スポーツ
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スポーツ 2022年07月20日 10時50分
SKE48荒井優希がプリンセスカップ2回戦敗退「来年は優勝したいです!」
東京女子プロレスの夏のシングル最強決定トーナメント「第9回東京プリンセスカップ」が18日、東京・両国KFCホールで3戦目が開催された。 昨年に続き2度目の出場となったSKE48の荒井優希は、初出場だった昨年は愛野ユキに敗れ、1回戦で消えたが、9日の東京・大田区総合体育館では赤井沙希とのコンビでプリンセスタッグ王座を戴冠し、タッグとは言えチャンピオンとして参加する今年のトーナメントは簡単に負けるわけにはいかない。1回戦は先輩の桐生真弥を相手にフルネルソンバスターからFinallyを放ってカウント3。1回戦突破を決めている。2回戦は乃蒼ヒカリとの対戦が決まったが、「一緒のチームで戦うことが多くて、あまり試合をしたことがないので未知数で怖い選手ではあるんですけど。ヒカリさんに勝てたらすごいと思うんで、全力で行きたいと思います」と乃蒼超えを狙う。 試合はメインイベントで実現。序盤、荒井がショルダータックル、エルボー、ボディスラムで積極果敢に攻め込んでいく、さらに荒井はドロップキック、ビッグブーツ、スリーパーと猛攻。乃蒼も負けまいと激しいエルボー合戦を展開。乃蒼はブリザード・スープレックス、トラースキックで反撃すると、荒井は後頭部にFinallyを繰り出すも、乃蒼はこれを返し、正面からFinallyを狙った荒井を阻止した乃蒼は、再びトラースキックからブリザード・スープレックス・ホールドを決めてカウント3。荒井は2回戦敗退となってしまった。 勝利を収めた乃蒼は「なんとか勝てました。相手はタッグチャンピオンで、すごく怖かったけど、自分が勝ちたい気持ちが勝ったのかなって思います。次は尊敬してやまない坂崎ユカさんと(7.31東京・大手町三井ホールで)当たるんですけど、全力で勝っていきたいと思います」と準々決勝も突破宣言。 乃蒼を越えられなかった荒井は「タッグのベルトも獲ったので、少しでも強さを見せて上に行きたかったので悔しいです。悔しい気持ちが大きいんですけど、ヒカリさんには優勝してもらいたいと思ってます。次があったら、今日よりもっと強い荒井優希を見せられるよう頑張ります。(来年は?)こんな状態で言うのもなんですが、優勝したいです」と悔しさを滲ませた。来年はさらに強い荒井優希が見られるだろう。 さらに、ベスト8進出を決めた乃蒼は「ギリギリ勝てたなって。荒井ちゃんとシングル決まってからすごい緊張して。どんどん成長していく荒井ちゃんに超えられるわけにはいかないなって。その気持ちだけで勝てたのかな」と試合を振り返ると、準々決勝での坂崎戦に向けて「初めてのプリンセスカップの相手がユカさんで惨敗。何もできず負けたって悔しい思いがあって。ユカさんはあこがれの先輩であって、理想のレスラー。ここさえ乗り越えれば優勝も近いのかなって。油断せずどんどん勝ち上がっていきたい」と準々決勝が優勝のカギと見ているようだ。◆東京女子プロレス◆『東京プリンセスカップ』2022年7月18日東京・両国KFCホール観衆 251人▼トーナメント2回戦 時間無制限1本勝負○乃蒼ヒカリ(10分44秒 ブリザード・スープレックス・ホールド)荒井優希●※乃蒼が準々決勝進出(どら増田)
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スポーツ 2022年07月19日 21時30分
メッシ、ネイマール、エムバペらが来日会見!「技術力に溢れていて楽しいサッカー」日本を評価、キングカズも来日を祝福
