◆ 連敗脱出へ、打線の援護に応える好投
ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手(26)が現地時間26日のガーディアンズ戦に先発登板。6回2失点という投球で勝利投手の権利を持って降板した。
大谷翔平の19号先頭打者アーチにより1点の先制リードを持って先発マウンドに上がった山本。初回、先頭打者のクワンを三球三振に仕留めると、2番ネイラーも続けて空振り三振、3番ラミレスを二ゴロに打ち取って三者凡退の立ち上がり。2回裏にも4番マンザルド、5番トーマスから連続三振を奪い、打者3人で斬った。
2点リードの3回裏、先頭から四球と安打で無死一、二塁、この試合最初のピンチを背負った。9番ウィルソンには一塁線へのプッシュバントを狙われるも、自ら打球を拾い、そのままベースに駆け込んで打者走者をタッチアウト。続く1番クワンの遊ゴロの間に1点を許したものの、2番ネイラーを空振り三振に仕留め、最少失点で切り抜けた。
4回裏にも一死一、二塁と走者を溜めたが、6番シュニーマンを併殺に打ち取ってピンチ脱出。打線が3点リードに拡大した直後の5回裏は三者凡退に抑え、今季6勝目の権利を獲得した。6回裏には二死から連打を浴びて1点を失ったが、直近3登板連続、今季7度目のクオリティ・スタートを達成。4点リードの7回裏からブルペン陣へバトンを託した。
この試合の山本は6回88球を投げて3被安打、2四球、7奪三振、2失点という投球。今季11戦目を終えてナショナル・リーグ2位の防御率1.97を記録している。