K-1は神奈川・横浜武道館で5月30日に、ノアは東京・後楽園ホールで5月31日に、それぞれ会場を変更して開催されたが、スターダムは6月12日、GAEAISMは6月13日、全日本は6月26日に延期を発表。しかし今回、宣言のさらなる延長が決まり、期間内に入っているスターダム、GAEAISMの開催が心配されていた。
そんな中、5月31日に大田区総合体育館がホームページを更新し、「ご利用のお客様へ。平素より大田区総合体育館をご利用いただき誠にありがとうございます。令和3年5月28日に、緊急事態宣言延長が発令されました。それを踏まえ、当施設は6月1日より、開館時間を原則午後8時までとして施設を再開します」と貸し出しの再開を発表。これを受けて、スターダムとGAEAISMは正式に大会の開催が決定したと発表している。
スターダム、GAEAISMともに延期前に発表したカードが全てスライドするという。GAEAISMに関しては、本来なら昨年の4月15日に後楽園ホールでの開催が決定していたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響により延期。今回は再延期となっており、里村明衣子がWWEと契約(NXT UKに出場中)したり、KAORUが8月8日に後楽園で引退することが決まっているなど、現行のメンバーで大会を再度挑戦するのは「ほぼ不可能」とされていただけに、ホッとしていることだろう。
6月は女子プロレスのビッグマッチ2連戦で、コロナ禍の世間に対して明るい光を見せていく。
(どら増田)