スポーツ
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スポーツ 2022年06月22日 15時30分
広島、米マイナー退団・秋山獲得はマエケン復帰の布石か 球団首脳の発言が憶測を呼ぶ、“友達以上”の関係性に期待?
17日にサンディエゴ・パドレス傘下マイナーのエルパソを退団した秋山翔吾の獲得に乗り出している広島。21日に伝えられた広島・松田元オーナーのコメントがネット上で話題となっている。 報道によると松田オーナーは同日に応じた取材の中で、秋山獲得に乗り出した理由について「戦力としてはもちろん、その存在がチームにもたらすものが大きい」、「投資的な意味合いもある」とコメント。純粋な戦力としての働き以外にもメリットが見込めるためと説明したという。 >>米マイナー・秋山、西武復帰浮上も「帰ってこないで」の声? 実力は健在も歓迎されないワケは<< プロ12年目・34歳の秋山はこれまで西武(2011-2019)、シンシナティ・レッズ(2020-2021)、パドレス(2022/傘下マイナー)でプレーし、日米通算で「1349試合・.296・116本・534打点・1476安打」といった数字を残している左打ちの外野手。西川龍馬以外にレギュラー格の外野手がおらず、その西川も下半身コンディション不良で5日から抹消中の広島にとってはこれ以上ない選手といえるが、松田オーナーは他選手への技術指導など戦力面以外の波及効果にも期待しているようだ。 松田オーナーのコメントを受け、ネット上には「縁もゆかりもない秋山をなんで獲りにいくのかと思ったらそういう理由だったのか」、「広島は若手に左打者が多いから、秋山獲得でこうした選手らを刺激したいんだろうか」、「投資的な意味合いって言葉も凄いな、交渉次第ではコーチ手形まで切るんじゃないか」と驚きの声が寄せられた。 また、中には「将来的なマエケン復帰をにらんで、仲のいい秋山をチームに引き入れて布石にしたい思惑もあるのでは」と、元広島で現ミネソタ・ツインズの前田健太の名を引き合いに出した憶測コメントも一部見られた。 「前田は広島時代(2007-2015)にエースとして『218登板・97勝67敗・防御率2.39』といった数字をマークした投手ですが、秋山とは1988年生まれの同級生という縁もあり、過去に『秋山が一番の親友』、『2人の関係性は友達以上、恋人未満』と語るほど親交が深いことで知られています。ロサンゼルス・ドジャース(2016-2019)、ツインズ(2020-)でプレーするMLBでは『169登板・59勝41敗9ホールド6セーブ・防御率3.87』と一定の数字を残していますが、現在は昨年9月に受けたトミー・ジョン手術の影響で離脱中。回復後の投球次第では日本復帰を選択せざるを得ない状況となる可能性もゼロではありません。こうしたことから、ファンの間では松田オーナーは前田が古巣復帰を決断しやすい環境を整える意味でも、前田と仲良しの秋山獲得を狙っているのではないかという見方は散見されます」(野球ライター) 球界では2007年オフに広島・新井貴浩が公私で慕う阪神・金本知憲と共にプレーしたいという理由で阪神へFA移籍したケースを筆頭に、人間関係が決め手となった移籍例は少なくない。広島も仮に秋山獲得に成功すれば、前田に復帰を要請する上で好材料となることはまず間違いなさそうだが、古巣西武やソフトバンクも参戦している争奪戦を制することはできるのだろうか。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月22日 11時30分
WWE離脱のKUSHIDAが新日本に電撃復帰!IWGPジュニアヘビー級王者の石森太二「査定してやる」
新日本プロレスは21日、『NEW JAPAN ROAD』東京・後楽園ホール大会を開催した。 メインイベントでは、IWGPジュニアヘビー級選手権試合、チャンピオンの石森太二に、『ベスト・オブ・ザ・スーパーJr.』三連覇の偉業を成し遂げた高橋ヒロムが挑戦したが、36分を超える死闘を制したのは石森だった。その石森が次期挑戦者を募ると、目の前に現れたのは3年半前、新日本を退団しアメリカWWEに移籍したKUSHIDA。KUSHIDAはNXTで活躍していたが、今年に入りWWEとの契約が満了していた。 石森は「ヒロムがよぉ、カッコつけずに枚数も出して、超満員札止めになるように呼びかけただろ?それに俺も乗っかった。