サッカーのフランス1部リーグ、パリ・サンジェルマン(PSG)に所属するリオネル・メッシ選手、ネイマール選手、キリアン・エムバペ選手が来日し、17日、都内で記者会見を行った。 >>全ての画像を見る<< 同チームは、7月20日の川崎フロンターレ戦(東京・国立競技場)、23日の浦和レッドダイヤモンズ戦(埼玉スタジアム2002)、25日のガンバ大阪戦(大阪・パナソニックスタジアム吹田)など日本でツアーを行う。会見には、クリストフ・ガルティエ監督、ゲストとして三浦知良も参加した。 エムバぺは「日本に来れて本当に嬉しい。これからの滞在の日々を素晴らしいものにしていけたら」とあいさつ。メッシも「日本のサッカー熱が素晴らしいことは存じております。前回の来日から日が空いてしまいましたが、また日本に来させてもらって、これが良い滞在になることを願っています」と嬉しそうな表情で話す。ネイマールも「先月日本に来たばかり。日本はサッカーファンが多く、サッカーへの愛が深い。今回パリ・サンジェルマンで来ることができてワクワクしています」と日本での滞在に期待を寄せた。 会見ではファンからの質問コーナーも設けられ、子どもから「サッカーを通じて得た一番大切なことはなんですか」と問われたメッシは「僕はサッカーを通してたくさんのことを学びました。責任感、あるいは努力をしていくこと、時には犠牲を払うこと、仲間と協調してやっていく精神。そうしたことを学んで、かなり自分も成長できたと思います」と自身の見解を述べる。「サッカーで一番大事なことはサッカーを楽しむことですね。特に若いうちはサッカーを楽しくやることが大切だと思います」と質問者の子どもにもエールを送った。 続いて、日本のサッカーの印象を聞かれると、エムバペは「2018年のワールドカップで日本のチームがどのようなものか知ることができました。日本のサッカーは技術力に溢れていて、楽しいサッカーが特色だと思っています」とコメント。メッシも「日本のサッカーはここ数年大きな成長を遂げていると思います」と述べ、「きちんと統制の取れたチームで、フィジカルの面でも対等に戦えるようになった、そういう風に感じています」と話す。ネイマールも「日本のチームは統率力が取れていて、闘争心が強く、よく走るチームだと思います。だんだん手ごわいチームになって来ています」と感想を述べた。 3人の会場への到着が遅れ、会見は20分弱と短いものになったが、3人はファンとボール回しを披露するなどサービス精神たっぷりのパフォーマンスを見せた。そんな3人に三浦も「ようこそ日本へ。日本のファンはパリ・サンジェルマンのプレーを本当に楽しみにしています。いい試合を期待しています」と声を掛けていた。(取材・文:名鹿祥史)
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スポーツ 2022年07月19日 19時30分
大相撲、大関・貴景勝戦で行司に批判「引退レベルの失態」 不可解なタイミングの“待った”が物議、致命的ミスは前日にも
18日に行われた大相撲7月場所9日目。結び、結び前の2番を裁いた立行司・式守伊之助の判断がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは結び前の一番、大関・貴景勝対平幕・若元春戦でのこと。同戦は先に腰を下ろし両手をついた貴景勝が、若元春が右手をついた瞬間に勢いよくぶつかる。しかし、両名は共に立ち合いの呼吸が合わなかったと感じたのか、ぶつかった後に自発的に動きを緩めた。 相撲では立ち合いで力士の呼吸が合わなかった際は、行司がすぐに待ったをかけ取組を止めるのが一般的。ただ、伊之助は貴景勝が立ってぶつかるまでの間に待ったをかけておらず、両名が動きを緩めたのを見て後を追うように待ったをかけた。 >>大相撲、大関・貴景勝に「みっともない」「失望した」批判相次ぐ 格下相手に顔面張り手・ダメ押し連発、過去対戦の仕返しか<< この伊之助の判断に、ネット上では「何だ今の待ったは、明らかにタイミングが遅すぎる」、「力士がセルフジャッジする前に、行司がちゃんと判断してやらないと取組が混乱するだろ」、「昨日に続き今日も待ったが遅すぎる…こんなことあまり言いたくはないが、引退考えるレベルの失態だろ」といった批判が多数寄せられた。 「伊之助は前日8日目の結び、横綱・照ノ富士対若元春戦でも待ったをかけたタイミングが物議を醸しています。