山本由伸
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スポーツ 2023年07月19日 12時30分
全パ・中嶋監督、球宴日程へ問題提起し「よくぞ言ってくれた」称賛の声 WBC組への疲労対策も不発か
19日、20日に予定される今年のオールスターを全パ監督として率いるオリックス・中嶋聡監督。19日に伝えられたコメントが話題となっている。 報道によると、中嶋監督は18日に応じた取材の中で「どう考えても(中断期間)4日で2試合というのはおかしい」、「WBCの時にはそのメンバーを選ばないとか。それでオールスターだと言うんでしたら、ちゃんと日程を空けてくれるとか、というのはあってもいいんじゃないですか」とコメント。現行の日程は過密日程で再考の余地があるのではと私見を述べたという。 オールスターは1951年の第1回から70年以上の歴史があるが、近年は前半戦最終日から中1日で1戦目、翌日に2戦目が行われ、中1日で後半戦スタートという流れが定着している。また、ファン投票などで選出される参加選手についても、国際大会出場による疲労等を考慮した規定も特には設けられていない。中嶋監督は選手の怪我のリスクを危惧しており、今年1月の監督会議でも問題提起していたという。 >>オリックス・中嶋監督、ベンチ蹴り上げ福田に激怒! 吉田も塁上であ然、同点打潰した走塁ミスに批判<< 中嶋監督の発言を受け、ネット上には「よくぞ言ってくれた、今の日程は選手思いじゃない」、「本当にその通りだと思う、他の監督も同じこと思ってるのでは」、「今年初めから疑問を呈してたのも凄いな」、「わざわざ外した山本も持ってかれてるし説得力が違う」といった称賛の声が寄せられた。 中嶋監督は5日に発表された監督推薦では疲労を考慮し、侍ジャパンの一員として今年3月のWBCに参加した選手は1人も選出せず。しかし、14日発表のプラスワン投票では、選外投手の1人だったオリックス・山本由伸が選出されている。山本は球団公式サイトを通じて「選んでいただき、とても光栄に思います。他のチームの選手と同じベンチで戦うことはなかなかないので、楽しく野球ができると思いますし、2日間を大事に過ごしたいと思います」と選出に感謝するコメントを出しているが、チームとしては複雑な思いを抱いているとしても不思議ではなさそうだ。「俺が何を言われてもいい」と、批判も覚悟の上で問題提起しているという中嶋監督。主催のNPB側に訴えが届くことは果たしてあるのだろうか。文 / 柴田雅人記事内の引用についてオリックス・バファローズの公式サイトよりhttps://www.buffaloes.co.jp/
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スポーツ 2023年07月05日 20時40分
球宴監督推薦、山本・宮城選外に「贔屓するな」と批判 中嶋監督は後半戦のため温存? WBCの影響指摘も
5日に発表されたオールスター監督推薦(監督選抜)選手。パ・リーグを率いるオリックス・中嶋聡監督の人選が話題となっている。 NPB公式サイトでは、監督推薦について「プラスワン1名を除く30名の出場選手枠からファン投票・選手間投票で選出された選手数を差し引いた数を出場監督が選出。(監督選抜についてはポジションにこだわらない)」と定められている。このルールに基づき、今年セを率いるヤクルト・高津臣吾監督は13名、パ・中嶋監督は14名の選手を選出した。 注目が集まったのは、中嶋監督が指揮するオリックスからの選出。同監督は過去に球宴出場経験がない山崎福也、紅林弘太郎の2名を選出。一方、左右のエースとしてチームを牽引する山本由伸(過去4度出場/リーグトップタイ7勝)、宮城大弥(過去1度出場/リーグ2位タイ6勝)はどちらも選ばなかった。 >>オリックス・杉本、巨人投手にブチギレ? 死球直後にバット投げ捨て、他球団からも被害相次ぎファン怒り<< この人選に、ネットでは「1人だけならまだしも両方落選はおかしい、自軍を贔屓するな」、「どっちも今怪我してるとかでもないのに」、「どちらか1人は入れてバランスとろうとか考えなかったのか」、「主力3人送り込んだ高津と対照的すぎる」、「これ休養目的で意図的に選外にしたのでは」、「後半戦睨んだ策って説もない?」といった疑惑の声が上がった。 オリックスは5日試合前時点でパ首位に立っているが、2位ソフトバンクとは0.5ゲーム差、3位ロッテとも3.5ゲーム差。