そのおかげで今日、札止めになったんだと思う。だから、ヒロムの功績は大きい。だがよぉ、一つだけ気に食わねぇことがあるんだよ。アイツ、言ってたよなぁ。『ジュニアのベルトを巻いたまま、ヘビーのベルトを巻き、ゴールデンタイムで試合をする』だと?アホなことぬかしてんじゃねぇよ、コノヤロー!それは、俺がここにいる限り、ぜってぇさせねぇ!それでよぉ、勝って、気持ちよく帰ろうとしたらよぉ、アイツだよ。KUSHIDAだよ!てか、空気読めよホントによぉ!俺がよぉ、『誰かいねぇか』って言っただろ?そん時出て来いよ!(ため息をついて)ムカつくなぁ。はぁ、まぁいいよ。これから時間かけて査定してやっから。チャンピオンとして、チャンピオンの権限として、すぐに挑戦は、ない!」とひとまずノンタイトルマッチで“査定”する考えだ。 KUSHIDAは「お久しぶりです。本当に今、契約書をもらってサインしました。また新日本プロレス、よろしくお願いします。それはさておき、今まだ家がフロリダのオーランドにありますんで、ロサンゼルスに引っ越して、そこから試合のたびに来日するという形になると思います。残りの僕のプロレス人生、その時間、経験も全て、この新日本プロレスの世界進出、発展に捧げたいと思います。アントニオ猪木さんの有名な言葉で、『ジャングルを守るより、むしろ作れ』(というのがあります)。面白いことができるんじゃないかって、これから楽しみですね。3年半前に新日本プロレス・ジュニアを離れて、新日本プロレス・ジュニアを盛り上げたいと。その役目はもう、ヒロムとデスペラードでしょう。そして石森選手、素晴らしかった。超満員札止め、そしてIWGPの名に恥じない試合だったと思います。ベルトを獲らないことには、この新日本プロレスの中で居場所は生まれないでしょう。居場所確保のために頑張ります。以上です!」と現在の新日本プロレス・ジュニアの輪の中に入るところから、始めていくと誓った。KUSHIDAの復帰でジュニアの層がさらに厚くなるのは言うまでもない。◆新日本プロレス◆『NEW JAPAN ROAD』2022年6月21日東京・後楽園ホール観衆 1380人(札止め)▼IWGPジュニアヘビー級選手権試合(60分1本勝負)<王者>○石森太二(36分20秒 片エビ固め)高橋ヒロム●<挑戦者>※ブラディークロス※石森が初防衛に成功。(どら増田)
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スポーツ 2022年06月22日 11時00分
阪神の「対広島8連敗」、致命的ミス重なり当然の結果? 球団は更なる戦力補強を画策か
序盤戦の悪夢はまだ終わっていない。矢野阪神は6月21日の広島戦を落とし、順位も4位に後退した。問題は、開幕から1分けを挟んで「対広島8連敗」となったこと。今季、広島に1回も勝っていないのだ。 NPBデータによれば、1988年に「開幕10連敗」の記録が残っていた。34年ぶりの屈辱であり、この3連戦でそれに並ぶ“危険性”も出てきた。 >>阪神・島田、バットを振り下ろし「クソッ!」と絶叫? 三振後の態度に驚きの声、敵選手への悪影響も指摘<< 「広島の先発は床田寛樹でした。床田との対戦ですが、今季は3戦全敗。昨年8月の対戦から数えれば、5連敗となります」(プロ野球解説者) 試合後、矢野燿大監督は“虎キラー・床田”についてこう答えていた。 「球種も多いからなあ。変化球で追い込んで、最後に真っすぐというパターンが多いと思うけど、絞りにくいと言えば、絞りにくい」 客観的な口ぶりでのボヤキ。イヤな負け方を喫した時、矢野監督はそんな物言いをする。 本当に悔しかったのだろうが、こんな見方もできる。「勝てない」のではなく、「負けるべくして負けた」と――。 4回表、先頭の1番・島田海吏が出塁すると、矢野監督は2番・中野拓夢に「送りバント」のサインを出したが、失敗。それに対し、広島の攻撃は“確実”だった。5回裏、一死一、二塁の場面で打席が回ってきた床田は送りバントをきっちりと決めてみせた。この違いが、明暗を分けた。 「矢野監督は選手を信頼し、この試合に臨みました」(球界関係者) 試合前、「打線の組み換え」も検討されていたそうだ。 左腕・床田に対し、阪神打線は1番・島田から4番・佐藤輝明まで左打者を並べている。 「島田・中野」の1・2番、「近本光司、佐藤、大山悠輔」のドライチ・クリーンアップがAクラス浮上の勝因であり、最終的に「打線変更はチームが浮足立つ」との結論に至り、いつも通りの打順で試合を迎えたそうだ。 