日本ではSareeeとして活動していたサレイは序盤、ジャガー横田直伝のドロップキックをゼイダの顔面に放って先制すると、ゼイダもアッパーカットやスリーパーホールドで反撃して白熱の攻防を展開。さらにサレイは鎌固めやフィッシャーマンズ・スープレックス、ミサイルキックと怒涛の連続攻撃で攻め込んだ。
ドロップキックをかわされたすきに、ゼイダのアッパーカットやスリングブレイドを食らって接戦となったが、最後はサレイがソバット、ジャーマン・スープレックスから得意の裏投げをゼイダに決めて3カウント。接戦を制した。
試合後、サレイは必殺技の写真と共に「サレイの裏投げ!WWEユニバース(ファン)ありがとう」とツイッターに投稿してファンに勝利を報告している。
サレイは日本時間4月22日に世界配信されたNXTでゾーイ・スタークを相手にNXTデビューしている。
初陣では、対戦を熱望するゾーイとの試合を了承すると、試合ではフォールの取り合いからドロップキックやダブルストンプを放って攻め込んだ。さらにサレイがドロップキック2連打からフィッシャーマンズ・スープレックスを決めれば、ゾーイもスープレックスやランニング・ニーをたたき込んで白熱の攻防を展開したが、最後はサレイがスピニング・ヒールキック、フォアアームから栗原あゆみさん直伝の裏投げを豪快に決めて3カウント。サレイが体格に勝るゾーイを沈めて見事にNXTデビュー戦を勝利で飾っている。
試合後、サレイはゾーイとハグを交わしてお互いの健闘を称えたが、日本でも活躍したトニー・ストームが突如現れ、ゾーイをバリケードにたたきつけて襲撃すると、サレイはトニーを見張りながら倒れ込んだゾーイを介抱した。
その後、デビュー戦を勝利で飾ったサレイはインタビューで「すごく楽しかったです。これが世界一のリングなんだなと思いました。私は女子プロレス、プロレスが大好きなので世界一のこのWWEの団体で目いっぱいプロレスができることを本当に感謝して、幸せだと本当に思うので、しっかりとこのチャンスを無駄にせずにストロングスタイル、日本を背負ってしっかりと世界に刻みたいと思います」とデビュー戦の感想を口に。
さらにNXTでの目標として「NXT女子王者になることです。最初からチャンピオンベルトしか見ていません。女子ストロングスタイル、サレイ!一番!」と王座奪取をゴールに掲げた。
また、サレイは初戦に勝利した後、自身のツイッターにも「今日は忘れられない日になった。真のスーパースターになるために努力を尽くすつもりだ。ここに来るまでサポートしてくれた皆さんありがとう」と英語で投稿している。
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