同戦は立ち合いからの激しい攻防を経て右上手、左下手をつかんだ若元春が力強く前に出ましたが、その瞬間に伊之助は若元春のまわしが緩んでいるとして待ったを指示。若元春はこれに気付かず照ノ富士を寄り切りましたが、審判団からすぐに物言いがつき協議された結果、両名に待ったがかかる直前の体勢を作り直させた上で取り直しという異例の事態になりました。力士のまわしが緩んでいることを理由に、行司が取組中に待ったをかけることはルール上認められてはいるのですが、ファンの間では若元春が攻め始めたタイミングでかけるのは遅すぎると不満が上がりました」(相撲ライター) 現在62歳の伊之助は年齢の影響もあってか、以前から判断・位置取りのミスがたびたび物議を醸している行司。定年となる65歳まではまだ2年以上あるが、一部からは「注意力や反射神経がもういよいよ限界なのでは」という指摘も上がっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月19日 17時30分
オリックス中川圭太の活躍で首位の西武と5.5ゲーム差まで接近!「勝ちにこだわって頑張っていく」
【オリックス・バファローズ戦績 7.12-7.18】対 福岡ソフトバンクホークス福岡・福岡PayPayドーム7月12日○オリックス(ワゲスパック)4-2(大関)福岡ソフトバンク●7月13日●オリックス(宮城)2-4(千賀)福岡ソフトバンク○7月14日○オリックス(山崎福)3-2(レイ)福岡ソフトバンク●対 東北楽天ゴールデンイーグルス宮城・楽天生命パーク宮城7月16日●オリックス(山本)3-7(田中)東北楽天○7月17日○オリックス(田嶋)7-3(辛島)東北楽天●7月18日●オリックス(ワゲスパック)3-8(藤平)東北楽天○※(カッコ)内は先発投手。※89試合、43勝46敗0分けの5位。首位の埼玉西武ライオンズとは5.5ゲーム差。 今週のオリックスは3勝3敗と勝ち越せなかったが、首位だったソフトバンクも停滞したため、入れ替わりで首位になった埼玉西武とのゲーム差は5.5。まだまだ優勝圏内に踏みとどまっている。 12日のソフトバンク戦では、先発のワゲスパックが6回9奪三振1失点の好投で、今シーズン2勝目をマークした。 ワゲスパックは「野手が初回から先制してくれていたし、ゲーム前から頓宮(裕真)とどんどん攻めていこうと話し合っていて、その通りにしっかりと攻めの投球ができたと思う。バックもしっかりと守ってくれて、とてもよかったよ。今日は積極的に攻めていくことができていたし、その中でファーストストライクをしっかりと取って、ストライク先行で打たせて取るピッチングができていたと思う。日本の野球にも少しずつ慣れてきているし、これからもまたいいピッチングを続けていきたいね。もちろん勝ち星もうれしいけど、まずはチームに勝ちがつくチャンスを与える投球を目標にしているので、それをまた続けていけるように頑張っていくよ。オウエンアリガトウゴザイマス!サーイコー!」と笑みを浮かべていた。 14日は先発の山崎福也が7回2失点の好投で今シーズン3勝目をマーク。テンポのいいピッチングが際立ち、首位相手に勝ち越しを決めた。 山崎福は「序盤はテンポよく、自分らしい投球ができていたんですけど、最後のホームランのところは反省点なので、そこはしっかりと修正していきたいと思います。ここ最近、ストレートにはいい手ごたえがありましたし、そこはしっかりと発揮できたと思います。(紅林のホームランは)うれしかったです!この球場でなかなか勝てていなかったので、今は素直にうれしいです。まだ順位は低いんですけど、チームもまだまだいいところにいると思うので、これからの試合もチーム全員で頑張っていきます!これから熱い試合が待っていると思いますので、ファンのみなさん、たくさんの応援よろしくお願いします!」と語った。敗戦投手になる危機を救った紅林弘太郎の一発は大きかった。 17日の楽天戦で2安打3打点の大活躍をした中川圭太は、クリーンナップに座ってから好調をキープしている。 中川圭は17日の試合後「(2打席目の場面は)追い込まれていたので、なんとしても食らいついて、後ろにつないでいくという気持ちで打席に入っていました。(4打席目の場面は)2打席目と同じように、後ろにつなぐということだけ考えていましたし、同じような気持ちで打席に入っていました」と振り返った。 打撃の状態については謙虚。「まだまだ課題があると思いますし、もっともっと打てるように頑張ります!勝ちにこだわって頑張っていきますので、これからも応援よろしくお願いします!」と力強く叫んだ。 なかなか借金が返せないオリックスだが、連敗せずに首位から離されなければチャンスは必ずやってくる。(どら増田 / 写真・Rinco)