三つどもえの混戦を抜け出すためには、今後も山本、宮城がローテーションを守り続けることが必要不可欠といえる。こうした状況もあり、中嶋監督はオールスター期間(18~21日、試合は19〜20日)を後半戦に向けた休養に充てるため、両名をわざと選出外にしたのではとみるファンは少なくないようだ。 「監督推薦の人選については成績などの基準が設けられているわけではありませんが、たとえどれだけ代えが利かない自軍主力でも、リーグトップクラスの数字を残すなど好調な選手は毎年順当に選出されています。実際、高津監督は自軍のヤクルトからサイスニード(チームトップ5勝)、清水昇(リーグトップ27ホールド)、田口麗斗(リーグ3位17セーブ)と主戦投手を3名選出しています」(野球ライター) 疑惑の目が向けられている中嶋監督の人選だが、一部からは「WBC疲労を考慮した結果では」といった指摘も。山本、宮城は共に3月のWBCに参加しているが、中嶋監督は両選手をはじめ侍ジャパン選手を監督推薦で一人も選出していない。WBC参加選手は調整ペースが不規則になったこと、大会終了から開幕まで約1週間しかなかったことなどから心身の疲労が心配されており、シーズンで不振に陥っている選手も少なからずいるが、こうした選手に中嶋監督が配慮を見せた可能性もありそうだ。 今年のオールスターはセ・パ共に出場枠31名中30名が決まり、残るはプラスワン投票(投票期間は6~12日、発表は14日)のみ。ここまで選外となっている選手の中で、誰が最後の1枠をつかむのかも大きな注目を集めそうだ。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2023年06月06日 11時00分
巨人・原監督、ソフトB戦でブルペンデー実施? 前カード先発の中4日起用も現実味か
「今週一週間、どうにか乗り切れば…」 6月6日のオリックス戦の「予告先発」が発表される前、巨人内部からそんな声も囁かれていた。先発投手陣が「ヤバイ」のだ。オリックス、ソフトバンクとの6連戦を迎えるというのに、先発投手が「3人」も足らなくなってしまったのだ。 「5日、グリフィンと松井颯の2人が一軍登録を抹消されました」(スポーツ紙記者) グリフィンは3日の日本ハム戦で小飛球を飛び込んで捕ろうとし、右腕を痛打した。松井は翌4日の同カードで3回5失点と炎上し、再調整が決まった。 この2人の抹消が公示された頃、巨人ナインは二軍球場で練習をしていたが、そこで囁かれていたのが先発投手の人員不足。5月30日の千葉ロッテ戦で2番手として4回3分の1を投げた高橋優貴の練習光景から、彼が6日のオリックス戦に先発するのは伝わってきた。また、二軍調整中の菅野智之を「9日から始まるソフトバンク戦で先発させる」との情報も聞こえていた。 >>巨人・原監督、満塁で凡退の北村にブチギレ?「歯食いしばってる」指摘も 昇格後初スタメン起用も、ミス続出で愛想尽かしたか<< 高橋、菅野。この2人が先発するとしても、不足分は3人だから、「あと1人」が足らない。 「与えられた場所でしっかり結果を残すことが大事。自分の持っている力を出して…」 練習後、高橋は記者団にそう意気込みを語っていた。 7日は戸郷翔征、8日は山崎伊織、9日には横川凱が投げてくる。6日は高橋で、同10日か11日に菅野が先発するようだが、こんな指摘も聞かれた。 「高橋がキーマンになるかもしれませんよ。菅野がファーム戦に先発したのが4日、先発投手の調整は『中6日』が一般的ですが、10日の先発が濃厚です。12日の月曜日は試合が組まれていないので、11日のソフトバンク戦は、救援陣を総動員するブルペンデーになりそう。高橋も『中4日』でそこに加わってもらうことも十分に考えられます」(球界関係者) また、6日のオリックス戦で好投したら、高橋をそのまま先発ローテーションに固定させてくるだろう。 「今週をどうにか乗り切れば」の声が多く聞かれた理由だが、メンデスの近日中の一軍昇格が予定されており、登録抹消のグリフィンも「大事を取っただけ」(関係者)とのことだからだ。 巨人スタッフたちの「今週を乗り切れば」の気持ちは分かるが、そのスクランブル態勢となる6連戦の舞台は、京セラドーム、PayPayドームだ。雨天中止は見込めないのだ。こういった巡り合わせの悪さに、「今季は運がないなあ~」と思うのだが…。 「オリックスの先発は山本由伸です(6日)。赤マル急上昇中の山下舜平大も8日に先発してくるでしょう」(前出・スポーツ紙記者) 対戦投手との巡り合わせも“最悪”だ。この6連戦を負け越した場合、先発ローテーションを立て直しても手遅れとなる。原巨人、大ピンチだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2023年03月30日 19時50分
