【オリックス 6.1〜6.6戦績】
対 阪神
兵庫・阪神甲子園球場
6月1日
○オリックス(山岡)5-2(西勇)阪神●
2日
●オリックス(宮城)1-2(秋山)阪神○
3日
○オリックス(山崎福)7-3(アルカンタラ)阪神●
対 中日
愛知・バンデリンドームナゴヤ
4日
○オリックス(山本)2-1(大野雄)中日●
5日
●オリックス(田嶋)3-6(梅津)中日○
6日
○オリックス(増井)4-0(福谷)中日●
※(カッコ)内は先発投手。
※59試合25勝27敗7分。4位。首位の東北楽天と5.5ゲーム差。
先々週末のカードは、本拠地である大阪・京セラドーム大阪での開催だったオリックスは、先週のカード頭が阪神甲子園球場だったため、選手は自宅または選手寮から球場入りが出来るというメリットがあった。初戦は山岡泰輔が、かつての同僚である西勇輝との投げ合いを制して勝利。第2戦はここまで黒星が付かなかった宮城大弥が投手戦に敗れ、初黒星が付いてしまったが、3戦目は山崎福也が投げては粘投、打っては野手顔負けのツーベースを放ち、福田周平の同点打に繋げる。試合は紅林弘太郎が勝ち越しホームランを放ち、オリックスが関西ダービーを制している。
続いての舞台は名古屋。初戦はエース山本由伸が、中日のエース大野雄大とエース対決。由伸は7回を1失点と好投。本人も「立ち上がりからピンチの場面もありましたが、なんとか粘り強く投げることができたと思います。6回にソロHRを許してしまいましたが、なんとかリードを守ってリリーフ陣に繋ぐことができてよかったです」と満足気で、5勝目をマークした。2戦目は田嶋大樹が登板したが、この日もピリッとせず、打線が追い上げるも逃げ切られてしまう。3戦目は増井浩俊が「今日は強い真っすぐをしっかりと投げ込むことを意識して、マウンドに上がっていました。調子自体もよかったですし、その中でも特に真っすぐがよかったと思います。相手にしっかりと真っすぐを意識させることができたことで、変化球も有効的に使えていましたし、全体的にもよかったと思います」と6回を無失点の好投。中継ぎ陣も0で抑えて、オリックスが中日にも勝ち越した。
交流戦では吉田正尚が打点部門でトップ。宗佑磨が14試合連続安打を記録しており、規定打席にも達したのはチームにとって大きい。交流戦もいよいよ終盤に入り、今週は京セラドームに巨人と広島を迎える6連戦。今度こそ借金を返済して、公式戦をリセットした形で、独走ムードが漂う東北楽天を捕らえたい。
(どら増田 / 写真・RINKO)