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スポーツ 2022年07月19日 15時30分
ロッテ戦、塁審が選手に詰め寄りアウトコール4連発!「さすがにやりすぎでは」の声、絶好の勝ち越し機での一幕が物議
18日に行われ、ロッテが「2-1」で勝利したソフトバンク戦。三塁塁審を務めた村山太朗審判の態度がネット上で物議を醸している。 問題となっているのは、「1-1」と両チーム同点で迎えた1回裏無死二塁でのこと。打席のロッテ・中村奨吾は送りバントを狙い投ゴロを転がしたが、ソフトバンク先発・東浜巨は三塁に送球。三塁手・周東佑京はベースに滑り込んできたロッテ二走・角中勝也に際どいタイミングでタッチしたが、村山審判はこのプレーをセーフと判定した。 ところがそのわずか2秒後、村山審判は角中にぶつからんばかりの勢いで近づきながら、右手を下に大きく振り下げるアウトのジェスチャーを4回連発。これを見たロッテ・井口資仁監督はリクエストを要求したが、リプレー検証の結果アウト判定は覆らなかった。 >>ロッテ・田村とDeNA・三上のトレードを提案し「現実味が無い」と批判 球界OBの大胆発言が物議<< 村山審判のアウトコール4連発に、ネット上では「塁審の人、ちょっとアウトコールが大げさすぎない?」、「間違ったセーフ判定をすぐに正したのはいいけど、あのジェスチャーはさすがにやりすぎでは」、「1回やれば十分そうなものだが…なんであそこまで強調したのか」といった疑問の声が多数寄せられた。 「今回のプレーは三塁ベースに滑り込んだ角中の右足を、周東がグラブでブロックするように間一髪でタッチしたというもの。流れを見てとっさに正確な判定を下すことは難しいプレーであったため、村山審判はまず暫定的にセーフとした後、状況をよく確認してアウトに判定を変更したのでしょう。一部ファンからは少々過剰だったのではという見方もされていますが、判定変更はただでさえ試合を混乱させるリスクがある上、それが伝わらないとさらに事態がややこしくなる可能性もゼロではないため、当事者全員が判定の変更を認識できるようにあえて大げさなジェスチャーを取ったのでは」(野球ライター) ファンの間で物議を醸したアウトコール4連発。村山審判がこのようなジェスチャーを行った詳しい理由は不明だが、選手をあおっていると捉えられる可能性もあり得なくはないため、今後はなるべく自重する方が無難といえそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月19日 11時30分
プロミネンス鈴季すずがSHGのシュンをジャーマン葬!「次は勝俣瞬馬を出してもらわないと気が済まない」
DDTプロレスの勝俣瞬馬の“親せき女子プロレスラー”カルーセル♡シュン率いるユニット「スーパーハードコアガールズ(SHG)」が14日、東京・新木場1stRINGで初の日本公演を開催した。第1回大会は、SHGと女子ハードコア&デスマッチ・ユニット「プロミネンス」との全面対抗戦が組まれ、大いに盛り上がった。 メインイベントでは、シュンと現在スターダムなど他団体でも活躍している鈴季すずが、スペシャルハードコアマッチで激突。4月10日に開催した『路上プロレス世界一決定戦』のトーナメントで勝俣に敗退したすずは、勝俣に散々再戦を申し入れて来たが、これを勝俣が拒否。代わりに親せきのシュンを連れて来た。勝俣曰く、シュンは3年前に米国に渡り、SHGを結成したが、コロナ禍のため、帰国することができず、5月上旬にようやく帰国。