スターダムのロッシー小川エグゼクティブプロデューサーは「遅ればせながら、ウナギ・サヤカ選手が4月1日付でスターダムに正式入団という形になりました。去年の11月から3月までは育成期間というか準備期間で、4月に正式契約となりました」と入団発表に至った経緯を説明。
ウナギは「ハイ、そうですね、やっぱりスターダムに来るには、てっぺんをめざして頑張りたいと思いますし、ホントにいろいろなところで多く試合をさせていただいていることはホントにすごい楽しいですし、全国のみなさんを楽しませられるような、そんな試合ができるように頑張りたいと思います。よろしくお願いします」と挨拶をした。
入団の一番の決め手は「やっぱりちょうどコロナの時期、コロナになって試合とかもできなくなった時に、それでもやっぱりここまでいろいろ試合をたくさんの場所でやったりしているのとかを見て、やっぱりプロレスをもっとやるために、ケガして欠場したんですけど、(体重を)10キロ落として頑張ろうとなっても、やっぱりなかなか試合できなかったりとかあったので、一番動いてる団体に行きたいなと思ったのがきっかけですかね」と語ると、小川プロデューサーは「年齢とキャリアが反比例という意味では、スターダムっていうのは、いままで若さを追ってた団体だったんですけど、なんかこういうウナギとか出てくると、それだけじゃないんだなって、ある意味、年齢層が広がっていけばいいかなと。だから逆に言うと、ここで頑張って活躍してくれたらまた新しいスターの形ができてくるのかなあと」と期待を寄せている。
これを受けて、ウナギは「いやあ、なんだろう?まあでも、自分のやりたいことをやらせてもらえるので、すごいありがたいですし、なんかあんまり特に私は、年齢とかを考えていないので、まだまだ伸びますし、まだまだ進みたいと思います」と伸びしろを強調。この日のメインイベントでは、強豪のSWA世界王者、朱里を相手にオーバー・ザ・トップロープというルールながら、劇的な勝利を飾り、シンデレラトーナメントの準決勝に進出。早速団体の期待に応えてみせた。
試合後、ウナギは「今回、オーバー・ザ・トップロープだったんですけど、朱里選手に勝つことができました。自分にとっても七番勝負の最後の相手で、まだまだだからここまで上がってこいと言われたので、まだまだ全然追いついてないですが、本当に嬉しいです。きょう小川さんにも言われたんですけど、STARSは本当に若くてキャリアの長い選手がいっぱいいますが、私たちコズエンはまあまあ大人なんですけど、大人には大人しかできない人生経験と、ここにすべて懸けてやるというこの気持ちで、何があっても絶対にてっぺんに上り詰めたいと思います。優勝します!」と優勝宣言。この日はコグマが6年ぶりに復帰宣言をしており、スターダムの勢力拡大はまだまだ止まらない。
(どら増田)