「試合が始まった直後はそれほどでもなかったんですが、1回裏、阪神・西勇輝がマウンドに上がったころから雨足が強くなってきました」(スポーツ紙記者) この辺にも“トラの運のなさ”を感じたが、試合途中、左の先発要員として獲得したチェン・ウェインが「明日(22日)、ウェーバー公示される」との一報が飛び込んできた。事実上の戦力外通告である。 「左の先発なら、伊藤将司がいて、及川雅貴、桐敷拓馬、鈴木勇斗らも控えています。高橋遥人も順調にリハビリを続けています」(前出・プロ野球解説者) つまり、戦力が重複しているのだ。「左投手は何人いても」とも言われているが、野手陣を見ていると、右投げ左打ちも多い。4人も左バッターが続く“偏重打線”となった責任の一端はフロントにもある。 「島本浩也が支配下登録されました。元オリックスのアデルリン・ロドリゲスの獲得も決まったので、支配下登録70人が完全に埋まりました。チェンを切って、69人に戻すということは、新たな補強があるのでは?」(前出・球界関係者) 対広島の連敗ストップはもちろんだが、歴史的大敗の原因究明も急がなければならない。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年06月22日 10時50分
『THE MATCH』裏MVPはK-1ファイター芦澤竜成、YA-MANに敗れるも「いい仕事したわって感じ」
イベント終了後もまだまだ余韻が冷めない格闘技メガイベント『THE MATCH 2022』東京ドーム大会。実際、那須川天心と武尊の頂上決戦で6万人近くの観客を集めたわけだが、対抗戦がズラリと並んだアンダーカードの中でも、前日の計量から乱闘騒ぎを起こし、大会セレモニーでもバチバチ。さらに試合も壮絶なKO決着と、高評価を得たのがRISEのYA-MANとK-1の芦澤龍成による一戦だろう。特にオープンフィンガーグローブという相手の土俵に乗った上で敗れた芦澤に称賛の声が多い。 芦澤は「普通に、俺の負けっすね。だけど別に、またやるよ普通に。こんなんで俺折れないし。なんかこう、普通に完敗。アイツ強かった、それだけ。(イメージの違いは)ないですね。一緒ですね。一緒っすけど、もっと打ち合ってくるかと思ったら、あっちの方が冷静だったっすね。俺より。はい。あいつ練習してきたんですよ。(東京ドームは)最高だね、最高。俺がやるだけの大会。俺はファイターとしてね、アンチも多いし、ファンも多いけど、俺がやられるところを見たい。いい仕事したわって感じ。色々考えてることがあるんで、楽しみにしてください。勝っても負けても考えてることがあったんで。楽しみにしててください」と敗れた選手とは思えぬ発言に会見場もザワついていた。 試合に関しても、「先にあいつの攻撃が俺に当たっちゃっただけだと思うんでね。俺のやりたいプランにハマれば俺が勝ってたし、まあ、先に当てられちゃったなって感じ。まあ俺はね、やられても行くからね。芦澤竜誠見せるから。ルールでは負けたけど、別に負けてないし。(オープンフィンガーは)最高でしたよ。最高だったっすね。普通にお前強かったね、くらいの感じですね。真面目じゃないですか、あいつ。格闘家として真面目にやってきたじゃないですか。俺の方が真面目じゃなかったのかって感じです。まああと、あいつの方が単純に頑張ったんですよ。今回死ぬ気で練習したんですよ。俺、ちょっとそれ違かったなって思って。でも必ずやるっす。普通に練習とかじゃなくて、あいつの方が強かっただけの話ですね。ただ、次やったら次勝てるしって思ってるんで。今回の試合は負けたけど、別に終わりじゃないし、これからもやるんで。大丈夫です、俺は。余裕です」とメインで敗れた武尊とは真逆だった。 試合後にはYA-MANと会話を交わしていたが、「お前強かったよ、って。お前の勝ちだよって話ですよね。ただし、次やったら俺が勝つよ」と話したそうで、憎しみや怒りは「ないっすね。ファイターじゃないっすか、あいつも。俺もファイターなんで、ファイターとしてやられるのも仕事だし、勝つのも仕事なんで。俺が一番東京ドームブチ上げたんじゃないですか」と「東京ドーム男」を自負していた。芦澤の存在は今大会に背を向けた元K-1の皇治も認めており、今後も芦澤の動向を注視したい。(どら増田)
