山下は「緊張もしましたし、大きい舞台でいろいろ考えなきゃいけない一戦でした。坂崎と大きい舞台で、このベルトを懸けて闘えたのはすごく幸せでしたし、最高でした。本当に自分にとって、坂崎は特別な存在で、だからこそもっともっと特別にできた。という意味で、昨日は試合後のインタビューでは“悔しい”という言葉を出してしまった。改めて振り返ってみたら、あの時間はすごく特別で。まだまだやれる。だけど、その瞬間、お客さんの顔、お客さんの声、『WRESTLE UNIVERSE』で見てくださる皆さん。あの瞬間では最高の試合ができたんじゃないかと思います。その試合ができたのも、相手が坂崎だったからこそだと思います」と振り返った。
さらに、「東京女子全員でサイバーファイトフェスに出られたこと、改めてすごくうれしいですし、このような場所を用意してくださったことに感謝しています。昨日の大会を経て思ったのは、東京女子でもっともっと大きい会場で、もっとたくさんの人たちに見つけてもらえるように頑張っていかなきゃいけないなと思いました。6月(17日)は後楽園、10月(9日)は大田区(総合体育館)が決まってます。その会場でしっかりお客さんを入れて、東京女子のファンの人たちを増やして。来年、再来年になるかもしれません。必ず、東京女子でもっともっと大きい会場でできるようにめざしていきたいなと改めて思えた。そんな日でした」と感慨深げ。
6.17後楽園大会では、伊藤麻希との「121000000(ワン・トゥー・ミリオン)」で、NEO美威獅鬼軍の沙希様、メイ・サン=ミッシェルが保持するプリンセスタッグ王座に挑戦するが、「昨日防衛できたので、自分にとって2冠が懸かってる一戦になります。東京女子では初ですかね。今は切り替えてしっかり前に進んでいきたいなと思います」と2冠獲りをしっかり視野に入れた。また、プリプリ王座の次期挑戦者については「団体で挑戦したい人がいれば、そこはしっかり誰が来ても受けていきたいと思います。個人的に誰がというのは、今のところまだないです」とコメントした。
なお、6.17後楽園でシングル戦に臨むSKE48荒井優希の対戦相手が舞海魅星に決まった。荒井にとっては初のシングルマッチとなる。
(どら増田)