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マーベラスを仙女勢がジャック!橋本千紘「世界初6本のベルトを懸ける」GAEAISMは4冠の権利闘争に!

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マーベラスのリングを占拠した橋本千紘ら仙女勢

 長与千種が代表を務める女子プロレス団体マーベラスが6日、東京・新木場1stRINGで『マーベラス新木場大会』を開催した。

 メインイベントでは、『GAEAISM ―Decade of quarter century―』6.13東京・大田区総合体育館大会の前哨戦“Road to GAEAISM”で、マーベラスの門倉凛とセンダイガールズ(仙女)の岩田美香によるシングルマッチが実現。

 両者は5.19新木場大会で門倉は桃野美桜を、岩田は橋本千紘をパートナーにタッグ対決。6.13大田区大会では、メインイベントでこの両チームにそれぞれの所属選手「X」を加えた6人で、かつてあった女子プロレス団体GAEA JAPANのタイトルの象徴だったAAAWのシングル、タッグ両タイトルを含む権利を懸けて争うことが決まっている。そんな中、この試合では門倉が必殺の逆うち2連発で岩田からフォール勝ち。試合後、岩田がシングルを要求すると門倉が受諾。今大会のメインイベントで最後の前哨戦として、このカードが組まれた。
 
 先に門倉が入場し、岩田は後入場。岩田がツカツカと門倉に詰め寄り、門倉の握手を拒否していきなり張り手合戦で試合開始のゴングが鳴る。負けられない岩田は強いエルボーや蹴りで序盤は門倉を圧倒。何とかこれを凌いだ門倉はアングルホールドで岩田を捕らえる。ミサイルキック、ダイビングフットスタンプも決まり、岩田も雪崩式ブレーンバスターなどで巻き返したことから、試合は一進一退の攻防へ。最後は変形逆うちを狙った門倉を岩田が丸め込んでカウント3。岩田がリベンジを果たしている。

 試合後、橋本が登場し、仙女のシングルとタッグを6.13大田区大会のメインイベントで懸けると宣言。これをGAEAISM実行委員会、仙女代表の里村明衣子も了承したため、当日はAAAWのシングル、タッグのタイトルとともに勝利した団体には6本のベルトが渡ることが決定した。

 バックステージで、橋本は「このベルト(仙女シングルとタッグ)を懸けると言えるのは、仙女の里村さんでもチサコさんでも岩田でもなくて、この二つを持ってる自分しかいないと思ったので。ずっと引っかかってたんですよね。自分もチャンピオンだし、チャンピオンでAAAWのベルトを獲りに行くという気持ちもあったんですけど、どうせなら本当に一番強いやつ決めようぜ!って。世界初!6本のベルト(タイトルは4冠)を懸けた闘いに勝って、世界最強の女になろうと思います」と力強く語った。6.13大田区は前代未聞の対抗戦が行われる。

◆マーベラス◆
『マーベラス新木場大会』
2021年6月6日
東京・新木場1stRING

▼Road to GAEAISM(20分1本勝負)
●門倉凛(8分15秒 片エビ固め)岩田美香○
※変形逆うちを切り返す。

(どら増田)

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