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スポーツ 2022年06月21日 21時45分
日本ハム・山田コーチに敵監督が激怒!「あのクソガキが」 “壁蹴り骨折”だけじゃない、短気が災いした失態は過去にも
今季から日本ハムで一軍バッテリーコーチを務めている山田勝彦コーチ。21日、新庄剛志監督が明かした故障情報がネット上で物議を醸している。 報道によると、新庄監督は同日・楽天戦前に応じた取材の中で「山田さんが(19日・ロッテ戦を行った)札幌ドームで打たれて、ベンチ裏でたまっていたものがあって壁を蹴ったら、骨折したんですよね」と、19日・ロッテ戦後に山田コーチが負傷したと明かす。山田コーチは右足甲を骨折し全治不明のため、当面は山中潔二軍バッテリーコーチが代役を務めることになるという。 19日の日本ハムは先発・上原健太が初回にいきなり3点を失うと、4回表にも1点を奪われ結果「2-4」で同一カード3連敗。山田コーチは上原、捕手・石川亮のバッテリーや、そのバッテリーを指導する自身のふがいなさに対する怒りが抑えられずに壁を強く蹴ってしまったものと思われる。 >>巨人・中田が先輩相手に激怒「殺してみいオラァ!」 新たないざこざも時間の問題? 物議を醸した日本ハム時代の大騒動<< 負傷の情報を聞いたネット上のファンからは「理由がどうあれ物に八つ当たりするのはダメだし、それで骨折するなんて論外すぎる」などと批判された山田コーチ。元々血気盛んな人物として知られており、それが災いした過去の失態を蒸し返す声も少なからず見られた。 「山田コーチは現役・阪神時代の1996年、ビーンボールが多いとして詰め寄ってきたヤクルト・古田敦也(現野球解説者)の態度に逆上して顔面を殴ったことから両軍入り乱れての大乱闘に発展。また、オリックスコーチ時代の2011年には死球がきっかけで起こった乱闘の中で西武・渡辺久信監督(当時/現西武GM)に突っかかり、試合後に渡辺監督を『あのよく分かんねえクソガキが、こっちはもういいと言っているのに、いつまでたっても終わろうとしない』と激怒させています」(野球ライター) けんかっ早いエピソードが目立つ山田コーチだが、阪神(1988-2002)、日本ハム(2003-2005)でプレーした現役時代は通算360安打とほとんど実績はないにもかかわらず、引退後は楽天(2006-2010)、オリックス(2011-2012)、阪神(2013-2021)、日本ハム(2022)でコーチを歴任。この間に楽天・嶋基宏(現ヤクルト)、オリックス・伊藤光(現DeNA)、阪神・梅野隆太郎と複数の捕手を主力に育て上げていることを踏まえると、熱い性格は指導の面でプラスに働いている部分もあるといえる。 今季から入閣した日本ハムでここまで特に問題行動は起こしていなかった山田コーチ。ただ、チームは21日試合前時点でリーグ最下位(26勝40敗)と苦戦が続いていることもあり、積もりに積もった感情が爆発してしまったようだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月21日 20時30分
中日・根尾、投手として足りないものは? 山本昌氏が指摘「逃げるボール練習しなきゃ」、直接指導に期待の声も
野球解説者・山本昌氏(元中日)が、20日放送の『山浦ひさしのドラゴンズステーション』(東海ラジオ)に生出演。中日のプロ4年目・22歳の根尾昂にまつわる発言がネット上で話題となっている。 番組で山本氏は現在一軍に同行している中日投手の中で気になっている複数名について話した。その中で、19日・巨人戦で投手起用された根尾の課題を指摘した。 >>中日・立浪監督、根尾の投手転向方針に球界OBが「甘くねえぞ!」と苦言 致命的な問題点も指摘<< 立浪和義監督が13日に投手本格転向の方針を表明し、根尾は巨人戦の9回表2死の場面で本格転向後初めてマウンドへ。ストレート、スライダーを織り交ぜた投球で巨人4番・岡本和真から空振り三振を奪った。 この日の投球について、山本氏は「本当に投手らしいフォームで(投げていた)」と投げ方はきれいだったと評価する一方、「ボールがまだ投手(の球質)じゃない」、「僕が二皮めくれないとっていうのは球質プラス、必殺の変化球(が無いこと)。スライダーは昨日、岡本選手から空振り取ってましたけど…」と、球質や球種についてはまだまだ課題が残ると指摘した。 