DDTの5.22東京・後楽園ホール大会で、DDTの小嶋斗偉の親せき女子プロレスラー・エリザベス♡トーイとコンビを結成し、プロミネンスからすずと藤田あかねのコンビが出陣したが、試合はトーイがすずに敗れ、シュンもすずもシングルでの決着を誓っていた。 試合は、ブロック玩具がリングにばら撒かれる中、2人はその上にバンバン受け身を取り、悲鳴の嵐。すると、今度は大きなホッチキスを取り出して、お互いを止め合うというホッチキス合戦を展開。シュンがととのえスプラッシュを放つも、プロミネンス勢がレフェリーを惹きつけると、これをゴーサインとばかり、両陣営ともにエキサイトし、リング上で大乱闘。すずはラダー上からフォークが立てられたボードに、雪崩式パワーボムを放つもカウントは2。最後は粘るシュンを、ブロック玩具の上にジャーマン・スープレックス・ホールドを決めたすずがカウント3を奪取している。 試合後、すずは「カルーセル!勝っちゃたな。勝ったけどオマエに相当苦戦した。勝ったから約束通り、勝俣瞬馬を出してもらおうかな。次、出さなかったら、これじゃ済まない」とシュンに勝俣戦をアピールすると、シュンは「負けちゃったけど、日本公演ができたことに感謝しましょう。今日の負けは認める。でも、こんなことでは終わらない。プロミネンスをずっと追いかける。あとは瞬馬に任せましょう」と勝俣に託すと宣言。 バックステージですずは「シュンに勝ったぞ!次は勝俣瞬馬を出してもらわないと気が済まない。勝俣瞬馬を出してもらって、今日と同じようにジャーマンでリングの底に沈めてやる」と勝俣にもジャーマン葬でリベンジを果たすと語った。シュンも「まだあの子を追いかけるわ」と話しており、SHGとプロミネンスの抗争もまだ続きそうだ。◆スーパーハードコアガールズ◆『スーパーハードコアガールズ興行~スーパーハードコアガールズvsプロミネンス~』2022年7月14日東京・新木場1stRING観衆 147人(超満員)▼スーパーハードコアガールズvsプロミネンス~スペシャルハードコアマッチ(30分1本勝負)●カルーセル♡シュン(20分18秒ジャーマン・スープレックス・ホールド)鈴季すず○(どら増田)
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スポーツ 2022年07月19日 11時00分
巨人・菅野、エースの座からいよいよ陥落? 4戦連続満塁被弾の裏にあった異例の光景とは
ホームランで始まり、決着もまたホームラン…。神宮球場での東京ヤクルト対巨人戦はド派手な空中戦となった。だが、18日の一戦は大飛球を見上げる“エースの背中”の方が印象深かった。 「菅野(智之)が満塁ホームランを浴びても、巨人ベンチは戦意喪失となりませんでした」(スポーツ紙記者) 先の広島3連戦全てで巨人投手陣が満塁ホームランを浴び、「4試合連続」となれば、“プロ野球初の汚名”。こういう悪い記録の話は、どういうわけか、試合前に広まっていく。ヤクルト6番・オスナに投じた菅野の一球がライトスタンドに消えた時、巨人ベンチも「ワースト記録」となったのは分かっていたはずだ。 >>巨人・原監督、背信投球のメルセデスに激怒? ヤクルト戦での登板機会も剥奪か<< それでも戦意喪失とならなかった理由も、菅野にある。 「エースで負けるわけはいかない、と。でも、前向きな闘争心ではなく、危機意識の方で」(球界関係者) 菅野は6月2日のソフトバンク戦以降、勝ち星から遠ざかっている。前回7月10日の登板でもチームの連敗を止められず、「エースの輝き」みたいなものも失いかけていた。 原辰徳監督も菅野が立ち直らなければヤバイと思っていたのだろう。「菅野に7回まで投げさせた理由は?」――。試合後、記者団からそんな質問を受けた。 6回表の自軍の攻撃は「9番・菅野」から始まった。この時点でのスコアは7対6、代打を送り、投手継投策に出ると思われたが、あえて続投させたわけだ。 「本人が一番反省してくれているでしょう。やっぱりウチのリーダーですから。特に若いピッチャーが多いんでね。その辺は背中を見せて教育をするというか、教えるとか」 立ち直るきっかけを与えたようだ。