侍ジャパン・山本、WBC登板ナシの山崎に「黙れマイアミ旅行」と暴言? オリックス復帰後初練習中の大イジリが話題
オリックスの球団公式YouTubeチャンネルが30日に投稿した動画に、同チーム所属で侍ジャパンメンバーの山本由伸が登場。動画内での発言が話題となっている。 >>大谷翔平、開幕前に同僚を一喝?「優勝できるわけない」 球界OBも驚愕、栗山監督が明かした日本ハム時代の裏話が話題<< 動画ではWBCに参加した山本、宮城大弥、宇田川優希、山崎颯一郎の4選手が、3月24日のオープン戦・阪神戦(京セラドーム大阪)前にチームに合流した様子に密着。4名は大会を振り返り、31日に開幕する今季への抱負などを語った。 注目が集まったのは、山崎がWBCを振り返っている際の山本の発言。山崎はWBC1次ラウンド終了後の14日、腰の張りで離脱となった栗林良吏(広島)に代わり侍ジャパンに追加招集されるも、登板機会がないまま大会を終えた。ただ、本人は悔しさがあるとしつつも「それよりも得るものがものすごく僕はあった」といい経験になったと振り返った。 山崎は続けて「送ってくれたオリックスの球団関係者とすごい体験をさせてくれたWBCの…」と感謝の言葉を口にしたが、ここでどこからか山本が登場。山本は右手に持っていたベットボトルを山崎に向けながら、「だーまーれ、だーまーれ、だーまーれ、マイアミ旅行」とニヤついた表情で茶々を入れた。 WBC登板がなかったことを山本にイジられた山崎は、「おい言うな!」と笑いながら山本のペットボトルを右手でペチンとたたく。その後、「こういう人が人の人生を狂わせるんですよ」と冗談交じりに突っ込んでいた。 山本の発言を受け、ネット上には「山崎のことゴリゴリにイジってて笑った」、「言動全てに悪意がにじみ出てる(笑)」、「急な招集に応じてくれた山崎を旅行呼ばわりは鬼畜やな」、「同級生同士(1998年生まれの24歳)だから許されるやり取りというかなんというか…」と面白がる声が寄せられた。 「山本は野球に対しては非常に真摯で自己管理も徹底していますが、その一方で周囲を茶化すような言動がこれまでにもたびたび話題になっています。2020年9月には試合中にファールを股間に受け悶絶する捕手・伏見寅威(現日本ハム)に対してマウンド上で満面の笑みを浮かべ、試合後のヒーローインタビューでも『ピンチの場面もあったんですけど、何とか寅威さんのリードで…へへっ』と思い出し笑い。また、昨年9月にはコロナ感染から復帰した中嶋聡監督に『夏休みですね』と軽口を飛ばし、冗談交じりに蹴りを入れられたという話も伝えられています」(野球ライター) 山本はチーム合流から約1週間後の30日に二軍・阪神戦でWBC後初登板し、「7回無失点・被安打2・7奪三振」をマーク。31日の開幕に向けて心身ともに仕上がり順調のようだ。文 / 柴田雅人記事内の引用についてオリックス・バファローズの公式YouTubeチャンネルよりhttps://www.youtube.com/@buffaloestv
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スポーツ 2022年10月26日 17時35分
オリックス、エース・山本由伸がパ・リーグ初の2年連続で沢村賞受賞!「より高みをめざして、もっといいピッチャーになる」
オリックスのエース山本由伸投手が、今年の沢村賞を受賞した。沢村賞はプロ野球創設期の名投手だった故・沢村栄治氏を記念し、今シーズン最も優れた先発完投型の本格派投手に贈られる。先発型のピッチャーにとっては最高峰の賞だ。 選考委員は平松政次、堀内恒夫、北別府学、山田久志の各氏。往年の名投手が務めている。山本は選考基準となる勝利数、投球回数、奪三振数、防御率で12球団1位の好成績を残し、選考基準も7項目中5項目をクリア。文句なしの2年連続受賞となった。ちなみにパ・リーグのピッチャーが2年連続で受賞するのは初の快挙だ。 山本は「2年連続で選んでいただいて、素直にうれしく思います」と笑顔を浮かべると、安定した成績を残せる理由、原動力について「一日一日を大切にして、真剣に練習、調整をして、毎試合必死に投げた結果だと思います」と述べた。