山本氏は続けて、「現状はほぼ真っすぐにスライダー、たまにフォークなので、左打者に対して外に逃げるチェンジアップ系のボール、ツーシームでもいいんですけども、こういうのはちょっと練習していかなきゃいけないんじゃないか」とコメント。左打者の外角に変化する球種を習得すれば、投手として一皮むけるのではと主張した。 山本氏のコメントを受け、ネット上には「確かに1つ外に逃げる変化球があれば、内外の使い分けで左打者を惑わせることはできそうだ」、「対右はスライダー、対左はチェンジアップ系と空振りを取れる球は1つずつ持っておきたいところ」、「立浪監督は将来的に先発で使いたいらしいけど、3球種だけじゃ試合作るのは厳しいしな」といった納得の声が多数寄せられた。 また、中には「じゃあ青柳を覚醒させたシンカーを根尾にも直接教えてやってくれ」と、左打者の外側に落ちる変化球の一つであるシンカーの直接指導を期待するコメントも見られた。 「山本氏は2019年の阪神秋季キャンプで臨時コーチを務めた際、同年シーズンに初めて先発ローテ入りし『25登板・9勝9敗・防御率3.14』をマークした青柳晃洋にシンカーを伝授。新球種取得で投球の幅が広がった影響からか、青柳は翌2020年に『21登板・7勝9敗・防御率3.36』と黒星は先行したもののシーズン通してローテを守ると、2021年は『25登板・13勝6敗・防御率2.48』で最多勝、最高勝率(.684)の2冠を獲得。さらに、今季も19日終了時点で『10登板・8勝1敗・防御率1.17』と抜群の成績を残すなど投手として大きく飛躍しています。このことから、青柳と同じ右投手である根尾も、山本氏からシンカーを教えてもらえば投手として一皮むけるのではないかと期待しているファンも少なからずいるようです」(野球ライター) 今季はここまで「3登板・2.1回無失点・被安打2」と失点は喫していないが、被安打2はどちらも左打者に打たれている根尾。対左用の新球習得は急務ともいえるが、もし山本氏が一肌脱ぐようなことがあれば大きな話題となることは間違いなさそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年06月21日 18時30分
プロ野球公式戦再開、オリックス山本由伸がノーノー達成も西武に負け越し首位と8ゲーム差の5位!
【オリックス・バファローズ戦績 6.17-6.19】対 埼玉西武ライオンズ埼玉・ベルーナドーム6月17日●オリックス(山岡)2-4(高橋光成)埼玉西武●6月18日○オリックス(山本)2-0(平井)埼玉西武●6月19日●オリックス(山崎福)2-3(與座)埼玉西武○※カッコ内は先発投手。※67試合、31勝36敗0分けの5位。首位の福岡ソフトバンクホークスとは8ゲーム差。 6連勝からの5連敗で、交流戦を8勝10敗の9位で終えたオリックス。17日からベルーナドームに乗り込んで西武との3連戦に臨んだが、打線が振るわず初戦を落として6連敗。しかし、2戦目ではエース山本由伸が今シーズン4人目、自身初のノーヒット・ノーランを達成した。 山本は「9回まですごく集中して、ドキドキしながら投げたので、喜びがすごく大きいですね。チームは連敗してたんですけど、とにかく自分のできる仕事を全力でやろうと思ってました。立ち上がりすっといい感じに入れたのでそれが最後までいい流れになった。今日はすごく打たれる気がしてたので、最後まですごく緊張しました。久しぶりに若月(健矢)さんとバッテリー組むことになったので、そこは若月さんに任せて、信じて投げられました」と振り返った。 5回、唯一の出塁となった四球を与えた場面については「フォアボールを出してしまったので最悪だなと思って、なんとかギリギリ切り替えられました。粘り強く投げてたら、点を取ってくれると思ってたので、先制点取ってもらえて、すごく投げやすかったです」という。「応援してくださった皆様、本当にありがとうございます。皆さんの応援で、こういった自分の実力以上の成績が出せました。本当に感謝してます。また頑張りますので、ぜひ見に来てください。ありがとうございました!」と笑顔を見せた。 試合後の会見では「今はまだあまり実感があるわけではないですけど、徐々に湧いてきていますね。率直な感想はほっとした感じですかね。9回を投げていた時もドキドキしていましたし、こんなに最後まで緊張するものなんだなと投げながら思っていました。ブルペンではばらついていたんですが、試合に入ってから力みが取れましたし、どんどん打たせていこうと思っていたので、それがいい結果につながったんじゃないかなと思います。