「エース」とは言わず、「リーダー」と称したのはちょっと気になったが…。 また、明日(19日)の予告先発が発表された時のことだ。「戸郷(翔征)」のアナウンスを聞いて、三塁側の巨人サイドの応援団が盛り上がった。 「試合開始前も当日の先発投手が発表されます。ファンの反応は、菅野がコールされた時よりも大きかったのでは」(スポーツ紙記者) 投手出身のプロ野球解説者がこう続ける。 「初回にいきなり満塁ホームランが打たれたせいもありますが、巨人のリリーフ投手たちは試合序盤から動き始めていました。エースが投げる試合では、たとえ先に点を取られても、リリーバーはベンチで待機しています。エースへの配慮と言うか」 神宮球場のブルペンは、ファールゾーンにある。リリーバーが投球練習を開始すれば、球場中に伝わる。4回以降、巨人のリリーバーたちはブルペンの椅子に腰掛けていたが、マウンド上の菅野を祈るようにして見入っていた。 その後、同点に追いつかれたが、最後は丸佳浩の2ランで突き放した。 「16日の広島戦で好投した井上温大を近く先発登板させるようです」(前出・球界関係者) 若い投手も育ちつつある。菅野は先発枠の要所を任されてきたが、安泰とは言えないようだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年07月19日 10時50分
武尊が那須川天心戦以来の東京ドームで始球式「原監督に声をかけていただき、熱いお話もしていただきました」
16日に東京・東京ドームで開催されたプロ野球、巨人対広島戦で、K-1ファイターの武尊が始球式を行った。 この試合は、鳥取県提供の「とっとりデー」として開催され、鳥取県米子市出身で「鳥取ふるさと大使」を務める武尊が選ばれたのだ。武尊は「鳥取和牛オレイン55」にちなんで、背番号55のユニフォームを着てマウンドに上がると、104キロのストレートを投げ込み、スタンドを沸かせていた。 始球式後に、武尊は「小さい頃、野球をやっていたし、元々ジャイアンツファンでもあったので、純粋に東京ドームのマウンドに立って、投げられたことがすごく嬉しかったです。また、観客の皆さんの歓声もすごく嬉しかったです。原(辰徳)監督に声をかけていただき、熱いお話もしていただきました。緊張しましたが、とても楽しかったです」と子どもの頃に戻ったかのような純粋な笑顔で、自身の投球を振り返っている。 武尊にとって、今回の東京ドーム“登板”には熱い思いがあったはずだ。約1か月前の6月19日には、格闘技メガイベント『THE MATCH 2022』のメインイベントで、那須川天心とのスーパードリームマッチが実現。判定の末、敗れはしたものの、56399人(超満員札止め)の大観衆を魅了。試合後は感情が溢れてしまったのか、涙で言葉にならず、ファンや関係者に対しての謝罪だけを残して会場を後にした。 後日、会見でヒザの怪我とうつ病を告白。「数年前から精神科に通わせていただいていて、パニック障害とうつ病と診断されていて。その部分っていうのは昔からでもあったんで、自分でもそこと上手く付き合いながら出来てたんですけど、今回の試合の約1年前ぐらいですかね?まあ決まるまでで言ったら数年間ですけど、そこで自分の心が耐えられるのかなっていう不安もあったし、知らず知らずのうちに自分の心が壊れていっているのを感じていて…今回の試合前にちょっと体調が悪くなった」時期があったことから、復帰に向けて保持していたタイトルも返上し、選手としての活動も休止するとした。 そんな中、1か月前とは違う形で、明るい武尊を見せられたのは大きな収穫だろう。復帰までの間、これまでも行って来たタレント活動など、試合以外で武尊を目にする機会が増えそうだ。(どら増田 / 写真提供(C)K-1)
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スポーツ 2022年07月18日 11時00分
中日・京田に「どういう神経してんだ」数々の問題行動から厳しい声も トレード説浮上でトレンド入り、ファンもアンチも多い?
