な代打策に苦言 「理に適ってる」ファンからは反発も
2020年07月17日 19時30分
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スポーツ
巨人・広島に「両チームともリリーフがあれ」 巨人・堀内元監督が苦言、昨季以上に失点がかさんでいるワケは
2020年07月17日 17時00分
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阪神、藤川不在でも復調は濃厚? 各球団のクローザーに明暗、原因は登板過多だけではない?
2020年07月17日 11時45分
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ノア清宮海斗「100%プロレスに熱狂していただければ」PCR検査を実施
2020年07月16日 22時30分
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DeNA・ラミレス監督に「勝つ気無いのか」ファン激怒 チャンスを潰した強攻策、真中元監督・谷沢氏からも疑問の声
2020年07月16日 19時30分
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渋野日向子が全英オープン連覇へ! 開幕戦予選落ちも“シブコスマイル”で撃破
2020年07月16日 18時00分
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遂にDeNAファンにお目見え! 完成した“ニュー横浜スタジアム”は更に魅力的に変貌!
2020年07月16日 17時30分
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広島・會澤のタックルで審判が転倒!「退場レベルのプレー」ファンからは賛否、「ヤクルト戦でもやってた」と指摘も
2020年07月16日 17時00分
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広島、“お得意様”巨人と立場逆転?「何か打開策を練らないと」首脳陣が危機感を募らせるワケは
2020年07月16日 11時30分
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カブキ・ウォリアーズWWE女子タッグ王座一歩届かず…アスカ二冠逃す!
2020年07月15日 22時30分
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ヤクルト・山田、今のままでは二軍落ちも?「前に泳がされて崩される」元楽天監督・田尾氏が不振の原因を指摘
2020年07月15日 21時30分