今日もチームが連敗をしていたので絶対に勝ちたかったですし、今日みたいに悪い流れを止めたり、チームをいい流れに乗せられたり、そういう選手になっていけるように頑張っていきたい」と語っていた。 この流れにチームは乗って行きたいところだったが、3戦目は吉田正尚にタイムリーが飛び出すも先発の山崎福也が4回を投げ、被安打3、奪三振5、失点3と不調。2点のリードを守りきれなかった。「チームが先制、中押しといい形で得点を重ねていただけに、あの回で勝ち越しまで許してしまったことが悔しいですし、2アウトからフォアボールを出してしまったところや、慎重になり過ぎて自ら苦しいピッチングにしてしまったことを反省しないといけません」とコメントした。 チームは21日から京セラドーム大阪に戻り、首位のソフトバンクと2連戦を戦う。(どら増田 / 写真・Rinco)
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スポーツ 2022年06月21日 15時30分
阪神・マルテの回復遅れ、「やる気失った?」原因の指摘も 退団説も浮上した昨季の悪夢再来か
右足コンディション不良で5月26日から登録を抹消されている阪神・マルテ。21日に伝えられた平田勝男二軍監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、平田二軍監督は20日に応じた取材の中で、マルテの現状について「この前、矢野(燿大一軍)監督が来た時も70%くらいという話だった。まだスパイク履いてないもん」とコメント。プロ野球選手は練習前、トレーニングシューズでウォーミングアップをし、その後強度の高い練習に移る際はスパイクに履き替えることが一般的だが、マルテはまだスパイクを履いて練習できるような状態ではないことを示唆したという。 今季のマルテは右足コンディション不良で4月3日に戦線を離脱し、5月6日の二軍・中日戦で実戦復帰するまで約1か月試合には出ずに調整。そのマルテを首脳陣は一軍打線が低調なことを理由に同月10日に一軍に再招集したが、早期昇格の影響からか同月25日・楽天戦で同じ箇所を痛め再抹消となっている。そこから1か月が経とうとしているが、現状では実戦復帰のめどは全く立っていないようだ。 >>阪神、マルテの故障離脱に「首脳陣に潰された」の声 無茶な起用法には以前から批判も<< 平田二軍監督が明かしたマルテの現状を受け、ネット上には「約1か月経ってまだスパイクも履けてないって前回より重症じゃないか」といった驚きの声と共に、「回復が遅れてるのは、去年みたいにやる気失ったからって説はない?」、「雑な使われ方で腐りかけてた昨季と同じような状態に陥っている可能性もないとはいえない」とメンタル面を心配するコメントも多数見られた。 「マルテは一軍助っ人陣が好調で枠がない事情から二軍生活を強いられていた昨年8月、自身の公式インスタグラムに『もう準備はできている!』(同月20日)、『もうすぐ家に帰る』(同月27日)など、起用法への不満や退団をほのめかすような内容を投稿し物議を醸した過去があります。今回の負傷について21日午後2時時点で特に意味深なSNS投稿はないのですが、形こそ違えど首脳陣の雑な起用法のせいで苦境に陥ったという共通点があることから、ファンの間ではマルテは昨年と同様に著しくモチベーションを下げており、それが回復の遅れにつながっているのではないかという推測は少なからず見受けられます。他にも、再発したけがが1回目のけがと比べて症状が重いことにフラストレーションをため、リハビリ等に身が入っていないのではという見方も散見されます」(野球ライター) マルテの離脱が長引いている影響もあってか、20日にマルテと同じ一塁手の新助っ人・ロドリゲスを獲得している阪神。回復遅れの原因がモチベーションの低下にあるのかは不明だが、いつまでもうかうかしている暇はないことは確かだといえそうだ。文 / 柴田雅人記事内の引用についてマルテの公式インスタグラムよりhttps://www.instagram.com/jmarte19/
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スポーツ 2022年06月21日 11時45分
広島、米マイナー退団・秋山の電撃補強浮上か 金銭面は不利も勝算はゼロではない?