2017年のプロ入りから中日でプレーし、今季はここまで「41試合・.176・3本・8打点」といった成績を残しているプロ6年目・28歳の京田陽太。11日にトレード説が浮上し大きな話題となった。 京田は前日まで一軍に同行し特に故障もしていなかったが、11日に突然登録を抹消される。ファンの間では成績不振が原因という見方が多数を占める中、一部からは「石岡(諒太/4日に突然抹消、8日にオリックス移籍)みたいに京田もトレードされるのでは」と憶測の声が上がり、Twitterでは一時「京田トレード」というワードがトレンド入りした。 >>中日・京田、電撃トレード説が急浮上か 最有力候補はロッテ? 突然の抹消が憶測を呼ぶ<< 一部ファンの憶測により思わぬ注目を集めた京田だが、過去にはグラウンド内外での言動、態度がネット上で物議を醸したことがある。2019年オフには、ゴールデングラブ賞(GG賞)を逃したことへのコメントが話題となった。 同年の京田はセ・リーグ遊撃手では最少の9失策など守備面でリーグトップの数字を複数マークしていたが、10月31日に発表された記者投票の結果は2位(110票)で、1位の巨人・坂本勇人(167票)に大差をつけられ受賞を逃す。すると、翌11月1日に京田が「来年は取ります! 打てばいいんでしょ」と、来季は坂本(.312・40本・94打点)のように打って票を得たいと記者を皮肉るようなコメントを残したことが伝えられ多くのファンを驚かせた。 2021年5月5日・DeNA戦では、試合中の態度に怒りの声が集まった。「0-4」と中日4点ビハインドの8回裏2死二、三塁で打席に立った京田は、DeNA3番手・山崎康晃から腰付近に死球を受ける。これにより中日は一発出れば一気に同点と好機が広がった。 ところが、京田は自身の手で走者をかえす機会を奪われた怒りがあったのか、死球直後に持っていたバットを地面にたたきつけ激高しながら一塁へ。さらに、状態確認のため駆け付けたトレーナーや、防具を回収するため近づいてきたボールボーイの足元に向け、着用していたバッティンググローブやレガースを投げ捨てた。幸いにも死球による故障などはなかったが、ネット上には「大事な商売道具を無関係の人間に投げつけるってどういう神経してんだ」といった批判が相次いだ。 トレード説浮上で話題となる前の2022年5月4日・DeNA戦では、精彩を欠いたプレーで立浪和義監督を激怒させたことが物議を醸した。京田は試合前時点で「.157・2本・7打点」と打撃不振に苦しんでおり、迎えた試合も2回表の第1打席は空振り三振。また、4回裏にはDeNA・大和が放った遊ゴロを後逸(結果は遊安)するなど守備でもミスが出ていた中、立浪監督は直後の5回表に突然京田をベンチに下げた。 「1-7」で中日が敗れた試合後、立浪監督は「二軍でやり直して来いと、今日は途中で代えました」、「こっちも気を使って何とかさせようとやってはいたが、もう戦う顔をしていないんで外した」と京田に二軍への強制送還を命じたと明かしたことが伝えられる。実際に京田は翌5日に登録を抹消されたが、それまでの数字が数字だっただけに、ネット上には立浪監督の決断は妥当とするコメントが多数寄せられた。 プロ1年目の2017年からレギュラーをつかんだ生え抜きの遊撃手で、ファン人気もチーム屈指の高さを誇る京田。言動や態度がしばしば注目を集めるのも人気の高さゆえといえそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年07月18日 10時00分
リーチマイケル、学生時代の苦労明かす「上履きのサイズがなくて…」 子どもらと足指じゃんけん大会
ラグビーのリーチマイケル選手が15日、都内で開催された「ASICS STEPNOTE オンラインイベント」に出席。足のサイズ計測を通じて、子どもたちとスポーツの楽しさを共有した。 >>全ての画像を見る<< 「子どものころから靴のサイズは大きくて、1、2サイズ大きい靴を買ってもらって履いていました」というリーチ選手。現在の30.5センチになったのは「高校1年の時」で、「そこからずっと30センチ台」。「学校の上履きのサイズがなくて違うところから取り寄せました。靴下もなかったので苦労しました」と知られざる苦労を明かした。 激しい動きの多いラグビーでは、スパイクが酷使される。交換サイクルについて、リーチ選手は、「1シーズンで2足です。選手によっては1か月で買える人もいるけど、僕はけっこう長くてボロボロになるまで履きます」と道具を大事にしている。一方で、「新しいスパイクを履くとテンションが上がって試合をしたくなる」と、試合によって切り替えていると話した。 