また素直に、謙虚にという言葉が山本の口からたびたび出るが、なぜその言葉を大切にしているのかという問いには「高校生の時に監督に言われて、今でもすごく大切だと思っているからです」と答えた。 沢村賞に対するイメージは「シーズンを通して一番いい成績を残した先発投手に贈られる賞というイメージ」だとした上で「1年間を評価してくれる賞なので、やりがいを感じますし、頂いたらもちろんとてもうれしいです」と1年間投げる上でのモチベーションにもつながっている様子。来年以降、どんな思いで、どんな投手をめざしていきたいかという質問には「より高みをめざして、もっといいピッチャーになるために、もっともっと野球と向き合いたいと思います」とさらなる高みを誓った。今は日本一奪還にチームとともに向かっている。 ただ日本シリーズの開幕戦で左脇腹につったような違和感を訴えて緊急降板している。それだけに日本シリーズ中の再登板に関しては「まだ時間がたってないので分からないですけど、様子を見ながら、相談しながらにはなると思う」と慎重に判断していくことになりそうだ。(どら増田)
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スポーツ 2022年10月26日 11時00分
オリックス・山本、左わき腹故障はやはり重傷? 左のエースも不発で万事休すか
0勝2敗1分け。今度は中嶋聡監督がやり返す番だ。 日本シリーズ第3戦は、打順変更が功を奏したのか、ここまでノーヒットだった山田哲人にホームランが出て、東京ヤクルトが快勝。オリックスバファローズが窮地に立たされてしまった。 「第3打席に出た3ランホーマーですが、オリックスバッテリーが見誤りました。初球の真っ直ぐを山田がヘンな見送り方をしたんです。タイミングが合っていませんでした。バッテリーは変化球を狙っていると思って、直球を続けて投げたら…」(プロ野球解説者) >>ヤクルト戦、中村へのファール判定に「納得いかない」と批判 敵打者にハメられたと怒るファンも、バント直後の接触が物議<< だが、第4戦に繋がるプラス材料もあった。 第2戦まで8打数5安打とヤクルト打線を牽引してきたリードオフマンの塩見泰隆をノーヒットに封じ込めた。 「オリックスはスコアラーチームが相当研究しています。試合後に集まって、チャート表や映像資料を見ながら、ヤクルト打線の攻略法を話し合っています」(関係者) 巻き返しを果たせるかどうか、そのポイントは山本由伸と、オリックスのリードオフマン・福田周平の復調次第だろう。 福田は第3戦を終えて、いまだノーヒットだ。1番・福田が出塁するのとそうでないのでは打線の勢いが違ってくる。 「ヤクルトの高津臣吾監督は打順を変えて山田を復調させました。中嶋監督も打線をいじっていますが、1・2番の出塁率を高めないことには…」(前出・プロ野球解説者) 試合後、中嶋監督は「まだやり返すチャンスはある。やるしかない」と言ったが、表情は厳しいまま。福田はペナントレースで100試合近く、「1番」を務めてきた。そのリードオフマンを代えるとなると、チームにマイナスの雰囲気も出るかもしれない。 マイナスの雰囲気と言えば、実は試合前からヘンな雰囲気は漂っていたのだ。 「山本の2回目の先発はないと見るべき」(在阪メディア) エース・山本は初戦で左脇腹を痛め、5回途中で緊急降板した。翌23日の試合前練習には参加したが、軽めの別メニューだけで“早退”している。ベンチに引き上げる途中、エールを送るスタンドのファンに手を振る余裕も見せていたが、第3戦では違った。 「トレーナーがずっと付き添っていて、体を動かす程度の練習しかしていません」(前出・同) 前出の関係者によれば、移動日となった24日はキャッチボールもしていないそうだ。第3戦前の練習中、痛めた左脇腹の痛み具合を確かめるように外野フェンスに向かって10球程度を投げた。 しかし、その後のストレッチ運動中、お腹のあたりをさすっていた。 「痛みを隠さない」ということは、やはり重傷ではないだろうか。 「第3戦で先発した宮城大弥ですが、敗戦投手にはなりましたが、失点は山田の3ランだけ。6回途中で交代させたのは、何かワケがあったのでは?」 前出のプロ野球解説者がそう予想する。 今シリーズは「引き分け」があったため、オリックスが巻き返した場合、第8戦に突入する。早めに降板させた宮城を8戦目の先発要員として、あるいは、第5戦以降でリリーフ待機させることも可能だ。打線のカギは福田、宮城はどこで使われるのだろうか。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年10月24日 11時00分