大リーグ、パドレス傘下の3Aチームを退団した秋山翔吾が帰国した(6月20日)。大量の荷物をカートに乗せ、オートウォークに身を任せるのと同時に、待ち構えていたスポーツメディアの存在に気づく。顔見知りの記者には二言三言答えていたが、立ち止まっての会見とはならなかった。 「次に進まないと」「アメリカで戦う気持ちも」「まだ何も」――。 断片的に聞こえてきたのは、そんな言葉。マスク越しに発せられたためか、よく聞き取れなかった。 秋山が日本球界復帰に向けて動き始めているのは間違いない。 >>米マイナー・秋山、西武復帰浮上も「帰ってこないで」の声? 実力は健在も歓迎されないワケは<< しかし、米国側ではこんな情報も飛び交っているそうだ。 「日本の球団で強い関心を示しているのは、西武、ソフトバンク、あと、広島だそうです」(米国人ライター) 広島? 巨人の間違いでは…。 米国人ライターによれば、広島参戦の情報は秋山の代理人を務めたケーシー・クロース氏やパドレス周辺から出てきた話だという。 今さらだが、広島は「育成のチーム」である。近年は優勝から遠ざかっているが、それは世代交代の過渡期にあるからで、シーズン途中での補強は考えにくい。 セ・リーグ出身のプロ野球解説者が佐々岡カープの戦況を分析する。 「交流戦を5勝13敗と大きく負け越しています。ペナントレースが再開しても、いきなりの3連敗。大瀬良大地、森下暢仁、九里亜蓮の3本柱で連敗したため、チームの雰囲気も良くありません。西川龍馬が下半身のコンディション不良で登録を抹消され、序盤戦にチームを牽引したマクブルームの調子も落ちてきました。チーム打率はリーグトップでも、総本塁打数(29本)はリーグワースト。外野手を固定できていません」 秋山獲得で得点効率の悪さを改善したいと思っているのだろう。 前出の米国人ライターがこう続ける。 「3Aでは3割強の打撃成績を残していました。なのに、秋山がメジャー昇格を果たせなかったのは、年齢のためです。今年4月、レッズを解雇されたあと、パドレスが獲得に動いたのは、主力、レギュラー選手たちが故障するなど万が一に備えてのこと。パドレスでの昇格の可能性はゼロとなりましたが、秋山は『まだ第一線でできる』と思っているはず」 古巣・埼玉西武の渡辺久信GMは、熱いラブコールを送ってきた。福岡ソフトバンクも獲得に向けた調査を続けてきたことを認めている。金銭交渉となった場合、一番不利なのは広島だ。 「西武、ソフトバンク、広島ともレギュラーを約束するような交渉を持ち掛けると思われます。秋山は円満退団していますし、仲の良かったチームメイトもたくさん残っています。でも、強肩堅守、俊足の秋山が自分を一番アピールできるのは、広い球場を本拠地に持つソフトバンク、広島の方では?」(球界関係者) メジャーリーグでは感情や義理を優先すること、あるいは、安い年俸額で球団に尽くすスタイルは「美談」とは解釈されない。秋山が“米国的な選択”をするのであれば、広島にも十分チャンスがありそうだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年06月21日 11時30分
スターダム白いベルト挑戦のスターライト・キッド「現実を突きつけられるのはなぁ、死んだ不死鳥の方なんだよ」
ブシロード傘下の女子プロレス団体スターダムは、『STARDOM MidSummer Champions 2022〜真夏の王者たち〜』7.9東京・立川ステージガーデン大会のカードを発表した。 セミファイナルでは、“白いベルト”ことワンダー・オブ・スターダム選手権試合、チャンピオンの上谷沙弥にスターライト・キッドが挑戦する。キッドにとっては闇落ちする前から欲しくて、欲しくてたまらないベルトだ。 キッドは「カミターニ、次、7度目の防衛戦だっけ?オマエさあ、もう正直、フェニックス見飽きちゃってきた頃なんじゃないかなあ。そろそろ新しいもの欲しくないですかあ?そう、やっぱりここは、オマエらのアタマの中をグッチャグチャに、想像をかき乱してあげることができる、欲の塊の、このSLKしかいねえんだよなあ。今年は寅年だしねえ。まあそろそろ5★STAR GPも始まることだし、その前に、ここでサクッと白いベルトを取って、5★STAR GPでは大量の獲物を食い、今年はSLKの年になっちゃうよってことかなあ」と嫌味たらたらで挑発。 これを受けた上谷は「前哨戦の時の重いエルボーも、張り裂けるような張り手も、気持ち良かったなあ。ねえ、今の私にどうやって勝つつもり?スターライト・キッド、5★STAR GPもシンデレラ・トーナメントも、2回もシングルで私は勝利をしてるし、フェニックスさ、飽きたとか言ってるけど、東京ドームという大舞台で沈んだの、覚えてる?おいしそうに脂が乗ってるうちに、この不死鳥様が黒虎を食い尽くして、さえなかったあの頃のスターライト・キッドに逆戻しさせてやるよ」とキッドを叩き落とすと宣言。 キッドは「さえなかったあの頃?現実を突きつけられるのはなぁ、死んだ不死鳥の方なんだよ。あ、今日、カミターニにプレゼントをあげるんだった」とピンクのマスクをちらつかせると、上谷が払い落とす。キッドは「オマエの言うこの快感は、まだ取っておいてあげた方が、より胸が高まるでしょ?」と笑うと、上谷に張り手を見舞い、「隙がありまくりなんだよ!どう?立川までに、このより胸が高まるプレゼントは?アッハッハッハ。今は快感でもなあ、リング上では苦痛の嵐だよ!まあまあ、そんな、落ち着きなよ」と狂気の虎に変貌していた。 上谷にとって、厄介な相手が現れてしまったようだ。(どら増田)