この日は10名の小学生がオンラインで参加。子どもたちとの足指じゃんけん大会では、「練習してきました。けっこう強いと思います」と自信を見せるリーチ選手に、参加者は果敢に挑んでいた。アシックススポーツ工学研究所の楠⾒浩⾏氏によると、足指じゃんけんは「足裏の筋肉を鍛えることで土踏まずのアーチができて、クッションになったり、踏ん張る力が付きる。ストレッチの効果もあり、怪我の予防につながる」そうで、遊びを通じて足の機能を学んでいた。 ラグビーが好きな理由を聞かれ、「ニュージーランド代表に憧れてラグビーを始めました。鬼ごっこが好きで人を捕まえるのも得意だったので。サッカーやクリケットもやりましたが、ラグビーが一番好きです」とラグビーとの出会いを振り返ったリーチ選手。最後に「足の成長に気をかけながら、いろんなスポーツを頑張ってください」と子どもたちにメッセージを贈った。(取材・文:石河コウヘイ)
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エンゼルス・大谷出場のホームランダービー、賞金は日本の100倍! 破格の大金ゲットへ本人も準備万端か
2021年06月21日 11時25分
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スポーツ
新日本7.25東京ドームでIWGP世界ヘビー級王者、鷹木信悟に飯伏幸太が挑戦!
2021年06月21日 11時00分
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スポーツ
DeNA・大和のバット投げ、阪神相手なら大問題だった? 矢野監督が問題行動に激怒、物議を醸した就任初年度の騒動
2021年06月20日 11時00分
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スポーツ
西武選手の余計な一言に監督が激怒! 直後から野球人生が暗転、球史に残る致命的な大失言
2021年06月19日 11時00分
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スポーツ
五輪メンバーの指名を中日がまさかの拒否? 高木氏がアテネ五輪での誤算を暴露、「だから北京では大量派遣したのか」と驚きも
2021年06月18日 20時30分
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スポーツ
エンゼルス・大谷、試合中にまさかのトラブル発生? 過去にはイチロー氏らも餌食に、敵打者の“股間タッチ”に驚きの声
2021年06月18日 18時30分
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スポーツ
不倫解雇の元ロッテ・清田、先輩のYouTubeに登場し物議「復帰を狙ってるのか」 電撃出演の思惑に憶測飛び交う
2021年06月18日 15時30分
特集
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岡平健治「19」解散は「お金の問題じゃない」 岩瀬敬吾、地元に戻るのを「止められてよかった」 今後はバラエティーで「ポンコツっぷりを見て笑ってほしい」
芸能
2025年08月05日 23時00分
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野球人生“燃え尽きた”元プロ野球選手・宮國椋丞氏 今後は「周りの人に頼られたり、笑顔にしたい」
スポーツ
2025年07月25日 23時30分
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豊ノ島、YouTubeチャンネルで若乃花とコラボ熱望 タレントとして相撲番組で「冠番組」持ちたい
芸能
2025年07月21日 12時00分
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宮迫博之「雨上がり決死隊」再結成は「蛍原さん次第」 ドジャース始球式の裏話も明かす
芸能
2025年07月14日 17時00分
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元ザブングル松尾陽介、沖縄で芸人のセカンドキャリアサポート 芸人引退に「心境の変化」
芸能
2025年04月28日 19時03分