オリックス・山本、故障で日シリ絶望?“未来のエース”の大抜てき案も再浮上か
短期決戦なのに、試合時間は長くなる。両軍とも主導権を渡したくないとし、継投策を仕掛けてくる。「ピッチャー交代」がコールされた後、リリーバーはマウンド上で投球練習をする。そのため、時間が掛かってしまうのだ。 東京ヤクルト、オリックスが投入したピッチャーは計16人。日本シリーズ第2戦は、「史上2番目」に長い5時間03分の“持久戦”となった。延長12回引き分け、一進一退の攻防戦は時間も忘れさせてくれる大熱戦だった。 「ちょっと、オリックスに運がないというか、アンラッキーなシーンが続いています」 ネット裏のプロ野球解説者がそんな感想を述べていた。 >>広島・新井新監督、オリ水本ヘッドを引き抜くか 先月予告していた? 能見引退セレモニー中の発言が話題に<< 12回表、ヤクルト8番手・木澤尚文の投球がワイルドピッチとなり、二塁走者の佐野皓大が一気に本塁まで走り込んできた。勝ち越しのホームインと思われたが、ボールは一塁ベンチに入っており、「ボールデッド」で佐野は三塁に戻された。 気になるのは、初戦に先発したエース・山本由伸の“その後”だ。 「山本は本調子ではなかったと思います。5回途中、左脇腹の違和感で自ら降板しましたが、彼の性格を考えると、『ちょっとつった』なんてレベルではないのかも」(前出・同) 昨年のシリーズ第6戦、山本は自ら志願してマウンドに上がった。「負けたくない」の一心で、プロ最多の9回141球を投げ込んだ。そんな闘争心を持ったエースがベンチに“交代のシグナル”を出したのである。 「山本が重傷となれば、第6戦の先発投手がいなくなります」(在阪メディア) その山本は第2戦の試合前、全体練習に参加している。軽めのランニングとストレッチ系のメニューをこなし、早々に引っ込んでしまったが、ケガの具合の関してはノーコメント。中嶋聡監督も「分かりません。(山本と)話もしていないから」と、返すだけだった。 山本は今シリーズ第6戦で「2度目の先発マウンドに臨む」と予想されていた。 「この先投げられないとなれば、あの話は現実になるのかな?」(前出・同) あの話とは、まだ一軍登板のない“未来のエース候補”の大抜てき案だ。 10月8日、オリックスはクライマックスシリーズ・ファイナルステージに備え、紅白戦を実施した。 そこで先発したのが2020年のドラフト1位投手・山下舜平大で、T-岡田から空振り三振を奪うなど、主力バッター陣を苦しめていた。 「山下は腰痛で実戦から離れていました。実戦感覚を取り戻す大事な紅白戦で、一軍投手の出場機会を奪って、山下を投げさせたんです」(球界関係者) この時点で、オリックス首脳陣は「分からないよ~」と、山下抜てきの質問を笑っていた。しかし、状況が変わってきた。 「初戦も三塁ベース際の際どい打球がフェアと判定され、先制点を許しました。シリーズの流れを変える一手を打たないと…」(前出・同) “一軍未登板の若手”を日本シリーズで投げさせるのか? 中嶋監督の落ち着き払った様子がブキミだ。(スポーツライター・飯山満)
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スポーツ 2022年09月30日 19時55分
ソフトB・藤本監督、ロッテへの発言に「馬鹿にしてるのか」ファン激怒 決戦前コメント、オリ山本は打てないと決めつけ批判
30日のソフトバンク対楽天戦前に伝えられた、ソフトバンク・藤本博史監督のコメントがネット上で物議を醸している。 報道によると、藤本監督は試合前に応じた取材の中で「(プレッシャーは)ありません」、「うちは勝つだけです」と同戦の勝利に闘志を燃やす。一方、「オリックスが今日勝ちますから」、「オリックスは山本君ですよ。間違いないでしょ」と、リーグ優勝を争っている2位オリックスも勝利は確実という見解を示したという。 前日の楽天戦に勝ち優勝マジックを「2」とした首位ソフトバンクは30日の楽天戦に勝利した場合、同日にロッテと戦うオリックスが引き分け以下に終われば優勝が決定。ただ、藤本監督はエース・山本由伸(25登板・15勝5敗・防御率1.65)を先発させるオリックスがロッテに負けることはほとんど予想していないようだ。 >>ソフトB・甲斐の態度に「一気に嫌いになった」と批判 止まないバッシングに反抗? サヨナラ負け直後の“ガムクチャ”が物議<< この藤本監督のコメントを受け、ネット上には「ロッテが山本打てるわけないって…これ問題発言では?」、「いくらなんでもロッテに失礼だろ、馬鹿にしてるのか」、「なんてこと言うんだこの監督は、何事もやってみないと分からんだろうが」、「ここまでオリックス勝利を断言されたら、ロッテ側としてはいい気はしないだろうな」といった批判が寄せられた。 ただ、ファンの反応は批判ばかりではなく、一部からは藤本監督の見方は間違ってはいないと同調する声も上がっている。今季の山本は30日試合前時点でロッテ戦に5回登板し、「5勝0敗・防御率1.35」と負けなし。また、9月は「4登板・4勝0敗・防御率1.13」と一貫して好調をキープしている。ネット上には「ここまでロッテカモにしてる由伸が今日負けるのは想像しにくい」、「データ的には間違ってないんだよな…わざわざ口に出す必要は無かったと思うけど」といった意見も散見される。 リーグ優勝がかかる大一番を前に物議を醸した藤本監督の発言。見解通りにオリックス、山本が勝利するのか、それともロッテが6度目の対戦で今季初黒星をつけるのか。両球団をはじめ多くのファンの注目が集まっている。文 / 柴田雅人
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スポーツ 2022年09月14日 17時30分
オリックス山本由伸が13勝目をマークで一時は首位奪還も楽天戦に1勝もできず連覇&CS進出に暗雲!
【オリックス・バファローズ戦績 9.6-9.13】対 北海道日本ハムファイターズ北海道・札幌ドーム9月6日●オリックス(山岡)2-6(上沢)北海道日本ハム○9月7日●オリックス(竹安)2-3(上原)北海道日本ハム○対 埼玉西武ライオンズ埼玉・ベルーナドーム9月8日○オリックス(椋木)5-0(平井)埼玉西武●対 福岡ソフトバンクホークス大阪・京セラドーム大阪9月10日○オリックス(山本)5-2(板東)福岡ソフトバンク●9月11日●オリックス(山崎福)3-4(千賀)福岡ソフトバンク○対 東北楽天ゴールデンイーグルス宮城・楽天生命パーク宮城9月12日●オリックス(宮城)2-8(則本昂)東北楽天○9月13日△オリックス(田嶋)3-3(早川)東北楽天△※カッコ内は先発投手。※132試合、68勝62敗2分けの2位。首位の福岡ソフトバンクホークスとは1.5ゲーム差。残り11試合。 いよいよ残り11試合になったが、パ・リーグは福岡ソフトバンク、オリックス、埼玉西武、そして4位の東北楽天までが3ゲーム差の中で戦いを繰り広げており、クライマックスシリーズ(CS)進出の3位すら読めない状況となっている。 オリックスは先週、福岡ソフトバンクとの直接対決に勝利し、開幕以来初めて単独首位の座を奪取した。13勝目をマークしたエース山本由伸は「初回に先制点を許してしまいましたが、そこからなんとか立て直して投げられたところは良かったと思います。7回の失投を捉えられてしまったことは反省点ですし、もっともっといいボールを投げられる確率を上げていけるようにしていきたいです」と7回の失点を悔やんだ。一方で「絶対に落とせない試合だったので、いつもより緊張感はありましたけど、落ち着くことを心掛けて上がりました。最少失点でいくことを意識して全力で投げました。試合前からすごく調子が良かったので、初回失点してしまいましたけど、最少失点で逆転を信じて投げたので、いい結果になってすごく良かったです」と自身のピッチングを振り返った。 しかし翌日の試合に敗れて一日天下に。中嶋聡監督は「一方的な展開になりそうなところをつないで、あそこまできたというのは、力がついてきたのかなと思う」と1点差まで追い上げた打線を評価している。だが、宮城大弥をスライドさせて、今シーズン東北楽天戦負けなしの田嶋大樹を一軍に帯同させながら調整し、2連勝を狙った東北楽天2連戦は1敗1分けと1勝もできず。これはかなりの誤算だろう。埼玉西武が福岡ソフトバンクとの直接対決に2連敗したことによりオリックスは2位に浮上(13日現在)したが、西武とは0.5ゲーム差、東北楽天もオリックスと1.5ゲーム差に迫っている。 17日からの対福岡ソフトバンク3連戦は3連勝しないと、連覇はかなり厳しいだけに、15日からの対北海道日本ハム2連戦の取りこぼしは厳禁だ。シーズンも最終盤になり、勝てる試合は絶対に落としてはいけない。(どら増田)