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広島・佐々岡監督に「最低最悪の愚策」ファン激怒 セオリー無視の奇策で得点機を台無しに、野手より投手を優先した狙いは
2021年05月13日 15時30分
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阪神・矢野監督、“雨男”青柳を巨人戦に温存したワケ 藤浪を緊急昇格させる可能性もあった?
2021年05月13日 11時00分
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RIZIN榊原CEOの大阪大会延期発表に皇治「過去最高の自分を作って必ず見返します」
2021年05月13日 10時50分
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スポーツ
大仁田FMW-E旗揚げ戦のメインで史上最大の電流爆破マッチ執行!世界配信決定「いいアピールになる」
2021年05月12日 22時30分
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高橋由伸氏、もう一度巨人監督に?「そんな形で終わっちゃいかん」藤川氏が球団に“再登板”要請も賛否
2021年05月12日 21時30分
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ロッテ・清田の“パズドラ不倫”を揶揄するツイート? スポーツサイトが謝罪も「わざとだったのか」批判相次ぐ
2021年05月12日 19時15分
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ダルビッシュ、オリックス宮城の投球術を称賛「着眼点凄い」の声 高校時代から熱視線を送る‟手の使い方“とは
2021年05月12日 14時20分
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GAEAISM大田区大会、代替日は6.13に決定!仙女・橋本千紘「思いは変わらない」
2021年05月12日 11時45分
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筒香、クビの原因は打撃不振だけじゃない? 古巣DeNAは“見てみぬふり”、NPB復帰も絶望的か
2021年05月12日 11時40分
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全日本、K-1、スターダム、ノアが大田区総合体育館大会の中止・延期を発表!
2021年05月12日 11時15分
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元巨人・槙原氏、現役末期の抑え転向は屈辱だった? 当時の苦悩を明かし反響、「首脳陣に押し付けられた」との見方も
2021年05月11日 21時30分
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阪神が大山離脱で「戦力アップしてるんちゃうか」 金村氏の主張にファンから批判も「3割近く打ってるのに舐めすぎ」
2021年05月11日 20時30分
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K-1・5.23大田区で女子最強対決に臨むMIO「自分はK-1ルールでも通用すると言いたい」
2021年05月11日 17時30分
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アメフト転向の元DeNA・石川氏は「嫌なものから顔を背けるタイプ」 元コーチが明かした弱点に「成功は無理そう」の声
2021年05月11日 17時00分
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日本ハム・清宮、今季中の一軍復帰は絶望的か 栗山監督も苛立ちMAX? 現状は二軍でもサッパリ
2021年05月11日 11時45分
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オリックス吉田正尚、杉本裕太郎が絶好調も山岡泰輔、増井浩俊の先発陣が崩れる…
2021年05月11日 11時30分
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ロッテがサマユニを発表!安田尚憲「ミントグリーンのユニホームは人生初めて」
2021年05月11日 11時00分
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DDT16年ぶりのタッグリーグ、クリス&アントンが秋山準率いる準烈を破る波乱の幕開け!
2021年05月10日 23時00分
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日本ハムは斎藤をコーチ転身させるべき? OB岩本氏の発言が波紋、「外野が言うことではない」怒りの声も
2021年05月10日 21時30分