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スポーツ 2022年08月23日 17時40分
オリックス山本由伸が11勝、宮城大弥が8勝マークで首位の西武に勝ち越し2.5差!山岡泰輔も復活登板
【オリックス・バファローズ戦績 8.16-8.21】対 千葉ロッテマリーンズ兵庫・ほっともっとフィールド神戸8月16日●オリックス(山岡)0×-4(美馬)千葉ロッテ○※7回雨天コールド8月17日オリックス(雨天中止)千葉ロッテ対 埼玉西武ライオンズ埼玉・ベルーナドーム8月19日○オリックス(山本)4-3(今井)埼玉西武●8月20日○オリックス(宮城)6-0(與座)埼玉西武●8月21日●オリックス(椋木)1-3(エンス)埼玉西武○※カッコ内は先発投手。※114試合、59勝55敗0分けの4位。首位の埼玉西武とは2.5ゲーム差。 先週のオリックスは、神戸では雨という不運もあり千葉ロッテに取りこぼしをしてしまったが、佐々木朗希との対戦は回避している。そして首位の埼玉西武との3連戦では3連勝を狙いたいところだったが、結局は勝ち越し。2.5ゲーム差という優勝争いへの射程圏内には踏みとどまっている。 神戸では、オールスターゲーム終了後に新型コロナウイルス感染が判明した山岡泰輔が復活。後半戦初登板は、先発5回1/3を投げ、被安打7、奪三振4、失点3の内容だった。「野手陣の好守にも助けてもらっていましたし、なんとか粘り強く投げていきたかったのですが、最後のホームランのところは甘く入ってしまいました」と反省していたが、チームにとって山岡の復活は大きい。 また埼玉西武3連戦の初戦は、中嶋聡監督が試合前に「きょうは1人で行ってもらう」とエース山本由伸に託し、山本は9回を135球、被安打9、失点3の内容ながら完投で11勝目をマークした。 山本は「やっぱり初戦ということで、絶対に勝たないといけない。いつも以上に気合いを入れてマウンドに上がった。それが出せてすごく気持ち良いです。ヒットをすごくたくさん打たれて先制点も許してしまったんですけど、何とか粘り強く最後までいけたので良かったです」と振り返った。 リリーフに休みを与えたことについて「明日も明後日も試合もありますし、シーズン終盤なので、こういったピッチング以上の何か、チームの力になれるのはすごくうれしいです」と語った。キャッチャー若月健矢が2本のアーチを放ったことには「初回の送球ミスと2回のダブルプレーを打っていたので、マジで打たないとやべえよと思いながら見ていました」と笑みを浮かべていた。 2戦目は宮城大弥がテンポの良いピッチングで、8回を100球、被安打5、無失点の好投で8勝目をマーク。宮城は「先頭打者を出さないという意識で投げていまして、それを結果的に何イニングも続けられたことが良かったなと思います」と振り返った。 完投ペースで来ていたが「自分自身はいけたつもりですけど、監督からだめというふうに言われたので、次回やりたいと思います」とベンチからストップがかかったことを明かした上で、「本当に野手陣の打線の援護があったので、落ち着いて投げることもできましたし、自分のテンポで投げることができたなと思います」と語った。宮城にとってもチームにとっても大きな勝利と言えるだろう。 今週は23日から北海道の地方で北海道日本ハムファイターズと2連戦、週末は本拠地の京セラドーム大阪に戻り、再び埼玉西武との3連戦が待っている。先発も同じマッチアップになる可能性が高いだけに今度は3連勝したいところだ。(どら増田 / 写真・Rinco)
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2022年10月24日 11時00分
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ソフトB・藤本監督、ロッテへの発言に「馬鹿にしてるのか」ファン激怒 決戦前コメント、オリ山本は打てないと決めつけ批判
2022年09月30日 19時55分
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オリックス山本由伸が13勝目をマークで一時は首位奪還も楽天戦に1勝もできず連覇&CS進出に暗雲!
2022年09月14日 17時30分
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スポーツ
オリックス山本由伸が11勝、宮城大弥が8勝マークで首位の西武に勝ち越し2.5差!山岡泰輔も復活登板
2022年08月23日 17時40分
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スポーツ
オリックス山本由伸粘投も中継ぎが崩れ逆転負けで連勝は「5」でストップ! 首位の西武とは再び2ゲーム差
2022年08月03日 17時55分
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スポーツ
プロ野球公式戦再開、オリックス山本由伸がノーノー達成も西武に負け越し首位と8ゲーム差の5位!
2022年06月21日 18時30分
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スポーツ
オリックス吉田正尚に待望の一発!19日は18連勝中のエース山本由伸がソフトバンクと対峙へ
2022年04月19日 17時30分
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スポーツ
オリックス山本由伸の18連勝達成も新型コロナ感染拡大により楽天3連戦が中止に…
2022年04月13日 17時35分
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スポーツ
ヤクルト村上、『情熱大陸』登場のオリ山本に「見ない」SNSのやり取りが話題、「今後のためにも見て笑」の声も
2022年03月22日 20時35分
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スポーツ
オリックス気になる開幕スタメンは?エース山本由伸「開幕から一気にチームも首位をキープできるようなシーズンになるように」
2022年03月22日 17時30分
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スポーツ
オリックス・山本、メジャー挑戦? 更改遅れで急浮上、球団側はイチローの二の舞を懸念か
2022年01月26日 11時20分
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スポーツ
中日・立浪新監督の発言に疑問の声「やる前から決めつけるのは違う」 オリ・山本に新球習得は不要? “無双ぶり”から賛成も
2021年12月20日 15時30分
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スポーツ
パ・リーグベストナイン初選出のオリックス山本由伸「一年を通してプレーしてきた部分を評価していただいた」
2021年12月15日 10時50分
特集
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少年隊・錦織、東山ジャニーズ新社長就任に意味深投稿? 植草とのYouTubeもストップ、現在の活動は
芸能ネタ
2023年09月18日 12時00分
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ジャニーズ最大のタブー? 嵐メンバー4人と“男女の仲”報道、セクシー女優の死【芸能界、別れた二人の真相】
芸能ネタ
2023年09月17日 12時00分
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Snow Man向井、ジャニー氏お小遣い秘話が拡散? グループ不仲説の真相は<実は不仲?【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月16日 12時00分
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一転しジャニーズ契約継続なし、モス広告Snow Manの顔を紙で隠した画像が拡散「イジメ」「涙出てきた」ファン怒り
芸能ニュース
2023年09月13日 18時00分
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株上げた井ノ原快彦、年下に嫌われていた? 森田剛から「嫌い」緊張関係続く<芸能界【犬猿の仲】の有名人>
芸能ネタ
2023年09月10日 17時00分